2017/12/31

うーん

子供の紙幣4話目は揭載された.......が、
体育先生の髭が編集に無断修正された。

えーそんな。こんな所は修正しなくてもいいだろ...
漫画なのにこれくらいすら許されないのか。
どれだけ厳しいだ学習誌は。
仮にどうしても修正したいでも作者と確認すべきだろ。

なんか色々が合わないな、この雑誌と。


7、8話ネームの2回目ネームを大体描いた。
 ボクシングは給食のネタで入れ替わり再構成した。

......うーん。

なんか1案目よりつまらない.....
パワーもテーマ性も落ちる。

できる限りテーマを維持したいけど
キャラの衝突がなくなった分話がどうしても大人しくなる
無理やりにテーマの難易度を下がるために薄っぺらに見えたし。

正直、これはこれでネームが通ったら
相手編集のセンスを疑わざるを得ない。

かと言ってこれが通らないなら
もうこのエピソードが無理で数回のシナリオを飛ばして
さっさと最終回を描くの方がよさそう。

やっぱり原案の方が面白いなのになぁ。


面白さ優先で作られた作品は否定されてボツされるのが厳しいな。
そういう仕事が最初から分かっているけど
やっぱりなかなか納得できない。

悪魔と別れ時

これまでも書いてたが
子供の紙幣の小悪魔は実習のために来た。

この線の回収はどうするだろう。
一応ネタを用意したけど、この雑誌のスタイルでは
キャラの伏線回収はあんまり関心しない。

飛行クラブのように1話を使って
銭くんのエピソードを終了させることはできなさそう。
あくまでも『知識漫画のエピローグ』で済ませれる。

となると、『心の貨幣』のネタは
体育の先生に使わせるより、
銭くんに言わせる方がいいかもしれない。

俺から言わせれば悪魔だから
できれば『人間を堕落させるのが悪魔の仕事』という点まで
演出したいけど、この雑誌では許されなさそう。

担当でメールのやり取りで
『ラストは主人公と悪魔は友情みたいものが
生まれて物語は終わり、でいいじゃない?』
みたい内容で書かれたことがあった。

これはどう描けばいいだろう。うーん。


『でも君はずっと善良で前向きだった。』
『えーだから僕は堕落しなかったから銭くんが嫌だった?』
『べーつに。君だけはこんなの僕と
一緒に真剣に金のことを考えてくれたし。』
『........』
『では、これは最後のレッスンだ。
心の貨幣の話を教えてあげましょう。』

みたいの流れで行くじゃないかな。


どう言えばいいだろう、この距離感。
知人以上友達未満?みたい感じかな。
でも、これやっぱり友達カウントできると思う

結局互いにそれぞれの想いを理解不足ままの
飛行クラブの二人と違って、
子供の紙幣の二人はちゃんと互いに心を理解したからね。

しかし物理的距離では友達になれないとわかった二人。
悪魔と人間だもんな。

それでも、大切な時間を一緒に過ごした。
一期一会の想いを持って離別を受け入れる。

だからこそ淡々と、という別れ。

悪魔のシリーズの特徴の1つは
メインキャラの二人は最後に
ハッキリ別れて二度と会えないようにラストになる 。

この人間関係は決してこれ以上に続けない。
その時期ときだけ限る友達関係。
これからに電話でLINEでメールでたまに連絡ことはできない。

この淡い切なさは今度をもっと上手くかけるように.....

2017/12/30

心のマネー2017

http://www.kanekashi.com/blog/2013/01/001967.html

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=269520

パプアニューギニアでは、
国家通貨と並んで貝のお金「貝貨」が現在でも使われています。
貝貨は、儀式やお礼など、

人間関係に対する支払いとして使われており、
物の対価として貨幣が使われるようになる前段階の様子を
現在に残しているようです。


昔の日記で資料を掘り出す。
この概念は割と好きで、子供の紙幣の終盤に使いたい。

8話目のストーリーを作るときに
なんとなく今回も体育先生の出番を与えそう。
ここまで登場したから、今回の連載も飛行クラブのように
終盤でキーキャラとして使おうかなと思いました。

それなら少しシナリオを弄る必要になるかも....

