2017/07/30

精神を鍛える

惑星のさみだれを読んで色々を考えさせた。

テーマは『大人』だけど
俺から見れば、この人で書いてた大人は
精神が強すぎて明らかに平均的な大人より遥かにすごい。

この人はね、なんとなく
武道をやってたから鍛えられた精神を持っていると思う。

普通の人よりずっと『揺るぎない』。

そういえば、精神を鍛える方法は何だろう。

俺の経験で分かるのは
やっぱりある程度に体と関係がある。
体が弱い、気分が悪くなら心が弱くなる。
だから運動して健康を手に入れる方が精神も健康になりやすい。

でもこれ以上のは分からない。


そういえば、俺の漫画はある程度以上の境界を描けない
だから基本的に成長モノをうまく描けない。
キャラの成長でメインを描いても
『1つ観点についで成長』の範囲なので3巻くらいで終わる。

盤古を書いてた時にもキャラの成長も
色々をやったけど
『脳みそを絞って、キャラ成長したあと姿』を作り上げた
そんなのもんはあくまでも物語用と思う。
俺が実際にそんなにしっかり心構えを持っている訳じゃない。

それはいいとして、この作品を読むと一番の感想は
『心が強い』人が羨ましいなと思う。

俺はやっぱり、並みの大人以上に強い精神になれないと思う。

2017/07/28

1話目ネームクリア

2話目も扉ページ除く、ほとんどクリアので
実質2話目までネームクリアなので
これから下書き、原稿を始める。

で、
”8月11日まで1話目を提出できますか?
もっと早くならもちろんもっと嬉しいです。”
と言われました。

げげっ。

ああ、向こうはそういう時間感覚なのか....

普通なら可能かもしれないけど、
今回は同人イベントと重ねたので不可能。

どうしてもあと5日くらい欲しい。

まあ、これくらい予想したし
向こうはこれくらい融通してくれると思うけど
ああようやく連載が始めて時間に追われる身になるんだ
という実感が湧いた........

レイアウト


アート系雑誌はよくいろいろレイアウトがあります。

こういう表現はとても好きです。

この間に子供漫画雑誌を考えてる
.....俺はいったい何を作るだろうと。

漫画を描きたいだけなら漫画を描けばいい。

雑誌や本の意味なら、いろいろを考えて結論は
こういう面白いレイアウトがある本を作りたい。

様々レイアウトの表現で
児童雑誌の文字コーナーも絵本の話をやってみたい。

これはたぶん、商業誌に全く向いてない。
子供の商業誌ならもっと分かりやすさを優先する
チマチマのレイアウト分割はしないはず。

もしかして同人誌でこういう本を作るかもしれない。
こういう意味なら、そんなものは児童雑誌より
結局勝手に作りたいものを作るだけかもしれない。

レイアウトの本を集めなくちゃ。

2017/07/27

見方によって変わる

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%AE%E4%B8%96%E7%B5%B5
浮世絵(うきよえ)は、
江戸時代に成立した絵画のジャンルである。
本来、「浮世」という言葉には「現代風」「当世」「好色」
という意味もあり、当代の風俗を描く風俗画である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E4%BF%97%E7%94%BB
風俗画は、農民、市民、貴族、武士、
僧侶などの日常の生活を題材にした絵画。

