2017/12/31

うーん

子供の紙幣4話目は揭載された.......が、
体育先生の髭が編集に無断修正された。

えーそんな。こんな所は修正しなくてもいいだろ...
漫画なのにこれくらいすら許されないのか。
どれだけ厳しいだ学習誌は。
仮にどうしても修正したいでも作者と確認すべきだろ。

なんか色々が合わないな、この雑誌と。


7、8話ネームの2回目ネームを大体描いた。
 ボクシングは給食のネタで入れ替わり再構成した。

......うーん。

なんか1案目よりつまらない.....
パワーもテーマ性も落ちる。

できる限りテーマを維持したいけど
キャラの衝突がなくなった分話がどうしても大人しくなる
無理やりにテーマの難易度を下がるために薄っぺらに見えたし。

正直、これはこれでネームが通ったら
相手編集のセンスを疑わざるを得ない。

かと言ってこれが通らないなら
もうこのエピソードが無理で数回のシナリオを飛ばして
さっさと最終回を描くの方がよさそう。

やっぱり原案の方が面白いなのになぁ。


面白さ優先で作られた作品は否定されてボツされるのが厳しいな。
そういう仕事が最初から分かっているけど
やっぱりなかなか納得できない。

悪魔と別れ時

これまでも書いてたが
子供の紙幣の小悪魔は実習のために来た。

この線の回収はどうするだろう。
一応ネタを用意したけど、この雑誌のスタイルでは
キャラの伏線回収はあんまり関心しない。

飛行クラブのように1話を使って
銭くんのエピソードを終了させることはできなさそう。
あくまでも『知識漫画のエピローグ』で済ませれる。

となると、『心の貨幣』のネタは
体育の先生に使わせるより、
銭くんに言わせる方がいいかもしれない。

俺から言わせれば悪魔だから
できれば『人間を堕落させるのが悪魔の仕事』という点まで
演出したいけど、この雑誌では許されなさそう。

担当でメールのやり取りで
『ラストは主人公と悪魔は友情みたいものが
生まれて物語は終わり、でいいじゃない?』
みたい内容で書かれたことがあった。

これはどう描けばいいだろう。うーん。


『でも君はずっと善良で前向きだった。』
『えーだから僕は堕落しなかったから銭くんが嫌だった?』
『べーつに。君だけはこんなの僕と
一緒に真剣に金のことを考えてくれたし。』
『........』
『では、これは最後のレッスンだ。
心の貨幣の話を教えてあげましょう。』

みたいの流れで行くじゃないかな。


どう言えばいいだろう、この距離感。
知人以上友達未満?みたい感じかな。
でも、これやっぱり友達カウントできると思う

結局互いにそれぞれの想いを理解不足ままの
飛行クラブの二人と違って、
子供の紙幣の二人はちゃんと互いに心を理解したからね。

しかし物理的距離では友達になれないとわかった二人。
悪魔と人間だもんな。

それでも、大切な時間を一緒に過ごした。
一期一会の想いを持って離別を受け入れる。

だからこそ淡々と、という別れ。

悪魔のシリーズの特徴の1つは
メインキャラの二人は最後に
ハッキリ別れて二度と会えないようにラストになる 。

この人間関係は決してこれ以上に続けない。
その時期ときだけ限る友達関係。
これからに電話でLINEでメールでたまに連絡ことはできない。

この淡い切なさは今度をもっと上手くかけるように.....

2017/12/30

心のマネー2017

http://www.kanekashi.com/blog/2013/01/001967.html

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=269520

パプアニューギニアでは、
国家通貨と並んで貝のお金「貝貨」が現在でも使われています。
貝貨は、儀式やお礼など、

人間関係に対する支払いとして使われており、
物の対価として貨幣が使われるようになる前段階の様子を
現在に残しているようです。


昔の日記で資料を掘り出す。
この概念は割と好きで、子供の紙幣の終盤に使いたい。

8話目のストーリーを作るときに
なんとなく今回も体育先生の出番を与えそう。
ここまで登場したから、今回の連載も飛行クラブのように
終盤でキーキャラとして使おうかなと思いました。

それなら少しシナリオを弄る必要になるかも....

この『心の貨幣』というイメージを
最終回で先生と話による解明されるといいな。

2017/12/29

7、8回シナリオ

このエピソードのシナリオはちょっと手強い。

物語の構成要素は大体揃っているけど
問題は『テーマが難しすぎる』と言われたから
どうやって伝いたい事を
小学2年生も理解できるように料理すべきのか。

『価値の創造』このキーワードを使わずに意味を伝いたい。


ちょっとページ割を考えると、なんかワンエピソードが足りない。
本来はボクシングのアクション話だから
今は給食に変更するから必要なページが減ったので
色々追加を効きそうなネタを探す。

そして大体決まりました。
この話のスケールをやや上げる。
給食だけではなく、
田くん家の八百屋を商売繁盛に繋がせる展開を採用。

これなら終盤の話の深みも掘りさげるし
盆栽の要素も次『金のなる木』の話につながる。

よしこれでやってみようか!

土地の独占

http://www.apaman-plaza.co.jp/tetsujin/100182/
実はお金持ちになるためには、
「事業をするか」 「株式投資をするか」 「不動産投資をするか」
この三つの方法しかありません。 

この三つの手段の中で、唯一不動産投資だけは、
能力のあるなしにかかわらず、物件の選択さえ誤らなければ、
誰でも比較的簡単に、お金持ちになれる手法だと思います。 

この辺りに、”子供の紙幣”は
悪役が法外の利益を獲得するエピソードがある。
でもどんな風で描くだろうと考えてた。

株式投資は専門外なので除外します
事業はいいけど話がやや複雑になりそうだが
小学生は不動產投資って無理じゃないかな...........


