2012/06/29

下書き1日目

ここまで10ページ。
ああ、こういう感じは久しぶり........

普通に8時間をかけて、普通に8ページを描ける。

こんなの状態はずっと続けたい。

しかし正直、この2ヶ月に必ずトラブル2つくらい起こる
この時点で既に見えるので、ハラハラする....

ジャックとピーナッツ

高校三年生に描いてた漫画。
読みきりだが下書きだけ。ケモノが主役。

.......今で見れば恐ろしい
ほぼ今が持っている形はその時に既に揃っている......

絵とキャラはもちろん、話の構成やネームのコマ割りでさえ
基本は大体今と同じ系統。

作品の基本方向性は高校時代で決まり、
あれから15年は殆ど同じバランスでパラメータを伸びるだけ。

良い意味でも、悪い意味でも、変わらないな。

でもこの読みきりは悪役視点で描かれた数少ない作品。

この扉絵の気持ちは今でも覚えている。
”確かに俺は悪人だけど、裏切られると苦しいよ、悲しいよ。”

ああいう風で、初めて悪役の立場と気持ちを感じるようになった。
そんなの作品でした。

あの頃は何も考えていないけど
今で見れば”悪役一番の理解者は作者”、
このポイントはかなり役に立つ。

今でもこういう感じで悪役を描いてる。
物語上、作者は悪役の味方になれないけど
彼の気持ちはじっくり考えて、苦しい時は一緒に居る。

だって悪役の悪は、作者の悪だからね。

2012/06/28

コミック作業完成

しかし下書き描く気力は無かったので明日......

案外時間かかった。
まあ19ページだし....

動物と植物

植物は動ける。
動物は動けない。

..............そんなの世界はどんな風になるだろう。

凄く変わる世界になると思うけど
色々考えないと、その風景を見えない。

2012/06/26

通常

今日からようやく通常に仕事できる、普通に寝れる....

この2週間は本当に疲れたから
本当は2~3日くらい休みたいけど、そんなの所じゃない

コミックのオマケは一気に終盤まで進む。

アシスタントAさんは7時間を描いてくれて
全16ページ分のオマケはここまで8割程度。

明日は表紙とまとめて終わらせる
そして下書きを始まる。

だが明日は既に27日。
どこまでやれるだろう、今月は。

2012/06/25

在宅介護

父さんは退院した。ここからは在宅介護。
サポートする人は居るとはいえ、プレッシャーは大きい。

食事の量はどれくらい?
排泄介護は?寝るときは何を注意すべき?
汗ばかりけど、父さんは全然動けないからどうすればいい?
問題だらけだ。
特に父さんは既に会話も出来ない、鼻チューブで食べさせるから
食事量は少なさ過ぎると気付け難い。

なんか失眠になりそう......


114章ネーム完成。3日かかって。
こんなの悪条件にして良い出来。

しかしまあ、この時点は既に時間が足りないになった...

ああ、頭が痛い.....

2012/06/23

ここからの戦い


介護のレベルは上がった!
痰吸引器の使い方は覚えました!

........まあそれは良いとして、今回ネームは色々事を気付けた。

焦猛は今回の試合にどんどんレベルアップしている。
112,113,114章は話進む度に力が上がっていく
ゲームで言えば多分3~4レベルくらいに上がったじゃないかな。

本当に成長キャラだな。
そして彼の伏線はこのエピソードで全て回収、出番はここまでなんだ。
これからの出番はガクッと減っていく、寂しいな....

焦猛戦までの3戦は試験生の連勝。
そしてここからの試合はほぼ負け試合を続けている。

他の試験生の勝ちはあるけど
スポットに居るキャラ3組は基本的に全て負ける。

ある意味、辛い展開だな.....

