2012/04/29

アシが来る

アシスタントAさん8時間、Fさんが5時間
ベタ、キャラ小物を一掃、俺は背景が進む。

明日からは効果線。
.....とカラー1枚残っているから、あと3日くらいかかるだろう。

なんか左肩は妙に痛い。例のアレか。

今はまだマシだが、これ以上に酷くなったら
仕事は支障を出るから気をつけないと。

ちょっと疲れた。今夜はゆっくり寝よう....

2012/04/28

メニューコレクション

http://paricco.blog.shinobi.jp/

居酒屋メニューコレクション


....今日は食事に行く時にショック。大好きなおでん屋は潰れました。

あの店の冷うどんは絕品なのに。

でもおでん屋として味はサッパリ過ぎて
食べても満腹感が弱く、印象に残らないのは致命的。

味は本当に良いだが、あくまでも間食として良い。
食事として物足りない。女性客しか残れない。

俺でも”腹あんまり減ってない時”だけしか行かない。

この味の方向性なら、値段は2倍くらいに上がらないと
繊細の味でも分かる上品の客が来ないんだ。
ある意味、安すぎるのは意外の欠点かも。


元々客が少ない店だからある程度に覚悟できましたが
こういう無常感は寂しい........


記念としてメニューだけ残しました。
........そして、もしかしてコレクションとして
メニューを集めている人は居るかも?と思うたら居た。


この味はしっかり覚えます。もう食べられないだから........

3日前に行くのは最後の1回だった。最後まで美味しかった。
本当にありがとう。

粗探し

残神のアップ。
この作品は悪役が少ないからこういう顔は珍しい。
でも割と好き。

そんなに目立たないの設定だが、禹殊は粗探しが好き。
元々”欠点を関わる”神だがら
良い意味も悪い意味も、そういう習慣を持っている。

だからギャグパートでは概ねにツッコミ役だが
シリアスモードになるとビシビシと人の欠点を指摘し
その時は割と悪役顔になる。

今まで書いていないが、
禹殊も霍安、魏恩と同じ”元妖怪”組だ。

元妖怪キャラは、大体”欠点をプラスに転ばせる”スタンスが持つ。
それを出来るから神になった。

しかし神になっても
本来の凶悪さが薄くなったものの、多少に残っている。

でも、そこが良いんだ。このタイプキャラの持ち味。

2012/04/26

こういうなら簡単なのに

今回の会話シーン。
こういうのは簡単なのにな........全てページはこのレベルで済ませるなら
ペン入れ1日は20ページも出来る。

俺のマンガの線は太く、少ない線で最大限のモノを描く。
見やすくで力強く、こういうタイプが好き。

今の主流は線が細いタイプだが
それはリアル絵柄向けの描き方なので俺じゃ使えない。

こういう絵こそ子供が読めると思う。

2012/04/25

下書きを見ると怖い

蚩尤出ると、全てページが地獄........
1ページ1ページ作画難度が跳ね上がる。

下書き描き出せるだけで自分に褒美したいくらい。(汗
そのまま描くのは自殺、何とかテクニックでカバーしないと.....

4回戦は大技が多いとはいえ
まだまだ2つ目戦いなのに、もう持たない気がする。

週刊連載は色んな時間節約テクニックがあるのは知っているけど
せっかくここまで迫力なバトルが描いたのに
ここで妥協があんまりしたくない。

でも普通の書き方じゃ絶対に15日の所が、16日も間に合わない。

今回の難しさと並べるのは盤古変身のエピソードだけだが
その時はあんまり難しすぎて倒れて、結局休載を喰らった。

さあて、下書きも終盤です。
凄いのはくるぞ。

2012/04/24

何コレ疲労感

昨日の食事から変な疲労感が.......
理由は多分知っているけど、まあしょうがない。

下書きは進む。
本当なら今日が25ページくらいまで進めたいけど
こんな状態じゃできなさそう。

仕事として今の状態は結構良い感じだが
家庭の原因でモチベーションは低い。


こういう不調はほっとけでも2日があれば直すけど
解決まで一体まだ何年かかるだろう.....

2012/04/22

スケール感

下書き進行中。
今回の課題は”巨大”。

召喚獣戦の通常攻撃でも概ねにこれくらい描かないといけない
しかし本当に難しい。何回を描いても慣れない。

別にコマが大きくなる訳が無いし、
ただキャラを相対的に小さくに描くだけでもない
パースはいつもより強調しないと奥行きは出ない。

思い切りリミッターを外しないと、勢いは出ない。
こういうシーンは描くと疲れる。

しかもこのページまだ小手調程度。
本当の難関は20ページ辺りの見開き。

.......攻撃技を迫力で大きくに見えるを描けるのは
ある意味も才能だね。難しいよ。(汗

2012/04/21

111章ネーム完成

朝からネームを直す。
割と早めに終わりました、そして通った。

よかった、これで下書きを始める。

結局29ページ。しかも大技が荒々しくとても描き難い。
ジャンプ漫画はよくバトルマンガに言われたが
バトルを馬鹿にしちゃいけない。結構苦労なのだ。


”きみ、戦いたいの?”
”いいえ、しかし......”

