2012/07/31

長所伸ばし


このコマの倉頡は伸び伸びで描くのは気持ち良い。
デッサン的に恐らくあり得ないが、勢いはすごく良い。

このキャラは一番自由なイメージが持つため
足でも手でも自在に動ける。

本来設定上、この立ち位置のキャラは黄雷だったはず。
でも黄雷の性格は固いから、こういう動きに似合わない。


別の話題だが、知り合いのネームの事を考えている。

そのネームは結構雑。
しかしあいつのセンスが結構気に入りだがら、
俺で何とか直したいと思った。

俺は編集ではないから、アドバイスしても限度があるし
別に俺も暇なわけが無いし、程ほどにしようと思う。

が、正直そのままダラダラに描くだけじゃ
あのやり方はいつまでも伸びないと思う。

あいつは俺と同じ計算タイプだから
自分で描いても前提で間違いになりやすい、
あのままじゃ全ての努力は無駄骨かも。

代わりの添削はほどほどしとけつもりだが
ボツだけバンバン出してみようかな........

値はあっても価を付けられない

知り合いの話を、友人という事を考えさせました。

友情などの人間関係、実は交換行為と言える。
しかしあくまでも”物々交換”と思います。

例えば、彼女は花というプレゼントが欲しい。
でも俺は花が1000円と相当するだから1000円を送るのは駄目。

値はあっても、価を付けられない感じてさ。

重要のは”与えたいモノ”と”貰えたいモノ”を一致しなければならない。
これを合わない場合は友情が成立できない。

仮に俺は一番大切な宝物が歯だから
歯を抜けて相手を贈り
相手は貰える時が気分が悪くなるかもしれない。

もしや相手が感動しても、ダイアモンドを俺に贈り、
俺は”何この石ころ、こんなもんを貰っても嬉しくない”
ような惨事が起こる事だってありえる。

互いに自分の大切な宝物を相手にあげたのに、
相手は嬉しいと限らない。

貰った側と与える側、両方はこの事を意識しなければならない。
必要の時は相手を質問してハッキリ相手の思いを分かるべき。

こういう物々交換の概念は面白い。
友情と価値のテーマで描く時はきっと面白い物語になる。

2012/07/29

石と意思

今日は深坑へ行く途中、石材店を見つけました。
大きな岩まである、なかなか面白い。

そして思い付けた、石屋で話を作れそう。
”意思が宿る石”を売るとか。

まあ結構普通のアイデアだけど。

そこの地名は”風動石”であるから、妙にファンタジーな感じがする。
風景は綺麗な所だから物語になりそうだ。

手抜きを覚えてしまった人

昨日は、コミケに行った知り合いから同人誌を借りて読みました。

ある知り合いの本を読むと、残念な気持ちが止まらない。

あれは、仕事で描いてた漫画で同人を出る。
何故そうするのは分かる、1本作品を2度でも売るために。
同人やっているのに商売上手だなと思わせた。

それだけなら、まあよくある事だからいいや。

もっと残念のは、作品のレベルが下がった。
昔その人は才能が溢れてキラキラ輝く、
センス良いの上に、絵も丁寧、とても素晴らしかった。

昨日を読んだのアレは、明らかに手抜き。

”この程度を描ければ充分”。

センスは変わらない昔のままだが、
もう全力で作品を描く気がないの感じが伝えてくる。

才能の塊はかたまりのまま、もう輝けない。
しかも熱意は消えている一方。

凄く残念だ。


俺が持っていない物をたくさん持っているのに
当たり前の存在ような、石鹸ような使って減っていく。
まったく大切しない。

本気でやれば俺なんか楽々超える人は何人も見たのに
結局、漫画は儲かれないを気付くと本気を描ける気が無くなって
楽な描き方ばかり追求して実力が鈍りました。

勿体無いな.......

2012/07/28

訳分からんの”キライ”

知り合いから言った
”OOOは今でもお前を怒っているよ。”

.......何の事?と聞いたら

昔にある人は俺に彼自分作った同人誌とグッズを贈って、
ほぼ赤の他人のため、読者の応援かなと思った。

細かい所まで覚えていないけど、
とにかくちょっと変な人だが熱意が持っている人と思った。

その後、あの人は
”無事に届きましたか?返事貰っていないけど。”
俺は”ああ、届きましたよ、ありがとう”。と答えました。

この事は俺にとってコレで終わりました。


で、知り合い曰く俺は”主動に返事していない”
相手は”メールや連絡方法まで付けてたのに、それを気付けない”
という事を怒っている。


..............なにそれ。

まあ、確かに俺は自ら返事していないのは悪いけど
それでも”ちょっと失礼”の程度だろ。
それはあくまでもマナーで義務じゃない。
こんなの事を何年も根を持ってるの?


これはちょっと考えさせた。
俺は誰を怒っている時も、こんな感じが多いかな。

相手はせいぜいマナー違反の程度で怒る
そしてずっと覚えて、相手の”謝り”を待っている。

しかし相手にとってそれはどうでもいい事。

”別にいいよ、そんな程度で絶交したい相手なら
はなから友たちじゃないだろ。”

多分そんな感じで考えているだろう。

コレ、温度差かな。
”俺はお前の事をこんなに想っているのに、
お前は冷たくて全然応じてくれない。”