台湾の屋台料理漫画のシナリオは
今のところがイメージがまだ足りない。

料理を通じて何を描きたいというテーマ性
つまり描きたいものは何だろうと決められない。

方向性はぼやけるなんて
俺の漫画にとって結構珍しいパターンだ。

まあ今のところはキャラだけしっかり軸があるから
50%くらい完成度があるかな。

そして浮世絵のことを思い出して。
そうだな、この漫画では”台湾の風景”が必要。

三丁目の夕日の要素があるけど、
郷愁表現はあってもメインにならないと思う。

あの漫画はあくまでも”ほぼ現代”。
ノスタルジーやレトロ調は好きだけど、
なんとなく俺が深く語りたいことじゃない。

1話完結のスタイルと思って
大きなイベントがあんまり起こらない
料理を食べて登場キャラの問題を解決できるもんでもない。

事物対して見方に変わる、くらいの感じじゃないかな。


2017/07/26

親パート

今夜は『子供の紙幣』3話目のネーム修正。

色々ギャグを入れたと調整した結果
田くんの親パート語りは1ページを減らしました。

本当が欲しいけど、ここが減らせるのがあそこしかないので。
親より、3話目の最重要ポイントは
二人の絆が生まれるエピソードだから。

もしコミックス化できる場合は
親パートに1〜2ページの書き下ろしを追加したいだけどね。

今回に小悪魔のやりとりも1つ1つ楽しかった。
よく見ると追加シーンがほとんど小悪魔の出番だった。

金くんの弱点追加もなかなか楽しかった。

結局田くんは悪魔の誘惑自体を気づけなかったけど
その代わりに弱点で悪魔を懲らしめる手段を手に入れたので
それなりバランスを取れるじゃないかな。

今のところに二人の間にモノは友情も取れるけど
小悪魔はまだ裏がありそうな
どちらにも取れる態度が割とドラマチック。

このネームは無事に通るといいな。

売れる漫画は

https://mangatari.jp/mangamediamixbuzz

  1. 売れるにはどれだけ多くの人と繋がれるかをデザインすることが重要
  2. メディアミックスで「漫画だけでは繋がれない層」にアプローチすることで売上も認知度も倍増する
  3. メディアミックスと相性がいいのは「特定の市場にだけウケる漫画」よりも「意外性のある漫画」
  4. 特定の市場にきっちりウケる漫画も方向性としてはアリだけど、どちらにしろ、ネットで「ネタ化」されるのは今の時代では必須
  5. ネットでネタ化するということは「認知的不協和」があるということ
  6. 認知的不協和は「誰か(キャラ)の強烈な信念」から生まれる
  7. 狂気はインターネットを通じて必ず伝染する
インターネットの時代に読者が拡散したい作品が有利なので
簡単で言えば”いいね!”押すより”リツート”押されたい。
だから宣伝の時に、情報の性質を思考するのが必要。
限られた情報量に最大の興味をそそる。
まあ作品の内容によっていろいろやり方が違う。
いろいろ考えさせた。

2017/07/25

考えを進む

色々を考えるけど
やっぱり話のテンポを少し下がろうと思う。

4話目の話が1話完結せずに2話わたって描いてみる。
3話目ラストの要素を一部に後回し、
ギャグを増量させる。

多分悪魔の弱点の聖書で何とかする。

なので4話5話のシナリオを調整するようになったので
何時間も考えました。

ああ、こういう頭を使うの時はよく眠れない。
自動的にどんどんシナリオの先に考えてしまう。
結局昨日はあんまり寝なかった。

漫画シナリオを考えるとテンションが高くなるけど
こういうモードは編集の仕事と両立のが難しい。

ある意味、話作りは作画より”オンオフの切り替え”より難しい。

2017/07/24

子供の世界に

というわけで1−2話のネームは修正しました。
意外にこのシーンを追加できた。
ちょっと嬉しい。

別に描写なしでも問題がないけど
このシリーズの物語に
『悪魔は大人に関わらない』のは基本スタンス。

飛行倶楽部の小悪魔も、
ギリギリ大人に関わりそうで関わらなかった。

大人は悪魔を見えない訳がないが
『見えてもそれが本物と思えない』という感じで誤魔化す。

この辺が漫画らしいの絶妙バランス。
映画ならこの描写はとても無理なので
しかし、『大人は常識に合わない物を常識の枠で見る』
というちょっと風刺的なシーンが描きたい。

