2016/09/28

台風

台風で今日、そして明日が
休みになって会社に行かなくても良い。

すごくラッキー....というべきかな。
とにかくたくさん漫画を描ける!
と思うけどなんか割とスローペースかも。

ペン入れは4枚程度。
盤古を連載する時は3倍くらいかけるなのに。

まあ体の調子もあんまりよくないかもしれないけど
なんか最近は調子良いの日が少ないの方じゃないかな....

今で思えば、1日中でしっかり8時間を描ける日は
今年に本当に少ないですね。
土曜日も日曜日も多分内の1日が
仕事の疲れさを取るに使ってしまうし。

編集の仕事は決してそれほど疲れるじゃないけど
なんか編集の仕事は専念するほど
漫画の方が入れ込めない感じがする。

2つ仕事が並んでいくのは、出来そうで出来なさそう。

でも多分仕事に関係ないだろう、体調がよくないだからかな。
プレッシャーなら前の仕事の方がずっと辛いだし。

まだまだバランスを取ってないかな。
体がもっと強くなりたいな。

2016/09/22

ラストサラダ

今日はある大好きなパン屋のサラダと食事メニューが最終日。

これを先月に聞いたらちょっとショックなので
最近よくあの店に行って食べました。

そして今日で終わってしまう。
ああ寂しいな。

今まで何回も好きな店がなくなってしまった経験。

好きなアイスクリーム、好きな日本料理店
好きなグラタン、好きな冷やしうどん、ステーキ屋....

仕方ないけど、こういう『最後』はいつも切ない。

永遠はない。

音楽と画像と違って
料理は大体作る人がいなくなると再現ができなくなる。
だから味をしっかり記憶に残すしかない。

こういう経験を、漫画に描いてほしい。

2016/09/21

便利の裏側

ある夢を見た。

簡単で言えば”世界滅ぼしボタン”ではなく
”世界をよりよくなるボタン”を作りました。

で、そのボタンを押すと世界はスマホがゲームできなくなって
検索用と連絡用の機能しか残ってない。

精製の食品も無くなって加工しない食材しか売れない
コンビニも無くなる。

.........要するに、”より良い世界は”
『多すぎる無駄な便利性が消えてしまう世界』。

まあ突っ込む所があるけど、
夢にして統合性があるの方なので。


そしてこの話が考えさせた、”便利の裏側”。

そういえば、”快楽”は多すぎると良い事と限らない
快感ばかり求めると人間が駄目になる
だから人間は勤勉しないといけない、ような常識があります。

つまり、快感は存在した以上必ず裏側のリスクと代償がある
という概念は普通にあるけど、
『便利』という単語はまだこういう概念がない。

つまり、『便利なモノは無条件に良い物になる』
という考える人が非常に多い。

ほとんどの人は便利の裏側を考えてない。


より良い世界になるのは、今まであった便利がなくなる可能性がある。
でも人間は不便になりたくないですね。

2016/09/19

まだ納得レベルになれない

時々に編集の仕事に関して
まだまだ納得レベルになってない。

一通りの仕事は出来るけど、
やっぱりなんか”ぼんやりに意識が浅い部分”が多い。

特に内容面に関して粘りが足りなく
『どこが何となくそんなによくないけど、これでいいでしょう』
と思ってしまう。

欠点がなく悪くないならいい、
この考えで作ったモノが無難になってしまう。

妥協せずに、作家の意見とぶつける。
この差はどこに出てしまうだろう。

強いて言えば、俺が明らかに
”大幅に進度を落後させるのリテイク”を避ける傾向があります。

つまり、俺が盤古を描く時に
『いくら時間がかかってもよりいいものを作れば、時間が惜しくない』
という心構えは、編集をやる時に出てません。

特にストーリーの部分はそうなる。

まあある意味、男性の思考モードが勢いでカバーする所があるけど....

えーと、そうなると
出来るだけ豪快にするの方がいいかな.....

何だろう、良い担当編集のは。

2016/09/17

切り替え

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E6%9D%91%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%82%B8
正村ゲージ



今週1週間に料理漫画のネタをたくさん調べてた。
よし、ここまで。

あとは気持ちを切り替える。

やるべきものまだまだ多いからね。

コミックと読み切りの仕事に戻ろう。
これは 専念して終わらせないと
来年の創作活動に繋げないからね。

よく考えれば、
今のところ準備中のシナリオが多いね。
ゲーム、料理、芸術、貨幣学。一応ギャグも。

難易度高いの芸術以外の4つはOKサイン出せば
1巻分くらいは描けるくらい完成度があるけど、
やっぱり今のところが条件が整えてない。

それに準備は分散されてこの4つも決定的に決め手がない。

まあ体調がまだ微妙の今は連載して!と言われても困る。


本当に仕事ながら連載を描けるだろう....
今年はずっとずっと調整していたつもりなのに
全然安定してくれないな。

今でも納得できない
なんでこの2年にずっとこの微妙な状態だろう。

盤古の連載後半の方が何倍も厳しかったのに。
その時に病気で倒れるのが全然おかしくないのに。
むしろ盤古が終わったあとが急速に悪化する。
年をとったと言ってもあんまり納得できない。