ある意味に二人は友達になれるのは
興味や相性なども重要だけど
こういう温度差のバランスも結構大切だよね。

だとしたら、もう距離を開いた知り合いもうあんまり気にせずに
縁があればまだ会える、こういう感じで持とう。

怒っても戻れないし。

クラスメイトような、
知り合いだって数年で自然に離れる人もごく自然な事。

まだ偶然に思い出し、偶然に会えた事で続けるかもしれないが
それは強要できない事さ。

獣のヒーロー

今日はちょっとケモノジャンルの話を考えている。

もしやケモノをジャンルまで定着したいなら、どうすればいいの話。

最初はマンガや雑誌部数が落ちるの事を考えているが
雑誌部数を上げるために”ヒット作”が居るだけじゃ足りない。

銀の匙はヒットしても、今サンデーで言えばコナン。
なぜなら、八軒はスター性が無い。
表紙に載せても地味、読者はワクワクしない。

ジャンプも同じ、必要のは”ヒット作”だけではなく
子供は憧れるヒーローの存在が絶対条件。

動物マンガは今ひとつヒットしない時代だが、
よく見ればポケモンやモンハンは大ヒットしたから
子供達は動物が嫌いはずがない。


つまりそこから工夫すれば、ケモノキャラを
今の”マスコットキャラ”から”ヒーロー”まで取り上がれば
ケモノ漫画は充分に有り得ると思う。

つまり、獣のヒーローを作れ、という話になる。

ポケモンやモンハンは既に
ケモノキャラを”マスコットキャラ”まで作り上げたから、
条件として悪くない。

あとはこれを気付ける作家と編集がいれば
”獣のヒーロー”としてヒット作を成功に作れれば出来上がり。

これは一番分かりやすいの方向と思う。

この意味では、逢魔ヶ刻動物園が本当に惜しい所まで来ました。
残念だが主役のあの兔は
ヒーローになれず、”ガキ大将”に止まり
力不足で終わってしまった。

今で考えれば蒼井華も良いキャラだが、
傍に居る人間キャラは恐らく”高校生の女の子”ではなく、
”小学生の男の子”の方が正解かも。

その子供はあくまでもケモノキャラと一緒に戦えるの方
子供の読者をワクワクさせます。
伝説の武器でなんとか力に付けてケモノキャラをサポートする
ヒロインは別枠で作るの方が、理想に近いかもしれない。

まあこの面に関して盤古も凡ミスしました。

盤古は主役として良い子すぎてヒーローになれない
魯泉も弱すぎて戦えない、後半になるとこの両人地味すぎて
全然読者にワクワクさせないから、
他のケモノキャラをカバーしてもらった。


まあ結論で言えば、多分出来ると思う。
キャラクターを非常に上手い人が居れば、
この難関は不可能じゃない。

俺的に、やっぱり
”アンチやダークヒーロータイプ”の方が獣の魅力を見せると思う。

力強くて格好良い、道徳に縛られずに本能で動く
ワイルドな野性で自由に空に跳ねる、敵を殴れる、
でもちょっとだけ人間臭くて可愛い。8:2の割合で。

ケモノなら、そんなのヒーローを見てみたい。
........まあ、ある意味そのまんま”うしおととら”だが....

2012/07/27

こういう顔


今日は知り合いと下書きを書いてる。
そして一言、

”こういう顔は面白いね”、と。


................そういえば、俺の漫画は
このタイプのキャラは全く無いんだ。

醜いというか、イラっとする顔というか、痛々しいといか
とにかく無い。

好き嫌い云々以前、全く意識していない。
割とメジャーなキャラなのに、全然考えたことが無い。

盤古に出ても良いと思いました。
えーと、今更ストーリー追加でも難しいと思うけど
実はひっそりこの立ち位置のキャラは居るんだ。

博打の神様、という試験生。

多分描けないけど、活かせると必ず面白いと思う。


何となく俺は気づけない理由は分かる。
俺は、悪でも善でも描けるように頑張っているけど、
性格としてある程度レベルがあるという隠れ前提があった。



つまり、”品が無い”のキャラは忘れていた。

こりゃ、まだまだ勉強すべき所が多いね。

構図

109章呉鎮対刑普の見開き、
色々構図を試しました。6つくらいバージョンがやってみました。

一応記録。

バトルマンガは勢いをどう出るのは命。
しかも100章辺りになるとバリエーションもう出し尽くし。(笑

2012/07/25

ツギハギ

艾方のキャラは掴め難い理由は
”お前の知り合いにこういうタイプ人は居ないだからじゃない?”
と言われた。

確かに。
よく考えれば幾つの設定は、いろんな人から別々要素を取る
だから纏めは難しい。辻褄は上手く合わない。

もうちょっと考えよう、彼女はどんなの人
そして俺はどんな風で彼女を描きたい。


他のキャラと比べて視野は狭い、自分の理念しか興味が無い。
人へ関心は薄く。

責任感と執念は強く、
全ては自分で何とかにならないといけないと思い込む。

基本的にマイナスのイメージが強くて
だから俺はこのキャラのどこが好きを決めないといけない。

俺にとって、気が高く所かな。
権威に負けない気概が持っている。
その分、”地位と名声”は全てがいらない所かな。

誇り高い平民、の感じかな。

地位は手段として考えなく、妥協は全然無く
ストレートでやるべき事を今の自分でやってほしい。

ある意味、”無関心”という事を逆で考えればこんな感じ。
現地で実際に人を救うタイプ。
官僚システムに向いていないかも。

別に間違いないと思うけど
彼女欲しいモノは今のやり方は恐らく難あり。

だから官員になりたくないでも、結局倉頡を頼れてしまう。

編集長曰く、
”責任感がある人だが、責任の取り方は分からない”


別の視点で書ければ
台湾の人、漫画を描く時はよく”海外の国に認められて欲しい”
そして台湾の事が日本漫画に題材される時は
妙に嬉しいな気持ちがある。

そして台湾ではなく日本の新人賞を狙っていく。
台湾で連載を描きたくないなど、ああいう人は何十人も見た。

悪い意味では”自分の意識で自分を認めない”事。


俺にとって艾方の良い所は、それの真逆のプライドが持っている事。

例え泥に落ちでも、死になりそうでも女の誇りは決して諦めない。
女に生まれない方がよかった......そんな気持ちは微塵もない。

大切な人のために、神でも戦える。
使える漢字は少なくでも、たった1つの技を神を挑む。

このエピソードは別の視点で描ければ充分にヒーローになりそう。

2012/07/24

細かい過ぎて分からない

今日の朝は父さんを新しい老人ホームを送りました。
今度こそトラブルが起こらないように.....

で、2度目のネームまだ没になりました。
しかもほぼ同じ範囲で、同じキャラの問題。

艾方のキャラはもっとじっくり考えないとこの先も難航ぽい。

........もはや不安の種が終わらない。
この先は呉錬側の敵が現れる、そのキャラも設定完成していない
恐らくこのパターンあと1回がくる。

そして今回のテーマは精度を上げるために
打ち合わせで貰ったアドバイスはかなり細かい。

細かい過ぎて分からないくらい。

いやマジで、自分の頭が悪いだからのかと疑う。
普段なら自分の頭が良いの方で自慢するくらいのに
今回のネームは本当に、自分実は馬鹿なのかと感じられる。

115章に関わるテーマ、キャラと情報処理は難しすぎて
状態把握でさえ苦しい。

多分時間かければ理解できるけど問題は時間だ。
今日はネームの6日目。
正直これ以上に時間をかけるとまだ締め切りを守れない.....

