2015/07/31

19ページ

えーと、学生の中に
3日で19ページネームを描ける人が現れた。
まあそれくらいできる人と思った。
元々読み切りくらい描ける、賞を届けそうで届かないレベルなので。

まあ出来るとはいえ、それは簡単じゃない事だって
俺は知っている。
平均的に俺も3日なら25ページで精一杯なので。

これから20日でこの19ページを仕上げ。
これもこれで難しい。プロなら多分大体の人はできるけど
アマチュアならギリギリかな。

俺はちょっと時間を計算して
『多分8割の確率が締め切りを間に合う。やってみようか!』
とやらせました。

このレベルの学生になると指導自体は楽しい。
ネームの添削だってコツがすぐ理解できるし。

未来を楽しみだな。


そういえば昨日も中学生一人が入学したい。
それも中学生として破格のレベル。

ネームもう描ける。これ中学生として相当に珍しい。
最後のページまで続ける力まだないが、
原始的な形がなっているので
多分ネームの指導や添削は理解できる。

バクマン大好きなので基本の理屈は分かっているし。
こういう中学生から漫画を描ければ、
これもこれで未来を楽しみだ。

2015/07/29

漫画の以前

昨日の授業は漫画のネーム.....
学生のレベルから考えると
まったくネーム1枚も描いたことも無い人が結構居るので

多分このレベルのネームも描けない可能性が大(複雑さの意味で
もっとレベルを下げないといけない。

が、ドラえもんはほぼ漫画のネームとして一番シンプルなのに
これ以下は何をすればいいと悩んだ。

結局、絵物語を使った。
そしてある意味正解だ。

本当に『連続のコマ』という要素出せるだけで
どう描くのが分からなくなる人が居た。

『絵とセリフを同時に処理する』事が出来ない。
キャラ設定は完成、シナリオも書いたから
理屈的にそれぞれ2つ要素を合わせれば
どんな下手でもネームを描けるはず。

 が、すでに用意したそれぞれ2つ要素を同時に描く、
この時点でアウト学生が居た。


このレベルじゃほぼ4コマを描いても無理くらい。
もはや時間の流れとかテンポや構図とかセリフの吹き出しとか
教えても無駄だ。

念のためにそう考えました。
絵物語という形で描ければ、
セリフは考えなくでも一応80年前の文法で漫画を描かせる。

でももちろん読み切り描いた事が学生も居るので
そんなの学生に応じるレベルで指導しないといけないし。
.......これは難しいな。


あのレベルのネーム
(絵とセリフを同時に考えながら連続のコマを描く)なら
俺が8歳の時に既にスラスラ描いてた。

小学で作文を書ける前に、漫画を描けるくらいの早さ。
こう思うと俺はどれほど漫画好きのが分かるな。

2015/07/28

聞くだけで出来るなら苦労はしない

そういえば、
『もっと知識を知りたい、練習はあとでいいよ』
という人を思い出せました。

漫画は聞くだけで出来るなら苦労はしないよ。
漫画を描くのは知識じゃない。

体験なのだ。

知るとやる。これはセットなんだ。

料理だってレシピを読むだけで作れる訳がない。
素人は特に理屈より大量な練習がいる。

経験少ないほど理屈の比率が低い。
完全の素人なら
ある意味『やれ、考えは後だ』だけでかなり通じる。


だから、
『俺まだ出来ないのは最善の知識と方法を知っていないだけ』
という考え人と出会えると面倒だ。

素人より少し知識を持っているの半端レベル者がここが手ごわい。
ちょっと知識があるから『もう知った』という自信がある
その分、持っている知識が歪んだ先入観になって
進歩と学習を邪魔する。