この『心の貨幣』というイメージを
最終回で先生と話による解明されるといいな。

2017/12/29

7、8回シナリオ

このエピソードのシナリオはちょっと手強い。

物語の構成要素は大体揃っているけど
問題は『テーマが難しすぎる』と言われたから
どうやって伝いたい事を
小学2年生も理解できるように料理すべきのか。

『価値の創造』このキーワードを使わずに意味を伝いたい。


ちょっとページ割を考えると、なんかワンエピソードが足りない。
本来はボクシングのアクション話だから
今は給食に変更するから必要なページが減ったので
色々追加を効きそうなネタを探す。

そして大体決まりました。
この話のスケールをやや上げる。
給食だけではなく、
田くん家の八百屋を商売繁盛に繋がせる展開を採用。

これなら終盤の話の深みも掘りさげるし
盆栽の要素も次『金のなる木』の話につながる。

よしこれでやってみようか!

土地の独占

http://www.apaman-plaza.co.jp/tetsujin/100182/
実はお金持ちになるためには、
「事業をするか」 「株式投資をするか」 「不動産投資をするか」
この三つの方法しかありません。 

この三つの手段の中で、唯一不動産投資だけは、
能力のあるなしにかかわらず、物件の選択さえ誤らなければ、
誰でも比較的簡単に、お金持ちになれる手法だと思います。 

この辺りに、”子供の紙幣”は
悪役が法外の利益を獲得するエピソードがある。
でもどんな風で描くだろうと考えてた。

株式投資は専門外なので除外します
事業はいいけど話がやや複雑になりそうだが
小学生は不動產投資って無理じゃないかな...........


...........と思ったら、”机”でいいじゃないか。

悪役はクラスメートの机を大金で独占する。
こういう方法なら擬似的土地独占のエピソードを描ける。

これなら超シンプルで分かりやすい。
クラスに小学生の縄張りは机だから、共感を呼ぶはず。
シリアスもギャグも通る。これが上手く描ければかなり面白くなる。

金を握る

遠い親戚の話を聞いた

何十億円そしてたくさん土地を持つ年寄は
自分の息子の銀行口座と印鑑を自分の手元に置く。

息子は自分の物を返すと言い出したら
母はすぐ泣いて息子が不孝と言い出す
息子は仕方なく母の言葉を従えて
大きな財產を母の手に支配される。

多分あの母はどうぜ死ぬときに遺産は全部息子に渡すから
死ぬまで自分の手元に置けないと安心できないと思ってるだろう。

華人の価値観ではこういうことのはよくある。
はっきり言って親権の濫用。
でもなかなかこういう事をやめさせないなぁ。

金持ちは何故金持ちになるのが
色んな原因がある。
まあ商才もある勤勉もあるそして運もあるかもしれないけど

たくさんの金を持つと、
人間の私利私慾はこういう形で現れるよね。

2017/12/22

学芸員

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E8%8A%B8%E5%93%A1

学芸員は、博物館資料の収集、保管、展示及び調査研究その他これと関連する事業についての専門的事項をつかさどる(博物館法第4条第4項)。一般に、学芸員が行う職務の類型は、研究・調査、収集・展示普及、保存・管理とされ、展示普及においては社会教育施設における教育従事者としての立場も含まれる。

美術系
日本の学芸員は、多様な業務を集約して果たさなければならない場合が多い。そのため、実際には、人手不足の折、力仕事までこなす例もよくあるが、これも館の性質や人員体制、業務内容によって異なる。高価な大作の運搬、移動、取り扱いから、キュレーションに至っては一番作品に肉薄しつつも緊張感を迫られるような立場にある。展覧会中は、実際キュレーションをしつつ接客応対しながら次の展覧会の展開を練り、終わったらその準備の蓄えの総てでもって次の展示を即座に開始し、その間にも常設の内容を微妙に変えたりするという忙しさにある。


.......アートな魔法使いのネタを考えます。
メインキャラに、一人学芸員が必要になるようだ。
簡単で言えば”芸術魔法(技術)使えないけど知識がある”
という立ち位置のキャラが欲しい。