結構イライラになってきたが
ネームを出来ていない事は自分の責任だし
この不満はどこに向ければ良いだろう.....(涙

2012/07/23

読書会

ネームを勉強するために
PLUNKでネームでテーマして読書会をやりたい、
興味ある人が居る?と聞いてみた。

返事する人が多すぎてビックリ。
みんな、割とネームを悩む人が多いね。

しかしこの事も案外に色んな人が居るを気付けました。

まずは、本当にネームを勉強したい人。
これはもちろん一番良い、俺もこんなつもりで聞いたし。


次は、何とか
”ああ、この読書会を参加すればネームはレベルアップかも”
の人も居る。

......俺は一応プロでネームを得意だから
恐らく”俺が教えてくれる”と勘違いだろうな。

これはちょっと嫌かなと思った。
あくまでも、俺も勉強したいから読書会を開催したいのに
相手をネームのコツを教えるのは趣旨が違うぞ。


さらに酷いのは
”私はネームを描けないけど、傍に聞いても良い?”

..................いやいやいや、漫画を描けないなら
この読書会を参加しても意味が無いだろ?!

明らかに”おおこの読書会にプロが居る!行きたい!”
ようなノリな人は混ざっている。

駄目だこりゃ。


あくまでも読書会だけ、別にイベント開催したい訳が無い
何人も勘違いで
”これは漫画界の大きなイベント、台湾の漫画はこれで盛り上がるぞ!”
みたいな返事で書いてた。

.............みなさん、そんなの期待しても全く意味が無いぞ。
確かに来たい友人の中に凄いプロが居るとはいえ
大きな環境は、読書会1つで変われる訳が無い。

”何かが変われる”を信じる人は多い。

だから俺は逆に疑えた。
本当にネームを勉強したいのは、あの中に果たして何人が居るだろう...

残念だが

お気に入りのシーンはボツされた。(汗

しかしまあ、しょうがない。
打ち合わせの結論は、このテーマはシリアスで描く方が良い。

今のネームは、欲張りすぎて2つテーマが詰めているから
無理矢理にギャグで詰め込んだ。

もちろん面白いけど、結局テーマは1つしか描けないため
テーマの精度を上げて、範囲を絞って
しっかり女性漢字の話題を描くの方が得策。

打ち合わす時に気づけた。
今回のテーマのために膨大な資料を用意した。

しかし多すぎる。だから選んで捨てるのは勿体無いと思った。
全部描きたい!の意気は仇になる。
別の意味は確かに面白いから、落とし穴になった。

ボツページは10Pくらい。このくらい被害まあ想定範囲内。

これくらいは1日で済ませそうだが
あの痛快のギャグパートがボツのは仕方ないけど
本当に惜しいな.....

2012/07/22

悪ノリ

2回目ネーム後半。
かなり疲れたから、今日は殆んど眠り込むで終わった.....

試験官達の悪ノリは良い感じ。そこは上手く進めてたが
やっぱり艾方の所だけ難しい。

気付くと艾方の出番は減っている。

残念だが、基本的に彼女は謎キャラのタイプだから
セリフは基本的に少な目で描かないといけない。

黄雷と黃亙に似てるタイプだから、
本当にキャラとして本音出るまで時間かかる。
しかし物語は既に終盤、だから恐らく活躍は限られてる。

こうになると扱いは本当に難しい。
引っ張る割りに効き目が弱く、そんな感じになりそう。

しかしこのノリは本当に楽しすぎる。

ここだけボツを喰らわれたくない。(笑

まさかシリアスモードそしてバトル回の中に
こんな愉快なエピソードを発生するとは予想できなかった。

曲がり角

じっくり考えたけど、この話はやっぱり面白い
ただ描き方を見つけていないだけ。

艾方の立ち位置は確かに決めにくいだが
逆に言えば彼女だけ決めていないから
他の要素を全てハッキリ決めれば答えも浮かんでくるかも。

ここには、やっぱり盤古も役に立ててもらう。
そして試験官達も仕事させてもらう。

捻りはここで探そう。

盤古は人好しで、艾方と逆。
この試験のポイントは”関係を見つける”だから
艾方ああいう”関係ない”の協調性薄い所を描くだから。

ただそのまま描くだけじゃわがままに見えるから
試験官達のフォローが必要。

幸いのは、ここまで試験官4人が既に暇になったから
倉頡のステージに現れても良い。

そして試験官達ができるだけ艾方のキャラを持ち上げてみる。
やっぱりこの回では基本的に
艾方が良い所を見せないといけない。

そこだけ何とかになれると、今回のネームがクリアと等しい。
頑張れ、良い仕事にしよう。

2012/07/21

あれ...

変だ。
プロットに居る情報は全部描き込めたのに
ページは23に留まり、
そしてラストの数ページは予想した効果が無い。

.......15ページ辺りまでまだ良い感じなのに
やっぱり艾方はセリフが多くほど面白くない。

艾方の扱い方は分からないまま終わったネーム。
これは恐らく後半がボツになるけど
欠けるモノが多いため、とりあえずこの23ページを送りましょうか。

どうぜなら早めに送るほう、修正の時間もその分残るから。

............今夜だけもう一度考えてみよう。

色々変なネームだ。
バトル回と思ったらほぼ全ページが会話だし
予想より大きく下回りのページ、不明なままキャラ......

正直に不満です。このまま読者に読ませるつもりがない。
別の意味で、こんなのネームは珍しい。

2012/07/20

新キャラだし

115章のネームは、中盤の艾方のセリフを入れると
ピッタリ止まった。

描き方は分からない。

よく考えたら、こいつは新キャラだ。
俺は殆んどこの女の性格を分かっていない.....

もちろん基本の方向性はあるが
細かい所はあんまり考えていない、魅力も決めていない。

ストーリーは8割決めても
キャラは決めない分、面白さは不確定。

うーん、今夜はこの子の話を考えましょう。
辞書読みながら.......まだこのパターンかよ。

この作品は迷うと、よく辞書を頼りだね。(汗

とにかく考えます。


艾方の良い所は現実をそのまま受け入れなく
権威を挑むの所かな。これは大変勇気が要るなのだ。

”私と関係ない”というスタンスもここに問題になるが
物語の状態によって格好よく戦士になる。

凛々しく誇りが持つ、そんな強い女の子。

”政治のルールを従う気が無い”
”いいよ、あなたが別のルールを作れればいいじゃない?”

