2013/06/30

付き合い方

知り合いの所に下書きを描く。
一気に11ページを描きました。
ここで17ページ。うまく半分超え。

アクションは無いとは言え、結構早いぞ。
これなら明日が下書きを終われるのは可能。


この知り合いは最初の頃は会話の感触はちょっと微妙。
昔も書いたことがある、面白いと言えば面白いが
何故最後は今日が彼と何を言ったのは覚えない。

フリーダムな人だから会話は必ず結論まで辿り着けると限らない。
だから覚え難い。

しかし最近は妙に楽しめる。
というか楽しめ方が分かってきた。

会話はしたくない時は良いタイミングで二人が沈黙
会話が弾む時も、最後まで言わないのは多いので
話題は深すぎるにならないので仕事を邪魔しない。

あくまでも”引き金”ような存在。
このバランスは仕事として凄く良い。

良い話題が結論まで出なくでも
キーワードだけメモして家に戻るから自分なりの整理すれば良い。
この人なら、この風で付き合うのは一番楽しいと思った。


会話は楽しすぎて仕事を止まる友人も存在しているので
それはそれで一緒に仕事にならないだから
友人はそういうタイプばかりだったらヤバイい。

人と付き合うのは面白いな。
色んなバリエーションはある。

付き合い方は模索すれば
なんか同じ人でも違う味が感じられる。

この人と知り合いになるのは5年前くらいだが
本当に何かが違うを見えるのはこの2年。

人と付き合うのは、やっぱり長い目でやらないと。

付き合いが長くほど欠点は出てくる人が居れば
妙に隠れる長所は後から次々と追加してくる人も居る。

まあ互いに相手と自分の触り方や距離の取り方を調べる内に
色んな付き合いパターンが出てくると思う。

2013/06/28

鼻チューブ

そういえば父さん入院の頃、1つ事はやばかった。

鼻チューブは1ヶ月ごとに入れ替わり。
そして入院中で替わるの後は俺は食事させてた。

そして父さんは咳が始めてた。
肺炎だから咳が多かったが、なんか変と思った。

だってミルクが鼻穴から出しました。
慌てて医者を呼びました。

....その鼻チューブ、医者の入り方が悪くて胃まで届かなかった。
だからミルクは気管に漏れました。

よく考えたらこれが凄くやばい。
もしや、俺は食事の後がそのまま離れると
ミルクが気管に入れてたから窒息死になる恐れがある所だった。

父さんは、言葉はもちろんできず
”ミルクが気管に入れた異常反応”の生命反応まで
かなり弱くなりました。意識はここまで働けていない。

これはマジで生命維持裝置があっても
生きるだけで精一杯の状態だ。

父さんは約 1年前から口で食事はできなくなり、
この状態は恐らくこれからより頻繁に起こる。

1年、1年で父さんが弱っていく身体を見なきゃいけない。


毎回疲れてたけど、毎回は自分の心が何を覚えてた気がする。
生と死の境界を見る度に、命の形が1つ1つに分かって行く。

よく考えたら、普通の人間は家族の最期しか面倒みられない。
それは責任だけではなく、命として大切な経験と思う。

2013/06/27

もうすぐ


このシーンが出てくる瞬間、
今回こそネームは通じると予感した。

打ち合わせ終了。
3回目のネームはようやく形になっている。
8割ほど内容はいける。

編集長による今回の問題は、ロジックらしい。
要素揃っても、どうしても噛み合わない。

セリフは前後の順番が間違えたり
言いたい物は選んだ言葉とズレがあったり
やりたい事は分かるがどうしてこうになった、と。

まあ、父さんの入院による消耗大きいもあるけど
よりによって今回は普通のストーリー回より
さらに繊細の感情描写回ため、特別な演出が必要だった。

こういうパターンの話が極めて少ない。
流坑西村と百仙戯のラスト、この手の話は多分5回も満たない。
しかも正直本当に難しい。

編集長曰く
俺はストレートにあらゆる事象を簡潔に、
そして分かりやすく伝えるの文体が得意らしい。

感情も、普段はストレートで表現する事が多い。

ポエム的な、内面の描写、感性的な雰囲気はそれほど得意じゃない。
しかしだからこそ、今回ような話を上手くできたら
漫画を描くのはとても楽しかったと思う。


体調悪いだからえらく時間かかったけど
この出来なら凄く嬉しい。


ちなみにそういえば、今回の馬賢過去篇は
時系列のどの辺にいるだろうと考えるけど
雰囲気で考えればこれは多分一番昔の時期だろう。

おそらく羅剛ですら地獄に居ない頃。
”最初の歪み”、ようなイベントだろう。

ちなみに馬賢のネックレスは
ある程度に心の歪みが強くなった以降が身に着けた装備。
だからここの回想の時点はいない。

まあ凄くどうでもいい裏設定だけど。

129章ネーム3回目

父さんは明日に退院する予定。
今回大体12日かかったかな。
結局やっぱりそれなり長引くになりました。

介護など事務で5日以上にかかったので
元々4日のストックは使い果たしたところが、マイナスになっている....