そして色々を考えたけど

この物語は長編より、珠玉なオムニバス形式で描きたい。
毎回、16~20ページくらいの話。
1つ1つ宝石を大事に磨く、作り上げるようなイメージがある。

この話は奇想天外のスタイルで描くべき。
だから世界観的に
今回の設定は次回のエピソードは多少に矛盾があって
整合性がそんなによくないでも許される感じ。

ドラえもんの道具は都合による、出したり出せなかったり
みたい感じで扱い。
じゃないとひみつ道具は基本的に万能的にすぎるだから。


来年、出版社はいくつ連載を終わらせる。
それを応じて新連載が必要になる。

そこまで狙う気がないけど、
もしかしてどうしても連載の弾数が足りない場合
こっちは1つ連載用企画を用意しようかな。

2017/12/21

5話目原稿と6話目ネームクリア


よし、ひとまず今回のノルマクリア。
予想通り6話目のネームが簡単に通った。
やっぱりああいう手の話が児童誌に受ける。

5話目は2月号に載せるので一応1ヶ月弱のストックがある。

となるとここからの7、8話はかなり難関。

あのボツの様子じゃ一筋じゃいけないし、
そしてこの辺りに旧正月連休+2月28日しかない
台湾の漫画家にとって最大の難関(笑

とりあえず、ここから1週間
つまり今年が終わるまで
7、8話のネームを通るように直す。

来年に9話から12話までは最終エピソード
シナリオにかなり時間かかりそうで
ここの2話でストックを消費されるわけがいかない。

2017/12/17

2017の漫画こと

今年もそろそろ終わり。
振り返ろうと、一番うまく行けたのは
児童誌の連載を勝ち取ったと思う。

1年間の短期連載で今は6話目の所で概ね順調。

春にシナリオを書いて出版社に送る、
狙い通りに連載会議を通った。

漫画塾もうまく行ったが
今回の連載は月16ページなので
編集の仕事をやりながら描くのができるかどうか
不安の予想があったが、なんとかいけた。

ネームのボツも多いけど1ヶ月1回のペースを守ってる。

もう1つ所に連載も取れそう
編集の仕事をやめようかなと迷ったが
結局友人に勧められて『やれるまで両方を続こう。』
という方向で続いた。

こっちの方がリスクが少ないだから。

2つ連載も魅力的だけど、まだ今度しよう。

そして児童誌の原稿料は予想以上に多いので
生活面はまったく悩む必要がないのもすごく助かります。

来年の前半は子供の紙幣を終わらせることを専念する
後半は、好きなシナリオを練って資料を読みながら
次の作品をどうやって作ることを考えようと思います。

多分、編集の仕事が続くうちにリスクが少ないから
漫画の方がチャレンジしてWEB漫画のことで
連載をやってみたいと思う。

こんな時代だから
最初から同時に日本と台湾の読者へ届く作品を作ってみたい。
だったら商業誌ではなく、
個人のWEB漫画でやるのがとても便利と思う。

ちょうど、月16ページでやれそう手軽なシナリオがあるし。
来年に楽しみ。

6話目のネーム再び

というわけで6話目のネームをやり直し。

今回のテーマは『銀行と高利貸し』。
すごく笑った。

これなら小学1年生も読めるはずだ。
本当なら毎回がこのレベルでも良いと思うけど
さすがに毎回がこんなにわかりやすいネタでやれるわけがないけどね。

2017/12/13

今朝

家から出ていて駅に行く途中
あるお婆さんが道を迷ってしまったので道を聞かれた。

ちょっと会話した
すぐわかった、あ、この婆さんは認知症だ。
単語しか使えないし会話も理解できないし。

そして電話番号と住所のメモを持っているので。
きっと家族が持たせたモノ。
俺の父さんの場合もそうだった。

とりあえず交番に連れていく。
認知症患者の足が遅いので、
時間かかって遅刻した。

父さんのことを思い出した。

道が分からなくなる、外に行ったら家に戻れない。
それでも、外に出ていきたいよね。

2017/12/11

6話目もう一回

6、7話のネームがボツなので
全体的にシナリオもう一度考え直したら
あ、銀行のネタはすっかり書き忘れたので
ここに插入しようと思う。

なので6話目の話は『利子1円』に変更します。

この連載の悪役(!)が初活躍のエピソード。


元々6、7話のシナリオは後回して書く。
これで全体の話数が12話のまま変わらないと思う。

この話の内容もテーマも超シンプル
まるでドラえもんレベルの単純なので
ネームがあんまり悩む必要がないかも。

すでにある程度に遅くなっているので
早く片付けないとストックは消耗される
今週中でネームを描き上がりたい。

銀行のネタは多いけど16ページで2年生向けだから
描けるのは『銀行は利子がある、高利貸しが危ない』くらい。

複利と単利を描けるかどうかですら怪しい。
まあ貯金と借金を描ければ十分でしょうね。

2017/12/09

メロディと言葉



https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AD%E3%83%87%E3%82%A3


もし、音楽のメロディが言葉に代わりになると
どんなの感じでしょう。

特定なメロディは特定な意味になって
音楽を奏でることで喋ると同じ意味を伝える感じ。

これ、アニメ、ゲームや映画ならやれる
漫画に全く不向きアイデアだけど
まあメモします。