やっぱり最後もそんなの”気高く”な魅力が持って欲しい。
あくまでも、この子の居るべき場所はここじゃないだけ
そんな感じでやって欲しい。

Sail away



熊谷幸子、Sail away この人の歌は大好き。

どこが好き?と聞いても上手く説明できない。 

普通、歌の感情は”嬉しい”とか”悲しい”とか
1種類の感情で構成するだが
この人の歌は、俺にとって嬉しいが、悲しいが、どれも当たらない。

しかし非常に不思議、どんなの感情も言えないのに凄く魅かれる。
 そして違う文化の味を上手く交ざって、誰も作れない歌を作った。

今の心境も関係があるが遠くて懐かしく、暖かく、でも切なく悲しく、
少し泣きそうな曲だが少し幸せな感じもする。

俺にとって、こんな感じの歌だった。

2012/07/19

ぺ-ジの振り分け

うん、今回のエピソードは面白くなりそうだ。
ページも25ページで終わりそう。問題が少ないかも。

115章の話は単純だが
権威へ挑戦として描ければ、それなりに読み応えがある。

そしてこの話、やっぱり倉頡の魅力が大きいと思う。
そんなに人気があるキャラではないが
流石にこの作品の最上位キャラ、テーマを語り資格が十分。

神と漢字の本質を描ける話だから
バトルとしてクライマックスではなくでも
物語として良い雰囲気を出る。

よく考えたら、2回戦以降は殆んどこのパターンだね。
クライマックスの手前の一戦は必ず倉頡と関わる
その試験の本質を示す。

ネームは今日から始める。

倉頡戦は丁度が月牙泉武挙の中間地点
この戦いが終わるとピッタリ18回、つまり中篇が終わる
構成的にも妥当だし。

この戦いのテーマは文句なし意味がしっかり
あとは自分の腕ではどこまで描けるだけ。

ケモノの漫画雑誌を読みたい

ロボットのガンダムでも専門誌があったのに
ケモノはあってもおかしくない。と思いました。

ドラゴンの漫画、狼の連載、トラの作品.....
そんなの漫画が10篇を載っている雑誌を読んでみたい。


まあ、しかし何故今までそんな雑誌存在していない理由は分かっている。
ある意味は”読者は少なさ過ぎる”.....ではない。

このジャンルの読者は、”俺はOOO好きだ!”
など声をあげ難いだから。

動物モノはジャンルとして成立したけど、ケモノまだ分枝として未熟。
ポケモンタイプ作品のおかげで、基本の条件は揃っているけど
今の所、やり方を知っている人は見たことが無い。

正直、打開策は一応あるけど、証明は難しい。

今までケモノを描ける作家は結構バラバラ、ヒット作もあんまりない。
ぎんきつねは一番良い感じかなと思いました。

戦星のバルジは、何となくケモノ好きの作家の気持ちを示したと思う。
”自分好きのケモノはマイナー、だから思い切り描くのは怖い”