それに子供から見れば普通にギャグになるので
追加できてちょっと嬉しいシーンでした。

2回のネームは1日で修正完成。
まあまあいけるじゃないかな。

3話目のネームがまだ難点が残るけど
それは9月で考えれば十分に間に合うし。

2017/07/23

田くんの精神年齢

というわけ田くんの精神年齢は
11歳から8歳まで下がるので
シナリオの調整します。

これでは予定にギリギリ大人世界を理解できるの知能はなくなる
でも物語に大筋が変わらないので、ここらへんはちょっと難しい。

今で思えば、俺が今まで描いてた子供の精神年齢
ほとんど10歳以上だった。
10歳未満のキャラは居るけど、
基本的に物語に影響力がない。

http://nikutai-shinka.com/post-12481
やっぱり11歳から子供の思考が大人にある程度に近い。

こうになると
田くんの選択基準も思考もものすごく『子供』だけど
大人から見れば正解、みたいの展開になるだろう。

序盤は『親の稼ぎが少ないから、僕は頑張って勉強して
あと金を最大限節約すべき』という考えも

『パパママは大変だから、金を使っちゃダメ』
みたいレベルになる感じかな。

となると『怪しいの金を使うより
親が大切に稼げた金を大切に使って
金のことをしっかり思考したい』という結論も
調整すべきだろう。

でもここが一番難しいな。話的に。

2017/07/22

プレッシャーとメンタル

ベイビーステップ 35巻に感動した。

この作品のメンタル描写はすごい。
俺にとって重宝。

俺は漫画によく悩んで
今までどうすればいいのはわからない。

この巻は、プレッシャーとメンタルの話のがすごく為のになる。
崖っぷちの状態で、何を考えるべき、
そして自分の弱さを正しいに認識する、
自分の強さを使ってやるべきのことを考え続きやり続き。
1ポイント1ポイント、ずっとそれをやるんだ。

やるべきのことを繰り返す繰り返す
でも変化が必要の時に受け入れて受け入れて

だからこそこの漫画はある意味
漫画的に『繰り返す』ことが多いけど
結局なにをやり遂げる時に、こういう工夫が必要。

正しいことを、何千回も何万回もやらないといけないんだ...
そんなの心構えが必要なんだ....

安全な所に居続けるのは、その境界をわからないと思う。
リスクをとって攻める。それじゃないと手に入れないものがある。

スポーツマンのメンタルを描いてると思うけど
仕事はおそらくこの心構えを必要。


本当に俺にとって凄くいい話。
この漫画は、俺にとって自己啓発書。

1つ欠けたピースを見つけた気がする。 




今の俺は、漫画でいろいろを考えてた。
編集をやってもデータを集めてて
どんな面白いの作品でも売り上げを確実に繋がらない。
台湾の商業誌は売れないので印税で生きるの人は
多分5人も居ないので、連載一本で生きるのは現実的じゃない

日本へ投稿ももうそんな年齢もないし
あとは自分のスタイルは流行ってるタイプじゃないので
編集の立場から見ればあんまり魅力的な作家じゃない。
こんな作品を欲しい編集がいるかもしれないけど
1つ1つ雑誌に当たるしかないので、
確率的にも時間的にも同じく現実的じゃない。

限られる時間に、すぐできるもの
今までキャリアと経験を生かせる方向で攻める
そのために編集と作家の技能を両方活用する。

ベイビーステップでは色々こういうメンタルを教えてくれた。

周りの人には、『編集の仕事が安定』とか
『環境が悪いからどうやっても無理』とか
『出来るわけがない』とかたくさん否定的な意見がほとんど

こういう声を信じたくないけど、
どうすればいい、自分の何を信じる、どんな風で思考すべきとか
ずっとわからなかった。

ただ漫然に楽観的に思考するではなく
1つ1つ小さいステップを確実に上がるの何かが知りたかった。

それはベイビーステップに、たくさん書かられてる。

リスクを取っていかないと手に入れないものがある。
ことをやるの感覚と結果をしっかり覚えて経験値に変わる。
小さくても無限にある夢を1つずつ確実に叶っていく。
適量のプレッシャーは良いこと。
辛い時には後ろ向きではなく、冷静に落ち着いて観察すること。

色々が、全部とっくに知ってたことだけど
それは知っているだけでいいではなく、
毎日、毎分、毎秒にやるのことだ。
目の前にあった経験値が、1ポイントでも地道に溜まっていこう。  