誰が教えて。

2016/09/16

古さと新しさ

今日は龍山寺周辺に取材しました。
台北に歴史スポットが多かった地区なので色々写真を撮りました。

そして1つ事をちょっと気になって。

新しさと古さが程よく混ざってる場所なので
普通に40年前の建物と現代の店があっちこっちにあった。

そういえば、俺は今までずっと
ガンガン新しいの物を作っていく場所にいたので

この写真に写す『椅子に座って特に焦らずに人々』
それを見たら、ある気持ちが浮かんできた。

こういうある程度に『ゆっくり今までの生活を繰り返す』
あんまり儲けないけど変わる理由もなく
という店があって、人々がいて、
ああいう人の生き方は多分
『昔の物をゆっくりに未来に持って生きてゆく』
ような感じじゃないかなと思って。

文化は、必ず新しい物を作って上書きではなく
今までの物を厚さと深みを与えるようなやり方があるだろう。
コツコツと生きる。そういう人々は。

すでに安定さを手にいれる人は、こういうやり方が許される。

文化のミームという物は
新しい物を作るだけで、古い物が勝手に脫落していく。
それだけなら上手く本質を残れないかなと思って。

古い物を大切に手に握って、上手く形を整えて
今の事といっしょにやっていく。
そしたら未来にまだ違う風景になるけど、
よりいい意味で文化を融合して進化させる。

どんなのやり方が上手くやれるのは多分これは誰もわからない。

考えながら進めていくしかないだろう。

2016/09/15

屋台料理取材

最近まずは台湾の屋台料理をネットで探せる情報を集める。
当たり前のように、それでもビックリしました。
資料の多さに。

本の資料は割と限られるのに。

そして、やっぱり量の意味が全然困らない。
元々種類は豐富だし、歴史もそれなりに調べるなら
ネタの意味が余裕。

刈包、薑汁番茄、烤肉、
生煎包、蚵仔煎、肉粽、
擔仔麵、滷肉飯、炸雞排、
鹹酥雞、烤玉米、烤番薯、
烤香腸、蔥油餅、紅豆餅、臭豆腐、
 肉圓、 蚵仔麵線、碗粿、割包、
筒仔米糕、豬血糕、滷味、胡椒餅、
剉冰、麻糬、小籠包等;
珍珠奶茶、愛玉冰、木瓜牛奶芒果冰等


ざっと調べるだけで30種類。

本当の問題は、料理はどうやって物語になること。

この辺りの課題は、本で食文化を勉強する必要がある
でもさっきも言った、
この手の資料がガクッと量が落ちるので
屋台に限られると
使えそうの本は5冊があるかどうかわからない。

とにかく、『料理と物語の組み合わせ 』は
ここからの難関だと思う。

これをクリアできないと話は量産できなくて連載もできない。

2016/09/12

『懐かしき』

『龍と少女』

料理漫画のシナリオで
ちょっとイメージを描いてみる。

どちらで言えば人情路線の方なら
こういう雰囲気だろう。

ちょっと神々しい、そしてちょっと懐かしき。
なんとなく郷愁を誘う味

話はもちろん、タッチに関しても相当に考えないと
この雰囲気を描けないだろう。

俺の年齢では、描けるの『懐かしさ』は1980年代まで。

それでも、もう30年前なんだよね。


この話に一番に描きたい雰囲気は.....
うーん、どう言えばいいかな....

https://www.youtube.com/watch?v=mRKTOZmX2cE

https://www.youtube.com/watch?v=DdFjzjWYFRo&list=PLbrh1Wx3Vxz-rRQnwY7394htJmoz2FLgd


ちょっと調べたら色々が描ける所がありそう
屋台の用意とか料理の歴史とか
廟口や市場など特定場所のシチュエーションや歴史など。
かなり描き甲斐がある。

1980年代だから1つトリックがある
1980年で発行した紙幣はすでに流通停止したが
硬貨は全部2016年の今でも使える。
タイムスリップの話を描く場合はこれが役に立つ。

で、メインの二人の行動原理。
高校生のルミは父さんが病気で倒れて
母さんはとっくに逝ってたので
父さんの代わりに自分で稼ぎたい、
すぐできる、すぐたくさん稼ぐ商売は料理しかない!
と信じて、屋台の商売を駆け出し。

でも料理が超下手なのですぐ大ピンチ!

竜の方が現れて、
彼が食いしん坊で廚芸の神様なので
”奇跡を起こす”という神様の修行をやっているので
二人が手を組んで、あらゆる屋台料理を作って商売を始める!