特にメジャー誌で描くと、こういう気持ちはより強いと思う。

確実にケモノを描くの方が面白い作家は
1作目で打ち切られると、恐らくケモノを諦める人が多い。

別にケモノを描かなくでも、漫画を描ける......ね。

まあそれはある意味仕方ないけど
やっぱりいつかそんなの雑誌をあってほしいね。


ケモノ好きの人は、”何となく好き”や”みんな好きだから好き”
ような好き方はしない。

好きなら、確実に好きと確信できる。
だからそれは結構強いと思う。

2012/07/18

駄菓子

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A7%84%E8%8F%93%E5%AD%90

俺は、漫画が”駄菓子”ような物と思います。

栄養は低いが安くたくさん、でも美味しくて飽きない。

どこでも手に入れる、質が高いと言えないが
子供時代では、わずか小遣いで美味しく食べるモノ。

今の時代は、娯楽は進化してゲームやアニメがどんどん凄くなって
漫画はモノクロのまま、あるいは紙本なんて過去のモノ
今なら電子書でカラーで生き残るしかない。

........と言っているが、俺はそう思えない。

まあ、今でも駄菓子屋が減っていくだけど
子供の本質はいつもそのままと思う。

俺達がいくら金持ちになっていくでも、
”地面に近く所”変わらない方が俺達自身のためにと思う。

そう、貧乏の人にとってそこにいる物は基本。

我々はネットでどこでも昇る、どんどん使える資源が増えて
いくらでも金が増え続けるのは、傲慢と思い上がり。

どんなの時代でも貧乏人の商売がある。

漫画の本質はそこにいる。

確かにカラーの方が綺麗だが、おれは
あんまり”カラーの方が面白い”の漫画を見たことが無い。

よく考えたら、カラー漫画は逆にストーリーとキャラ作りなど
雑になっている、個性も無いの場合が多い。

ゲームのグラフィックと同じ。色は本質じゃない。
色が付けるとと贅沢になって定価が高くなる。

そして、駄菓子じゃなくなる。

鉞を持っている女の子

115章のメイントリック。

今回の構成は割とシンプルと思う。
艾方戦の序盤は、話し合い、攻防や倉頡へ罵倒
そして戦いのネタ明かし、この3点で構成する。

久々簡単なネームになりそうだ。

艾方のトリックは結構引っ張ったが
そのトリックは恐らく誰も予想できないから
今回はこの1点に集中して描いても良いかも。

艾方の”執念”は俺でも経験した事がある。

この世に、それが正しいや間違いではなく
自分は何処に傷付けられたから、その事だけ絞られて
視野は狭くなった。

それだけならまだ大丈夫
やっぱり問題は、”人と関わらない”の点が致命的。

資源や力を持っているだけじゃ世界を変われない。
世界を壊すのは出来るかもしれないけど。

貪汙を消すため大統領を殺すだけじゃ意味が無い。
大統領をなって、実際に問題を対面しないと、問題は解決できない。

そのために、たくさんたくさんの人と関わらないといけない。

神になる、上の人になる、意味になるのは
たくさん人に信じられてだからこそ成立する事さ。

そんなの人は影が必ずある。
理想や綺麗な話だけじゃ現実になれないからね。
現実と向き合うこそ大きくなる。汚いことも多くなるんだ。


でももうちょっと艾方の良い所を見せたいな。
シナリオ今の所じゃ、論理はあんまり良い所が見つけない。

知らなかった裏を暴れてやる、影を見ろという所かな。
良い意味で取れば、記者の立ち位置かな。

この試験でレベルアップして社会運動家になるかな。

2012/07/17

フェミニズムその2

http://life.fhl.net/Desert/980522/002.htm

http://www007.upp.so-net.ne.jp/rindou/feminism7-5.html


フェミニズム批判


http://homepage2.nifty.com/kobatetu/heiwa/03no05.htm
人類が女性を差別する原因は戦争

うーん、やっぱり色々が難ありと思う。
女性の差別は、発展した国もう問題になれない。
この意味もう解決したジャンルだからね。

やっぱり、ここは未開発国家の現状を狙うの方がいいだろう。

http://zisak1979.blogspot.tw/2011/12/blog-post_4356.html

http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20100729/104400/


中国公安部は、女児や少女の誘拐は年間数千~数万人と推定しているが、この数字は氷山の一角という見方が強い。誘拐阻止のNGO(非政府組織)は、年間30万~50万人とみている。
中国の誘拐事件は身代金を要求するケースはほとんどなく、人身売買が目的である。一人っ子政策に男尊女卑の風潮、それに極端な貧富の格差が複合的に重なって人身売買の温床になっている。

しかしこれはどう描ければ漢字のテーマを絡むだろう........
女性差別の漢字、あるはあるけど、正直馬鹿馬鹿しいなので
論理として弱すぎる、簡単に論破されるし.......

となると、ある意味は話し合えないの方が良いかもしれない。

まあ相手は倉頡だから論理は乱暴でも通じそう。
あいつはエロ親父だから、ある程度のごり押しは何とかになる。

理想を超えて

5回戦のシナリオ。

明るい宇宙に、暗闇の惑星があって
大地は真っ暗で、時々空から”光の雨”が降りてくる
地面は三角錐ような生き物があって
その光の雨に形成した湖の側に生きていた。

...........昔にこんなの世界観が考えているけど
こんな設定じゃ何も役に立たないし、SFは専門外だし
ストーリーにもなれないから放置した。

今で考えれば科挙篇の5回戦に使えるじゃないかと思った。


昨日に書いた話も合わせて色々役に立つ。

そのケモノ誌を作った時
最初はたったやりたいだから、
まあ俺は編集代理として代わりに設計図を描いてやるだけ。

しかしその1冊は、それぞれ描いてた漫画はレベルが高く
結果的に俺の予想より遥かに超えた。

だとしたら、このイメージは5回戦も使えそう。

文官は頭良いから設計図で”理想”を描く
武官は行動力でその理想を上回るのが一番良い。


世界の形は1つだけじゃない。
行動次第で変わっていく。

宇宙は真っ暗なんて、誰も決めていない。
雨だって、水と限らない。

そんな感じの、”世界造り”。

2012/07/16

実はあんまり考えていないだろ

ちょっと昔にケモノ誌を作る時の事を思い出した。

ケモノ好きな人は何人も集めて
一緒に大好きなケモノ誌を作ろう、と打ち合わせ。

何の良いアイデアとやりたい事はあるかな?と聞いたら
”うーん、特に無いみたい”という返事を貰った。

.......みんなは特にイメージが浮かんでいない。

その場、一応編集者の経験があったのは俺だけ
何とかそれぞれ描きたい作品を作り上げて、
俺は編集として、締め切り、ページ数、揭載順、表紙作家指定など
色々考えて、俺のイメージで本を作りました。

そうか、なんか編集長の気持ちが分かったかも。

大体の人は、何がやりたいという事はそれほど考えていない。
”誰かが何かがをやってくれると良いな”、の程度だけ。

もちろん自分描きたい漫画はあるけど
雑誌や本自体のスケールになると、ぼんやりなイメージしかない。

しかもこれまだ良いの方。
もっと酷いのは、漫画を描きたいと言いながら
”何を描くのは分からない”。


ケモノ誌の時だって、作品のページ数は単?双?どっちがいい?
と聞くと”分からない、あなたで決めてくれ”ような返事もあった。

俺なら何とかしてくれると思えているかな。
結局、細かい所までイメージは俺しか持ってないから
バンバン俺の好みを入れました。

元々、みんなのイメージで一緒に作りたいのに。
しかしどうやら、作品を載せるの形式は誰も考えるものじゃなさそう。


他の友たちもケモノ誌を作った事があるけど
よく考えたら、その本のイメージもメチャクチャだった。

載せるイラストは鉛筆絵ばかり、内容の文章コーナーもデタラメ
限定版と言いながら、公開販售していない。

一言で言えば、あの本のイメージは
”ケモノはマイナー。社会が悪い、悪いのは俺達じゃない。
だから金を出して応援してくれ”。

やりたいイメージは全く無い、だから作品の形ですらなっていない。


時々は、結構な人は好きな事でも何となく気持ちだけ、
実際に何がやると、色んな常識に囚われて
具体的にあんまり考えていないだろ...と思わせた。

漫画を描くの作家より、本を作る編集が”先”と思いました。

しかし面白いね、編集を決めるのはあくまでも”枠”だけ
雑誌の内容は作家の漫画次第。つまり”やる”も重要だが、
方向性が正しいの指令で”やらせる”も肝なんだ。

2012/07/15

2/3超え

今日もイラスト付きサインを描いてる。

本当に多いな、いくら描いてもなかなか進めない。
何とか7割地点を越えました。

残る枚数は大よそ4~5日かかる。
その後、すぐに115章のネームと次巻の表紙を描かないといけない。

ギリギリ乗り越えると思ったら、既にすぐに11巻の発売が迫る。
そして12巻のオマケ、116章の原稿も次々とこの先に待っている。
うーん、このペースじゃやっぱり厳しいぞ。

1回2回は何とか間に合っても、
この6巻連続発売のペースじゃ追い付かなさそう。

俺の時間感覚はかなり正確だから
間に合えない事と思ったら、恐らく本当に間に合えない。
”頑張れば意外に間に合うかも”の事はあんまり無い。

何とかになると思えないが、今じゃやるしかないな.....