仕方ないと言えば仕方ないな。

さて今回のネームは果たしてどうだろう。
良いネームになってほしいな。

2013/06/26

科学と宗教

陸文と魯泉、今回の話で科学と宗教のスタンスを示す。
ちょっと意外な所が対比になっていた。
この作品のテーマでは宗教寄りだが面白いね。

彷徨い馬賢は比較的に短いページ数で
心理描写を描くのは難しいだができるはず。

この作品はこの手の描写はあんまり使わないけど
様々今まで読んだ作品の内容を考えると
表現の方向性は何となく分かってきた。

いくつ意志を見せながら
馬賢はその真ん中を置かせる。

まあ配置だけならそんなもんだけど
今まで心理描写がほぼ無い馬賢は
ここで全てを出すのは非常に難しい.......というか恥ずかしい?

その照れるさえ超えた感情の示し方....ね。

2013/06/25

ニアピン賞

しかし当らない。


2回目ネーム、もほぼ9割程度はボツ。

いやマジで笑えるほど悔しい。

ほぼ全部の要素は揃っているの確信があるのに
1つ1つコマのセリフや仕草が外れている。

1回目のネーム当る部分が2回目で外れて
2回目が当った部分は1回目が外れて
交代して様々ミスが起こっている。

こんなのネームは初めてだ。

そして2度目の打ち合わせでもっと色んな事をもう一度に確認して行く。

やっぱり、馬賢の気持ちが全てを懸かっている。

一言で言えば
馬賢の”ひねくれ”と”デリケート”をこの回で同時に描けない限り
このネームは要素があちこち散らせているだけ。
1つに”集束”できない。

どちらで言えば
あの”デリケート”の部分は俺にとって格段に難しい。
この作品は良い意味でも悪い意味でも
ああいうタイプのキャラは無い。その上に悪役だし。

とにかく今日の打ち合わせで
編集長から非常に丁寧なアドバイスをもらいました。


多分今回こそ描ける。
最高傑作まで言わないが、今まで見たことがない一回を仕上げます。

カードマスター

http://www.nicovideo.jp/watch/sm3449107

カードマスター リムサリアの封印のラスボス戦BGM

こういう盛り上がる感じが好き。

戦闘BGMはいくつ種類がある
ラスボスのBGMは大体
 ”神々しい、あるいは禍々しいで威圧感”のタイプが多いが

こういう”凛々しい”タイプの方が好きかも。
魔王ではなく”味方の気持ち”を示すラスボスBGMは珍しい。

2回目ネーム

うーん、今回もそれほど上手く行けなさそう。

他の所が何とか乗り越えそうだが
馬賢一番描きたかったシーンはどうしても駄目と言われた。

そこで馬賢対魯泉の好感度が
ダイスの”1”から”6”くらいに跳ね上がるで描くつもりはずだが..

全ボツでも構わないが個人的そこだけ本当に描いて欲しい
くらい感触があるのに。

確かに作品にとって
”一番描きたい”形は”一番良い”と限らないけど
これはマジで悩む。

2013/06/24

20時間

限界に近くなって介護を探して
家に戻って、昨日は20時間も眠りました。
残る目覚めている時間は食事や風呂だけで終わりました。

だからネームはあんまり進めていない。
先回に残ったストックの4日はここで使い果たし、
そろそろ危ない範囲になってきたが仕方ない。
ここが一度に体力を回復させないと絶対上手く描けない。

介護はマジで疲る。仕事の所じゃないよ。


確かにトラブルは予想外なもの、今まで休載を貰えた後
ゆっくりに確実でトラブル無しで6話も7話も描いた事がないが
ここまで来たら流石に異常と思ってきた.....