ある意味にこういう人は素人より希望がない
伸び代が『今までの自分作った先入観』に囚われるから。

まあプロも先入観があるだけど。
どれだけ自分の先入観と対抗できるのが成長の幅を決める。

2015/07/27

話が通じれば

知り合いはイラストの構図が悩んでちょっと話しかけてきた。
イラストレーターとして彼の画力は俺よりかなり上の方なので
最初は『え、なんで俺?』と思ったが

実際に話してみたら、これは面白いな。
構図を話すだけでも色々通じると感じる。

俺は美術系卒業だから美学理論は習った事があるので
そこの話題は技術ではなく概念として話す。
そして割と役に立つ。

相手は一枚絵として伝いたいテーマ、表現と雰囲気など
理解できるだから、打ち合わせがやれる。
時間差表現や見開きのトリックとか
画面に勢いの流れやキャラの気持ちなどの語りも。

そして話が通じるのが気持ちいい。
絵描きを話し合いはこんな気持ちいいのか。

漫画だけではなくイラストもいけると思えなかった。

まあ相手の姿勢も心地いい。
画力が彼より低いだからと言って俺の意見を無視せず
俺の構図力や美学概念のレベルを認めれくれる所が嬉しい。

本当にどこまで絵描くが好き純粋な気持ちが良い。

そして普段はこういう話題を話し合える相手があんまりない事も
ちょっと驚いた。

彼は絵を描くではなく美術美学レベルで絵を考えたいから
並みの絵師じゃ話が心に響かないらしい。

そして自分はこういうも分かる所もちょっとビックリ。
美術系で美学の勉強は正直そんなに真面目にやっていなかったし。
でも仮にも4年もやった訳だし、素人より基本があるらしい。