2012/06/22

ネームに切り替え

病院では机は無いため、原稿の効率はあんまりよくない。
今日はネームを切り替える。何とか普通に描ける。

とは言え、正直父さんの事は頭が一杯なので
114章のネームは上手く頭に膨らめない。
何かが欠けるような、しかし見つからない。

トリックは臨時変更。
物語の起伏より、ここはストレートで感情を描くべきと思うので
奇策は諦めて、ベタな展開を代わりました。

それでも、まだ今ひとつ。
焦猛のエピソードはもっと爆発な感情は欲しかった。

1つ余計な要素を減らして
そのまま焦点を焦猛のテーマに絞りたい。

しかし何を減らせるべきだろう。分からない。
まあ描きながら考えましょう。
明日終わるまで粘ってみよう。

2012/06/19

表紙描く

今日の仕事は表紙カラー。

呉鎮くんはいよいよ出てきました。

黒犬だからとう描いても黒しかない、しかしそう行かないだから
色々塗りを試す。

5時間じゃ終わらない、明日は続く..........続けるといいな。
(汗

2012/06/18

一応描いてる

オマケの下書き、14ページは完成。
表紙はペン入れ完成、ネームも一応描いてる。

全部はそれなり進めているけど、予定のペースで描けない。

正直、例えフル働きでも楽じゃない仕事量なのに
今は介護しながら描くなんて全然時間も体力も足りない。

むしろ予定の6割程度を描けたのは結構凄いと思う。

ああああ、時間が欲しい...

2012/06/16

オマケページ

とにかく病院にコミックのオマケページを描く。

なんか悔しいな。
せっかく休載を貰ってようやくじっくり描ける
ずっと楽しみてたコミック作業なのに、病院で描くしかない...(汗

来週はカラーと次回のネームを描く。
しかしこの様子じゃ不安が一杯。

仕事は減っている訳じゃないから
もうこれ以上に自分で介護をやる場合はなさそうだ。
体力より、時間の方は問題が大きい。

出版社の方に迷惑をかかるから、
来週になると何とか介護を探します。

2012/06/15

このペースは大丈夫かな...

一応、原稿と資料を持って病院で描いてるけど
やっぱりペースダウン。普段の半分くらい。

とにかくできるだけ頑張ってみたい。
上手く行けるように。

良い事はあるように。今はソレしか願えない。

2012/06/14

介護のレベルは上がった!

父さんは再び入院。

今度は、老人ホームのやり方は悪質だなと思わせた。

ただの風邪や歯が揺れる程度で強制に病院に行き
これはこの2ヶ月に4度目。

わざとやったとしか思えない。

”こちらは面倒だから、とりあえず病院行かせる”感じで。

と言うわけで俺は病院行き、父さんの介護をやります。
実はそれほど重労働じゃない、数日ならまだ平気。

4日目、姉さんを知らせて
俺は一旦に家に戻りたい、その間の数時間を面倒して、と。

これも明らかに”面倒だから行きたくない”ような返事してくれた。


面倒だから、か。

忙しいなら理解できるけど面倒だけで行きたくないなんて、
それは無いだろ。自分の父さんだぞ。

人間は割りと面倒が怖がると思わせた一週間だった。
被害とか損失とかじゃない。
”面倒”だけで避けたいの........か。

まあ色々勉強になりました。

2012/06/12

114章シナリオ

最初のページは焦猛の過去、
次は試験生達の反撃、そのまま扉絵に繋ぐ。

そして焦猛は力を絞って最後の技を使う
陶隠は”隠”、謝亨は”蛟”を使ってサポートする
3人は力押して試験官を場外まで押し付けました。

同時に、他の試験生は連携を使えるようになる描写がある。

4次試験クリアして喜ぶ焦猛が陶隠と対話して
リンクから降りました。

引きは”倉頡vs艾方”。
ページが足りないなら1ページで、余るなら3ページも5ページも
対応する手があるから、そんなに心配しなくでもいい。

うん、これなら難なく25~27ページが充分でしょう。
この攻防ならピッタリ1回分と思う。

鳴沙山文挙第2試合

数字の神の関門。数字クエストという。

昔にクイズ眼鏡の変形。

身長は165なら頭の上に”165”という数字を現れる
そしてその数字の意味を当たる、という試験。

要するに、数字の意味を測る試験。

そして後半になると、その数字は変化する。

つまり、80になったら身長は半分になったり
低血圧になったり、様々の異常状態になって
数字と対抗して試合を乗り越える話。


鳴沙山文挙、物語上は描かれないように予定されているから
多分このアイデアは考えても使える機会が無い
でも一応メモする。

本当に描けると8試合の内容を考えないといけない
ある意味これの方が武挙より難しい。

でも番外篇で描いてみたい。

2012/06/10

精神生命体

こんなの夢が見ました。

精神生命体って、食べ物は”知識”。

これ以外は殆ど覚えないが、それだけで物語になるんだ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%A0