...........と思ったら、”机”でいいじゃないか。

悪役はクラスメートの机を大金で独占する。
こういう方法なら擬似的土地独占のエピソードを描ける。

これなら超シンプルで分かりやすい。
クラスに小学生の縄張りは机だから、共感を呼ぶはず。
シリアスもギャグも通る。これが上手く描ければかなり面白くなる。

金を握る

遠い親戚の話を聞いた

何十億円そしてたくさん土地を持つ年寄は
自分の息子の銀行口座と印鑑を自分の手元に置く。

息子は自分の物を返すと言い出したら
母はすぐ泣いて息子が不孝と言い出す
息子は仕方なく母の言葉を従えて
大きな財產を母の手に支配される。

多分あの母はどうぜ死ぬときに遺産は全部息子に渡すから
死ぬまで自分の手元に置けないと安心できないと思ってるだろう。

華人の価値観ではこういうことのはよくある。
はっきり言って親権の濫用。
でもなかなかこういう事をやめさせないなぁ。

金持ちは何故金持ちになるのが
色んな原因がある。
まあ商才もある勤勉もあるそして運もあるかもしれないけど

たくさんの金を持つと、
人間の私利私慾はこういう形で現れるよね。

2017/12/22

学芸員

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E8%8A%B8%E5%93%A1

学芸員は、博物館資料の収集、保管、展示及び調査研究その他これと関連する事業についての専門的事項をつかさどる(博物館法第4条第4項)。一般に、学芸員が行う職務の類型は、研究・調査、収集・展示普及、保存・管理とされ、展示普及においては社会教育施設における教育従事者としての立場も含まれる。

美術系
日本の学芸員は、多様な業務を集約して果たさなければならない場合が多い。そのため、実際には、人手不足の折、力仕事までこなす例もよくあるが、これも館の性質や人員体制、業務内容によって異なる。高価な大作の運搬、移動、取り扱いから、キュレーションに至っては一番作品に肉薄しつつも緊張感を迫られるような立場にある。展覧会中は、実際キュレーションをしつつ接客応対しながら次の展覧会の展開を練り、終わったらその準備の蓄えの総てでもって次の展示を即座に開始し、その間にも常設の内容を微妙に変えたりするという忙しさにある。


.......アートな魔法使いのネタを考えます。
メインキャラに、一人学芸員が必要になるようだ。
簡単で言えば”芸術魔法(技術)使えないけど知識がある”
という立ち位置のキャラが欲しい。