2013/06/23

誤った結論

ネーム直す中。

アドバイスによると、陸文の格を上げる
そして、陸文と馬賢二人だけじゃ足りなくなる。

陸文のレベル上げると馬賢の”誤読”空間は無くなるため
馬賢の”誤った結論”を出るため、3人目の屁理屈が必要。

陸文の話は基本的に隙が無くだが
あくまでもテープA面だけで
馬賢は最後まで話を聞かずに勝手に話を終わらせた。

そして話のB面は魯泉が代わりに馬賢に言った、
こんなのバランスでしょう。

魯泉のレベルはあくまでもサポート程度なので
最初のネームような綺麗、整然とした思考はありえない。
だから魯泉パートは片断的だが”馬賢の盲点を突く”
ようなセリフを書いて欲しい。

現実もよくある話と思う。
どんな簡単な真実でも、先入観1つで見えなくなると思う。

他人から見ればビックリするほど簡単な事を迷うかもしれないが
立場に変われば誰も簡単に馬鹿になれるだから。

一生を懸けてもその迷いの出口を辿り着けない人は結構居る。
赤の他人から言われた真実より、
”親しみの友人の屁理屈”を信じてしまう事は多い。

人間は”正しいの答え”を信じるではなく
”自分のレベルに近い”の答えを信じる傾向はあるから。

馬賢の場合、魯泉は格下だからこそ
その場で言い出せた言葉が重さが変わっていく。

意味は”上の人”でばかり決めるではなく
時々”下の人”も決めてくる。
このエピソードはこんな意味も含めているかも。

散々に回り道を歩けていた馬賢だが
それでも最後がハッキリその迷いから脫出できた
それだけでも凄く幸せと思う。

2013/06/22

ネームの中身

最近ある連載第3話の話を読みました。

なんか....あの人のネームが上手いのに話がつまならい
という違和感がある。

強いて言えばそれはキャラの問題と思う
ネームはあくまでも形、かもしれない。

伝えたいモノと表現の仕方は合わせて考えるべき
そうじゃないと、あくまでも”綺麗な構成”だけ。

実際の作品はケースバイケース
教科書ような手本の基本構成は全ての作品に使える訳が無い。

129章今回のネームはストーリー回
構成はそれほど複雑じゃない、情報も特に多いじゃない
ネームの意味では形ではなく中身の方が難しい。

素材は揃って、構成も分かっている
だが処理の方法は難しい。

何回の”調理”が必要、どんなの演出がベストなのか、と。

料理人は凄い所がこれかな。
素材を揃うだけなら目利き、素材を捌くために技術があればいい
だがこの2つできるだけで良い料理になる訳が無い。

感覚のバランスが要る。
スパイス1つで料理全体の完成度を上げるように
そのバランスは立体的。

”レシピを創る”という創造性はそれをベースにして
その上に今まで無い味を立て上がる。


打ち合わせの事を考えると
良い漫画は一人で出来るのが無理がある。

ヒットになると作家の地位が偉すぎるとか
担当が変わるによる作品のバランスが変動する。

担当と打ち合わせこそ何かがなれる。
一人で良いモノを作れる作家は居ると思うが
本当に稀と思う。

できる人が二人、そして良いバランスでなければならない。

盤古はサポートがなければ成立できない回数は多すぎる。
特に後半バトル以外の話は俺一人では精度が足りなくて
毎回打ち合わせが命になっている。

どんなに勉強しても、一人がカバーできない所が必ず出る。
情報と情感の処理は話の膨大による
一人の脳は限界を超える。

結局、ネームはああいう仕事。
しかし一人の体験も中身も限度があるため、
出せない時は出せない。

そして手塚先生のエピソードを思い出せる。
あの驚異の記憶力、異常な知識量と引き出し
そして溢れる感情があるこそ
無限の”物語”を織り出せるだろう。

普通の人間は(いや”異常じゃない人間”と言うべきかな)、
100冊のコミックを出る前に必ず枯竭と出会える。
そして過剰の演出でカバーして引き伸ばしが始める。

引き出しがもっと少ない作家は20冊も届かない。
それそこ”中身”の課題でしょう。

2013/06/21

やり直し

ネーム打ち合わせ。

.....ほぼ全ボツ。これは意外すぎる。


まあ料理で例をすれば
素材のチョイスは正解だが調理は不正解、と言ったところかな。

馬賢、魯泉と陸文3人の関わりは繊細すぎる