要するにミームの話だ。

設定によって、情報を食べると情報自体は消えると消えない
2通のパターン。

設定による物語の方向性は大きく変わる。

SFぽいネタだが、盤古ではそのまま使える。
これはまるで漢字使いの天敵だよ。

精神生命体だから物理攻擊効かないし、
魔法攻撃は情報自体食べられるからジリ貧になる
色んな意味はマジで強敵だ。

追加設定がない限り、倒せない敵ようなもんだ。

2012/06/09

故郷

”故郷はいつもここに居る。
綺麗だから好きではなく、故郷だから好きなんだ。”


こういうテーマの話と思う。

取材で西安、蘭州に行った時
そこにの食堂は割りと汚く、ハエは多かった。
ちょっと嫌になる気分。

しかしよく考えれば、台湾では屋台で食事する時も
ああいう汚い所もあったのに、嫌な気分になれない。

生まれ場所だから汚いなんて思えない。
そんなの感じはあった。ちょっと不思議だけどね。


時々、自分に居た場所を愚痴した話を聞いた。
自分の国は環境も政府も駄目駄目、など。

しかし俺は、世界に色んな所を回れれば
考えは違いになると思う。
特に、綺麗じゃないの所を。

駄目な所を自然に受け入れるのは、生まれた場所のみと思う。
良い意味でも、悪い意味でも
故郷はこんなの場所なんだ。

2012/06/08

定義の向こうへ

倉頡VS艾方のシナリオを考えています。

.......テーマと展開から考えれば
倉頡は格好よくにチート無双を使える。

”わしが意味自身.......というより、
ここに居るのは『意味』しかないじゃ。”

倉頡は字を書かなくでも、全ての”意味”を使える。
そして倉頡自身は”意味”になっている。

つまり、倉頡を攻撃しても
意味を壊せない限り、あらゆる攻撃は全て無効。

攻撃が当たっても、倉頡の体に存在の字(意味)を僅か緩むだけ。

これは太古神の本来の力。
”ルール”は存在しない分、何も有り、何もできる。

神話が終わり、そして歴史が現れたのは
神々は敢えてその力を抑えたから。


http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003679.html
神々の沈黙
この本が打ち出したのは、3000年前まで人類は
現代人のような意識を持たず、右脳に囁かれる神々の声に従っていた
という途方もない仮説。

意識が何であるか、どのような性質を持っているか。
最初に常識を疑うところから始まる。内観としての意識は
世界の複写ではなく、概念や学習、思考、理性にすら不要で、
その邪魔にさえなると述べる。