2012/07/13

250

コミック発売の宣伝イベントとして
直筆サイン付きイラストのファンサービスは描いてる。

http://www.comibook.com/cb4681
こういう感じで。

今まで何回もやっていたが今回の数は特に多い。
確かに全部は240~250枚くらいかな。

今の所はやっと半分超えた、2/3未満の所。

イラストのキャラとテーマは読者から注文できるから割と難しい。

サインだけなら20秒で終わる、
ただのキャラを描くなら5分くらい済ませるけど
複数キャラそしてテーマが注文されると構図、ポーズと表情も
考えないといけないから、一枚は30分くらいかかる。

そんなのモノを250枚。

単純の計算では、かかる時間はサインの60倍以上だから
これはサインだけなら確実に1万冊強の量と相当。


1日は多くでも20枚を描くのは極限なので
250枚は丸々2週間かかる。

もうちょっと遅筆の作家だったら、
連載ながらこんなの荒業なんて出来ないと思う。

確かに面白いけど、時間的にこういうイベントは
コミック発売で毎回をやるのは難しいなぁ。

それでも毎回ギリギリできちゃう自分はすげえと思った。

2012/07/12

順番決め

1.まずは、申屠西のバトルを少し描いて
倉頡戦の序盤に進む。
艾方の戦い理由(表向き)を書く。


2.続きは丁八戦、一方的イジメで負けた。
そしてここで試合の裏ルールを現れる、試験生達のピンチ
次々とリタイア者は続出。

盤古側は守芬が追われてリンクアウト
最初のピンチとなり。


3.呉鎮はリンクアウトの守芬と一緒に観戦するようになった
霍安と出会えました。

倉頡は本気モードを出して、艾方を一気に攻める。
神の”意味”を説明、艾方はリンクアウト。


4.盤古は”人助けと牛頭馬頭倒す”同時にできる策を見つけて
大反撃が始める。
試験生5人かかりで倉頡を倒しました。


5.この間に、霍安と呉鎮、そして林默娘(多分)の会話を行う。

それでも、馬賢達は大きいダメージを受けながら
怒涛な攻勢を食い止めた、
羅剛は踏ん張りして、黄雷をリンクアウトさせた。

そして話は地下通路にシフト。


.......順番は大体こんな感じかな。
こう見ると、5話を使う可能性があるかも。

呉鎮、霍安の会話は一切描かなければ4話に済むかもしれないけど
霍安と守芬など、普段はそんなに絡んでないキャラを
描けるチャンス。一応、テーマ的に意味があるし。

まあとにかく2話くらい様子を見る。
5の話(黄雷リンクアウト)は地下通路の話が終わるから
描いても良い、そうしたら4話で倉頡戦を終わらせる。

悪意

悪役や敵役を作るのはいくつパターンがある。

まずは、立場で敵になってしまったの敵役。
良い人でも敵役になるが、キャラの描写は
”立場”をしっかり見せないと魅力的な敵になれない。

次は悪役、邪悪な心を見せないといけない。
コレ実は難しい。

だって今は平和の時代だから、邪悪を体験する機会は少ない。
だから若い作家では、上手く悪役を作れないケースが多い。
俺もああいう感じ。邪悪なんて認知も描く気があんまりない。

犯罪心理学の本を読めれば分かるけど
まあそこまで理解したくない.........と言った所かな。

個人的に、ここにあるキーワードがあります。
”悪意”です。

どんなの人間でも、悪意がある。
もうちょっと詳しい言えば、悪意は本能です。

幸せの時は悪意なんて無いかもしれないが
苦しい時はほぼどんなの人でも必ず悪意が居ると言い切れる。

普通の経験で考えれば邪悪より、悪意の方が具体的。

悪意は原動力で行動を広げれば邪悪になる。

あの人が羨ましくて、不幸させたい。
別に恨みが無いが、なんかその人を弄びたい。
蟻を潰すのは面白い。
勿体無いけど、食べる物を捨てるのは快感だな。
禁止されるだからそこ、そのルールを破りたい。

そんな感じで、悪意はどこにもある。
だからこそ”道徳”は生まれる。

道徳を理解できるけど、道徳の粋を囚われない人は
善も悪も表現できる。

道徳の基本は、最多数の人の命、生活を守るためにである。
だから邪悪の基本は、相手の命を奪う事。

しかし殆どの人間はそんなの事に興味が無い
だから邪悪を描けないだろう。
でも人間は道徳を本気に好きな人も、そんなに居ない。
道徳を従うの方が面倒が無い。普通はこんなレベル。

この意味では、善も悪でも
普段に心では何となく感じる事から考えるの方が簡単。

”自分が悪くない、邪悪とか悪意なんてある訳が無い”
そんな風で自分を言う、或いは目を逸らす。
こうなったら、悪意を描くのは難しくなる。

経験した相手の悪意も良い素材だが
自分の心に居る悪意はそれを上回りの素材と思う。

まあ、本当に善意に満ちる環境では
悪意すら気付けない人はきっと居る。

それでも人間の心は面白い。
悪意だけ排除するのはちょっと勿体無い。
悪意好き訳ではないが、それが居ると生きる実感がより明確する。

2012/07/11

”REASONS”

