2016/05/31

無意識

最近の遊び。
....買い物の時に、値段を考えて計算しなくても大体当たる、
ような事が出来そうで面白い。
食事に色々皿を見るだけで170元かなと、
実際175元になっている。

『意識』で計算しなくでも、
『無意識』は測ってくれるかなと思う。面白いな。

『意識』だけではなく
『無意識』を鍛えるのも結構重要かもしれない。
スポーツに関して体で覚え、ゲームといえば直感を育つ。
これを出来たらコスパは大幅に上がると思う。
意識的に、無意識を使い慣らし。

漫画を描く人、
テクニックは別々を見れば結構上手いのに
全体から見れば何故だが下手、
でもある人は1つ1つ技術を見れば上手くないのに
全体的に整える、持っている技術以上に見える感じ。

こういう意味では、『無意識』の統合力が違うと思う。

自分をコントロールする技術は、こういう所にあると思う 。
『頭が知っても心が追いつけない』まさにこれ。

 無意識は、今までの経験の積み上げて自分の行動パターンを作る。
だから常にアップデートするは必要
じゃなければ『昔の思考と行動パターン』に囚われる。

だからこそ、そこで意識を働かせてもらう。

こういう意味、
村田先生の『テクニックを覚えたら一旦忘れて』だろう。

意識で練習したモノを、無意識まで掘り下げるのは
睡眠学習とか繰り返すの思考で、
自分のモノになるまで使い慣れる。

だから学習は永遠の課題よね。

学習したらより良いパータンになると限らない。
今まで相性が悪いモノを覚えたら矛盾が起こって相殺
あるいは無意味に持ちパターンを壊れる事だってあり得るんだよね。

ある意味、人間は少しずつ壊れてゆくものだから
そこは気をつけてやっていかないと...

2016/05/26

描きたいものと描けるもの

http://yuu73.xsrv.jp/torishima

ビッグヒットを生む最大のコツは何か分かる?
簡単。「下手な鉄砲、数打ちゃ当たる」ですよ。
いかに作家に無駄弾を撃たせて、

いかに何度もダメ出しをして、
最後には作家に「自分は他人よりなにが優れているか」
 を悟らせるか、これに尽きるんだね。

 作家には「描きたいもの」と「描けるもの」があるんだよ。
そして、作家が「描きたいもの」は大体コピーなの。
既製品の何かで、その人が
それまでの人生で憧れてきたものでしかない。

 結局、ヒット作は
その人の「描けるもの」からしか出てこないんです。
それは作家の中にある価値観であり、
その人間そのものと言ってもいい。


ああ、いい勉強になる話ですね。

これは何となくわかるけど
俺は描けるものと描きたいものは割と一致だから
それほど迷えなかった....といっても
かなり時間かけてを見つけたもんだし。
学生時期で、少なくでも7、8年かかった。

自分はどんなの人間、どんなの価値観を持つ
それを分かってたからうまく描けるようになった。

結局編集もそこに必要だろうな
相手はどんなの人間。
その人間だからこそしか描けないものを見つける。
そこは理解しないといけない。

で、俺は何を描けるだろう。

ケモノキャラもあるけど本質はそこじゃないかも。

俺が一番描けるものはやっぱり
普段に気付かれてない何かがとぼんやりの考えに、
形を与えて言葉にする事。

発現者という『見つける』事をすごく楽しめると思う。
既に知られたものでも、
別角度で誰も見つけられない切り口を探したい。

漢字はこんなに面白いのに
ゲームの本質はテレビゲームではなく
金とは価値とはそういうもんと思って
童話はこうして純粋に気持ちで伝いたい

取材の時に、こういう所がすごく好きです。
編集になってもこの点も変わらない。

そういえば高校時期も未熟ながら
キャラをいろんな試しをやらせました。
ゴルフをやったり料理を作ったり異世界に勇者にさせたり
魔王に世界を救わせたり、悪魔と仲間になったり

その時にまだ茫然に目的も知らなく色々を試したが
今で思えば、この『試し』は『発現』の前段階でしたね。
既に自分の強みの芽生え。

『なにを発現したい』
このポイントを意識に浮上した途端に、幾つものを繋ぎました。
視野がハッキリになってくる。

そしてこの姿勢を、キャラを通じて表現するのは実現する。
疫病神の霍安、守護神の黃雷、牛頭馬頭も倉頡も
1つ1つ俺が考えてそれなりに結論を見つけたものを
キャラに持たせる。