ここら辺の話運ぶがまるで服縫いような
1つ1つページが丁寧に思考する必要。

さらにページ数も元々厳しく
無理矢理に1話完結ようにしたいからたくさん無理が出た。

一部の要素は次回に移行してネームを再構成。

そして22章の流坑西村エピソードはここで使えるので
色んな事は考えてほしい。

さらに色々を噛み砕け、たくさんを考えて
129章のネームを描こう........と。

なんだが、良い話を描く為にたくさん工夫しなければならない感じ。

この先が良いネームが待っていると思うけど
その前に幾つ試練をクリアしなければならない。


最初の直感ネームも良い所を当っていると思ったが
所詮、俺の直感だよな。精度はそれくらいしかない。

2013/06/19

劣化

えーと、例えば時間を経てて
周りの仲間のIQやEQが下がっていく感じ。

いきなりではなく徐々に。
じわじわ妖怪化など、こういう時間の戦いなど。

JOJOでありそうシチュエーションだが
なんか無いな。なら描ける。

それはスピードじゃないかも

ネーム中。ねーむ。4時間で19ページの後半。
絵は無い、セリフとコマ割りだけ。

このペースなら今日1日でこの19ページを終われる。
上手く行ければシナリオ含めて
大体トータル3日程度でネーム初稿を終わる。

しかしな、これは”スピード”じゃないかなと思った。
ネームは結局、どれほど思い入れがあって描き出せるもの。

今回のクライマックスシーンは
少なくでもとっくに3年前に決まっていたし。
今回残った部分は全てはそれに繋ぐため。

感情の”形”はハッキリするほど、描き易い。

漫画を描くのはそういう仕事だろう。

経験を受け入れて、意識を澄ませて
感情を持って、そして形になっていく仕事。

この意味では精一杯、そしてしっかり生きる事は
確実に作品に繋げると思う。

2013/06/18

霧の中

今日はトーンを終わらせた。
今回のトーンは結構複雑だな、8時間もかかりました。
ほぼ1日を使った。

そして一方ネームを描く。

129章のイメージは霧のため、バトルは無い上に
背景まで少な目、ある意味楽......
でも手抜きに見えないようにどうすればいいかな。
そこが難しいかも。

これからの仕事は病院を持っていく。
バトル無いの今回、下書きまで病院でもある程度に描けるが
やっぱりペン入れになると机がないと厳しい。

まだ4~5日分のストックがあるけど
今回は多分に病院で作画だから
間に合うかどうかちょっと分からない。

まあ締め切りに近くと介護を探せれば時間はある程度に稼げる。
上手く行きたい。何とかになろう。

2013/06/17

入院

夜中12時に老人ホームから電話来た。
肺炎で父さんが病院を送る。
その後俺もすぐに病院に行った。

昨年の5~6月と同じ病気。
今回は多分その時より酷いらしい。

そして多分今回も俺が病院で介護すると思う。
長引くとまずいが、こっち出来るのは祈るだけ。

2013/06/16

エンターテインメント

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88

娯楽は一語と言っても案外に多いね。

漫画雑誌の原点も、スポーツやおもちゃなど内容が含めている。
その後は細分化したが、今はこういう雑誌があれば面白いと思う。

ネットは探せばいくらでもあるけど
大体自分の興味しか探せないし。

テーマは”娯楽”の漫画誌.......かね。
ありかも。


子供にとって何でも遊べるからさ。
比べて大人は遊びたいジャンルを楽しめるだけ
だから特定ジャンルの雑誌(ゴルフなど)はあり
逆に”何でもあり雑誌”は大人向けじゃない。

だとしたら、こういう漫画だけじゃない他の遊びもあるの
少年漫画誌は案外に今が必要かも。

遊びはゲームだけじゃないし。
漫画と同様、オタク向けじゃつまらない。
深くじゃなく広さを見てみたらどう?

気付けるまで

多分2~3ヶ月前くらい眼鏡のフレームが歪みました。
それほど気にしない、忙しいだし
いつか直して行くと思うがしばらく放置しました。

最近2週間くらい?目が妙に疲れると思うと
あ、そういえばフレームが歪むままだと思い出した。

気付くと右目の視力がなんか落ちている。
そんなに酷くないか、微妙な疲れさの正体はこれか...