こういう心構えは、最初にたまにしかできないかもしれないこと
練習と経験が重ねてどんどん自然にできるようになる。

漫画を描く時にそれはできるけど、
編集をやる時に経験値の差で身に付けなかった。

でも、メンタルということは
違う領域でも活用できるかもしれない。

今まで漫画家としてやっていた心構えは
今度は編集としてやっていく。 


これからまだまだネットでたくさん変わる時代だから
いくらでも新しい道が現れるはずだ。
だからもっともっと、よく考えよう。
未来の戦略を。

2017/07/20

2年生と5年生と大人

今日は連載のネームを打ち合わせ。

全体的に問題は『年齢層が高い』。

この雑誌は、目標対象は2年生まで
でもこの漫画は話作りの時に、俺が主人公が5年生を想定する。
ネームを描く時にまあ何年生を書かないなら
漫画では5年生と2年生が外見はそんなに変わってないので
ごまかせると思った。

で、 キャラの反応がバレてしまう。
『このセリフは2年生の子供が言えない。なんか5年生くらい感じ。』 
 
....流石に児童誌の編集、そこら辺は敏感だなぁ。
幸いのはストーリー自体はそのままでいいので
キャラの反応を修正すれば済む話。

あとはここまで低年齢向けの漫画なら
ギャグももっとストレートで量を増やすなど
色々アドバイスをもらいました。

でも小悪魔のキャラが好評なので安心しました。
『子供の悪影響を与えないように悪魔を描かせない』
まで行かなくて本当によかった.....(汗


そのあとは、これから漫画のことを知り合いに相談に行きました。
来年は色々漫画に関わるアイデアや実行方法など。

話し合い時に気づいた、
俺が今の考えは結構な部分が『編集の仕事をやったから思考できる』。
なんかこの2年間が本当にたくさん勉強しました。

そして今で思えば野味雑煮は本当に企画勝ちようなもの。
俺がした事がそれほど難しくなくて
ただ良いタイミングで正しい方向性で大体の流れを合っててだけ。

流れを読んだ訳ではない。ただ運がよくて良いアイデアを実行した。
でもこれからをする事は漫画家と編集の技能を同時要る
だからしっかり企画を練れないと。

そして、それが多分俺しかできないことと思った。
漫画家で編集の技能プラスそれなりの日本語
この3つ条件をできる人はかなり限られてると思う。

普通は3人で必要なことが一人でギリギリできそう。
本当に強い、ではないけど『便利』だ。
ああ赤魔道士の生き方だなと。

知り合いは息子が生まれましたので、
夫として家庭を養わないといけない
ここから漫画家として生存策を見つからないと続けられない
よく考えると彼なりのピンチなので
相談してくれて本当にありがとう、そしてすみません...

結局みんなはそれぞれの試練が持っているよな。


いつのまに、ABCプラン別の思考くらい持てるようになったな。
3年前に漫画に『内容』しか作れない人なのに
今はある程度に『企画』『宣伝』を作れるようになった。

最初はぼんやり『編集の技能はいつか使えるかな』と思っただけ
まさか編集の仕事経験がここまで明確に役に立つと思えなかった。

編集として一通りだけしかできない、
というレベルもそれなりに使えるんだ....

2017/07/18

悩むというより不安

未知だけで人は不安になる。
結構悪い環境に残して離れない人は理由がそうです。
ある程度に苦しいでも、
不変の安心感があれば愚痴ながら現状維持を選んでしまう。

だから、”癒しの葉”の漫画に「迷いながら行こう」と言いました。
進むために、未知の不安を受け入れるのが必要なんだ。

........よく考えば、俺が悩むことが
問題が解決できないだから悩むより
愚痴したいに近い感じがする。

不安を受け入れたくないから愚痴する、
みたいの感じかもしれない。

不安を受け入れると、あれ愚痴する必要がなさそうと思って...
まあそれでも問題が解決したわけでもないけど。

出口は前より少し近くなる気がする。

漫画と向き合う勇気が少し戻れるような.....
こういう意味なら、漫画を描く(漫画で稼ぐ)のが不安、
どうすればいいというより、その不安をなんとかする心構えがない
というべきかな。

2017/07/16

4話目

OKサインまだ出ないので4話目のネームを先に描く。
扉は紙幣がいっぱい。

この話はシナリオに唯一1話完結のストーリー。
多分問題がないので今週でゆっくり描く....

