2014/10/29

何年ぶりの授業

昨日はすごく久しぶりの教室に授業をやりました。

もちろんやり方は大分忘れたも、デジタル設備は苦手も困るが
しかし一番大きく問題は、日本語で授業しなければならない事。

授業の内容では日本語がそんなになれなくでも
腐っても1級検定合格なので、とにかく全部紙に乗せて、
そのまま読み出すくらいできる、その部分はなんとかになるが....
問題は学生の質問。

今のレベルじゃ聞き取れる自信がない
質問の答えもその場で(しかも日本語)考えないといけない、
あれは流石に自信がなくて、すごく焦りました。

結局、俺は”できるだけ質問を聞かない”の形で授業を進んだ。
しかも色んな意味ですごく緊張しましたから
視野は狭くなって、どうしても学生の指導を行えない
説明も足りなくて、授業のテンポも悪い。

学生のコメントは優しいだが
あれはどう見でも割と悪い授業だと思う。

俺自身的に、大勢の前に日本語を3時間も喋って
大体意味は伝えるだけでも凄いと思うけど
日本人にとってそれは当たり前すぎる。
一人前の先生として、あの授業はレベル足りない。

こうなるのは大体予想したが、やっぱりがっかりです。
他の2人は、比べて表現は良い。
一人は日本語慣れるから難なくクリア、
もう一人は日本語はそんなにうまくないでも
漫画の授業経験が多いため、基本的にバランス取れる。

こうなると足を引っ張るじゃないか俺。
それに日本の学生達に迷惑かかりたくないよ。

昔の小学に先生を勤めた事を思い出した。
その時ほどひどいではないが、
ああいう自分に失望した気持ちが再び現れた。
しかもこの先まだ4回も残る。

ここまで来ると、自分はやりたいがやりたくないが多分次の二に
一番優先したいのは学生であるべき。
学生達にもっといい授業を与えたい。

この先の1ヶ月は、まだまだ多い試練が待っている。

仕事は多いけど、怖いのは量じゃない
スペック的にできない事は多い。そこが怖い。

10年も漫画家として漫画を描き続けてたから、
社会人や社員として能力的な欠けてる所は多分多い。
それは知ってたが、実際に当たるとやっぱり厳しいな。

2014/10/27

良いことも悪いことも

知り合いに頼んで
機甲盤古、19、20巻 は沖縄に届きました。

やっと安心しました。
終わりました。この仕事は全てに完成した。

途中は何度ももう駄目だと思ってしまったが
本当に最後まで頑張りました作品。

そしてやっぱりこの気持ちは変わらないな。
盤古に関して、終わるにいつも”切ない”気分。

この10年には、この作品には
良いことも、悪いことも多すぎて
どうしても嬉しいとか、悲しいとか
全てを混ざって複雑な気持ちなんだ。

盤古の気持ちと同じく
ああいうものは簡単に”成長した”に一括できない。

色んな事は本当に変わりましたな、と。


機甲盤古、この話は本当に自分人生の前半の総括なんだな。
ある意味やっとこれで大人になった感じです。

2014/10/26

メタ

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BF

哲学専門の知り合いと話し合いによって
一つ謎は解けました。

盤古を描く時に、あと長編連載を考えるときに
必ずこの作品の運び方を思考します。

ストーリーではなくシステムの仕組みを
例えば盤古の文字幻術システム。
あれが出来たらからキャラを量産できて
話のテーマもキャラのテーマも簡単に組み立てる
運もスムーズになるという。

でも、知り合いに”これを作ると連載は有利になる”
と言う時、ほとんどの場合は”それって難しそう”と。

俺も上手く説明できないため
どうしても教えない。

そして知り合いは言った
”お前はやっているのが『メタ』というやつだよ”

”水は飲める、それは現象。
水はH2O、これは本質。”

”お前は話を考えるときは、こういう感じくらいの
意識の高さで話作れているのだ。”