だから発現かな。一番得意なできる事....多分。

2016/05/25

迷宮組曲

http://www.nicovideo.jp/watch/sm23163001

........最近ちょっと辛い時に思い出すのは、
まずこのゲームの記憶だった。
理由はわからないけど。

別にゲームとしてトップ10に入れなかったけど。

このワルツが大好きだった。

アクションゲームだけど、
部屋の中にゆっくりに立つでも
綺麗な音楽は流れて心地いい。
絵のような世界だった。

ゲームは、生産性がない
夢中になっても正直何も生まれなかったかもしれない
でも思い出になった。

それは親と友たちの人間関係以外
多分一番の宝物なのかな。

子供の宝物。

ゲームに通じて
子供の頃の気持ちを形にして残してた。

そして持ちながら
大人になってゆく。


ガルムのアトラクションは、迷宮組曲にした理由も
1つがここにあるかも。


他のゲームと比べて
このゲームは一番に『ワクワク楽しく』の気持ちが残された。

泡で敵を倒す、パジャマを着てる主人公
音符を集めて曲を豪華になってゆく。

他のアクションゲームと違って
いろんな部屋が、一度にクリアしてもまだ行ける。
道ではなく、本当にあちこち飛んで遊び回る空間。

オモチャ箱みたい城でした。

.....いいゲームだったな

2016/05/23

入院

母さんが目の手術するので入院しました
しばらく俺も母さんの介護をやって病院に居る。

順調で無事になるといいな。
なんか父さんの時も含めてよく介護をやったので
結構病院なれた気がする。

病院の夜は相変わらず不気味。

退院まで6日で済ませるけど
日常に支障なく完治するまで何月かかるだろう。

とにかくそれまで専念に母さんの事に。

治ったらまだ母さんを沖縄に連れていく。
だから早く治ってね。

2016/05/21

アシスタント面接

昨日はアシスタント面接。
連載陣が増えてきたので4人のアシスタントは
足りなくなって追加します。

5人も来たので
昨日はとりあえず3人を面接。

ある意味こっちはこっちで緊張する。
俺の基準で雇う人を選ぶだからね。
もしかして不適任の人を選べたら大変だし。

で、結局ある意味案外簡単かも。

性格は面接の時に本音しか聞けないので
もう少し苦労すると思ったら
アシスタントは実作で1枚背景を描かせたら
全て実力がバレてしまうからね。

まさに3人3様、レベルが火を見るより明らかに。
一人は同人レベルでパースはほぼできないレベル
一人は基本レベルけどアシスタントがちょうどできる
一人は上手すぎてアシよりプロになるべきレベル。

この意味では、ほぼ最初予想通り。
上手すぎてアシとして使うのは勿体ないくらいから
合格するかどうかちょっと迷いけどね。

あと2人.....来週は本格的に忙しい。


いつのまにどんどん進めるよね。何もかも。

2016/05/17

もはや1と100

今週は結構ベテランの新しい編集が入りました。

ちょっとコミック出版のコストを計算して見せました。
うお、これは.....複雑。

俺にとっては1つ1つがずっと知りたかった情報
そして現実の厳しさをもう一度感じさせた。

倉庫代、原稿料、印刷代、担当たち、アシスタント達の給料
宣伝費、卸売り、グッズ製作代、調達代
1つ1つ羅列されてなんか壮大すぎて眩しい。

昔に盤古を描いてる時期は
チラッと見せただけで、ぼんやりしてた事が
今度は全部見せて、対応する立場になっている。

まあ俺はあくまでも担当編集だから
コストと利益をそこまで計算しなくでもいいけど
1巻の売り上げが不振になると
2巻、3巻につづけると赤字が雪だるま式拡大する。
そこを考えて”今”の作品を作らないといけない。

それくらい分からないといけない。

..............やるべきが本当に多い。

そういえば新編集はある話が言った

”なんか全体的の連載は、話の進めテンポが遅い気味。”