そして色々を考えたけど

この物語は長編より、珠玉なオムニバス形式で描きたい。
毎回、16~20ページくらいの話。
1つ1つ宝石を大事に磨く、作り上げるようなイメージがある。

この話は奇想天外のスタイルで描くべき。
だから世界観的に
今回の設定は次回のエピソードは多少に矛盾があって
整合性がそんなによくないでも許される感じ。

ドラえもんの道具は都合による、出したり出せなかったり
みたい感じで扱い。
じゃないとひみつ道具は基本的に万能的にすぎるだから。


来年、出版社はいくつ連載を終わらせる。
それを応じて新連載が必要になる。

そこまで狙う気がないけど、
もしかしてどうしても連載の弾数が足りない場合
こっちは1つ連載用企画を用意しようかな。

2017/12/21

5話目原稿と6話目ネームクリア


よし、ひとまず今回のノルマクリア。
予想通り6話目のネームが簡単に通った。
やっぱりああいう手の話が児童誌に受ける。

5話目は2月号に載せるので一応1ヶ月弱のストックがある。

となるとここからの7、8話はかなり難関。

あのボツの様子じゃ一筋じゃいけないし、
そしてこの辺りに旧正月連休+2月28日しかない
台湾の漫画家にとって最大の難関(笑

とりあえず、ここから1週間
つまり今年が終わるまで
7、8話のネームを通るように直す。

来年に9話から12話までは最終エピソード
シナリオにかなり時間かかりそうで
ここの2話でストックを消費されるわけがいかない。

2017/12/17

2017の漫画こと

今年もそろそろ終わり。
振り返ろうと、一番うまく行けたのは
児童誌の連載を勝ち取ったと思う。

1年間の短期連載で今は6話目の所で概ね順調。

春にシナリオを書いて出版社に送る、
狙い通りに連載会議を通った。

漫画塾もうまく行ったが
今回の連載は月16ページなので
編集の仕事をやりながら描くのができるかどうか
不安の予想があったが、なんとかいけた。

ネームのボツも多いけど1ヶ月1回のペースを守ってる。

もう1つ所に連載も取れそう
編集の仕事をやめようかなと迷ったが
結局友人に勧められて『やれるまで両方を続こう。』
という方向で続いた。

こっちの方がリスクが少ないだから。

2つ連載も魅力的だけど、まだ今度しよう。

そして児童誌の原稿料は予想以上に多いので
生活面はまったく悩む必要がないのもすごく助かります。

来年の前半は子供の紙幣を終わらせることを専念する
後半は、好きなシナリオを練って資料を読みながら
次の作品をどうやって作ることを考えようと思います。

多分、編集の仕事が続くうちにリスクが少ないから
漫画の方がチャレンジしてWEB漫画のことで
連載をやってみたいと思う。

こんな時代だから
最初から同時に日本と台湾の読者へ届く作品を作ってみたい。
だったら商業誌ではなく、
個人のWEB漫画でやるのがとても便利と思う。

ちょうど、月16ページでやれそう手軽なシナリオがあるし。
来年に楽しみ。

6話目のネーム再び

というわけで6話目のネームをやり直し。

今回のテーマは『銀行と高利貸し』。
すごく笑った。

これなら小学1年生も読めるはずだ。
本当なら毎回がこのレベルでも良いと思うけど
さすがに毎回がこんなにわかりやすいネタでやれるわけがないけどね。

2017/12/13

今朝

家から出ていて駅に行く途中
あるお婆さんが道を迷ってしまったので道を聞かれた。

ちょっと会話した
すぐわかった、あ、この婆さんは認知症だ。
単語しか使えないし会話も理解できないし。

そして電話番号と住所のメモを持っているので。
きっと家族が持たせたモノ。
俺の父さんの場合もそうだった。

とりあえず交番に連れていく。
認知症患者の足が遅いので、
時間かかって遅刻した。

父さんのことを思い出した。

道が分からなくなる、外に行ったら家に戻れない。
それでも、外に出ていきたいよね。

2017/12/11

6話目もう一回

6、7話のネームがボツなので
全体的にシナリオもう一度考え直したら
あ、銀行のネタはすっかり書き忘れたので
ここに插入しようと思う。

なので6話目の話は『利子1円』に変更します。

この連載の悪役(!)が初活躍のエピソード。


元々6、7話のシナリオは後回して書く。
これで全体の話数が12話のまま変わらないと思う。

この話の内容もテーマも超シンプル
まるでドラえもんレベルの単純なので
ネームがあんまり悩む必要がないかも。

すでにある程度に遅くなっているので
早く片付けないとストックは消耗される
今週中でネームを描き上がりたい。

銀行のネタは多いけど16ページで2年生向けだから
描けるのは『銀行は利子がある、高利貸しが危ない』くらい。

複利と単利を描けるかどうかですら怪しい。
まあ貯金と借金を描ければ十分でしょうね。

2017/12/09

メロディと言葉



https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AD%E3%83%87%E3%82%A3


もし、音楽のメロディが言葉に代わりになると
どんなの感じでしょう。

特定なメロディは特定な意味になって
音楽を奏でることで喋ると同じ意味を伝える感じ。

これ、アニメ、ゲームや映画ならやれる
漫画に全く不向きアイデアだけど
まあメモします。

2017/11/29

心構えと覚悟

http://www.storm.mg/article/257352

この文章はすごくよかった。

自分が好きなことのために苦しい思いを味わう。
自分にやるべきことを締切と要求を作る。

これはかなり高いハートる。
8割の人はこれをできない。

同人はただ好きなだけ遊ぶこともあれば
ニッチの隙間市場で自分のブランドを作ることもできる。
その差はまず自分の心構えの次第。

同人に本気でやることはどういうことだろう、という事を
しっかり思考すべき。

商業誌は今のところがあんまり成長を望めない分
同人の経営も視野に入れるべきこと。

ある意味理解はした、でも覚悟はない
だから勇気を欲しい。歩き出せる一歩を。

2017/11/25

第7話ネーム

まさかのボクシングシーン。
この連載はほぼバトルシーンと無縁だけど
この第7話だけちょっと描ける。

小学生のレベルなので、そこまで迫力がいらないけど
久々アクションシーンで楽しく描けそうだ。
16ページに話をまとめる必要だから実質3ページしか描けない。

このエピソードに体育先生を登場させないのが正解。
今回のキャラが多いから動かせるのがページかかる。

正直、終盤のテンポは駆け足なので
前半のギャグに1ページ減らして後半に使うつもり。
修正は明日に。

今日は頑張りましたなぁ。

でも今回の話は多分前回のプリン話ほど
小学生に受けなさそうかもしれない。

ギャグ少ないし話は3年生にとってやや難解かも。
担当はどう思うだろう....

2017/11/24

現実の吹き出し


.........これは使えそうで、でもどこに使えばいいかな。
なんか面白いなぁ.........うーん....

転生したらスライムだった件

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%A2%E7%94%9F%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%89%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E4%BB%B6

なろう系はほぼ未読だけど
これを漫画版くらい読みました。

なるほど、こういう感じの作品ですかぁ。
スキルをがんがん覚えてる主人公で万能だが無敵じゃない。
そういうバランスならいいし
主人公のEQは高くて基本的に不快感がない。

小説の場合は、ゲームでは手に入れない
整理された情報を味わう”快感”を手に入れる。
こういう”情報の消費”は現代作品の主流と思います。
今のマンガ作品も、こうして”情報”の表現を要求されてる。

情報整理上手くない作品は頭が悪い作品とされる。

それはいいとして、
こういう小説は投稿小説サイトによくあったよね。
基本的に原稿料なしで書き手が勝手に投稿する感じ。

.......よく考えたら、出版社の立場では
とりあえずアクセス高いの小説を現れるまで待つ
そしてスカウトして出版すればいいですよね?

初期投資のリスクはあんまりない。

マンガもこういう風になりつつあるよね。
WEB漫画もそういう感じでスカウトされて書籍化される。

この方法なら原稿料もいらないし
印税だけで済むのでリスクが極めて低い。
そして新人を育つ手間を省く。

まあ漫画の場合は、
素人の絵じゃ売り物にならない場合が多いので
小説のようにスムーズにいかないだけどね。

しかし、こう考えるとやり方が本当に変わったね。
出版社は作品を作るではなく
既に書かれた作品に資源を突き込んで
流通に”売り物”の体裁で売り出すことだ。

こう考えると、売るノウハウがない出版社じゃ生きられない事。

当たり前と言えば当たり前だけど
モノを売るということのが相当に難しいと思いました。

2017/11/21

事務職と営業職

http://jobgood.jp/9102

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%96%B6%E6%A5%AD%E8%81%B7

そういえば、知り合いの一人が
作家より色んな人とコミュニケーションを取れるです。

雑誌を作るために作家と編集、あと営業が必要なので
あの人なら営業職をカバーできそう。
事務職なら一応編集の俺ができそうで。

https://campfire.ac/articles/9qqxo
雑誌を作りたいあなたへ。
クラウドファンディングでお金を集めてみませんか?


いずれケモノ雑誌を作りたいなら、
資金集めも、企画も進行も印刷も色々やるべきことが多くて
あとは年2回くらい日本に行くことも必要になるので
手を組む相手が欲しいと言ったところです。

まあ今のところに企画とかプレゼントか書く暇がないので
メモだけしとこう。

マンガクエスト

そういえばウェブ漫画のサイトは
ゲームの仕組みを採用したらどうでしょう。

例えばある連載の1回を読んだら経験値1もらえて、
10話まで読んだらガチャでアイテムを貰えるとか。

そして戦うでモンスター倒したら壁紙を貰えるとか、
”マンガクエスト”みたいなもの。

2017/11/19

おっさんと悪魔

うえきの法則の『OOをXXに変える能力』というアイデアは
すごくよかったと思う。
単純に『OOをできる能力』より立体的、
そして具体的にわかりやすい。
 漫画家だって
『アイデアやネタを物語に、そして物語を絵に変える能力』だからね。


 幸せに多様性。

才能は器。大きさと形がそれぞれ
でも器に物に入れないと何も始まらない。

行き止まりに入った時に多面性の角度で物を考えましょう。
意外な隠れ道を見つけるかもしれない。


.........など雑多のメモ。


飛行クラブに登場した体育先生は
なんとなく彼のために1つ話を描きたい。
変われた自分と変われない自分。

多分今じゃないけど、もう少し先に俺が40代になる時に
『夢』や『仕事』というテーマをもっと描ける時に
この話を書こう。

今はまだ、結論が出てこないからね。

http://iitokoronet.com/2017/04/12/post-19020/
正社員として長期間働いていれば
「職歴」「専門スキル」「社内での出世」
という形で利益が蓄積されていく。

今まで務めた仕事は漫画家、先生と編集3つ。
そして先生は一番合わなかった感じ。
小学生を教えるのも苦しかったし
漫画家になりたい学生を教えもしっくりこない。
編集は達成感が弱いけどまあ続けそうだ。

漫画家は夢。できるだけ頑張りました。
多分俺にとって条件が不足なので本業として続くのが難しい。
でも楽しくて達成感が高い。

でも、今の編集の仕事はうまくやれるのも
漫画家のキャリアが助けてくたから。

編集はどこまで続けるのがわからないけど
仕事しながらコネとか経験とか技術とかうまく蓄積すれば
次の仕事に繋げるチャンスを作ると思います。

で、この前にイベントがある知り合いと会って
いろいろ愚痴を聞かされた。
最近うまく行っていないとか、友たちにスルーされて
あるいは収入は足りなくて困っていますとか。