あ、そういうことか。
今まで情報の表面ではなく
1段より上位の概念を考える習慣があった。

だから話の組み立てをこんな感じでやれるのか。

よく小説作家の方がよく考えているな、
漫画の作家はなんかよく本質を掴めないまま
あやふやの雰囲気で描いてた、という感想があった。

 そりゃそうだな。
漫画を描く人は大体半分の能力ポイントは
絵に振り分けた場合が多いし
そうじゃなくでも大抵キャラに使った人も多くて
こういうタイプの思考は苦手の人が多い。

俺は『ストーリーを上手く作る』というより
俺の思考感覚は小説家寄り、かもしれない。

道理でいくら説明しても
何とか俺が言いたい事が知っている人がいるけど
本当にそれを理解して『できる』人が会えなかった。

俺だって今までやっているけどよく分からないだし。

で、さすが哲学専攻する人だ。
一発で俺がずっと悩んだもやもやした事を
輪郭を与える『言葉』を教えてくれた 。

感情を描くの仕事はね

古本屋でいくつ昔の名作をそれぞれ2巻ほど買いました。

めぞん一刻、海の闇月の影と特に感心した。
ああうまいな。
そしてちょっと切ない気持になる。

うーん、どう言えばいいかなこの感覚。

こういう仕事は感情を描くの仕事だな。
そして感情は私の人間にとって、
一体どれくらい重要さがあるだろうと考えさせた。

自分の感情を殺すもちろん論外だが
感情が全てなんて、それも無いと思った。

やっぱり感情は色んな形の”動力”という。内面の。
事を考えるときに合理的に、ようするに法則が存在している。

でもパソコンは電力で動かせるけど
石油を与えても、米を与えても動けないように

人間は米を食べても油を食べても動けるけど
やっぱり動力源の種類のバランスを
上手く取れないといけない。

動力源は非常に重要だが
あくまでも動力でしかない。

必要条件だが、充分条件ではない。

なお
これから生きていくのは
こういうバランスを取る必要があるだろう。

感情は重視しても過度に囚われないように。

漫画は俺にとって感情的に一番重要なものだと思うけど
それでも、この先はこの先のバランスを探せよう。

でもなんで良い漫画を読んでこんな事を感じさせただろう。


俺たち人間は
どれくらい自分の感情に振りまわれるだろう。

業界では良い作品は出してヒットするが求めてる
もっともっと人を熱中させたい、という気持ちがあるだろう。

でも本来は作家を作品を描くの原点はそれじゃない気がする。
読者の心を動かすのは目的じゃないはず。
作者は気持ちを伝いたいだからじゃないかって、と思った。
例えば商売や娯楽は重点ても、原点じゃない。

それぞれ要素の役割が見失いになったら
俺たちやるべきの事も見失うかなと思った。

こういう迷いは切なくて、答えられる悟りが欲しいな。
なんか宗教の話になっていくぽい。


 http://www004.upp.so-net.ne.jp/kaysaka/draft/1e-kanjo.htm
 感情とはどのようなものか

けっこうためになる。

2014/10/24

子供なら待てる

いろいろ考えてたけどやっぱりそう簡単に納得できませんな。
この先の日々にどうやって乗り越えるかどうか。

いつか連載を描けるかもしれないとか、
金を貯まればいつか自由に描ける
時間を作れば小さい話くらい描ける
こういう答えで納得できれば、最初からプロの道を選ばないかも。

盤古の時も描けるまでそれなり時間かかった。
でもその時は、条件はもっと単純だった。
あとその時にもっと若いしw
マジで連載一本だけ絞って賭ける。
どちらで言えば上手く行ったが、それでも足りなかった。

今回の条件はもっと厳しめ。
多分本当に別の仕事しながら描かないといけない。
それは決して簡単じゃないと分かっているけど仕方ない。


そして俺は聞いてた。
トムとハックは俺に言ってた。

“いいよ、別に。
俺たちは子供だから、待てる。
時間は永遠が続けるような持っているさ。
お前は大人、なら大人のやり方で進めてもいいよ。
問題があればいつでも俺たちに聞こう。”