ここで全体の1/3地点。

ていうか今日はあんまり進めなかった。
モチベーションというか体調が悪いというか。
午後は薬を飲んで寝るので...

毎週に山登りに行く以来は少しずつよくなっているけど
それでもたまに発作する。

不思議のは、気分が悪くなるのは
だいたい編集の仕事以外の時間の気がする。

編集しながら漫画を描くのバランスが未だに取れてないかも...
オンオフ切り替え...いえそんなの問題なら
気分悪くなるのは編集仕事の時はずだよな。

うーん。

値ぶみカメラ



http://3f.ldblog.jp/archives/19583305.html

ヨドバが持ってきたのは4つのドットで被写体の価値を計る「値ぶみカメラ」であり、左上のドットは原材料費の「本価」、右上は「市価」(カメラの場合だと正札価格)、左下はこれから生み出す利益を計る「産価」が出ると説明する。

 右下のドットは、被写体の自分にとっての価値を計る「自価」。


 この読み切りを思い出す。

『価値の種類』というネタはすでにこの完成された形で描かれた。
流石に藤子先生。

でも、4つ目の価値は本当に難しいなこと。
自分にとってしか分からない、感じ取れない価値。

これは『世間の価値観』を跳ね返しかどうか
色々大変なことになる。

でもこの読み切りはいいなドラマチックで夢を残す。

そして俺も知りたい。自分にとって価値が有るもの
そしてそれを追う勇気がほしい。

2017/07/14

Patreon

https://ja.wikipedia.org/wiki/Patreon

作者は自身のファンやパトロンから定期的に、
もしくは作品ごとに寄付を募ることが可能である

...........いつか必要になるかもしれないのでメモします。
こういう仕組みと意味を理解する必要。

http://strive-plus.com/archives/5621449.html

セブンポケットとは、
収入の安定化図るために複数の収入源をもつという方法です。
「7つの事業を持つ」という意味でセブンポケット。

こういうでは
もし漫画の創造し続きたいなら
仕事の収入は多様性が必要になると思う。

今年にゆっくりにこれを思考する。
来年はどうすればいいのを、しっかり考えるんだ。

ある作家は連載企画が通れないので苦戦中。

かなり速筆だが、その分に描いてた漫画は内容が浅くて
どうしても物足りない。

次々と3、4作も提出した、ジャンルもそれぞれけど
どれもこっちの想像の域を越えられなくて
底が知られた感じでかなりキツイ。

どれ作品も70点そこそこがあるけど
どれも今まで特別な光を感じられない。

所詮、3日5日くらいで考えたストーリーはそんなもんだろうな。

前作はギャグだから勢いとキャラがあれば粗があっても何とかになる
ストーリーものになると必要される深さが格段に違うので。

ゆっくり時間をかけて
せめて1か月くらい使って話を練ろうと言ったけど
そんなの時間がない、早く連載を取らないと生活ができない、と。

うーん。そういう気持ちなら俺が痛いほど知っているよ
でもそのやり方は連載が上手く取れないと思う。


本当に誰も万能じゃないよな。
どんなの条件で、実力を発揮できるのもそれぞれ。


そういえば、俺は昔もそういう感じで連載の話を考えてた気がする。

ある程度に話作りの力が身に着けたら
”何も連載になれそうで何も連載として描ける”を感じるけど
それは勘違い。

読者に上手く伝えて読ませるのは難しい。
本能の感情と隙間を上手く狙わないと読者は読んでくれないんだ。

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるのスタンスで
なんでもいいから試しで連載させるならアリかもしれないけど
弾丸の数が限られた場合はそういかないだからな......