まあ人の状況はそれぞれだから断言できないけど
俺の考えはあの人は家に居ても親に甘やかせすぎて
ちゃんと自立して家から離れて仕事をする方がいい。

でもそれはせずにずっと家に仕事せずに同人の漫画を描く。
だから全く進展がないよ。


こういう意味では
この物語を描きたいのは『仕事観』かもしれない。

夢を追いかける仕事でも、現実を見ながら地味に働く仕事も
ゴミ処理とか誰も嫌だけど社会に必要な仕事とか
仕事を通して、人生をどう経営するの語り。

仕事はずっと同じことをやって繰り返すというスタンスではなく
どうやって変化を適応して、自分も変化させる話になる。


https://www.youtube.com/watch?v=MHMjzUfYeFs

この曲を聴いて感慨深いの知り合いが居て
あの人は俺とほぼ同じ年も漫画家になりたかったけど
なれなかったので小学先生になった。

たまに聞ける愚痴(というか遺憾かな)は
『私も頑張りましたのに、でもチャンスが来なかった』
俺と違って、あの人は小学先生をうまくやっている。

みんなはみんなで不満な部分があります。
仕事に関して満足できる人はほん一握りだろうね。

この体育の先生も、パイロットになりたい夢があったけど
そこまで努力の意欲がなくて諦めて先生になった。
そこに遺憾はあると思う。

それでも、いいんだ。
大成しなくてもいい、ヒットしなくてもいい、成功しなくてもいい。
8割の人のような、人並みの生活があればいい。

自分なり納得出来る結末を作り出せるように
完璧な人生にならなくても、遺憾がいっぱい人生でも
しっかりうまく歩き切るように。

ごく普通でも、まあいいじゃないかな。
そういう8割の人をもらえる幸福を.....
あ、これ多分幸福に言えないよね。

自分の人生の形を納得する達観。
そういうものを探します。

7話目のシナリオ整理

7話目のページ割を見ながら考えます
なんかもう1つがほしい。

物語の流れはこれでいいと思うけど何かが物足りない。

色々を考えた結果ここで物語の中盤、折り返し地点なので
キャラの心境を変化させたいと思う。

小悪魔の銭くんは田くんの話に心が打たれた。
多分ここでやるのがベスト。

銭くんは田くんに友たちを思う、という心境変化は
この回でしっかり描かれる必要がある。

今夜から7話目のネームを描いてみよう。

物語の力

『鋼の錬金術師』のことを思い出す。
ストーリーの良さが圧倒的な名作。

漫画新人賞の場合は、キャラがいいのがかなり有利
実際作品の人気を出すのもキャラの魅力が
読者に好かれやすい。

でもやっぱりストーリーがいいのが必要なんだ。

ストーリーの良さは必要されてないではなく
『意識されにくい』なんだから。

ストーリーが良くても
読者は基本的にキャラに評価するなんだ。

それでも、ストーリーの良さが作品の価値を高める。
物語を楽しめるために工夫は欠けない。

小公女セーラのアニメをもう一度観ると
本当に物語の構成を感心する。

セーラをいじめの理由と助ける人の人間関係を組み込むなど
小説と違うコンセプトで要素をアレンジして
物語の流れを全体的に俯瞰すると
シリーズ構成や物語のバランスがいろいろ考えさせる。