トムとハックはそう言ってくれたなら
とりあえず一緒に歩けていくか。

今回の俺は、子供の力が必要になるかもしれない。
うまく乗り越えるように、彼らの力を貸してもらう。

今度は、大人世界の取材。
そして絶対必要なノルマは、子供達と一緒に
出来るだけ遠い所に歩き続けることさ。

子供と話し合える。同じ視線の高さで。
ある意味これは試練。

これはできなくなると
二度と少年漫画を描けなくなるかもしれない。

人間はいつまでも子供のまま居られない。
それでも、心の中に子供を忘れない限り、
”何かが”は残る。

2014/10/23

この仕事で

忙しい。
仕事はようやくペースに乗ったと思ったら
来月の仕事は1週間ほど前倒したので
急にギリギリ状態になっている。

ある意味に同僚達はすごいな、しっかり対応できる。
俺も出来なくもないけど、正直に言って
時間把握は一番得意な能力と思ったが
このくらいなら普通の仕事している人にとって
特に難しくない事なんだな。

....まあ、そう言われてみれば
今まで出会えた人があんまり仕事できていないが多くてね。

正直、今はまだ本番じゃないくらい分かっている。
それでもこれで厳しいと思う人は多分相当にいる
ああいう人はこうになる以前、こういう仕事を選べないだろう。

仕事量ではなく、仕事の細部は俺にとってぼんやり所が多い。
今までマンガ一本で描き続けたから
こういう事務的な仕事は基本的に編集の側に
見ているだけで、実際にやっていない。

今度は自分の周りに回ってくる。
機械や道具の用意とか場所の申し込むとか、
文書の書き方や同僚と付き合い方など
いろいろが見てたけど、あんまりやっていなかった。

幸いのが全部マンガと関わっているから
勉強すれば理解出来る所だろう。

正直、今でも完全に納得できないけど
ここでは”仕事を見える”。
それだけで、やっていく価値があると思う。

夢を見ているけど、(嫌な)仕事はしない、
好きな事だけやる(でも仕事にならない)
ああいう人と一緒に居ても困りますよ、今の段階は。

どうでもいい好みで

新人賞は落ちた人がいる。
うーん、あの作品は結構いい線と思う
佳作くらい取っても当たり前くらい。
だけどオリジナル足りない以前、絵柄が古いと言われた。

別に古い言われるほど絵柄じゃないよ。
流行ったスタイルじゃないけど、
あの人はワンピースやキングダムが好きだから
ああいう絵になっただけ。
あれが古いなら長年のヒット作は全部古いだろう。

やっぱり賞というものは”期待”を込めて与えたもんか。
ただ実力に応じて与えるものではない。

道理で 、なんでこの奴が賞を取ったのに
あいつ同じレベルなのに取れなかったと例が多い。

俺はああいう割とどうでもいい細かい所までの指定が
結構厳しいと思う。
絵柄の修正は結構時間かかるし、
せっかく絵柄を直しても、この先に編集の一言で
 ”そうだな、今年雑誌はスポーツが欲しいのでそれを持ってこい”
と言われると、まだジャンルの勉強で時間の無駄になるだろ。