大学は美術系に行ってよかったな。
やれる事まだまだありそうだ。


やっぱり自分の力を分かってくれる人と語りのが気分が良い。
もういう事をもっとやりたい。

歪んでいくセカイ


なんとなく描いてた。

セカイの何かが歪んでいく。
というイメージ。

多分ゲームシナリオ用のアイデアだけど使うのがかなり先。

この『違和感』が時々そう考えさせた。

傘ではなくレインコードが『正解』の世界。

よく考えればこれは正解かもしれない。
傘は雨除けの能力がどう見てもレインコードより劣るし。

でも傘の方が普及的。
まあ便利さが傘が上だからね。

こういうすごく微妙な所が人に違和感を与えると思う。

まあ俺が言いたいのが
これくらいはどうでもいいよ、どちらも正解しておけ。


この話は続くと面白いと思う。
だんだんが歪みが酷くなっていく風景が恐怖感が連れてくる。
『セカイのピンチなのに誰も気づけていない。』
的なシチュエーション。

こういう世界危機が描いてみたい。

2015/07/24

働くって何だろう

http://ebookstore.sony.jp/stc/special/author/uminekozawa/

いやマジで。疑問が溢れています。


 http://mindhack2ch.com/archives/20760951.html
需要と供給の要素で仕事を考えてる事かな。

漫画やアニメは基本的にエンターティメント
需要は他の産業ベースの上なので、ある意味崩しやすい。
なので安定しない。

日本は多いけど台湾では
ああいう事が需要が少ないかなと思った。

一応そこを考えてやってきたけど。


で、仕事は何だろう、働くはなんだろうと話題を続く。

 需要を作ると供給も作る、理想はそうだと思うが
 基本的に需要に応じて供給する話かな。

でも仕事は複雑になる程、その供給の仕組みがやりにくい
色んな人間システムの事務が生まれる。

そこが『人間システムを順応する能力を持つ人』が登っていく。

そして漫画家の能力はそこが強くないと思う。
本質どちらで言えば『感情面つまり動物面の能力』向けだから。

商売の技能が欲しいのもここら辺の理由。

芸術創作は基本的にサポーターが要ると思うので。


働くは『供給の能力』かもしれない。
できるだけ自分だけ応じる需求を上手く見つければなぁ。

2015/07/22

あ、多分それ

だったら色々が辻褄が合う。

うーん。これはどうすればいいかな。
これって謝るほど事でもないと思うけど
でも気が悪くさせたのがろうな。

これは本当なら相手が怒るも理解できる。
あれは確かに俺の欠点。

形はどうあれ、相手の欠点を間違い場所で言う。
今までやった過ちにこれが一番回数が多い。

どうすればいいもうちょっと考えよう。

まあ変わらないのがちゃんと授業を行って
仕事を上手くやるべき点と思う。

解決策まだないけどまあ問題を予想できた分
ちょっと方向性が掴んだ。


色々が難しいな。
生きるのが難しい。仕事が難しい。

2015/07/21

友たちって

http://tw.anyelse.com/article/41781.html


これ色々考えさせた。
まあ、仕事の同僚はあくまでも同僚。

確かにそう。友たちになれないなら、それでいいかな。

そういえば、同僚は何だろう。
今まで仕事場の人たちは、友たちじゃない人はあんまり少ない。

同じく漫画家なら、友たちになれる。
いや漫画描く好きだけで友たちになれる。
ある意味ずっとこんな感じなんだ。少なくでも俺はそういうつもり。

同僚の距離感は分からないかもしれない。

仕事場では『能力が強い人ほど重視される、人間関係にそれを示す』
という事になるかな。

確かにそうかもしれない。
でも同時に漫画家はそうじゃない。

でも、学生はそういう風で考えていないはず。
やっぱりこの意味では、俺が学生を信じる。


そして今まで友たちが消えた訳がないし。

上手く距離を調整して
明日にも歩いていこう。

2015/07/20

これじゃ全然描けないな

ちょっとしたストーリーモード。
ポクリはキャラとして万能すぎるじゃん、
いきなり悪役にやらせても違和感なし。すげえなこいつ。

そしてこちらはちょっとした鬱モードも続く。
うーん。全然漫画描けなくて割と落ち込む。

今の所はほぼ週2ページのこれ以外なにも描けない。

時間の問題より心境の問題かな。
自分が納得する答えとやり方そして慣れるまで時間かかる。

正直、もう10ヶ月も過ぎましたのにまだこんな調子。
こりゃ深刻な問題かも。

波はあるけど
基本的に漫画の楽しさを1ヶ月に5日も満たない状態で
本当にすごく厳しいな。ストレスがなかなか解けない。

何かが欲しい。
今の生き方に1つ、毎日に小さいな幸せでストレスを解ける方法。

ある意味、漫画を描くじゃないかも。
2ページを描いても全然満たされない。
もっと描くのに時間が足りんし。
他の何かが欲しい。

でも何だろう。

今まで経験から考えれば
食べ物、本、音楽、あと小さい旅かな。

あああと部屋の整理もあるかも。