あれは本当に勉強させました。

2017/11/18

第6話ネーム進行中


『分かりました!
富の増加は人々が価値を作り出すことなんだ!』

『じゃ、人間はもの(価値)を作るではなく
ものを壊すを要求する時に、君はどうする?』


今回の話はある意味この連載で一番描きたいエピソード。
シンプルに強烈な対比で、少年と悪魔の対抗。

今回のテーマは大人なら絶対わかるテーマだが
普段では決して意識していない話と思う。

 なぜなら大抵の人は『金』の部分しか考えないから
 根底の『価値』をあんまり趣味がない。

できるだけ最善解を整理するから
このエピソードを本当に子供に伝いたい。

2017/11/17

金属貨幣のエピソード

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%A8%E5%B9%A3%E5%8F%B2


子供の紙幣は基本的に紙幣しか書いていないけど
硬貨の資料も色々面白いので
できればワンエピソードを描きたいな。

でもシナリオに無いので担当と話合う必要がある。
多分1話くらいできるけどどうだろう。

硬貨の歴史では金貨と銀貨など話す事もできるし
いろんな古代の硬貨豆知識も描けるし

そして硬貨から紙幣にシフトの話
いろんな国の紙幣や硬貨の図鑑紹介のもいい。

それに銭くんにとってこれも楽しい話題と思います。
オチなら金貨チョコで描いてもいいじゃないかな。

2017/11/14

漢字のみの漫画

砕けた漢字パーツを拾って組み立てるのも面白い。

とにかくメモ。
文字神用のアイデア。
簡単で言えば絵文字絵の漢字版。




だいたいこんなかんじ。

2017/11/13

否定的な意見

時々人を否定する意見を言いたがる。

こればかりなかなか直せないなぁ。

人は否定されると攻撃される気分なので反撃するので
不毛なことになる時が多い。

例えば正論でも、言い方が悪いなら伝えません。

そういえば
事による反対意見なら頑張れば何とか聞き入れるけど
人へ攻撃に否定意見が大抵無理。

しかし、否定したい相手が本当に居たんだし。
そこは時々思い出すので嫌な日記を書いてしまう。


このセリフは本当にすごくよかった
決して忘れない。

しかし出来ないときはどうしてもあるんだ.....(苦笑
うまく転換すればいいな。

2017/11/12

意外性

これはネームの細部を描く時に最初では用意できない
終盤で臨機応変の部分と思う。

意外性と言えば
『常識を上手くズレを作って、読者を驚かせる演出』と思う。

シナリオの段階では俺が思いつかないけど、
『ここが特別な何かが欲しいなぁ』という空白を
ネームの段階で頑張って脳みそを絞るところ。

こういう大抵が最後に揃うピース。

これ一番難しいのは
『ピンポイント意識的に常識を上手く、ほどよく枠を外す』こと

正直に言えば、この考え方がいつも意識してることができない。
作家のネーム脳がなければ出来ない。

冨樫先生は、これがすごく得意と思う。
彼はいたずらが好きの小悪魔タイプので
読者に『ビックリさせてやろうか』という事を常に心にかける
と思います。

こればかり、真面目な性格が不向きです。
遊び心の以外に、『悪意』という調味料もほどよく必要だから。

テーマ性

 .....こう見ると
俺の話作りはやっぱり『シナリオ』と『キャラ』だけじゃ物足りない
どうしても『テーマ』が欲しい。

説教したい訳じゃないけど
少なくても自分にとって
物語は『これを通して何かが貰えた』という気分が欲しい。


屋台のシナリオはいくつも考えてたけど
テーマ性についであんまり満足にできてないと思う。

キャラも物語大体の流れも決めるけど
心が動かれたポイントがうまく見つからない。

雰囲気が必要だと思うけど、
そういう意味では今まで書いてたテーマ性が違うかもしれない。


龍居の話が、小さく小さくの何かが欲しい。

『命を大切したいだから戦争はダメ』とか大きなもんではなく、
『そういえば今日の飯が美味しかった』というすごく小さいの何かが。

それでいい。それがいいと思う。

子供の紙幣6〜7話シナリオ

今日はシナリオ書く。

今回のエピソードのメイントリックはとっくに決まりました。
クラスメートの『金を払って嫌な奴を殴る』依頼
という負の連鎖をどうやって断ち切るの物語。

でも実際に書くと、このエピソードも
1話分じゃ書き切れない、2話分じゃページが余る
という微妙なところになってちまう。

その時に別のエピソードを思い出した


『ピザ一枚、金貨一枚』という絵本の話が結構好き。

簡単で言えば
金貨1枚しかない二人が交代に相手が作った食べ物を買う。

最初は二人が商売でたくさん稼ぎたいから相手の物を買わないけど
結局金貨は1枚のままだが、
二人とも腹がいっぱいになって幸せになるの話。

この童話が一番好きなところが
『金を儲けではなく、価値を作り出して交換するの方が重要』
というテーマ。


で、この話もテーマだけでこのまま使えないので
この2つエピソードがセットして組み込めば
1つ前後編の話になると思う。

金を払ってものを作るのが素敵こと。
でももし『金を払ってものを壊す』という依頼ができたらどうする?

戦争ビスネスは、
武器を両方に売って戦争で両方が勝手に共倒れ
自分だけ儲けるという甘い汁を啜る商売。
実際、アメリカはそうやってきた。

しかし、本当にそれでいいのか?

この時に主人公の機転が効く。

恨みを持っている、相手を殴りたい欲望を変わる方法を。
  
『ボクシング』ができるクラスメートを依頼して
二人ともリングに引き上げて
『喧嘩』を『スポーツ』に、『報復』を『競争』に変えて
うまく解決させる。

負の感情をうまく発散させてプラスに転ばせるのも価値の創造。

という流れで6~7話のエピソードを出来上がり。

この話の構成とテーマがすごくいいと思う。
銭くんの立ち位置も絶妙でうまく活躍してくれるはず。
オチまで綺麗にまとめそう。

正直この話がうまく描き切れば
テーマ的に残るのが終盤エピソードだけだ。

2017/11/11

灶神と少女

https://zh.wikipedia.org/wiki/%E7%81%B6%E5%90%9B

今まで考えた読み切りの登場キャラが3人以上になる
ああいうサブキャラを排除したいので、
龍居とルミ二人だけの話を組む。

なので龍居のシナリオをもう1話を書いてみたけど
これはなんか納得の出来までかかりそう。

あらすじは、廟に居た龍居はルミと出会えて
一緒に屋台料理をやるを決める物語。


キャラ的に龍居よりルミの方が難しいと思った。
ミステリアスな女のキャラだから
内面描写は基本的に無し
しかしそれではやれる行動が限られる。

ルミは作ったキャラの中にも
かなり古株だからある程度自信があるけど
そう簡単に行かないなぁ。

ルミの境遇は普通に描くのがダメなんだ。
親が病気から彼女は屋台をやるというシチュエーションは
辛気臭いではなく彼女らしく前向きにキラキラやれるのが肝。

この話の場合、
神でさえ不思議に好感を感じさせないといけない。
じゃないと龍居が自ら動いてくれない。


そういえば、ルミはどうして簡単に龍という
ファンタジーの存在を受け入れるだろう、
そこにも説得力を持たせたい。

ルミは『色んなことを自然に受け入れる』ことを得意と思う。

母さんがアメリカ人で父さんが中国人なので
多様性を受け入れることは積極的。
先入観が持たないタイプ。

龍居のキャラはワンパクて描きやすいし慣れてるタイプから
ルミの方が色々を工夫しないとね。

同じあらすじでもルミのキャラ書き方によるかなり違いになる。

あとはこの二人はどちらでも結構わんぱくで
話を動かせるの方だから、手を組むのが物語を進ませやすい。

キャラ掛け合いが面白くになりそうだ。


まあゆっくり考えます。

2017/11/09

第4話原稿完成

ふう。

スケジュール的に1週分ほど遅くなっている。
でも土日しか描けないから
実際のロスは2日分だけなのにw。

さてとちょっとだけ休みます...

2017/11/07

サポートの手応え

昨日作家のネーム修正は結構手応えがあった。

41ページに割と重点がぼやけるネームを
ぎゅっと32ページに抑えて演出もうまく修正した。

まずは機能していないセリフをカットして
動いても物語的にプラスにならないキャラ行動も減らす
この作家一番よくある問題
”キャラの意思が演説で喋らせる”のエピソードを豪快に削除。

そして雰囲気の調整に一部エピソードの順番入れ替わり。
これが盤古の当時、編集長がやってくれたテクニック
今度が人に役に立ちました。

まあ今回のネームはそんなに悪くないと思う。

雑といえば雑、問題も多いとはいえ
必要なパーツが最初から全部揃っているので
”完成形”を見つけるのがそれほど難しいじゃない。

そして何となく”感じさせた何かが”、このネームにある。
だから修正のも楽しかった。

こういう仕事なら、編集としてはとてもやり応えがある。
ネームを進化させる。
今の俺にとって一番ストレスがない仕事。

2017/11/06

もしかして思った以上にやばい?

土曜日がすくすく原稿を描いてたけど
日曜日がガクッと体調が悪くなって
また連続14時間睡眠みたいのことが起こって
薬も飲まないといけないし、飲んでもそこまで良くなってない。

で、今日の仕事は普通に平気でやってる。
今の編集の仕事はプレッシャー的に漫画より少ない、
それはそうかもしれないだけど
土日で漫画を描くのも決してそれほど大変と思えないのに。

もしかして、自分の体調は思った以上に深刻なのか...

絵を描く自体こんなに簡単なことでも
既に体...というか精神の負荷になっている。

楽しいと思うけどそんなの楽しさでさえ耐えられない。

この3、4年ですごく速いペースで色んな事が変わっている。
今まで漫画を描くのが当たり前な事が
いつのまに当たり前になくなる。

楽しく全力で走れてた心がいつのまに”全力”が耐えなくなる。


こんなの時がいずれ来ると思うので
盤古の時に悔しさを残せないように頑張りましたけど
まさかこの形で向ってくると思えなかった。
二度とチャンスが来ないではなく
描きたいでも描ける体力が足りなくなるという形で....