こういう階段になると結構運が必要。
運というより、あの作家の”使い道”を
知っている編集が居ないと、作家はいつまでも待つしかない。

こればかり作家はどうしょうもないな。
特に投稿新人が多く、そして連載枠が少ないなら
どうしても”実力が良い作家が気付けされない”確率が上がる。

日本はこの意味でかなり厳しい。
ただでさえ新人の価値が下がるのに、
その上にこういう点は運任せと等しい状態で
色んな時間の無駄が避けられないだろうな。

2014/10/21

今日の時間割

自分の漫画1時間
授業研修2時間
雑誌表紙1時間
授業内容資料準備1時間
床屋探し1時間
スーパー買い物と探し物1時間
知り合い打ち合わせサポート3人前で2時間

まあ全部は仕事カウントされる訳が無いけど
一応頭を使う事はこれくらい。

書き出せると結構バラバラ。
そして大体の事項は切り替え必要なので
自分で言うのもアレだけど
俺の頭はよく働いたなと思った。ありがとう。
混乱してなくて。

本来、今日は休み扱いはずだけど
いつも通りくらい量をやったよ。
ていうかコレ時間は足りないな。いくらなんでも。
残り一件仕事はやれなかったよ今日は。

2014/10/20

枠に収めるつもりなら

ちょっと考えてた。仕事の話では。

うーん、誰も悪くない.....
いや少なくでも俺は相手が悪いと思えない。

まあ言い方はわかるけど
そっちはそう思うんなら、これからはヤバイかも、と。

空気読めも重要、人の和も仕事の細部の敏感度も大切と思うけど
『枠に収めるつもり』なら、多分仕事として物足りないと思う。

ああいう仕事じゃないだから。

枠に収める仕事は重要だと思うけど
おれはできる仕事は、昔も言ったが
形で無くて目に見えない、
だから本当にそこが何かがあると思えない人に
俺の価値が必要と思えない。

2014/10/18

何を”描かない”

今日はネームの添削練習、そして面白い事を分かった。
いくら俺は添削が得意と言っても
俺が主人公の感情を指定をあやふやなのに
同僚は一発ハッキリ掴んだ。

ああ、彼女の心理描写は俺より上手いらしいだな。
得意な範囲はどうしても自身の能力によるだろう。

だとすると、作家の個性を伸ばせるネーム添削なら
ある意味作者の個性を理解と発揮すべき、
あと自分の個性も理解と発揮すべきでしょう。

今で思えば、昔の編集長は良い意味で個性的な
悪い意味がわがまま、だからこそああいうネーム添削できるだろう。

なら俺が何が得意?何かが苦手だろう。
と考えたくなった。

俺が一番得意のがテーマの決まり方と
決めシーンを最大限に伸ばしたい、
あとページ数に応じる情報量配置でしょう。

逆に苦手のが、おそらく”何を描かない”という配慮。

俺が表と裏とどちらで言えば
圧倒的な”表タイプ” だから、描くものを選ぶのが大得意だが
描かないものを選ぶのが非常に苦手らしい。

盤古も魔都篇の構想を何回も本編に余計な情報を漏らした
ネームの時はそこが相当な回数がボツになった。
あれ”描かない”という方向はあんまり考えたくないだから。

これからネームの勉強はこの要素を意識していくと思う。

18歳くらい時の俺たち

https://www.youtube.com/watch?v=BAw3te5jJDM
O-Town - We Fit Together 

一度に紹介したが、もう少し

俺にとってこの曲のイメージを書きたい。

一番好きな洋楽1曲だけ絞ると言われると、
多分この曲を選ぶと思う。
ハマった時間が異常に長いでした。何年も聞き続けた。

この曲は、『FOCUS!』用のイメージ曲なんだ。

一言で言えば『 18歳くらい時の俺たち』という気持ちなのだ。
徹夜して朝まで遊べる。
24時間一日中全部楽しい、という意味
そしてこういう青春のパワーを示す。

この曲を初めて聞いた時は俺は丁度に大学生でした。
今まで人生では一番楽しかった時期と思った。

面倒な試験は全部終わって、勉強は好きなジャンルを読めば良い
アルバイトをやって自分で金を稼ぐ、
満遍なく漫画を描ける、朝から夜まで水彩、墨絵、色んな絵を描ける
人間関係も気楽で、クラスメートは全員絵描き好きだし、
音楽もゲームもネットも新しいものがバンバンに体験した。
遊ぶ時は思い切り遊ぶ、絵に関しても日本語もしっかり勉強した分
じゃんじゃんレベルアップの実感もした。
家庭はその時も父さんも母さんも無事で心配する必要がなかった。

マジで最高な4年。


もちろん、歌詞の意味は多分そうではなかったが
俺にとってそういう雰囲気でした。

ポクリ達は高校生だが、まあアメリカならそんな感じでしょう。
なーに、一日くらい学校行かなくでも大した事が無いだろ。
今日くらい徹夜して遊んでも大丈夫。明日寝ればいい。

大体このくらいのフリーダム。

この曲が覚える限り、俺は高校生を描ける。

2014/10/17

恋愛ゲーム

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%8B%E6%84%9B%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0_%28%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%AB%29

トムVSガルムの話になるネタ。
知り合いからもらった。

大人が有利で子供が不利のゲームジャンルなら
ズバリ、恋愛ゲームという!