8巻の番外篇では魏恩が少し触ったテーマ。

そして、倉頡でテーマ書かれた小説に、
2話目はこんなエピソードがあった。

最初、倉頡が字を作り出せる頃は
実は占い師が”神の力を盗む”で、不吉な事と思っている。

だから色んな人は倉頡を殺したい
マジで一度に本当に死ぬまで追い込まれてた。

そう。知らない事を知るようにするのは、その時代では罪だった。
あくまでも”神の声”を聞かないと、従えないといけない。
人間自分で決めるべきじゃなかった。

文字の発明は、神の力を人間へ渡るという意味が持っている。

死ぬまで漢字を作り続けてた倉頡は
色んな非難を浴びた。

真実や意味なんて、その時に人間は受け入れなかった。


.............そんなの話でした。

これは本当に壮大で面白い。
艾方戦ではこの話の一角を描ける。

これは大変だね

http://d.hatena.ne.jp/biz-high/20070928/1191772746

やっぱりみんな知らない
~要介護状態でも病院から追い出されること~

ここで出てくる大きな問題は,誰が介護をするかです。


それでも,退院までに施設が見つかればラッキーな方です。
普通は見つからないまま退院となり,
しばらく自宅で面倒を見ながら施設を探し回ります。

誰がいつ探し回るのか。




........よく分かっていますけど。どうにもならない。

2012/06/05

PEANUTS

http://www.nicovideo.jp/watch/sm17415672

音楽は神だったな。ジャスとクラシックを贅沢を使うアニメなんて。

アメリカ漫画ではこれが一番好き。

こういうジャンルの漫画は描きたかった。

英語で思考しないと味が出ないため、俺にとって難しい。

しかし、こういうの優しくてのんびりな雰囲気が大好きだ。
ふっと日常風景を描く、違う文化観を見せている。

Roman


http://www.nicovideo.jp/watch/sm11877459
【サガフロンティア2】Roman【BGM】

サガフロンティア2では、この曲が一番好き。

何故が分からないが
楽しい時は暖かく気分になる、苦しい時も聞きたかった。

何となく歴史の無常さ、しかしそれでも次の時代がやってくる
という感じを表現してた気がする。

2012/06/03

ゴールドドラゴンの話

時々、このドラゴンの設定を思い出す。

ゴールドドラゴン、いわゆる”金の竜”。

この絵は6年前で描いてた、これを見ると思い出した
そいえばこいつも、最初は地味に働いた時期もあったな。

働き場は”銀川企業”、つまりまだトップ(金)に上がっていない頃。
まだ金が欲しくても、頑張って自身の力で獲得する頃。

たくさん働いて、たくさん稼ぐ、たくさん食べていたから
この頃はすでに太っている、金持ちの部類に入れる。

仕事に野心的、企画はたくさん立てそして連続的に成功した
サラリーマンだが結構上位に居た。30代前半で部長クラス感じ。


そして物語に登場する頃は既に資本家に這い上がって
凄く金持ちなやつになった。
.......となると、今は40代かな。


フォカス、基本はスラムコメディだが
シリアスモードでは、こいつがラスボス担当。

貧乏人の敵は、どんなの時代でも金持ち。
(少なくでも貧乏人はそう思い込む)
こういう対立図像はドラゴンでやってもらうのは面白いと思う。

普通の漫画は、金持ちの敵役は大抵に小物。
むかつくで浅い。

しかしこいつは違って結構楽しいと思う。
本当に金を心底から好き、稼ぐ事を楽しめる。

”いくら金持ちでも、実は一人で寂しい”ようなキャラではない。
割と友たち持つ。人間関係は悪くない。

”人間”を奴隷扱いだが
この作品の人間はそれほど多くないから逆に妙なシュール。

愉快な悪徳商人の立ち位置で
色んな金に関わるエピソードは彼でメインとして展開する。

人間は、金持ちになりたいつつ、金持ちが嫌い。
だからこいつの前に、逆らわない。
金が嫌いにならない限り、人間は必ず従う。

ゴールドドラゴンはそれも知っている。
これは彼なりの世界征服なのだ。

今日は疲れた

アシスタントTさんは小物を4時間を描いてくれて
俺は効果線を進む.......

しかし今日は妙に疲れたからなかなか進めない。
まだ9ページしか描いていない。

残り1日.......こりゃマジで厳しい。
どうすればいいだろう。

2012/06/02

テコ入れ

作品の中に、人気高いキャラのみ選んで次の新章へ進む。
思い切り方向も転換して全く違う雰囲気話になる。

ジャンプの名物ようなモノ、バトルマンガのテコ入れとか。

作品はそれで形崩れ場合も多い。
しかし、色んな奇跡も起こった。

バトルではなく、色んな方向性を模索する作品も居た。
これをテーマして作品を考察のは、結構面白いかもしれない。

2012/06/01

ここから効果線

アシスタントAさんはベタ6時間を描いてくれて終わりました
こちらはキャラ、背景一気に完成。

ここから効果線、そして残り2日。
えーと、多分間に合うだろう。

今回の”炎”の効果は多いから時間の計算が難しい。
頑張りましょう、明日は上手く行ければ大丈夫。