でもね、体がそう言うなら
今は本当に欲張りの時じゃないかもしれない。

何でも描きたい
あれも描きたいそれも描きたいを言う場合じゃない。


1つ事だけやろう。
正直、今の時期はこれが一番いいと思う。

16ページの月刊連載でさえ、今の俺にとって
もう十分に欲張り贅沢な量なんだね。

これ以上に欲しいをいうのが体によくない。

ほどほどに。
というか、できるだけ描かないの方が正しいと思う。

2017/11/05

4話目のトーンと仕上げ

今日は4話目の原稿をスキャンしてトーンと仕上げ。
今回の銭くんもかっこよくに描く。

この連載のふきだしはレイヤー別にしてと注文されたので
原稿にふきだしがない。

体調また微妙になってきたけどまあまあ描ける。

来週に5、6話目のネームを描くかな。
この話はまだイメージが既に固まったからいいけど
8話目辺りから割と難しそうな話になる。

いや本当にそんなに難しいじゃないけど
8−12話は終盤のラストイベントなので
話をしっかり練るの時間ができるかどうかわからない...

まあいいや新連載始まるばかりだし、そのときはそのとき。
来年の正月に時間をかけて考えればいいだろう。


来週に最近買った本16冊がくる。
たっぷり読む。読書の秋。ふふふふふ。

2017/11/03

漫画家に不公平

編集の仕事をやって
そして昔に沖縄に研修でみた学生たち
そして最近ゴーレムハーツ作者のプロフィールを調べて
色々を思い出した。

2009年で新人賞受賞した人は
ジャンプで連載始まるのが2017年。
しかもこれは多分運が良いの方。

連載を取るまで8年かかった。
それまでは基本的に漫画で収入なしで
アシスタントをやりながら読み切りを載せてくれるの順番待ち。

ウェブ漫画なら揭載枠が比べて多いけど
大きな雑誌ような一発当たればデカいの利点がないので
リターン的に同じくあんまり期待できない。

待つ。待つ。チャンスを待つしかない。
当たるまで金をもらえないと等しい。
軽く年単位で待たされる。
作家になるのはそういうリスクを負うのが当たり前。

でも編集は、そんなにリスクを負えなくても給料がある。

漫画家は本当に家庭経済が良いの人しか目指せない仕事。
常識で考えれば8年も仕事もせずに
ただひたすらに”連載チャンス”を待つなんて出来ない。

しかもその連載チャンスは基本的に”宝くじ”。
つまりそれで喰えるかどうか1%くらいの確率。
本当にコスパがすごく悪い。

いい意味で言えば覚悟と耐力に問われる
悪い意味で言えば
無駄してもいいほど時間と金を持つの選ばれる人しか目指せない。

続ければ続くほど、
このシステムが夢しか見えない若い人の犠牲なしで
全く成立できないと思ってしまう。


特にインターネットのこの時代
単品作品の価値が下がるので、連載の価値も下がって
どんどんヒットする確率が下がるので
本当に新人に残酷な条件になってきたなぁ。

2017/11/02

人生経験

http://www.books.com.tw/products/0010529483


俺にとって、料理マンガのネタに一番難しい
そしてまだ勉強足りない部分は”いろんな人生”を描くこと。

盤古の序盤はこういう人情話が多かったが
今で見れば物足りない。

こういう資料をもっともっと読まないといけない。
この本をそろそろ買うと思う。

色んな人生を書かれた本を読むべき。

ノスタルジー






料理漫画に雰囲気的に使えそうな作品タイトルを調べてみた。


この5つを選びました。
こう見ると割とノスタルジーが強いよね。

人情味あふれるの感じが欲しいかも...この作品。

クッキングパパも考えたけど
あれが空気感が明るい過ぎてなんか違うと思う。

この作品は”切なさ”が隠し味レベルの程度が要るので
ただ”楽しくて暖かい生活漫画”を描きたいわけじゃない。

この中に深夜食堂が特に参考になる。
主人公がそれぞれの人生を干涉せずに話を運ぶ姿勢が好き。

笑いことも泣いたことも、時間に流されて熟成されて
過去の思い出として割り切る、という達観がよかった。

2017/11/01

”こんなの作品があってもいい”


https://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/syacho04

8コマ漫画「ポテン生活」。

4コマができない”間”を生かして
ちょっと増えた空間がネタのバリエーションが作れる。
これは面白いね。

マンガはこういう作り方もあるんだなと思わせた。

そうだね。
”こんなの作品があってもいい”

こういう考えでスタートすれば
もっと色んな漫画をこの世に生まれると思う。

A5判100ページ




先週の日曜日に
”台湾マンガ史料保存説明会”みたいのイベントに行った。

こういう場合は行くのが出版業界のベテランが多くて
比べて若いの俺がちょっとビビった。
まさか子供時期に好きな作者が何人も行ったとは。

そしてその場”台湾マンガ古本専門”の業者も居て
1950-1960年ころの子供向け雑誌を拝見させいただいました。

印刷は割と綺麗。
そして手塚時代ぽいの漫画は多くに載せられている。
子供の学習誌向けだから、色んな読み物と知識コーナーがある。

そして、一番ピンと来たのが
”A5判100ページ”という体裁。

1980年代に海賊版のドラえもんもこの感じ、
そして同時期に劉興欽の漫画雑誌もほぼ同じスタイルでした。

あとは1990年代海賊版の少年快報も
240ページになったものの、A5判でした。

台湾の漫画誌は、いくら日本のスタイルをコピーしても
決して300ページを超えることができない。

この事は最近ずっと考えさせた。

台湾の漫画や雑誌は、実は日本よりずっと少ページで、
小さい判数で本を作るべきじゃないかなと思いました。

超ミニの漫画誌を作ってみるでもいいじゃないかな...と思う。

朝食店



https://www.travel.co.jp/guide/matome/498/

台湾には朝食店があります。
基本的に欧米風のサンドイッチタイプ朝食と
中華風のおにぎりタイプ朝食2種類がある。

こういうのが結構流行ってる
その上に商売リスクも低い、だから適当な場所でも店を開ける。
氾濫するほど多い。

かなり定価が安いの方なのでみんながよく利用している
大抵の店は作り立てなのでコンビニの味より上だから
あんまりコンビニに潰されていない。

開業はすごく手軽なので屋台タイプの店もあります。

バリエーションが割と多くて、色んな物語になると思う。

日本は朝食店があんまりないらしいなので
これも料理マンガのネタになると思う。

2017/10/28

侘び寂び



https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%8F%E3%81%B3%E3%83%BB%E3%81%95%E3%81%B3


 https://wechatinchina.com/thread-8803-1-1.html

侘び寂びという概念がかなり好き。

龍居のシナリオでは、この境界を表現したい。


この二人は、性格はワンパクの方だけど
なんとなく『歴史の悠遠』という質を込めて考えたい。

俺のイメージでは
この二人は、古いの屋根に静かに料理を作って
人々に『古き良き』なものをひっそり伝う。

俺の年齢では、
たぶんこの雰囲気を描くのがまだまだ早いかもしれないが
なんとなくああこれなら.....と感じられる。

うまく描けるといいな。ゆっくり考えておこう....