という事で恋愛ゲームで殴り込むガルムであった。

でもルール改竄による
ゲームの美少女達がバトルして
不毛の喧嘩ゲームになってしまった。

多分そんなの話。

そのまま使えるじゃないけど、発想がよかった。

2014/10/15

自由というものはその2

http://www.ncn-k.net/azaz/nintip02.htm

http://www.kantokushi.or.jp/lsp/no631/631_02.html

http://www.geocities.co.jp/NatureLand/1049/

http://matome.naver.jp/topic/1LxK8

 http://kgur.kwansei.ac.jp/dspace/bitstream/10236/5157/1/264-05.pdf

とにかくメモ。

こういう意味なら
人間の自由は動物の自由と違うでしょう。

トムの姿勢はルールを挑むなら
ハックはもそもそ”そのルールが無い”という意識できる。
ようするに先入観は極めて薄い事。

こういう意味なら頭がおかしいよ、ハックは。

”なぜ人間は食事しないといけない?”という話も言えるの子だから。

原作のハックは、人間と自然の間にゆらゆらしてた。
人間の自由は縛りと思うけど
自然の自由に飛び込む事はできない。

こういうゆらゆら感は良いと思う。
本当に全てを無視すると人間味がないから。

漫画になるとこの”揺るぎ幅”は原作より大きいけど
基本的にゆらゆらして、風のように定めないキャラでいいと思う。

シリアスとギャグの話によって
このゆらゆらの表現が色んな味を話を付けるはず。

すごく昔の話だが、ある話
長期連載になるともう一つパータンになる話があった。
けっこう暗いからボツになるけど、その雰囲気が使えるかも。

あの話のテーマは時間を経て、
主人公の”性質”が一つずつが消えていく。

タグが消える。という話。

最初はクラスメートというタグが消えて
みんな死んだ訳ではなく、転校による関係性が消えた
あとは両親も、海外に行って親戚に頼られる。

こういう感じで”飛行の魔法”を手に入れる代価は
持ち物が一つ一つを消えて行く。

後半になると彼存在自体は薄くなって行く。
なので悲しさも、喜びも消えてゆく。

 まるで本当の風になるのように。
 基本的にすごく寂しいの話。

こういう雰囲気はハックに使えると思う。
自由は、けっして喜びだけではない。
無限の自由は”無”と等しい。

中盤では”自由の暴走”がインフラになっていくので
トムがそれを食い止める相棒役割になるでしょう。

だからハックの目標は
”どんなの自由を手に入れる”という精神まで成長するだろう。

2014/10/14

自由という物は

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%94%B1

http://www.ne.jp/asahi/ts/hp/file1_structure/file1002_01_02freedom.html

自由(じゆう、英: freedom, liberty)とは、
他のものから拘束・支配を受けないで、
自己自身の本性に従うことをいう。 哲学用語。
「フリーダム」と「リバティ」[編集] 「フリーダム; freedom」
と「リバティ; liberty」は、ともに自由と訳される。

..........という訳でシナリオの話。

他のキャラと比べてハックのイメージがぼんやりしている。
自由はなんだろう、と言っても範囲広すぎる。

インディアンの話になるが
アメリカ人から強要される『進歩』がインディアンを滅びたようなもん。
自然ままのシステムは維持する事を許されたくて
色んな機械を使わないといけない、本の知識を知らないといけない。

 そんな感じでアメリカの文化を吸収すると、
インディアンの文化は弱っていく。

それは不公平と言うなら、どうすりゃいいんだと知り合いと話しました。

『それと言うなら、500年前の中国とヨーロッパの関係みたい?』
と言った。

ああ、そういう意味なのか。
ルネサンスが無ければ、おそらく中国の方が若干強いままだろう。
でもルネサンスから300年に一発で勝ち越えた。

つまり、今は特に取り柄が無いような文化でも
チャンス一つでものすごく進化できるかもしれない。

なのでそっとおくべきかなと言う意味で
幼い文化をいつか大きくなる。
勝手に自分の価値観を押し付ける事が無い。

仮にその文化はそのまま変化しなくでも干涉しない。
ああいうのは自由なんだ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0
学校に行かなくでも
他の教育方法があるように。