ちょっと昔の描いた漫画を思い出した。

”REASON”というタイトルで2巻程度のエピソード。通称ペスト篇。

この作品はドラクエでベース描いたファンタジー漫画だが
このエピソードは中世のペストで題材、
勇者達と疫病が戦う物語。

この作品のテーマは”理由”と”言い訳”。
つまり、”本音と建前”を考えているストーリー。

大学の時に悩んだ事の一つ。
人は時々に本音を言うつもりだが実は自分騙し、或いは建前。
真実を言っていない、という話だった。


今までどんなに強いモンスターでも倒せる勇者達は
疫病相手ではどうにもならない。
人はどんどん死んでいく。

ペストの伝染源のネズミをいくら殺せてもあんまり意味が無い
さらに勇者は病気で倒れてしまった。

そんなの中に、勇者達は悪魔と戦い
力強くでも病気を倒せないを気付けて
結局、実は悪魔に助かれた事を分かった。

そして人々は自分言っているのは”言い訳”、
”理由”ではなく事を気付けて、家族に本音を言えるようになって
いよいよ本当の家族になった。


もちろんあくまでも学生時代の練習作だから
論理は色々甘いだが、切り口はよかった。

その時は何となく”疫病”と”言い訳”2つテーマを組み合わせたが
今で考えればこれは面白い試しだった。

構成的に練習作にして高い
メッセージ性もあって、ペストというやや難しい題材を挑む
2方同時進行の物語を描くの最初の作品だった。

人間は悪魔にペストから助かれたトリックも色々インパクトがあった
本当に色々考えさせた話だった。
大学生レベルにして素晴らしい作品。

作品の結果今で見ればツコッミ所は満載だが
あの時まで描けなかったモノばっかりなので
そのエピソードでかなりレベルアップした。


今で考えれば、その時はこれら作品を描けなかったら
基本の構成力やテーマ性を身に付けられない。
プロとして長篇連載を描くのは厳しい。

その時”何となく偶然に出来た”事、
今は意識的に出来るようになる。

実は、最初のあれ”何となく”が一番難しいと思う。
たくさんの実験が描いたこそ、その”何となく”は現れる。

その”何となく”が無ければ、今の”確信”になれない。

だから漫画は、本当に”たくさんを描く”のは重要なのだ。
金になれないでも、全て経験になった。

学生時代はよくやったわい。
こういう無駄に見えそうのネームは何千ページも描いてたのは。

2012/07/10

次の処理

シナリオではなく、これからストーリーの注意点を書く。

ここまで試験生の3連勝、
そろそろ読者も”意外に楽な試験だな”と思うようになった所。

まあ実際、合格者まだ2人しかない。
これからリタイア者はバンバン出る。緊張感を高める。

そして呉鎮、霍安そして盤古組の出番もそろそろ回ってきた。
しかしこの辺りの同時進行は難しい。

艾方組はメインで描きながらこの2線を描くために
伏線や話絡むは整理が必要。
さらに、試合全体も大きく動きがあるから色々計算が要る。

話の構成で見れば質実3方同時進行。
キャラは多くなるとページ数も相応に増えるから
次のエピソードは恐らく4話をかかる。

この戦いはテーマ的にも構成的にも4回戦の最難関
シナリオ練るために時間が多めに必要、
月刊ペースでこのエピソードを描けるのはよかった。

機甲盤古114章

http://www.comibook.com/cb4709

114章アップ~

..........色んな意味ではギリギリで危なかった。
正直、今回のネームは勢いで強引に通じる所があるけど
本当に時間は全然足りなかった、細部の所は諦めるしかない。

よく考えたら、114章は予定より5日遅くなったから
この35日は114章の29ページ、コミックの17ページ、
合わせて46ページを描いた。

さらに、直筆イラスト付きサインは70枚くらい描いたから
質実50ページオーバーなんだ。
つまり、普段の仕事量と大した変わらない。

しかも約2週間は病院に父さんの看護やりながら。
最善尽くし言っても良い。

いやだから本当にギリギリ危なかった。
実際もう締め切りを破ったし。

結局、連載の質は下げていないと言えないから
こんな乱暴のやり方もう嫌なのだ。

2012/07/09

間に合え

効果線は28ページまで進みました。
僅かスピード線だけ残っている。
これなら、あと11~12時間くらいがあれば終われる。

間に合えそうだ。

今回の原稿終わると、コミックのサイン仕事は貯まっているけど
俺はきっと1~2日旅や映画見るくらいやる。
ネーム持ちながら遊びでもいいから、どこが行かないといけない。

父さんの事も含めて
この先はまだまだたくさん問題が待っている
だからこそ、そのために心境の転換が必要なのだ。

2012/07/08

残り2日...

今の所、効果線は15ページまで
つまりまだ半分くらい残っている。

残るページは15時間で、その後のホワイトとトーン
合わせて10時間くらいうだから25時間が必要。

しかし残るのは2日弱.....。
さらに父さんの介護も自分でやらないといけない日だった。

.......多分今日や明日、内の1日で徹夜しかないね。

2012/07/07

夢の続き

最近は父さんの事で、知り合い達と会って
漫画描いてる人、そうでもない人、好きだった人の事で
色々を考えました。

この2ヶ月に、色々学びました。

そしてよく考えたら
漫画家として連載も8年続きました。

たくさん思い出、嬉しいことも悲しい事も。

まだ何年を続けるのは分からないけど
漫画描くのは楽しかった......

一生続くのはかなり難しいな仕事だが
まだ続けたらいいな。

そして未来には何があるだろう。
これからの生き方はどんな風になるだろう。
分からないな。

未来が溢れている........そんな風で考えない。
それでも行き続けるだよね。

この8年は色んな意味では
”何処でも何時でも漫画を描ける”という感じを身に付けた。


だから大抵な事はなんとか平気でしょう。
どんなの未来が待っていても。

2012/07/06

これから父さんの介護しながら原稿描く
そして新しい老人ホームを探す。

持っている資源と時間から考えれば
この先はきっといくつトラブルがあると思う。

まあ、金さえあれば何とかになる問題が多い
しかもある意味そんなに大きい金額じゃない
人によって全然大丈夫かもしれないけど
収入は急に増やせる訳がないから、問題は問題。

この意味では、盾1つが欲しいと言った所。

ここからの問題はただ悩む、ただ介護に集中
ただ仕事を頑張るだけじゃ乗り越えないモノ。

しかし腕が上手い人はその盾は持っている。

この事は誰と相談すればいいかな。
ちょっと考えたい。

2012/07/05

効果線開始

今日は背景、効果線描く。
大体10ページ程度。

Tさんは4時間、Aさんは9時間
ベタ、キャラと効果線を描く。

今回の焦猛は傷だらけだから時間かかる。

あと2日があればギリギリ終われると思う。
予想外のトラブルさえ無ければ.....