未来のために色々整頓したい部分もあるし。

あと一つは、多分親と過ごす時間と思う。

父さんの時にあんまり短い。認知症発作から入院意識不明まで。
あんまりやってあげられなかった。
今度残された時間に母さんと一緒に何かがやり遂げたい。

2015/07/19

シナリオからネーム

シナリオの『文章』から
『ネームの絵+セリフ』の段取りは何だろう。

初心者はここが難しそう。

盤古を描く時に
アクション回とストーリー回のやり方が少し違い。

基本的にアクション回の方がやりやすい。
キャラの感情は単純になるほどネームがやりやすい。
絵を考えればいい。直感的。

マンガは絵とセリフだから
頭の中に初期階段で、
どれくらい絵を持っている、セリフが持っているに関係もある。

シナリオの中に
風景、背景、表情など『元々視覚要素』の物なら
そのまま絵として考えればいい。

キャラのセリフもそのまま書ければ一応OKだけど
マンガのセリフは基本的に100文字を越えないので
文字をより砕けて小まめに出るのが基本。

続きは『モノローグと心理描写』。
これは大分に抑えないといけない。
特にモノローグはキャラの魅力と直結しないため、
出来るだけ少ないの方がいい。

この辺りが『元々絵じゃない要素なのに絵で見せないといけない』
だから難しいと思う。

漫画化の際で一番減らされる所と思う。
設定タイプの情報はここら辺が多くて
これは上手く扱えるかどうか中級者の壁と思う。

ある意味シナリオからネームへ転換は
『翻訳』(文字から図像へ)の段取りと思う。


でもまあ学生は半分くらい1つまともなネームも描けないので
『とりあえず描かせて1つネームを出来上がり』
は当分の目標だと思う。

CPUと切り替わる

昨日はデッサン授業を受けました。
色々考えさせた。

なるほど、上達するほど
デッサンの空間の思考と絵(図形)自体の形の思考、線のリズムなど
自然に必要な『思考の切り替わる』が行う。

いくつ価値観の切換が必要。
これは絵だけではなく人間として作家として必要なんだ。

1つだけ囚われると思考の幅、表現の幅が狭くなる。

あとはCPUかな。
絵を描くだけではなく、同時にストーリー、ネーム
を処理するために頭の容量が必要。

それは『マンガは自分にどれくらい大切、時間を使う』
そして『熟練度』が重要。

初心者はいくら知識が持っても方法が知っても
同時に複数な事を行われない、こういう所が複合領域の整合。

得手不得手による差が大きい。
授業の時にまだまだ同時にいくつ事を上手くやれない事と同じ。
でもそこに経験と感情が必要。

やっぱり感情は上手く処理いないと上手くレベルアップできない。
ずっと今まで同じパターンを頼るから。

特定の価値観に囚われるのが怖い。

『この人とコミュニケーションしたくない』
という姿勢を見るとかなり痛感した。

些細な事で相手を拒否する。
自分の感情と今まで積み上げた価値観を守るために。

人間はそうなると怖い。
違う価値観持っている人間と会話すらできなくなる。

2015/07/16

何かが足りない

今日は3回目の授業。テーマはキャラクター設定。

緊張は大分に解けたが、今日の授業はなんか足りないな。

かなり資料を用意したが
時間切れ前に全てを使い尽くした。
多分喋るペースが早すぎるかな。


あと1つ。
今日の授業は『完成したシナリオを基づきキャラを作る』はずだけど

で、実際やると、本当は授業が『キャラの設定』になってしまった。
ある生徒の質問で気づけました。

シナリオ書いたからと言ってキャラを繋がると限らないぞ。

つまり、シナリオからキャラの発想ができない生徒がいる。

しまった。初心者ならこれがあり得るんだ。忘れた。
確かにどこか物足りないと思うと、多分この辺りだ。
『シナリオとキャラの繋がる工夫』は授業に組み込めていない。

確かにこの問題なら俺も読み切りを描く時にそこそこ悩むだよ。
来週に補足しよう。

でも、かなり初心者、
それにイメージ的色んな事に苦手そうな生徒の一人は
そこら辺の課題は軽く乗り越えた。

シナリオは基本が上手くできてる、
誤字が多いがページ数も短くに把握したし
キャラデザインなんて4人も5人もその場の2時間弱で全て完成
質が高くないが最低限があるし、量が優秀。

うーん、こういう事は本当に不思議だよね。

先生の仕事で変なサプライズがまだまだ続きそう。

2015/07/15

まほう



今日の授業はかなり難関。
かなり苦手のデッサンの上に準備時間が短く、
経験も浅い所で色々が悩みました。

上司に『君の経験を活用すれば出来ると信じます』と言われた。
いやマジで嬉しいだから、それを信じて頑張ります。

でもやっぱりプレッシャーがすごい。
自分に力になれそうのまほう言葉を探してた。


これが結論。
『わ』がままようにやればいい。
『が』くせいを信じる。

今の所は経験こんなに浅いから自分ありのままでやるしかない
だからある程度に錯誤があってもとりあえずわがままでやろう。
それは少なくでも自分の言葉で授業できるから。