ハックを求めるのは自然の自由だと思う。

webマンガとか

http://plus.shonenjump.com/
少年ジャンプ+

http://comic-walker.com/
comicwalker

http://www.ganganonline.com/comic/
ガンガンonline

http://www.comico.jp/?kind=cmc_gab_20131017_19&wapr=543c6915
COMICO

http://comichan.com/
沖縄コミックチャンプルー

https://itunes.apple.com/jp/app/line-manga-wu-liaode-ren-qi/id597088068?mt=8
line漫画

https://www.mangabox.me/
マンガボックス

紙本雑誌は減って行く今に
こういうが増えて来た。

wedマンガはどうやって商売として成立できるかな。
赤字にならないのかな。

2014/10/12

もう過ぎたのか

のどか&牧歌的な北欧音楽集
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18321992

1.Is The Big Man Within?/Tilly Finn's Reel(Altan)

この曲が大好きだ。
この曲と出会えた時は盤古の連載まだ終わってない。
確かに2013の11月。

ああ今日は機甲盤古絵茶を見てて色んな事を思い出す
この曲も思い出す。

今は漫画を描けない日々を頑張って慣れるように
我慢できるようにする。

でも1年前に、毎日は当たり前のように漫画を書けるよね。

やっぱりあれがいいな。
そしてやっぱり過ぎたのか。

まだそんな日々が来るといいな。

金を払っても連載を取りたい。
10年前くらい初連載の前に俺はそう考えてた。

今もそう思う。

2014/10/11

言葉に言っていない部分

大人は、言った部分と同じくらい
言っていない部分が重要なんだと思わせた。

”これからは私たちが良い才能を育って
笑顔が溢れる社会に役に立つ人をたくさん育て上げる。”

こういう”良い所しか言えない”の言葉パターンが特に
そういう感じさせる。

全く触っていないが
”性格暗い人を社会に送りたくない” という意味が必ず含めている事。

でも言わない。

こういう”言わない部分”が大人に面倒な所と思う。

まあ否定の言葉より、肯定的な言葉の方が本能的に
抵抗を起こらない所もあるけど、
”意識されたくない部分を言葉にしない”。
という割合も大きいと思う。

という訳だから大人にとって
”この話に、意味が含めているはずけど言葉になれなかった”
存在を考えないと行いけない。

図と地が、それぞれを考える事。切り換える思考が必要。

大人はこういう所がすごくずるいと思わせた経験があった。

自分の都合に悪い所があれば黙って
あるいは良い所だけ選んで言う。

それだけで会話は”素直さ”がなくなるんだ。

大人にとって、社会にとってそれは必要と思うけど
その分に悪い方向に働いてた時も割と多いんだ。

2014/10/08

スイッチオンとオフ

日本語の聞き取れはちょっと慣れてきた。
単語は少しずつ増えるしかないが
流れ的に集中力を使えば8割程度を聞き取れる。
疲れるけど。

という訳で、やっと気力が仕事に専念できるようになった。

実は、ここの仕事とプライベートの仕事と
趣味の漫画とほかの色々用事が含めて種類は多い。
別々から見れば量が少ないから、
時間より”切り換える”という気持ち的な問題です。

でも今まで10年で鍛えた技術がここで活用できる。
昔連載を描く時に無理矢理に2つ話を同時進行
あと数話先のシナリオも資料調べる事が強いられた
しかも締め切りは非常に厳しくて
あれと比べると、ここではまだ余裕があるくらい。

日本語とパソコンの難題さえクリアすれば
たぶん大体の事はなんとになるはず。

スイッチのオンとオフ、上手く使えれば
仕事にとって重宝なんだ。
どこにも使える技能なんだね。

今日のある1時間が自由時間しかないでも
気持ちを切り替れば
ペン入れ2ページ、或はネーム1ページ
下書き1ページ、或は雑務を一掃
或はシナリオ粗筋一つを書き出す、或は1階段の修正
好きな部分からどれ一つも選んでやれる。