七十二候

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E5%8D%81%E4%BA%8C%E5%80%99


七十二候(しちじゅうにこう)とは、
古代中国で考案された季節を表す方式のひとつ。
二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のこと

 http://kanjibunka.com/

漢字文化資料館

風動石聖公廟

https://zh.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E5%8B%95%E7%9F%B3%E8%81%96%E5%85%AC%E5%BB%9F
風動石聖公廟

石頭餅と石頭蝦で話を作れる。
アイデアはあったので登場キャラの事情を考える。

どんなの『日常』の話だろう。

時々、遠く所に行く。目的もなく放浪したい。
誰も会わなく、何もせずに
ただただいろんな街に歩い渡す、
ただただボーッと光を感じて、風を感じて....

そういう時間が、1ヶ月ほど欲しいなぁ。


http://eitasatou.com/nomad_mind/

今までの経験に、一番近いのが沖縄の研修時期だった
放浪生活したわけじゃないけど
一番長いの『一人暮らし』時期だし、
それに最初から数ヶ月しか暮らせないを知っているから
かなり身軽のライフスタイルでした。

自転車を乗ってよーし今日はどこに行こうかな?
アテもなく旅行もしました。

あれは本当に広くて心が軽い気分でした。

こういう気持ちを、物語に乗せて描こうと思います。

 https://yuchien.wordpress.com/%E6%A8%99%E6%BA%96%E5%8C%96%E8%88%87%E9%9D%9E%E6%A8%99%E6%BA%96%E5%8C%96-%E5%8F%B0%E7%81%A3%E7%9F%B3%E9%A0%AD%E7%A5%9E%E7%A5%AD%E5%85%B8%E6%97%A5%E7%9A%84%E5%88%86%E6%9E%90/

石神のデータ。これは色々ありそう。

2017/10/26

もし漫画家になれなかったら

この数日、体調がいい。

やっぱり原因が全然掴めない
でもまあとりあえず原稿書け!

今日はペン入れ10ページ。普通にいいペース。
盤古の頃ならもう少しかけるけどまあこれくらいなら良いだろう。

この体育先生のことを思い出して。
あの頃は26歳だから今もう39歳はず。

思い出した、このキャラは
『もしかして俺が漫画家になれなかった』の自分。
年齢設定はかなり近いだし。
実際、その時に俺が5年生の学生たちの先生だし。
体育ではなく担任だけど。

今で思えばそんなことなら別に不幸じゃないかもしれないけど
多分、たまに漫画描けない自分に落ち込むだろうな。

『選択したのは同じ人だから、違う選択でも不幸にならない。
幸せの形が変わるだけ。』

ある漫画にセリフ。だいたいその通りと思う。

でも何故だが感慨深い。

4年前に、もう一度我慢してを決めて
漫画の先生になろうと、沖縄の研修まで行きましたのに
結局学校は成立できなかったので先生になれない。

俺が先生になる縁が本当にないですね....(笑

まああの選択が多分今まで最悪の選択の1つなので
本当に早めに終わるのがラッキーだった。


今の心境は前と少し違う。
貧乏さを少し前向きに考えるようになる。
だから少し楽になった。

落ち着いてやれることをやってチャンスを待とう。
来なくても、生き続けるように頑張ります。


でも人生は本当に短いだな。
あの先生が39になると計算した瞬間
ああ、俺も13年を使ったなと実感した。

納得できる一生なれるように歩き続きます。

2017/10/25

ストーリー漫画以外の攻め方


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%AE%E5%88%A5%E5%8C%96%E6%88%A6%E7%95%A5


ちょっと最近台湾に売れてる台湾マンガを調べて
こういう分類的な”日本漫画ぽくない”の作品が割と強い。

ショートショートやエッセイ漫画の作品が多い。
これは結構ありと思うけど
具体的にやり方はまだ分からない。


こういう意識的な日本漫画と差別化戦略を取るのが
良いことと思います。

でも今のところは、あんまり攻めてない感じがするかもしれない。
この方向性をもっと勉強したいなぁ。

2017/10/21

4話目下書き

今の所が12ページ。
予定では今日が16ページまで全部終わらせたいのにできなかった。

今回と次回、銭くんの出番は少なめなのでちょっぴり寂しい。

この2週に体の調子が悪いままなので
進度が遅くなる一方。

休日しか描けないの弱点は体調が一度悪くなると
しっかり時間をかけて休むしかないので
落後した分が基本的に取り戻せない。

今の所まだ大丈夫だけど
来月また2回ネーム一気描くなのでそこが難関。

来週までハロウィンのイラストとギャグネタを描きたいけど
こんな調子じゃ難しいなぁ。

10月があっという終わりそう....
 今年も終盤になったな。早い。

2017/10/20

そんなの過去を眺めて

星期漫画は台湾の漫画史に数少ない
台湾マンガの漫画週刊誌。

部数は多く頃でも3万ほどしかなかった。
でも名作率はかなり高く
この30年間に台湾マンガが一番輝いてたの雑誌も言える。
この雑誌に載せた作家は殆どあと10年間が台湾に大活躍した。

こんなの雑誌も、2年ほどしか持てなかった。

しかし、最高部数3万しかなかっても
少年時期の俺にすごく思い出になっていた。
本当にいい雑誌だった。

そして俺がデビュー連載を載せてくれた”挑戦者”も
4年ほどしか続けなかったけど
そこに居た全てが自分の糧になる。

そんなことも既に14年前に。


ふっと思うけど
台湾の俺たちは漫画を
日本みたいに持ち上げるのは無理かもしれないけど

1つ1つ作品を作って、1つ1つ瞬間を放つ
読者にちゃんと届ければ
こんなことを出来ることだけでも、十分じゃないかな。

大きな歴史の中に流れを作るは難しい。

だからその流れ掴以外にすべきことを、したいことを
風に中に走れながらやろう。

例えば二度とチャンスが来なくても
俺が描くよ。

どんなの未来へ

色々を考えたけど、台湾に漫画誌が無理だと思うので
別の方向を探してみようと。

新聞紙はどうかな。台湾の新聞は未だに部数が大きい。
同人誌も自由に描けそうだし。
英語で世界へ発信すればもっと人に読ませる。
子供のためにの児童誌もある。
電子書籍は漫画にとって良い路線かもしれない。
i-tunesみたい整合されたメディア金払いやすい形が整えば....