......多分こういう感じ。

俺のシナリオでは珍しく二人は事件を積極的に起すタイプなので
話が簡単に賑やかになると思う。

最終イベントはルミの父さんの病気解決、
ついでに竜の神様の昇格試験とか行うかもしれない。

他に商売ライバルや得意様の客、そして神側のキャラが
それぞれ一人が必要なので、序盤キャラで5~6人でしょう。

基本的に1話完結や前後篇の構成だろう。
盤古の序盤の感じ。

2016/09/09

需求

アシスタントや作家募集に来た人に
そこそこ上手い人が居て、今のアシスタント陣も
連載できそうな人も居るし。

でも、大切の連載枠は結局限られるので
この人が”そこそこ上手い”でも
”本当に上手い”の人にしか描かせない。

なのでああいう人は、同人で細々に描くしかない。
まあこの時代はまだ同人やPixivがある
もっと前になら本当に描いても誰にも見せる手段がなかった。

何千何万の人は、こういう好きな描きたい物語があるまま
終わってしまうだろう.......

2016/09/07

リスト

最近は仕事の全て事項をリストを作って
”今日が何をやった”という事をわかり易く形にする。

編集の仕事は浅く広く、多数の人と関わるので
記憶だけ頼るのは難しそうなので、ちょっと一工夫をした。

こういうのは、ある意味に”仕事を覚えるため”ではなく
”イチイチ覚えなくてもいい”ようにする事。

今まであれやったっけ、やらなかったけのモヤモヤを減らして
ハッキリする記憶に変わるつもりで
この記録をしました。

ブログはあくまでも自分のマンガと相関の事しか描かないので
上手く仕事を整理するために別の方法を探してみる。

そして仕事外の時間は自分の意識がもっと自由に
マンガの事を考えるようになる。

できるだけ割り切る、そうしたい。

......よく考えればこれ当たり前だけど
今まで8ヶ月は、強引に僅かなメモと頭で覚えてたのか.....


なんか頭がスッキリした気がする。

時間の少なさが変わらないけど、
これなら心の余裕を出来ていつかもっと描けるようになると思う。

2016/09/04

魔法戦争を描いてた頃

もしかして、もう少し単純に
魔法戦争を描いてた頃みたいに描くかな。

連載に使えないものでも
1ページ1ページを気楽に描く。

雑でもレベル低いでも
自分がやりたいものを確定すれば
あとは運次第に任せよう....

本気で描くほどストレスになるなら
別の姿勢で描けば良いじゃないかな。

今の自分に
上手く付き合い方を
見つけないと。

いつか連載を描けるまでの我慢ではなく
新しいの居場所を見つけて

今度こそ
仕事しながら自分を生かすの方法を。


でもまさか、仕事しながら本気で
漫画を描くの事がこんなに難しいと思えなかった。
時間の問題ではないんだ....

漫画を描くのは、やっぱり心なんだ、気持ちなんだ....

今年が終わる前に、上手く答えを見つけると良いな。

一期一会

永遠はない。
これさえ出来れば老後安泰、という事ばかりをずっと考えたら
今の瞬間に集中しない、今こその幸せが見失うかもしれない。

今の俺にとって、こういう所に迷ってるだろう。

ちゃんとした、いい漫画、売れそうの漫画を考えて
どうすれば最後まで続ける、
できればずっと描く作品を次々と続けられるように。

だから気楽に漫画を描けないだろう。

本来なら
日1ページを描くだけでも
その日の楽しさになるはずなのに。

大学まで
そんなの姿勢で描き続けてきたのに。

誰も見てなくでも
楽しく漫画を描ける。
上手いでも下手でも。

逆に言えば
この時代に存在した漫画も
20年後に特に意味がなかった。忘れていく。
それでも、その時に、みんなを楽しませた。
そういう風だろう。

親でも恋人でも
いずれどっかに行ってしまうかもしれない。
それが怖かった。

でも、生きるのはそういうもんだろう....

大学まで
生きるのはこんなに当たり前と思った
でもそうじゃない。
なぜ今はこんな風になるだろう。

どんなに頑張っても、生きるのは精一杯
人は死んでいく。

それを気づくと
胸を張って前に走る事ができなくなって。

最近はこんな調子だ。
うーん、どう乗り越えるのがわからない。

単純に生きるの楽しさ
その頃は戻れないと思うけど
今の段階はどうすべきだろと
自分で納得する結論を見つけるといいな。

2016/09/02

政治と文化

ある担当してたファンタジー連載について。

朝に編集長から電話
”あの作品は、今回は政治色が濃すぎてヤバイじゃないですか?
どうしてこうなった?”と聞かれた。

.......あう、ちょっとヤバイかなコレ。

担当の俺の考えは浅すぎる。
政治の要素があっても別に名前にちょっと変われば
自由に描かせても平気だろうなと思った。

気がちょっと重い。
今まで担当編集の仕事は単純に考えすぎ。
作品の影響力を考えてない。
あと政治の話題はより慎重に考えなかった。

解決策はそれほど難しくないけど、
こういう事を思慮が足りない自分に恥ずかしい.....

編集をやってここに来て8ヶ月
今回の事件で作品をもっと商業誌作品として
コンセプトをもっともっと考慮すべきだった。

編集長から見れば最初からあれを知ってた
昔とっくに注意してたので、
やっぱり担当編集という仕事はそんなに単純じゃない。


担当は一緒に作品の責任を取る、
という事は今までちゃんとした意識していない。

10連載作品の担当をやっても、別にそんなに難しくない
連絡のやり取りとネームの打ち合わせをやればいいと思った....

.......うーん。