1時間さえあれば、仕事はちゃんと進む。
この安心感がすごい。

盤古を描いてた頃は仕事の量は25ページ単位で行うので
2〜4ページの漫画は比べて相当に軽い。

機甲盤古あのレベルの原稿で月50ページ
あんな厳しいな仕事を乗り越えたから、
大きな何かが貰えた実感があった。

2014/10/05

にんにくラーメンのにんにく

えーとハックのシナリオバランス話。

知り合いと話し合って
ページ数に関してどうしても足りなくて
一つエピソードが足りない。

この作品にメインキャラは三人だけど
狼の方がそのまま、トムは要強化、
なおハックの方を減らすしか無い。

ハックはいわゆる
”出番が少ないが印象を付ける”キャラにシフトしていくつもり。

にんにくラーメンはにんにくが少しだけでも
にんにくの印象がすごく残る。

友人曰く、出番の比率トムは5なら
狼は3.5、ハックは1.5くらいのバランスでもいけそう。
俺もそれがいいと思った。

という訳で
ハックはできるだけ少ない出番でトムのイメージを彫り上がる。
という路線で二回目ネームを描く。

実際のやり方がまだ分からないけど
バランスの意味ではこういう感じ。


でも最近はすごく忙しくて
ネームを書いても少なくでも12月の事だろう。

だから今は少しヒントでも残したい、この先のために。

容器の大きさと多さ


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%B9%E5%99%A8

と、仕事の事でちょっと容器の話を思いつけた。 

漫画を書いてた10年間
世の中に大体の仕事と違うものでやってきた。

日本に来たら、割と違うスタイルの仕事でやらないといけないので
ちょっと苦労する。

慌てて漫画と別の自分の『容器』を引き出して
使ってみて進めている。

で、仕事の全貌を少しずつ掴んで
色んな気持ちが表れた。

漫画は漫画なりの容器で
別の仕事で別の容器で使う感じ。

人間持っているの器は一つじゃないんだ。と実感した。
漫画と比べて決して得意じゃないけど、一応使えるんだ。
俺は完全に漫画で能しかやつじゃない。

そして今仕事の全貌は
”大きな容器を持っている人こそ上手く運べる”と分かっていた。

容器は大きなほど良い訳ではないけど
大きくなるほど珍しいのは間違いないと思う。

今まで経験から色んな痛い目が遭いましたので
良い仕事の方法を探している。
ある意味、仕事できない人と仕事するのが二度とごめんという。

大きな容器の中に小さいの容器がある、
そんなのイメージで組み合わせる。
色んな大きさ、数、形の容器が要る。

まあ道具でも同じイメージができるけど
今の所は水の流れを汲める事を考えたので容器でイメージする。

......そして何となく怖いと思えて来た。

これは割と難しい事と思う。
つまり、大体の人はそれができない前提で
様々仕事を動かせている。

キーマンがやっぱり少ない人数で”容器を置く”位置で
多く人は”置かれた”方なんだ。

今の仕事を考えると
置く方がミスすると仕事は成功出来ない。

あれくらい重要ですよ。”上の人”が。

棋士は全て駒を置く事ができるだけど
棋士は自分が駒より偉いと考える人なんてないだろ。

駒が無ければ棋士だって一手すら打てないんだよ。そんなもんだ。

雑誌の全体像

今日は本屋に行って、たくさん漫画雑誌を探してみた。
流石に種類が多くて迂闊に手を出せない。

今の所はイメージをぼんやり感じ取れる階段。
うまく言えない所ですが、何となく台湾と完全に違う感じがする。

ジャンプ〜サンデークラスの雑誌はここまで10冊くらい
読んできたが、
 もう少しマイナーの雑誌は台湾では入手困難で読んでいないが、
ここで意外に多くて、でも割と見つけにくい。