3時間さえあれば

昨日は誕生日。
友達何人も呼んで一緒に食事。

感謝の気持ちを込めて。

朝までのストレスは全て解消した。
本当に楽しかった一日。良い誕生日なのだ。
こういう感じは本当に久しぶりだった。

たった3時間、一緒に食事、話し合いだけで
こんなに楽しい。金も時間もそんなにかからない。

しかも、結局今日の仕事効率は極めて高く
その3時間はリラックスしてくれたから釣りが来る。

これからも少し時間を作って、知り合いと一緒に居ましょう。

今夜は良い夢を見れそうだ。

この2ヶ月はずっと辛い日が続いたから
昨日ような時間は最高でした。
漫画描くのは楽しいが、珍しくその上回りの楽しさと出会えた。

楽しくあげて、嬉しく貰って。
これは結構一番良いパターンだな。

この世界の影を否定

http://zh.wikipedia.org/wiki/%E7%8A%AC%E5%84%92%E4%B8%BB%E7%BE%A9

犬儒主義

今日はこの話を聞いてた。
ああ、知り合いにこんな感じの人は居る。

悪いのはこの世界。
色々欠点を指摘するとか。

実はちょっと違うけど、こういうキャラは居ても面白いと思う。

どこに使うのは問題だけど。

2012/07/04

怒り

今日は一気にキャラペン入れが24ページまで進みました。
明日からは背景と効果線。

体調悪くてあんまり遅すぎて怒りで進度挽回。
なんという珍しいパターン。

アシスタントTさん3時間のベタ
Aさんは背景5時間を描いてて進む。

2012/07/03

文句を言いながら

最近、父さんと関わる出費は増えているから
まだ赤字になった。

父さんを家に連れ戻るから、介護とか手続きとかも大変。
色々ストレスが溜まっている。

こんなの時に母さんは”あなたの稼ぎが少ないから家計は苦しい”
など時々は文句を言う。

"稼ぐ少ないというより、支出は多すぎるじゃん
病気だから俺のせいじゃないよ....."とか言いたいけど通じない。

こんな感じは何年も続けて、一向変われない
正直、今月は初めて”家に戻るのは嫌になった”気分。
よくある妻にチクチク文句される、イライラする感じは分かってきた。

時々そう思った
なーんだ俺一人で生ければずっと楽じゃん、とか。

しかし、それを含めても家庭なのだ。
文句を言いながら、家族と一緒に大切な時間は今でも続けている。

恐らく、父さんはともかく
母さんも若い頃もこんな感じで生きてきたかな。


父さんの介護とか挨拶とか(多分もう聞こえなくでも
母さんと食事とか買い物とか

今は親に離れると、苦しみは消えるかもしれないけど
楽しみもなくなってしまう。

家庭は、そういうもんでしょうね。
決して楽じゃない。しかし、人間がずっと生きる場所だ。

やっていける程度なら、
とにかく文句を言いつつやって続けよう。

生きるのは、そんなものさ。

2012/07/02

格上

"世界と関わりたくない奴は、世界を変わる力がない。"

倉頡と艾方のエピソードは、
基本的に艾方は完璧に押されて全否定ような展開がなっている。

そうになると難しいのは、艾方の論理は一応理になっているのに
そこで倉頡は完全に上に居る、
というシチュエーションを作らないといけない。

つまり、格上の”意味”を見せるべき。

簡単で言えば、九九は凄いなと思った子供が
初めてXを見ると怖くて震える。

九九は”間違い訳”が無い、しかし格が下。
そんなの感じで。

神は人間味が薄いになると人離れイメージが強く
格上で神々しいに感じるけど、
俺は特にそんなのイメージで神を描きたくない
だからあそこはバランスを考えたい。

そうなると、艾方のイメージは普段に周りに居る人
よく言ったセリフで膨らめるかも。

いくら理屈自体が正しいでも、
あくまでも自分の気持ちを合理化する感じで
自分に都合に良い理屈を選ぶだけ。

理屈は正しい、気持ちも真心、
でも実際にやると本当は現実と合っていないと痛感される。

倉頡も艾方も
それぞれの持論をハッキリ確立まで苦労すると思ったが
4回戦ではかなり異色の物語になる。

この作品では、本当の神になるのは、”意味”になる事。

神様はね、偉いとか強いとかだから神じゃない。
神の自体は”意味になる”だから、人々はその”意味”を信じる。

一番”神明の話”になるじゃないかな。
描くのは楽しみだ。

ちょっと遅い

下書きは25ページまで描きました。
残り4ページ。

ちょっと遅い。できれば今日で終わりたいけど出来なかった。

来週は少し用件があって、病院とか色々所を行かないといけない。
そこで多分半日が遅くなる。

仕方ないな.....

これから恐らく今までのペースで描けない。
父さんと関わる事務は俺でやるしかないから週1日分の時間は喰われる
そうすると大体最低でも1割程度のペースが落ちる。

1割は大した事じゃないけど、既に休日でも仕事をやるため
どうしても効率が落ちる、気合でカバーする事は難しい。

正直、何とかしないと9月辺りで色々破綻する。

しかし何とかしないと言っても、ね.....(汗

2012/07/01

存在戦争

知り合いと話し合いで見つけたシナリオ。

まあ相手は描いてくれれば俺は描かない。
そうになると、先に描くの方が勝ちかな。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%89%E8%BA%AB_(%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%AB)
元ネタはカフカの”変身”。

人間は様々の特質を持っている。
それらを揃っているこそ、自分にいられる。

だが1つずつ消えなくなると
自分の”存在”はどんどん薄くなり、自分は自分じゃなくなる。

こういう感じで、”相手の特質を奪うの戦争”というテーマ。

このストーリーならライトノベルがベストだが
漫画でもいけると思う。

ルールも大筋も分かりやすい、シリアスもギャグもなれる
短くで描ければ3巻だが、10巻超える物語も作れる
週刊連載でもやっていけるシナリオ。

とにかく優れるアイデアだ。

この話なら、舞台は現代、絵柄はリアル寄りがベストので
作画は別人でやってもらう、俺は原作としてネームを描くでもいいと思う。

”特質”というテーマは能力戦として描くのは派手さは若干弱い
だからそれをカバーする演出が作画の命。

良い描き手さえ居れば........面白くなるはず。

権力と腐敗

http://bloom.at.webry.info/200803/article_1.html

一般的に権力者の腐敗原因について、権力者がいくら律しても長くその座にあれば権力内部や周辺で緊張感が失われ、おごりが生じて腐敗すると考えられているようである。
しかし、「驕りや利権」が本当の理由であるとは私には思えないのである。


権力者が悪魔と化すのは、権力者故に、恐怖、罪悪感、怒り、自己嫌悪、他者の軽蔑といった感情を持ちやすい環境に暮らすということであり


..........そういう感じかな。
一理があるかも。

人間は駄目になるのは、様々な訳がある。

いくら上に居る人間でも本質は一人の人間。
小さいの人間。上に行くと、大きくなった訳がありません。

自分が相応しく大きくならないと
小さいままの自分は恐怖を勝てないと思う。