7/24
連載会議に直したネームを見せて
これも駄目だった。

ダークの博打スポーツ漫画ではぬる過ぎる。

日本円で言えば主人公が100万程度の借金
”ああ失敗者だこの世が不公平だ”みたいの愚痴する

”それ、1年でしっかり仕事すれば十分に返せるじゃないか”
と突っ込みされる。

問題点は色々があった、もっとよくなるアドバイスも色々貰ったが
俺から見れば作品の設定問題ではなく
作家性の浅さが露呈される。

浅いだけならまだ救いがあるけど
少年漫画ような明るい雰囲気なら浅いでもいける
でも作家はどうしてもダーク路線で行きたいのに
深さと感情の痛さと覚悟がすべて全然足りなくて

”作者は戦争の残酷を表現したいのに、
結局作者のぬるさしか表現できなかった”

みたいかなり痛い状態になっている。

連載ってさ、お前の生活費を稼ぐ道具じゃねぇぞ。
頑張って早く描ければ早くてたくさん儲けると思うなら甘すぎる。

そんなの心構えじゃダークな話を描けるわけがない。

2017/07/11

遊びの資料

http://www.recreation.or.jp/
 レクリエーション協会

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%90%E4%BE%9B%E3%81%AE%E9%81%8A%E6%88%AF

 『子供の遊戯』は、
16世紀フランドルの画家ピーテル・ブリューゲルにより
1560年に描かれた油彩画
 現在、ウィーン美術史美術館に収蔵・展示されている。



https://conobie.jp/article/6015

遊びは、最高速の想像と体験の交錯。


https://sirabee.com/2016/03/26/100864/
 女性にとって「大人の遊び」とはさまざまで、
多種多様な価値観が反映されている一方、
男性にとっての「大人の遊び」は
酒・女・ギャンブルが多くを占めるのだとわかる。

.......これはちょっと面白い。
男は子供から大人になるのはある意味『動物』になるけど
女の場合はどちらで言えば、『もっと色々を体験したい』感じ。

2017/07/09

3話目ネーム

3話目のポイントはストーリーパート。
ここで主人公の心境が変わる、
巻き込みタイプから自ら行動を起こるタイプに変化。

この回に金の豆知識を入れると
どうしてもテーマ性が濁すから全部排除しました。

珍しく全てページをキャラ立てに使いました。

特に、このイベントは悪魔が『嫌なこと』をやったと関わらず
主人公は小悪魔へ好感度が下がらないように、
小悪魔が主人公へ好感度が上がらないといけない
描写の処理はちょっと手強い。

小悪魔のキャラは派手で好かれやすいけど
実は今回の決め手は主人公の方だった。

『すごく大変で稼げた金だからこそ、できるだけ大切に使いたい。』

これは多分あんまりピンポイントの正解に言えないかもしれないけど
ここまで辿り着けないと次に繋げない。

あの子はもっと心が弱ったら
話に必要する着地点にたどり着けない。

ここからも何回もこの子の心構で
小悪魔の心を動かさないといけないので、
主人公らしくてやって欲しい。

飛行倶楽部の話(小悪魔と子供の勝負が引き分け)
と違って、この物語では
小悪魔の方が心が動かせたから負けて展開になるので
王道だけど主人公は子供の素直の心で頑張って欲しい。


......あと3話目が気になる所が1つ
16ページでは出来ることかなり限られてる

今回の話が、今までの連載タイプなら
キャラ達の衝突がきっとあるはず

でも16ページじゃ、まともな衝突を描けない。
争いになるそうな所で上手くひらりと避けて
あっという結論まで辿り着けた。

本来、金の川のイベントは
価値観の相違をぶつけるけど
結局主人公のフォローが上手すぎて抑えた。

これは良いのかな、ネームを見ながら考えてた。
ここが迷う。

まあ、正直よくないでもページ数がアレならどうにもならん。
あれを描けたいならあと2〜4ページくらいが欲しいので。

もしコミックス出るなら、毎回2ページくらい加筆修正したいなぁ。
なんか、ここまで3回が全部2ページほど足りない気がした。

2017/07/06

良い物語を

ある短編小説の漫画化の依頼が来た。
これなら前後編くらい済ませるけど
既に連載を持つの今は無理がある。

でもちょっと読むと、ああ
この話はいい話だな、描きたいなと思って。

自分で作る話ではなくけど
良い物語を漫画として再現するのこともいい仕事と思う。

もし時間は来年なら、この物語を描けるけどね...