あとは学生を信じる。
今の所に自分を信じる要素があんまり少なくて
でも学生がみんな漫画を描きたいという事が確信できるので
そこを信じよう。


で、一応形を整って今日の授業を向かう。
..........その前に臨時テスト授業まだきた。

今日の一番の災難。
あの苦手の同僚にボロクソに言われた。

すでに授業前2時間。
自分の授業構成をほぼ全否定。
どう見ても修正しきれない意見をこんなタイミングに言う
俺が流石に焦った。
それだけではなく逃げたい気持ちでも現れた。

本当に落ち込んでもうだめと思った。

その時に上司まだ励ましてくれた。
本当にシンプルです。
ただ俺のやりたいようにやってもいい。信じているから。

でも本当にそれでギリギリやっていける勇気もらった。
そして授業スタート。

..................そして出来ました。
1回目の授業よりだいぶ良い出来。
学生の反応も良い、ちゃんと付いてくれた。

マジで今日が今年一番大変な1日。
いや中国語の授業なのに沖縄の日本語授業より難しいくらい。
でも一番達成感もあった。

何より自分最初の判断は間違いない、
そして最後までやったのが本当によかった。


あとは『信じている』という魔法の言葉が本当に感激した。

あれが無かったら今日が上手くやれるわけがない。


今日の経験値が普段の20日分くらいがあった。
レベル2つくらい上がった気分がした。

2015/07/13

嘘が好きじゃない

ちょっと変な話題かも。

別に完全に嘘を付かない人じゃないけど
自分の気持ちと違いの嘘が非常に苦手。

自分の性格は表と裏がない、も言わないけど
表が本音じゃない場合は、うまく隠れないタイプ。

建前が苦手だから相手を疑うより
いっそ相手の事を信じる部分しか考えないの方が楽、
というタイプ。


こういう所が先生をやるときに色々違和感が出てくると思った。

建前が下手だから基本的に本音を出す
あるいは黙るしかない
でも本音出せるとやばいし、授業は黙れる訳がないし
結局『うまく話せない』ような感じになる。


漫画を描くときに、形はどうあれ
内容は基本的に『気持ちに関して全て事実』でやってきたから
本音はずっと大切してた生き方なんだ。

授業がうまく行っていない理由はこれがあるかどうか分からないけど
とにかく書いてみた。


ある意味、俺は悩むのが
『自分どの部分の本音を出してもいい』、 という部分かもしれない。

全部の俺を受け入れなくでもいい
一部大切してたものを認めてくれればいい。

.......そういえば
今の仕事では、この点についでに上手く行っていないかも。

俺はまだ、同僚に受け入れた感じがしない。
壁がまだそこにある感じ。

相手はそのつもりじゃない、の可能性がある
でも俺にとって気持ち的に そう感じる。

キャラの授業だね...

http://www.to-bi.ac.jp/topics/2013/07/mg.html

今のところはネームの授業がそれほど問題がない、
比べて改善の余地が多いのがキャラの方と思う。

キャラは感情が大事、と言っても
俺が強調したい所が性格とか価値観とか
抽象的な物が多いなので、それを教えるだけでも伝えにくい。

同僚曰く、たくさん例を出して
例えば概念でも視覚的なイメージで伝えよう方がいい。

あらゆる視覚的なイメージで感情と性格と価値観を示す。

まあ俺的に一番難しいな所が初心者の難点を気づけない所。

あとはX軸Y軸の事かな。

幅広いと奥深い
内面的にと外見的
一人と複数キャラ作り。

えーと今の所もう一つ何かが欲しい。


性格系
口癖、価値観と性格、感情面の特徴を示せる系統の設定。
小説や漫画コースでは非常に重要。
でも内面描写に基づくなので絵で表現しにくい、
”絵を描きたい人”にとって、かなり難関。
このポイントを描けるために感情の感受力が必要。