とっくに知っているのに放置したら
再び意識できるようになったのは時間掛かる。

いつも原稿は忙しくて色んな事を放置してた
今日は珍しく進度に追われていないから”ゆっくりに何をする”
(今まで時間が余裕あっても”今日は予定が無い”ほど暇がなかった)
だから自分の体を意識してた。

よく考えたら今まで”フレームの歪み”何度も思い出したけど
意識は”なら直して行く”まで行かなかった。

直すのは20分だけ、別にそれほど忙しい訳がないのに。
それに嫌でもないのに。金なんてかからないし。

疲れ始めたのも今日ばかりじゃない
少なくでも1週間以上の事なのに、
意識できたまでもしばらく時間かかりました。

そりゃ、人間は嫌がっている事があれば逃げる訳だな。
別に嫌な事でもない事でさえ気付けると限らない
嫌い事なんてきっとできるだけ意識から逃げると決まっている。

2013/06/15

漢字のバリエーション

ワールドトリガー。
主役は盤古と同様、漢字使いだったようだ。

序盤の設定もちょっと似てるので
(ダブル主人公とか)色々考察ができる。

こう見ると盤古の初期設定はああすればよかったかも
と色々考えさせたけど
まあ同じ設定でも、先に描く人は模索すべきだし。

この作者も、恐らく計算タイプだろう。


それは良いとして、漢字の話題。

この作品は”部首”による駆け引きのバトルがメイン
その上に試験とゲームの要素を加味して
”漢字クイズ”でサブ、立て上げた作品だった。

バトル8でクイズ2、
バトルが飽きる所が気分転換してクイズ要素の話を交代して行う
というバランスで進めてた科挙篇。

科挙篇は100回くらいを描くなので
コミックスは12巻程度相当。

正直に試験タイプの話として長すぎるが
描きたいバリエーションは本当に多いから
編集長をお願いして最後まで描き切れるようにやらせた。

で、魔都篇は描けると限らないが
色々ネタも膨らめてた。


ここで一番問題は、魔都篇では”漢字”の要素はどう使う。

クイズもバトルも思い付けたパターン全部やったし
妖怪の能力も漢字ではないため
普通に考えれば、このエピソードは漢字と絡めは少なくなる。

しかし漢字は奥深いから
他の使い道はいくらいでもあるはず。

システム的に恐らく今までたいぶ違うが
少なくでも”部首システム”と匹敵できるアイデアは絶対必要だろう。

魔都篇の話は科挙篇ほど長くないため
汎用性はそれほど高くなくでもいい、ある程度に広げあればいい
漢字性質の”掘り下がる”という方向性で考えたい。

ケモノキャラと人間キャラ

http://anatanomonogatari.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-0a2e.html


キャラ設定する時はちょっと思った。
俺のケモノキャラはどうしても人間キャラより幅広い。
バリエーションも深みも違う。

最初は気のせいだったと思ったが
あるケモノキャラと同じタイプ人間キャラを考えた時に気付けた
思考と行動のパターンは明らかに比べて狭い。

よく考えたら
ケモノキャラはより自分の本能と欲望を入れている。
その分キャラの欠点も強いが、
マイナスを描けるから、より本物の人間に似てるだろう。

ダイスで例をすれば
人間キャラは6面ならケモノキャラは10面まで性格をつける。
そのくらいの差が出てくると思う。

人間キャラは比べて”悪”を付けるのはやや怖い。
だから魯泉のように良い人になりやすい。

実際、盤古の序盤は人間キャラがメイン
悪いやつはあんまり少なかった。
皇帝ような”裏”があっても、”悪”がなかなか無い。

これは問題になる。

しかし逆に言えばケモノキャラの要領で
人間キャラを作れば良い。
しっかり欲望を入れば鮮明になるだろう。

もしこの人間キャラはケモノだったら俺はどう描く....と。

理論的にできると思うが回りくどいだな。
ケモノの場合なら本能で出来る事は
人間になるとテクニックでカバーするしかないなんて。

こうなると短く話ならまだ人間でいけるが
長篇の話になるほどケモノキャラは必要だ。

よく考えたら俺のキャラは人間の方が純粋で、動物の方が複雑.....
現実と逆だよね。

馬賢の行動原理は割りと複雑。それはケモノだからこそ描けるもの。
人間だったらそんなに面倒くさい性格を付けないと思う。

次の連載はあっても、ケモノがメインになる確率は低いなので
これくらい乗り越えないと。

2013/06/14

ページ数が....