本当に、ああして漫画を描いてほしいなぁ。

2017/07/04

栄養と価値

 https://eiyougaku.net/eiyougaku_history/


ちょっと金と食べ物の関係を考える。

食べ物に栄養、金に価値と例をすれば

砂糖は美味しくてカロリーを手軽くを摂取できる
でも栄養はバランスが要る
人間は色んな食べ物を食べて多様な栄養を貰えるように
金はあくまでも『価値』の一種だから
あらゆる価値を手に入れて生活のバランスを取る方がいい。

絵で腹を満たされないけど、心を満たされるみたい。
金を持つだけで人間関係が欠けてるのは生きにくい
生きるために、あらゆる価値のバランスを取るのは必要。

偏食は体のバランスを歪めるみたいように
金だけを考えるのも、心が歪める。

人間は『金が多くほどいい』を思ってるように
かつて人間も『たくさん食べられるほど人は幸せ』の時代があった

今は栄養バランスの存在を理解してた
まあそれでも肥満をなかなか避けないのように
知ってもなかなか出来ない。

金に関しては、価値のバランスは多分もう少しかかるじゃないかな。
色々を考えてもなかなか良いバランスを掴んでないし。

まあ栄養と比べて金の性質はちょっと手強いし。
今に栄養のバランスを取るのはあんまり金かからないので。

未来に人間は金の使用を、もっともっと上手くなる
適量に持って、適量に貯まる、他の価値にバランス良く取る
ということになるかもしれない。
だから『多くほどいい』迷信が解けるかもしれない。

読者に読ませてモノ

https://note.mu/nariyuki_content/n/n427b43afeff5

今日はいろいろ漫画編集の仕事を考えてた。

俺は漫画編集だけど、なんかしっかりイメージを持っていないから
”基本の一通り仕事ができるけど、これ以上はできない”
という悩みが持っている。

資料を調べてたけど
今回ばかり日本のデータがあんまり参考にならない。

原因は、最大の違いは台湾ではコミックスがかなり売れないし
メディアミックスもまるで期待できないだから
”売り”の方法がまるで打開策がないので

正直、漫画を作り方を知っても売り方が知らないなら
徒労になる部分が多くてかなり悩む。

そして色々を考えてた。
売れることはできないかもしれないけど
”できるだけ多い読者に読ませること”ができる。

そして、これならいくらでも伸ばせる余地があると思う。

人数の多さだけではなく
”正確的に読み方、もっと楽しめるの読み方”を考えるのも
良い方向性と思う。

........この線でじっくり考えようか。

2017/07/03

金が好き

http://diamond.jp/articles/-/110265?page=2

「たくさんの仲間を呼んでくれてありがとう」と書いてあるので、
「本当にたくさんの仲間を呼んでくれた」と言われることが、
よくあります。

.....この感じの語りは好きです。
金持ちキャラは今まで何人も描いてたが、
本当に金を『好き』のキャラは銭くんだけ。

銭くんは、まさにニコニコ金に優しい話しかけるタイプと思う。

....ある意味は、卑怯だよね。
金が欲しいなのに
金を汚い、あるい金を持つのやつが汚いと思って。

でもね、何かがに怒らないと
次が襲ってくるのは、自分への悲しみなんだ。
結局自分はうまく稼げないだから、しょうがないって。

金へ概念はもっと自由になりたい。
解放されて、本当に時間をかけたいことを集中する。

盤古を連載した頃は
物狂いに走れてた。

父さんの介護の費用が追ってくる
それを忘れるように原稿を全部の力をかけて
原稿は、どれほど頑張っても収入が増えないけど
連載を描いてる時に、その不安は忘れるんだ。

ものすごく幸せだったけどものすごくプレッシャーでした。

今度は母さんの番だから
あんな父さんが幸せになれない方法を使いたくない。

でも、今まだ一番良い方法を見つけてない気がする。

俺はケモノ漫画に全てをかけたい。
その方法を、見つけ出したい。

RAIN

https://www.youtube.com/watch?v=PBlOi5OVcKs&list=PLbrh1Wx3Vxz-SLHyZqQBvT96fXT4U3rFu&index=1