やっぱり、ここが一番難点と思う。

でもこの前に言ったのように
ここのポイントがやっぱり大学のスランプの
『あらゆる感情の把握』

だからストックキャラ(あるいはそれのアレンジ)を描く内に
まだまだ割と浅いキャラ描写で誤魔化せるが
中級者クラスになると
自分マイナスの感情を意識する、そして把握するのが最大難関と思う。

でもまあ、正直の話
これをできる学生は専門学校でも10人に一人程度だろう。
9割の生徒は何人のキャラクター表を作らせただけで
1年が終わるだろう。


『色んな人間を自分なりの解釈』を見つけるために
 人間を感じましょう。

この点についで馬賢は一番例になる。

牛頭馬頭ではなく、悪役でもなく
俺のは『罰を与える人間の辛さ』で考えてた。

馬賢はキャラ固めるまで1ヶ月かかった。多分一番考え込めたキャラ。

だから、その前に『色んな人間』を見ないと。
ありのままを受け入れないと、無意識に色んな人間を拒否するになる。

好きな人間だけではなく
嫌い人間も、どうしてそんなの人間が居た事も。

いやこの前にあと何かがある気がする。


そこを意識を使う。

何となくではなく、意識を使って感じる事。

そういえば知り合いはよく『思いつかない』と言っている
多分その意味。

あらゆる価値観で物を見る。この多様性の価値観を上手く
頭の中で『切り替え』 という技術。


どうやって意識的にを使う(意識モードを切り替え)、
知り合いその方法は知らないので悩む。
でも基本的にこれだと思う。

あでもそれ割と集中力が要るのでかなり練習が必要だな。
1万時間の練習の理論みたい。

http://logmi.jp/12933/2

いやでも20時間でもそこそこやれるらしい。(笑

酸欠状態

今日は薦められてマッサージに行きました。
肩と頭の筋肉の緊張を解く。

効き目すごいな。

普通の気持ちで思考できるようになった。

いやマジで。そして同時に怖いと思った。
今の仕事はこれほどストレスがあって
自分の心にこんなに影響が出た、ハッキリ実感した。

今まで数ヶ月は実は酸欠状態で頑張っているのか。
よくわからないけど色々が追われるから
とにかく頑張れと思って。客観的に事を考えていない。

焦ると緊張で思考の幅が狭くなっている。

今まで失眠した訳じゃないけど
今夜の睡眠が夢が見た、しかも細部が色々思考できる。
黒板を綺麗にして字を1つ1つ描けるように思考できる感じ。

まあ仕事の関係もあるけど
体の疲れさと緊張さは取れないせいで
異常モードでやり続けていた。

そしてこの仕事は俺にとっては無酸素運動と思わせた。

もちろんこの先まだまだ長いけど
ここまで10ヶ月、特に沖縄から帰った4ヶ月も
耐えた自分はすごいなと思った。

半月刊連載の時に月50ページ、
そして父さんの入院で追われた時も同じくらいキツかったが
両方合わせてやっと今と同じくらいのストレスから考えれば
この仕事はやっぱりおかしい。結構合わないかも。

多分、小学の先生に次にキツかった仕事。しかも難解度がかなり近い。


なあ、もうちょっと考えておきましょう。
この息苦しい(物理)の仕事をどう対応すべきだろう。

2015/07/12

知恵の実とミームの支配

知恵は人間の原罪。
昔は知恵がこんなに役に立つなのに罪なんておかしい
今で思えば面白いな。

そう思えれば、大人になる程、社会化になるほど
ミームに支配される程度も深くになっていく。
言い換えれば、動物としてどんどん生きられない。

…山に行って一人にしばらくん生きる願いを思い出した。
そういえば、これは人生の1つ目標として組み込めたい。

俺のレベルじゃ本当に原始に戻る訳じゃないが
1年ほど山奥に生きようとやりたい
 今よりできるだけ少ない文明技術を頼れないように。
大体テレビ以降の技術は使えないように。