いろいろを考える。
どれもいけそうけどどれも確信がないよね。
うーん。

2017/10/17

問題整理


この作家のネームとか色んな問題を整理。

最初に目立つのがこういうシーン。かなり象徴的。
この前にも書いてた
”演出や構図は微妙なタイミングがズレて違和感”。

主人公は霊体状態で人の体を透ける処。
なんか、これじゃない感じがする。

この作家は”機微な感情の変化”を描くのが苦手。

というか、感情のバリエーション自体も少ない。
最初の数話はいいけど話数に追われるたびに
”あれ、この表現はこの前にもあったような....”
”これとこの前にエピソードがどこが違うの?”

みたい感想は多くになっていく。

感情の経験、理解不足だから
演出、テーマのチョイスがミスが多い。

あ、そういえば主人公は上のように
”呪われた状態”が怪物な顔になっている話についで
バトルが終わったらあの呪いが解けると思ったが
次回は普通に続いてた。

”で、いつ戻るの?”と聞いたら
”次回登場のヒロインが呪い解ける能力がある”
と言いつつ、この呪われた状態は10話も解けなかった。

.........普通の顔が7話目までしか続けない
なのに呪われた顔が18話まで続けてた

もはや読者が主人公の顔が忘れた。
これは作者の大きなミス。しかも非常に基本なポイントで。

読者は怪物の顔ではなく人間の顔を見たいんだ。
こんな基本の事でもできなかったので
感性が本当に鈍いと思った。

”どちらの演出がいい?”という2つパターンを選択させる時に、
不正解の確率が全作家ダントツ。

だからキャラの好感度が伏線もフラグもなしで激しく変動する。
これまで仲が悪かった二人が
今回が理由もなく打ち解けた雰囲気になっている。

最初は俺がえ?と思ったけど
あとはフォローすると思うので
まさかこのままで仲間になったじゃないよね?

結局、まさにそのまさか。

キャラ達の打ち解ける、互いに理解する過程は一切描写がなく
”物語がこの二人が仲間になるしかないのエピソードで
キャラ達を強制に喋らせて、ペラペラ話したあと
仲間になった!”

みたい状態が何回も繰り返しました。
そりゃ、読者たちが不満になる。

敵が仲間になるのが、かなり難しいな問題なので
黃雷が盤古の仲間になるまで
気持ちの変化は何段階の描写を用意しましたよ。

あの作家はこの点についで非常に下手。

この問題は、基本的にスケールが大きいなので
ネーム修正で何とかする範囲じゃない。

そして作家は問題自体まだ理解できなさそうなので。
じゃないと18話も描いてて解決されずに続けていた。

どうしょうかな。

2017/10/16

20年前のあの頃に

昨夜はふっと思いました。

願いを言いたいなら
大学時期の生活をもう一度を味わいたいな。

マンガを描くのが
人気を取ることを考えなくてもいい
好きなだけ実験作を描ける。

気楽なバイトで4000元くらいと補助費3500元で
1ヵ月の生活費になる。

自分の生活費を稼げればいいのがなかなか楽で楽しい。


今はその時に6倍くらい稼げないといけないので
結構プレッシャーになる。

そして、昨夜がなんか気付けてた。
久しぶりにわがままな夢を考えていないな。

連載を取ってこの先の生活とかじゃなく
難しいな考えずに

3年くらい。大学の頃の責任が少なく
親も健康な時に
そして自由もあって体も少し無茶できる頃に
好きなことをやり放題の時間が欲しい。


そんなの願いなんて叶えなくてもいい。
でも。そんなの願いを、言えるくらい、意地を残してほしい。

2017/10/15

古銭

昨日は露店の芸術品売り場に行って
古銭の複製品(レプリカ)お土産を見た。

そういえば古銭のエピソードも描けるかもしれない。
銭くんはこういうコレクションを持てそう。

でもどんなの話を描くだろう。
追加エピソードも許されるかどうかわからないし。

まあとりあえずメモ。

寄生の廟

https://www.openbook.org.tw/article/20171004-789


台湾の変な廟たち。

これは良い本を見つけた。
大体の廟は有名なものじゃなく
限られた土地で奇形の廟を無理矢理に立て上がる所が面白い。

こういうので土地神の話を作るのが面白そう。

2017/10/13

読み切りの意味

うちの漫画賞に関してアシスタント達が色々を話している。

”賞を取れても今の時代じゃ
読み切りがネットに載せても連載になると限らないし
賞金以外はありがたみが薄いな。”

と、言っている。
確かにここ辺りが日本と台湾の差が出てくる。

アンケートの様子を見て読み切りを載せて
そして作家の実力が80点から連載が110点まで引き上げる工夫
これは編集の腕だが、

今のところが
”ネットに載せた読み切りの人気計り方”が無いので
この段階で上手く進めないなぁ。

そして連載ならともかく
読み切りは描いて同人も出せるから
”読み切り”という単体の価値がなかなか出にくい。

紙本なら一応権威性まだ持っているけど
ネットでアップするだけならピクシブでも出来るから
わざわざ漫画賞を投稿の必要がないよね。台湾の場合。

この辺りを色々を考えようかな。

例えば、受賞作が電子書籍化という特典を付けて
1ヵ月以内の売り上げを計って
それを人気アンケートのデータとして採用とか。

とりあえず色々を考えようかな。

雨夜市

用事があって夜市に。
大雨なのでほとんどや台は営業していない。
すごく寂しい風景。夜市の大敵が雨だなと思わせた。

http://www.books.com.tw/products/0010766029
寄生之廟:台灣都市夾縫中的街廟觀察,適應社會變遷的常民空間圖鑑

そしてこの本も買いたい。

雨夜市と廟の色々、屋台のシナリオに使われそうだ。


この数日に調子があんまりよくないので
作画ペースがダウン。

時間があるときに出来るだけ寝込んで、疲労を取る。
こんなの時に秋の雨が来て
気温がだんだん下がってちょっと不安。
これ以上に体調が崩れると普段通りに仕事ができなくなる。

で、今日は仕事場にゆっくりペースで仕事をする。

こういうときに、本当にこの仕事がありがたいと思った。
マンガと違って1時間のサボると1時間分の収入が減るけど
編集の仕事は調整が効く、
体調が悪いならペースダウンすればいい
サボるつもりはないけどこういうシステムなら
余計なストレスを感じせずに済む。

こういう意味で思えば
今の俺は漫画を考える余裕がないかもしれない。

本来、雨夜市という
こんな素敵なシチュエーションを見つけるなら
じっくりあの雨の中に2、3時間もその雰囲気を感じ取れて
あの夜がゆっくり話を考え込む
話作りの楽しさを味わえるのに。

でも今の俺は、あれじゃ”この半日に質実無収入”を考えしまう。
こんなの気持ちじゃ、上手く話を作れないなぁ。

話を作るのは、緊張感も必要だけど時に余裕がないといけない。
経済の余裕というか心のゆとりかな。