ああ、確かにそんな感じがする。
でも早めに話を進ませるのは結構難しいよね。
作家は基本的に早めにやりたくない。
ゆっくりに雰囲気を作りたいからね。

2016/05/16

シナリオチェックポイント

できるだけシンプルに絞って
打ち合わせの時に”これを確認すべき”的な。

シナリオのみ。

1.客観のストーリー線
5W1Hなど、
誰が、何時で、何処に、何を起こって、
そしてどう対応して、結局どうなった。

2.心理のキャラ感情線
キャラは誰が、誰と、互いにどう思って、結局どうなる。
心理的な動き。

3.設定と情報
世界観の設定とか、システム的の構成
面白さと情報量など。

4.メイントリックとネタ
今回のテーマ、あるいはギャグのメインネタ、
”ここが見せたいの面白い”という点を。

5.長期の話にこのエピソードがどう動く
未来の話を考えて、ここの伏線がどう張るかどうか。
全体像と局部像のバランス。

2016/05/14

食べ物と運動とまんがが良いバランス

今夜は母さんと夜市に行って食事した。

今回の特徴は全てチョイスが正解の所かな。

まずはたこ焼きとお好み焼きの店
次はココナッツミルクの飲み物であっさり
そして食べたことがないおでん屋が大当たり、おいしい
次はマンゴーかき氷、これも食べたことがないけど
当たりの店。
くし焼きの鶏肉も美味しかった。
最後の締めはキノコ粥。

全部2時間半くらい歩いたけど
食べたものは基本的に美味しくてカロリー低そう
これはすごく良いバランス。

食べたことがない店が多いけど全部当たったもすごい。今日は。

あと、やっぱりグルメ漫画は台湾が向いてると思う。

今日は夜市で人群を見ると
『ある屋台はグルメ漫画を売れるのもアリじゃないかな』って。

基本的に本屋と違って夜市の客はリピターは少なくて
一見さんが多いの分、
浅くて広いエンタテインメント性が高い作品は延々と売れそう。

デタラメの発想だけど、 同人誌を売る感覚で
飲み物とかろ一緒に組んで売れば
不可能じゃないと思う。やり方次第。

まあ言うだけならただだからねー

2016/05/11

超イライラ

コミック出るためにある作品の台詞を修正するために
6話まで読み返し。

..........すっっっごくムカつくイライラしました。

俺が担当になる前に6話だから
ネームは非常に見苦しい、かと言って描き直すこともできないし
台詞修正でなんとかしないといけない。

でも何とかできるわけが無い。
このレベルになると。

相当にひどい。
特にキャラの感情に関して、話が進むたびにイラつく。

主役がチンピラにナンパされて話
普通なら1ページで済ませそうな事だけで延々と数ページ
しかもチンピラの台詞はイチイチ意識低い
ギャグにもなれないし、さらにギャグで持たせるつもりがなく
シリアスで行くだからさらに余計にイライラさせる。

それだけならまだマシだが
主人公側の返事もイチイチ挑発的
同じくEQがすごく低そうな発言ばかり
さらにそこで”私たちはギャグで言ったですから!セーフ!”
で逃げました。

うお、なんて醜いの流れだろう。
悪役はシリアスで主役を貶める、シリアスで人を責める、
そして主役はギャグで悪役を貶めてギャグで逃げる。

まじで酷かった、作者の心がどれくらい醜いを感じるエピソード。
どういう神経でこういう流れを描けるだろう。不思議だ。
見るだけで苦痛。ああ、全没してあげたい。

こんなの調子のものは6話も続けるかよ。
早く終わらせたい。

ああ、酷い漫画で飛ばせる事を許せないなんて苦しい。
こんなじゃ教科書を読むの方がマシだ。
つまらなくでもせめてイライラする必要が無いし、
少なくでも情報として有益だからね.......

2016/05/10

アシスタント募集と新連載を立て上げ

今週はアシスタント募集の事をやっている。

うーん、ある意味良い人が集まれそうだが
選ぶのはちょっと困る。

作家の選ぶ時もそれはそれで悩むし。

人を選ぶ側になると、
それなりの責任とプレッシャーが付いてくる。

面接の方法も時間も準備も今週中に考えないと。

あと新連載の打ち合わせも時間かかる、
2話以降と比べて1話目が上手くできるまで
少なくでも5倍以上の力が要るし。


アシスタント募集の人たち全員は
ある程度が実力があるけど

一人が上手すぎてアシスタントよりパラメータが作家向け
一人がトーンはできるけど背景が難あり
一人が背景が描けそうだがデジタルが不得意、
それぞれの欠点がありそうで選択しにくいなぁ。

面接でこの数人のより多い情報を手に入れるしかない。
スピード、コミュニケーション力、志望方向性を
確認する必要なんだな.......