1年でいい。
四季を渡って四季を感じる。
紙と筆さえあれば漫画はいくらでも描ける。
仕事ではなく、文明ではなく、ただ生きるの時期があってほしい。

ああこの歳でこんな願いが出てくると思えなかった。

しかも一番良いのが、これは割と簡単な願い。
体まだ若いの今ならそれほど難しくなく、貯金も少しだけで叶える夢。
あとは、勇気さえあれば多分できる。

感情を述べる

ちょっと漫画と感情の関係を考える。
このテクニックは大学時期のスランプで決定的にレベルアップ。

それに関してちょっと書きたい。

結論からすれば
趣味で漫画を続ける人は基本的に
『自分の感情を述べる』事ができる。これは必要条件。

そしてプロは『他人の感情を述べる』事ができる。

で、この基準で考えれば
趣味でも漫画を続けない人は大抵『自分の感情も満足に述べれない』。

よく聞いた話
『私は楽しく描きたいので、楽しい事を描く事しか考えられない』
これはかなり落とし穴。

この言葉を逆に取れば
『喜ぶ以外の感情を上手く述べない』事なんだ。

感情の幅から考えれば喜ぶと楽しいは全体的に3割も満たないので
楽しい事しか受け入れない姿勢では
どんなの事も続けられない。

ゲームでさえ
失敗と成功のバランスよく『挑戦心』を織り上げる事なんだ。

だから例えば趣味で漫画を描いても
自分の喜ぶ、悲しさ、怒り、そして驚きなど
色んな感情を上手く把握する必要があります。


感情は土台。
感情が偉いわけではなく、
『基本のベース』に居ないといけない訳なんです。
技術がそのベースの上に居ないといけない。

2015/07/11

型と勢その2

今日はちょっと怒った。
イライラを超えて怒ったレベルに。

話がちょっと長いですが
来週はデッサンの授業がある。

.......いや本来なら俺の授業が無い。デッサンはあんまり得意じゃ無い。
でも調整のせいでこの授業が俺がやらないといけない。

それだけならいいけど
デッサンは基本的に2種類がある。
簡単で言えば、『型を描く』と『勢いを描く』。
後者はDYNAMIC  DRAWINGという。日本語が分からない。

俺は勢いを描くのデッサンが得意、
逆に形を描くのデッサンが苦手の方。

周1回のデッサンのレッスンを行った絵師先生と
ちょっと話し合った事がある、彼は両方が得意なので
俺は彼の授業を聞いて、
なら来週の授業に前者と後者のデッサンをバランス取って行うつもり。

ここまではまあ問題無し。

で、今日はちょっとテスト授業を行った。
そしてボロボロになった。前半だけで。

同僚に言われた。
『ダイナミックデッサンは初心者が難しすぎる
教えるなら普通のデッサンを教える方がいい。』

いやこれは全否定になってしまうじゃないか。
型を描くのデッサンが苦手で授業がボロボロ
得意の勢いが教えるなと言われて
じゃどうしろと言うのか。そこでちょっと怒った。


一番怒ったの点は 、さっきあの絵師の授業を受けた。
そして俺が気付けました。

『みんなは形とパースの正しさが全てより重要と思っている』

あの絵師の先生は形と勢い両方がバランスよく教えているのに
俺の同僚はあの絵師が神扱い。彼の形が正確すぎるだから。

そして同時に俺も分かった。
俺の同僚は、俺の絵が全然大した事がないと思っている。
彼らは勢いがどうでもいい、形が正しいすればいいと思っている。

だから俺の授業方法をそんな風に指摘してきた。

そこを分かったら、俺が結構怒った。


まあ俺の授業の下手さが変わらないが
全然信用してくれなくて、その上に俺の長所も分かってくれない。

........ちょっと盤古の序盤を思い出した
読者のコメントが『デッサンが下手、ケモノばかり』があるところで
編集長だけ『君の長所を伸ばす事だけ考えればいい』言ってくれて。