大きな雑誌と小さい雑誌のビジョンが違う。
やり方と経営方法も違う。

でも同じくのは、川の流れを汲めて、自分の物にする所。
日本人の仕事は丁寧だからこれはできる。

雑誌と本が一番違うのは連続性。
本は一冊が売れなくでも諦めて別のシリーズを作れば良い
でも雑誌はこの月がうまく行くと来月に繋げる
逆に言えば、今月のミスが来月まで響く訳だ。

大雑把の方法では雑誌を作れない。

結論から言えば、日本の場合では
ケモノ漫画誌は難しいけど1万部の雑誌なら可能と思う。

日本の仕事方法だからこそ
たくさん作品も雑誌も作れると思う。

簡単で言えば
日本では水を汲めるために『バケツ』を使うが
台湾のやり方が『底抜けるバケツ』を使っている訳だ。

ようするに良いバケツが使えない
いくらい金を払っても、良い仕事できない。
だから積み上げないでしょう。

それでも、ネットで大きな流れが変わっているから
汲める水がどんどん減っている。
最悪では漫画という形の娯楽は無くなるかもしれない。

という訳で『大きな流れ』を合流する必要と思う。

昔の大きな流れといえば手塚先生と思う。
いくら流れを見えても、バケツだけじゃどうにもならない。

でも手塚先生のスケールはバケツじゃないよ。
彼自身が川になるくらい大きな存在。そして、源なんだ。

やっぱり時代の変わり目と繫ぎ目に
こういう大きな存在があれば、いくらでも新しい流れを作れると思う。

自由すぎる少年


ハックの初期設定は一つが
『人間の文字を目に入れない』、というものがある。
 人造物も全て文明の意味が持っていないので
視野は妙な光景になっている。

でもそれじゃ流石に変と思う
あれならいっそ動物の視点で描けば良いけど
テーマはそれじゃないし。

なのでイメージは多分これでいく。
人間の社会も自然の要素も自由に浮かんで羅列しているので
意識は時々今じゃない時空に飛んで行く。

自由と言えば自由だけど
自由すぎて問題になる少年だ。

2014/10/03

繊細で細かい

今までもそう思ったが
今日の会議で書きたくなる。

日本の(或は、この会社)会議は多いな。
文化の差を感じる。

きっちり、繊細で、そしてある意味細かい。
こういう風で仕事しているよね。

良い意味でも悪い意味でも
台湾で仕事した感想は、大雑把なんだな、と。

こういう繊細さだから
細部は欠かさずに仕上げる、繋げも丁寧なので
システムと組み合わせの意味では緊密。

あくまでもチームで動く感じがする。
一人のリーダーが全体を引っ張る感じは無い。

まあチマチマすぎる感じる時もあるけど。
それはそれで個性でしょう。

2014/10/02

セリオー以外に

今日は、ある先生のネーム添削を見れた。
これは綺麗な直し方だね。レベル高い。
まるで手本のように、教科書のように整えている。

これはかなり良いの方だと思った。
でも、さっきは何となく違和感が感じる。

あれだけの添削をすれば作品の形は整える。
でも、なんか『想像以上』 に伸びっていない。

あ、多分この直し方はセリオー以外の部分は効かないだろう
と思えてしまう。

編集長のやり方と比べれば分かる。
あのネームの添削は、
作家の個性をものすごく伸びるの直し方だ。

先生の方法も割と実用的と思うけど
ハッキリ言ってあの直し方は賞を取れるレベルになれでも
ヒット作を出ないだろう。

言い変われば、個性を出せる添削自体は乱暴な方法だ。
でもそれは必要かなと思う。

しかし、ある意味それは非常に難しい。
だからずっと勉強してたが、編集長のやり方を上手く掴めない。

あの人は直感が強いから、セリオーを無視出来る。

あと、ああいう添削は直される側もよく全没を喰われるんだ。
だからリスクが高い。
作家に応じるレベルなければいけない。

でも先生としてあれは正解と思う。
学校を教えるのが元々セリオーだから。
本当にヒット作を出せるなら、ある意味先生じゃなく
編集になる方がいいかもしれない。

『学生の個性を伸ばせる』のも先生の仕事だけど、
あれは適用する学生は少ない。十人に一人くらいかな。
だからセリオーが優先かつ必要のが間違いない。