こういうことを思考するのはかなり難しい。

アシスタントは、基本的に短期の仕事だから
30年ずっとこれでやっていけるわけが無い
大体3~5年程度で終わる仕事なので、
その後はある程度を考える必要がある
この辺りがちゃんと認知しないといけない話ですからね。

2016/05/07

編集と作家

編集の仕事は4ヶ月も過ぎました。
最近はどんどん慣れてペースを上げて行く感じ。

で、編集と作家の仕事は全然違うよなと思わせた。

セリフ修正、コミックスのページ計算、
アシスタント管理やネーム、シナリオ打ち合わせなで
作家でいた頃 は一人前を処理すればいいことは
今は10人分の量を処理しないといけない。

並行作業がすごく多い。その分思考は広く浅くなって
素早くあらゆるの仕事を基本レベルをやる感じ。

で、編集としてモチベーションは作家のも違うかな。

作家は自分のことを深くやりたい感じだけど
編集は黒子的にサポートの喜びを感じるかなと思った。

あと昔に編集長の事を考えれば、
自分話作れない分、自分の創造欲を人の作品をねじ込める
支配欲の所もあるかなと思った。

まあ、俺は作家として自分のアイデアを形にできるから
そういう欲望は無い。

でも、いつか俺のまわりに
作家だけではなく編集が必要な時が来ると思う
そういう時に良い編集を見つけるのも重要。

漫画好き、漫画関わる仕事が好き、
作家と語り、サポートを好き、できれば出版経験がある......

そんなのパートナーが見つけると良いな。

そういう意味なら、今の仕事が価値があるかなと思う。
もっと編集、もっと色んな仕事してる人を見てて....

今まで本当に漫画しか見ていなかったからね。


あとは、作家はどうしても給料をもらいながら
一定量の仕事をやるスタンスのはできない。

作品は基本的に量ではなく、質で勝負する
そして同じく物をやり続けるのは意味が無い
内容的に『ずっと違う事をやらないといけない』だから
結局計算できないので、仕事としてパターン化できない。

そういう意味は、
作画ですら一定の時間に一定の量化できない
ネームになるとさらに無理なので。結局安定な職業にならん。


そしてある意味、今の会社で完全の役割を理解できる会社。
今まで会社は人数は少なくて基本的に不明確
5人会社じゃどうしても『不適任の仕事』をやる確率が高い。

今で思えば、社長兼編集長、編集兼美術
教員兼宣伝、兼教材デザイン、兼翻訳、作家兼編集など
メチャクチャな役割ばかりだったな。

今の会社では、
俺が編集としてほぼネーム打ち合わせしか能力がない
だからちゃんとそういう類の仕事しか来ない、
これだけですごく有り難いな。やっと優遇された感じ。


まあ会社の初期はそういう所は必要と思うけど
結局上司の指揮センスに全て決める。
小さい会社ほどHPも低いので僅かダメージで死ぬので。

やっぱり俺は多分『上の人』の才能がないから
創業は無理だろう。
でも良い上司を選ぶなら、出来そうかも。

2016/05/04

微妙感

今回はちょっとレベル微妙な1作を考えてる。
連載狙うにしてなんか届けそうで届かない。
でもモヤモヤして理由があんまりハッキリしない。

作者は19歳だから年にしてレベルが高いけど
このまま連載させても打ち切られるに見えるし。

まあサブテキストも問題があるけど、
何となくそこだけではない気がする。

もう一人の編集さんの意見を聞いてみた。

”なんかこの作品はキャラが当たり前のように
初めて会った相手を信じすぎる。
当たり前のように手を組む、
当たり前のように話が勝手にスムーズに進む”


なるほど、つまり
作家の都合に合わせて話とキャラを動かせるの事だね。

これは確かにどちらで言えば
俺がそこまで意識していないポイントらしい。

行動基準を従うのがちゃんとしてたかどうかのは重要。

俺の立場から見れば
理由が強引でも感情は合ってるだけでOKサイン出る傾向があるけど
もう一人の編集は女だからそういう所が妥協がしない。

すなわち精度が違う。
多分俺はセンチ単位で計れるけど
女の場合はミリセンチまでは把握できる感じかな。

2016/05/03

仕事が増えた

編集の仕事ここから連載数を増えるから仕事が増えた。

特に連載を立上がる時に、1話目でかかる時間は特に多く
あと週刊連載も1コ始まったし
これからコミック発売から色々が忙しい。

若干仕事の追加スピードに追いつけない気分。
1月の頃と比べてかなり多くなっている。

それでも上手くいく気分。
多分仕事が飛び回っても、この間に何とかになる。
あれだけ向いてる仕事だろう。

最近体の調子は少しずつよくなるし。
もっと良いことを起こるといいな。

漫画描くの方とか、もう少し時間があればいいな。
まあしばらくは焦らずにゆっくりテンポで進めればいいだろう。


ある意味、兵役が終わったから12年間ずっと
色々追われて焦ってたが、
この12年に今年が一番焦らなくでも良い時期だろう。