128章の仕上げはほぼ終了。
トーンは残っているけど今の所ができない。
明後日でやろう。時間を有効利用するためシナリオを書く。

129章のシナリオ進行中。とりあえずページを振り分け。

.......33ページ。(汗
うわあ、駄目だこりゃ。

この回は背景が少な目、バトルも無いし
ある程度が多いでも構わないけど33は流石に多い。

できれば29ページくらいに抑えたい。
しかし31くらいあってほしい。
この回は余韻がかなり必要だから溜めページは欲しい。

一番重要な最終回に除く、この話だけは別格だし。

今回、馬賢の心理描写が全てだ。

ここまで少人数で話を運べるのは
余計の要素を全部排除してて、
できるだけページをここで使ってテーマを表現したい。


うまく長い溜めた分を全部カタルシスに変わりたいな。
今回。

眠れない

24ページ地点。
スピード線も含めてあと5時間くらいかな。

残る数枚は朝で続くと思う....
が、眠れない。

微妙な時間なのでそのまま描き続ける訳もないし。


最近はうまく眠れない。
誰かがと喋りたいけど、その話題の相手は無いな。
日記で書ける話でもないし。

2013/06/12

変な疲労

8時間くらいアシスタント作画(主は残神)を任せて
こっちが効果線を描く。

今日は異様な疲れるなので上手く進めない。
元々今日が終われる訳がなく
これで確実に1日分を遅くなった.....

しかしこの疲労感は変だ。
体ではなく気力が疲れるタイプ。
言い方は変かもしれないけど”泣きたい”疲れさだ。

13ページくらい地点。
半分残った所。

まあ幸いのは難ページが優先に描いてたので
残ったページはそれほど心配しなくでもいい。

明日は終われん

アシスタントAさんはベタを9時間描いてくれて。
俺は効果線を描く。

......まず一番難しいの見開きから描くから
あの2ページを終わるだけで夜が始まった。

うわあ、あの見開きはマジで複雑だ。
これじゃ明日が終われん。

2013/06/10

神になるのは

馬賢ラストエピソードを始める前フラグ総整理。

大体決まりましたが、彼のフラグは割りと多いので
あちこち散せていたヒントを拾って1つ所に集める。

よく見ると予選から4回戦までほとんど試験ごとに
ちゃんと馬賢の伏線を張りました。

そして最終試合にパズルを集めて1つになりそう今は
色んな意味でドキドキハラハラする。
馬賢に関わる部分、構成は綺麗だな....

まあ流石にネタバレになりそうで紙に書きました。

....全部読み返すると、
魯泉は本当に文字通り”命を懸けても”相手を信じる。
やっぱりそんな風に信じられるのは幸せだったと思った。

宗教学の意味ではそれほど深みがないかもしれないけど
理屈じゃなく本当に素直の感情。そこがよかった。

80話分の伏線を全てを一気に回収できるキャラは
多分馬賢だけでしょう。

積み上げるそして一気に畳む爽快感は多分
この物語ではスケールが一番大きいかも。

2013/06/08

そこで逆さま

百足のセリフに”逆さま漢字”はある。
時々鏡文字もあった。

妖怪のセリフは、
あのキャラの性格が歪むほど”異常”が多くなる。

古伏や禹殊クラスは理性がまだ強いからセリフ普通に見えるが
百足になると様々歪むが現れる。

これ最初はあんまり考えないが
妖怪は本格的に活躍するからセリフで特徴付けたいから
色々考えてこれで行こうと決まりました。

そして編集長がさらに加味して
妖怪のセリフにたくさん演出を付けて
結果的にかなり面白くなった。

もしかしてキャラは妖怪化の進行が進むと
歪むの具合で悪化の程度を簡単に示せる。

この方法でセリフ1つだけで
あのキャラは妖怪か神明か一目瞭然。しかもドラマチック。
汎用性も高いし、漫画の語法としても優れる表現と思う。

この方法、小説は使いにくい。
小説はあくまでも文章を見せるから変則的な文字多用が禁物。

しかし漫画のセリフは二重の意味
”文字”としても”絵”としても扱えるから、この演出はありと思う。
ライトノベルならある程度許せると思うが
漫画の幅と比べるとやっぱり違う。