まさかあの時の状態が二度と再現。
しかも、今回の否定者が自分の同僚。

この事がかなり困る。
下手すりゃこの事がこれからの授業を決定的な悪影響が出てくる。

仕事は本当に一人だけじゃだめなんだ。
周りの人が合わないだけで色々がダメになる。
ある意味、同僚もそんなに悪い事していないくらい知っている。

でもこれじゃ仕事が上手く行けると思えないので。

仕事と学習

授業始まると次の授業もどんどん迫ってくる。
忙しい。色んなものを学びたいのに。

まあそりゃ給料を貰えるだから
仕事やりながら学ぶしかない。

でもくそ忙しい。

こう考えると学生はいいな、学べる事を専念できる。
だから金を払わないといけないだけど。

でも連載の時も同じなのに。
その時の『仕事ながら学ぶ』事は今よりずっと自然。
毎月50ページがあったのに、それでも今よりストレスが少ない。

漫画描くの方が得意なんだからね。


仕事量はある意味その時より少ないけど
得意分野じゃないの分、 何倍の時間をかかる。
そして慣れないのプレッシャーとストレスぱねえ。

2015/07/10

授業は会話

 http://www.cshe.nagoya-u.ac.jp/tips/tips010/basics/performer/index.html



経験値を増やせるために今日は同僚の授業を見る。

うんうん。そうか。

やっぱり問題は1対多の会話。

俺は決して人を怖い訳じゃないのに
どうしても授業になるとうまく行かないだろう。

観察した結論は
俺の言い方は結構固い。所々が途切れる。テンポが悪い。

そして同僚の言い方は自然。まるで会話のように。
で、実は彼の授業の内容は100%正しい訳じゃない
でも9割が正しい、それでいい。スムーズそしてテンポがいい。

俺は言葉選びはすごく慎重の上に
言い間違いになるとちょっと焦って『あ、すまん』と返事。
そこで授業が数秒途切れる。それいらんなのに。

会話だから、ちょっと言い間違いのが自然だ。
俺がそれを意識していないかも。

こういう授業の内容は
言葉1つ1つ精度が高くないといけないと思い込んで
会話ではなく文章よりになってしまう。
さらに全てに記憶しないといけないと思い込んで。
そりゃ頭が回れるわけがないだよ。

授業はひたすら言葉を言い出すではなく
あくまでも会話。
でもその会話は基本的に『一人会話』なんだ。

自分で言い出す。そして自分で返事。これは割と基本なんだ・

俺はそこがすごく慣れないと思う。
『俺が言葉を出すなのに、誰も言葉を返していない。』
 この事自体は、ずっと違和感を感じる訳だ。

そりゃそうだ。
授業の性質が今まで理解していないだから。

そして時々生徒に質問を投げて、
本当の『会話』を出来上がる必要がある。

でも生徒は基本的に会話をそれほど出来ないし、
まあ教室という場所は学生全員が話せたいでも
学生数が10人超える場合は時間決して足りない。

だからどうしても先生の話術に頼るんだ。


あとクセは無くすように。

『あれを描ければこれになる』という所とか
『不安になったら指が口を触る』とか
こんな所こそ普通の会話と違うんだ。

うーん、色々が直せないといけないが1つ1つやってみよう。

よし、これで来週がもっとうまくなるといいな。


あ、あと初心者目線が難しい。
 シナリオの授業も見るときに一番ビビったのは
 『話が思いつかない時に、既存の物語をアレンジでもいい。』
というテクニック。

これは正しいけど、俺からすれば
『話が思いつかない』という事自体は絶対ありえないので
多分この悩みが気づくすらできないだろう。

いや既存のアレンジもよくやるけど
それも加算乗算くらい自然な事なので
まさか教える必要と思えなかった。

この意味では、シナリオを教えないのが正解かも。
ネームの方がいちいち初心者レベルでも考えた事があるけど
シナリオは意識してない内に完成した事が多すぎる。
多分得意だけど、授業に向いてない。