SEKAI NO OWARIと相性がよさそう
結構ツボな曲が多い。

この曲を聞くと
なんか漫画を描きたい気持ちが溢れる。

2017/07/02

金持ちに嫉妬の話

多分シナリオとあんまり関係ないけど
自分にとって1つ大きなトラウマと思います。

自分は、金持ちに嫉妬ですからね。

金のことで最優先の漫画だってかなり後回したことになるので
色々悔しかった、もうすこし余裕があればもっと描けるとか
考えはなかなかやめられない。

でも嫉妬しててどうするだろう?
結局金の価値を否定できないし、実際欲しいだし。
そこらへんはなかなかバランスを取れなかった。

もっと良い(あるいは別の角度)価値観で金のことと向き合いたい。

頑張って金を儲かるの姿勢もいいけど
多分俺がもっている技能はほとんど金稼ぎをあんまり向いていない。

なので、いつも金のことで不安している。

でも不安の気持ちは避けなくても
正しいの考えで不安と向き合うべきと思う。


金の目標、
こーゆー話はもっと具体的にリストを作るべきじゃないかなと思って。

当面の目標は、1つだけかもしれない。

家賃を払わなくてもいいの生活がほしい。

.......そんなことがあるもんか?


 
収入を思うように増やすことができないけど、
不安を打ち消しならできる。

そんなの強い心になりたい。

あと2ページが欲しい

2回目のネームを終わりました。
.....うーん、やっぱりあと2ページが欲しかったなぁ。

ページ数は全部キャラとストーリーに振り分けた
背景の部分はどうしても入れないので
1つシーンの切り替えは強引にするしかなかった。

今回もだいたい20ページの話に16ページにまとめてた。
これから多分ずっとこの問題があり続けるだろう。
16ページは、ストーリー漫画にしてやや足りない所。

でもその代わりにラスト3ページはすごく盛り上がった。
銭くんの表情が本当に良い。
邪念というか、魔力というか、とにかく
こいつの表情が物語の雰囲気を上手くリードしている。

こういう意味では、前作の小悪魔プラスのキャラより強い。
銭くんが居るこそ
16ページの話でもぐいぐい読ませる物語を成立できると思う。

2017/07/01

終盤のイベント

子供の紙幣の終盤シナリオに
キャラの心理を考えています。

序盤のイベントと自体は同じく
『悪魔が子供に金を与える』だから、
せめて考え方は違わないと同じ話が2回やっているから。

レベルがそんなに高くないけど
ここが多分小悪魔が
『そんなの人に持たせるより、その金が君が持つべき。
君の方がその金をもっと有効に利用できるはず』

という感じで贔屓目で主人公を金を渡そうしている。


でも、主人公が『それ逆に悪魔の考えらしくないな』
と指摘して
小悪魔が主人公に必要以上の贔屓目を持ってしまった
というミスを分からせる。

友情の芽生え、みたいものかな。
でも皮肉のはその時点で、二人の関係が終わってしまう。

終わってなければならない。

悪魔は悪魔らしくないことをすれば
失敗と等しい。

そういう風に終盤の話を運ぶ。多分。


『誰かが貧乏になるべき、誰かが金持ちになるべきのは
私たちが勝手に決めることじゃないんだ。』

こんなの私でも認められたい

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ヲタクに恋は難しい


知り合いから借りた時に普通に面白いと思った。
まさか大ヒットすると思わなかった。

否定的なコメントになりそうだが
作品自身はまったく問題がない、
が、ヒットするのは読者の心理と思う。

認められたい。(でもゲームと漫画をする
キラキラに生きたい。(でも仕事したくない
恋もしたい。(でも周りの価値観を理解したくない
リア充を満喫したい。(でも欠点は個性と思われたい

と言った具合で、願望を持つかな。
そういう願いを叶う漫画だから。

多分、これオタクとあんまり関係ないかもしれない。
オタクではちゃんとした仕事で趣味をうまく割り切る人も多い
こういうリアルと2次元のノリを混同しない。

『真面目に生きていないでも、認められたい』系の作品に近いかも

特に女性は比べてオタクで生きるのは許されないから
この作品はああいう女性に本当に輝いた夢を与えたかもしれない。

これが悪いと言い切れないけど
こういう願いを持つ人が百万人くらいが居るのが現実。

これからまだまだ大変そうだな。