これだから漫画作りが面白いんだ。


http://mh.rgr.jp/memo/mi0378.htm

異常と言っても、一番妖怪の雰囲気を伝えるのは精神異常。
とにかく記録します。役に立つかも。

防げない

盤古の機甲兵モードは対”文字幻術”用の兵器のため
全て漢字の文字幻術は無条件に無効化できる。

これだけでほぼ神官の術は通じなくなる。
まあ抜け道はあるけど。

もう少し正しいに言えば、”現存の漢字”を全て防げる。

そう、つまり即席に”新しい漢字”を作れば
例え機甲兵でも防げない事。

しかしこれは案外に思い付けないでしょう。
一応自分でも信じない場合は意味になれないため
デタラメで落書きを書いてそれが漢字と言っても無効。

この条件の場合、倉頡はできるがこの場は居ないため
焦猛でこの策でいけるのがベスト。

古壮字を書ける焦猛は、それ書き出せれば
盤古のデータでは漢字にカウントされないため
今の盤古じゃ無効化バリアでも防げない。

..........まあ、色々策を考えてやってみよう。
実際こんな風でやれると限らない。
決めるのはまだ少しの先だ。

立場

昨日は盤古の審判の話を考えている。

最終試験の暴走で盤古は試験失格、最後の裁きを下す。
最悪の立場で起死回生したいならかなり難しいと思った。
だからかなり悩みました。

8巻目の話と同じシチュエーションだが
今回は盤古を勝たせる、という話になる。

つまり文字通り、”逆転裁判”を描く。

科挙篇では盤古の立場が悪くなる一方で
大体の場合は正しいな言葉を出しても信用してもらえない。
そしてここまで来てさらに一層悪くなる立場。

元々8巻の時に既に劣勢、今の状態じゃ
もはや普通に正しい理屈を言っても勝てない。

隙を突くために
ここの重点は、神官の”過ち”と思う。

過程はどうあれ、結果的に妖怪は3体の機甲兵も手に入れて
さらに科挙で神官の前に4体目も奪う事も成功した。
つまり兵器へ管理は不足でした。

序盤の頃も所々に機甲兵管理の適当さで伏線を張った。
破棄すべき兵器はずだったが、1つを見つけて1つを壊すだけ
神官達自体は機甲兵の数も状態もあんまり知っていない。

今回の事件は”神の失態”として捉えれば
兵器の管理をさらに要求すべきという線ではいけるはず。

これを実現するために、象神官の”大きなミス”が不可欠。
逆算してこれから3話くらい伏線を張る。


そしてここに盤古の心境も変わるはず。
兵器の自分は否定せず、
ありのまま受け入れて、自分の一部として見て
罪悪感ではなく”責任感”を感じるべき。

科挙篇後半は盤古の性格を変わりつつ伏線は
ここで一気に開花させる所と思う。

”より良い”の純化ではなく、
”悪い所も受け入れる"ように”幅”を広くという意味で。

言い方は変かもしれないけど、
”欠点”を手に入れる(その幅を持つ余裕があるようになった)
という雰囲気で描きたいと思う。

2013/06/07

走る大男

そういえばこの2回が夸父の初活躍。
と言ってもメインになるほど目立つ訳じゃないから
みんなは気づけなかっただろう。

この漫画に数少なく神話に実際に居るキャラの一人。
あんまり目立たないが
実は一応登場キャラに倉頡に次の力を持っている神明らしい。

まあ、普通に大きいし。
通常状態でも身長10M超え、大字訣を使うと50Mくらいになる。

よく見たら4体の機甲兵に直擊されたのに
それほどダメージを受けていない。
セリフも、4体は無理けど1体だけなら何とかになる感じ。

機甲兵1体のタイマン勝負なら、この場に居るキャラは
恐らく夸父だけギリギリ引き分けまで持てそう。
並みの神官なら10人くらい居ないと勝てなさそうだ。

実際、通常攻撃で機甲兵をダメージを与えた人は彼のみ。

よく考えたらかなり強いじゃん。

多分最高

下書きはほぼ完成した。残りわずか。

記憶が間違いないなら
今回の127章は1日目アクセス数の最高記録らしい。

今まで盤古変身回は必ず伸びるだが
どんなに頑張っても2000をギリギリ届かない。
今回はやっと達成した。

正直、霍安と黄雷、そして呉錬クループなど重要キャラ
今回に出番があんまり無いため、盤古一人でどこまでやれるのは
ちょっと不安だった。

アンケート無いの今はアクセス数が大切な検討の素材。
ここに来てクライマックスだけしか残っていないので
やり過ぎるくらい展開じゃないと盛り上がらないと思ったが
本当に通用したのはホッとする。

いくらドラマチックの展開を用意しても、
基本的にこの辺りは鬱展開ぽいなので
読者は受け入れない可能性はあるし。

しかしある意味、ジャンプのバトルは
必ずパワーインフレする理由も分かった気がする。
機甲盤古はここで初めてインフレを描いたが
本当に読むだけで爽快感が強い。そりゃインフレは起こるわい。

これならあと1回くらい持てそう。
そして129章はいよいよ振り子が戻ってくる。

科挙篇完走まで自分の全てを描き込める。
マジで上手くいてほしい。

2013/06/05

走れ

下書きは一気に進む。
よく寝た次日はこういうペースでは良いな。
今日もこの調子があればいいな。

http://www.comibook.com/cb4959
127章アップ。

今回の話は2色カラーで描いてた。
ここで赤黒でやるのは絶好と思う。
殆ど白黒だが盤古自体は真っ赤、不思議な危機感を作る。

さらに割りに時間かからなかった。
色塗り自体だけなら5枚が4時間くらいで済ませた。
下手すると普通のカラーの1/3以下。

アクションも最大出力で
とにかく色々やり甲斐があった一回でした。

次回もこういう感じ.......どこまでやれるのがわからないけど
出来るだけ頑張りますの気分で。

2013/06/04

家畜化

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%B6%E7%95%9C%E5%8C%96

http://www.obihiro.ac.jp/~meatscience/selfdom.htm

そんなの話だったらありかも。

魔都篇なら人間家畜化のエピソード。

”人間を家畜として扱えるのは酷い、人間に意思があるじゃないか”

”ならあの人間達は意思が無ければ問題じゃない?それは出来るさ。”

”いや、私たちがそんなの事を知ってしまったから許さない!”

”ならば忘れれば済むの話でしょう。忘れたまえ。”


.........と、妖怪を庇う機甲兵ならそんなの行動はありえる。

妖怪は理屈通じないからこんな会話は無いけど
機甲兵の場合、理屈は通じるけど
どうしても悪いの方に転ばせる。

ある意味は悪魔の理屈。
機甲兵は必ず話し合える。しかし話し合うと必ず負ける。
会話すればするほど、言葉の死角に付けられて屈服されてしまう。

難しい

今日は3回合わせて18時間くらい寝ました。
凄く疲れた。原因不明。まあおかげで体力全快。

やっと下書き開始.......と
今回の原稿は難しいと思った。

完璧なバトル回。
ほとんど全ての2ページ単位の画面は戦っている。
会話して戦っていない見開きは2つしかない。
残る11つ見開きは全部戦えている。

次回はストーリー回だからちょっと気楽だが
今回は凄く難しい。気が遠くなりそう.....

壁が高くて、なかなか進めない。

2013/06/02

ごみ

好感度が低いものですね、ごみは。

http://gigazine.net/news/20090515_picture_trash_problem/


.......えーと、何となくこれは使えそう。アイデアとして。
環境問題ぽいけど、
浮かんだイメージは”ゲームやアイテム”的な意味で。

ゴミは基本的に人間があれば勝手に増えるもの。
漫画の能力戦の場合、ゴミに関わる能力があれば面白そう。
植木の法則の路線じゃなく別の何かが。

ほら、ゴミをテーマして
シミュレーションゲーム とかRPGとか作れそう。
何かが分からないけど。

これは切り口によって魔都篇もアート魔法使いもワイルドゲームも
使えそうなアイデア。汎用性は高そう。

昔に何の漫画に読んだ、ごみドラゴンみたいな物....
何だっけ......忘れたがそれが格好良かった。

多分その感じで。(適当

2013/06/01

128章ネーム完成

えーと、打ち合わせも終わった。
大体8割程度がいける、これなら直すはそんなに難しくない。

今回のネームは一番難しいのは”異常”を描き出す所。
同じ攻撃でも妖怪のが禍々しい雰囲気を出したいから
色々考えました。

ああいう感じを身に付けるために
JOJOの第6部をもう一度を読む。

妖怪の攻撃はあんまりグロになりたくないけど
不気味さを出るためにああいう”正常にズレる”感じを掴みたい。

1回目のネームは31ページ。
これから直すのは4ページを減らして27ページで終わらせる。

多分明日に終わると思う。
確定したページはそれなりにあるため
下書きは明日がある程度に描けると思う。

今回のネームは上手く行ったの方だが
ざっと計算して今回の原稿は15日で完成する可能性が低い。
まあ16日.....トラブルが1つがあっても17日で終われば良し。

この感じで進めれば次回もまず問題が無い。
とりあえず6月の内には安泰と思う。