”じゃ戦わないでいいじゃん。”


今回の陶隠もフワフワして良い感じ。
ある意味、試験生クループに一番仙人気質を持っているキャラ。

ケモノキャラとしてそんなに人気じゃなさそうだが
あの人の性格はとても好き。
そんなの友人が居れば、きっと楽しいと思う。

綺麗じゃなくでも

ちょっと歴史物を考えてた。

そして気になる所が1つがある。
正直、ストーリーなんてまだなっていないけど
1つだけ示したい気持ちがある。

歴史は綺麗話じゃない。
俺達自身も、そんなに綺麗じゃなくでもいいんだ。

どんなに汚いでも、完璧に程遠いでも
”自分”は自分なのだ。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1708441.html
「障害」はイメージ悪いから「しょうがい」に決定

悪いイメージを持つ事が悪い?
状態の悪い物を悪いと言わない方が『偏見』だよ


..........ある意味、このコメントは賛成。

悪い事は良いように表現するのは逃避だけじゃ。
目を逸らすじゃ、歴史を綺麗に仕上げても
良いことと思えない。

色々、都合が良い所だけ取るのはどうかと思う。

2012/04/20

”無くした”と”無い”

1回目ネームの打ち合わせ完成。

...........えーと、大体5~6割程度は使えるかな。
テーマと構成はこれでいいけど、
細部は色々雑で上手く乗り越えなかった。

所々はちょっと違和感があるけど上手く掴めないため
編集長と話してみると結論が出た。

このネームの話では、”無くした”と”無い”の意味が混ざっていた。
だからいくつ会話が強引で不自然、辻褄が合わない。

毎度そう思うけど
俺の思考は本当にそこまで精密じゃないだね。

ストーリーにこういう微妙な所は上手く区別できん、
”大体こんな感じ”の所で力尽くした。
問題は何となく感じるけど、具体的に浮かんでいない。

だから繊細なテーマほど、噛み合わない確率は高くなる。

ここからの修正は1日かかる。
よーし、やるぞ。

2012/04/19

枠外れ

ネームはオーソドックス感じで進む。

テーマはしっかりだけど直球過ぎるかなと思いつつ描く。

しかし正直、変化球は思いつかないな......
こういう時に編集長時々の”注文”は割と必要と思った。

昨日はこういう話を思いました。
ただやりたい事を描くだけじゃ、パターン化やマンネリの恐れがある。

予想外の”何かが”はいつも”形”をぶち壊す。

本来それは自分のこだわりや不安(未確定)に居るけど
打ち合わせも時々にそれを補える。

この意味じゃ”安定すぎる”のは、面白くない。

だからこのネームは逆に
”枠外れ”のモノが探す必要があるかもしれない。

2012/04/18

そんなに遠くない伝説

昨日は少し打ち合わせ。ファンタジーに関して、
昔に描いたマジックドラゴン読みきりの事を思い出した。

”そんなに遠くない伝説”。
こういうキャッチコピーが言われてた。

伝説としてテーマを描くのは、昔に割と具体的な経験がある。

勇者は魔王を倒れていないけど平和は再び訪れた
というエピソードで。

伝説は、時間の流れに変化していく。
その中に少しだけ、真実の歴史を含まれている。

しかしどの欠片は”真実”、今もう知る術が無い。
伝説のその時は、何が起こったのは。


こういう悠遠な雰囲気は大好き。

今の瞬間はいつか伝説になれるかもしれない。
その時も、子供達が色々分からない。

思い出せない昔話は、静にそこに居た。
伝説は遠く場所で、忘れてた人々を見ていた........


こんな感じはまだ物語りになれないが、
気持ちだけは何となく不思議。覚えていこう。

落ち着く

ちょっと変な夢を見た。

病気状態で怪我した、上手く動かない。
しかし色んな仕事をやっていく。

たくさん人と関われた事を、穏当に一つ一つをやっていく。
そして嫌い人は目の前に現れて皮肉に言われても
落ち着くに続けていた。


この夢は、一番重要のはこの感じ。

気分は悪いも嫌な人も居る関わらずに
特に怒ってるから頑張るとか我慢して乗り越えるとか、
そんな気持ちが浮かんでいない。

ただ、落ち着くやるべきの事をやる。

ちょっと上手く説明できないが、”冷静”とも何となく違う。
感情に起伏は無い訳がなく。

その感情に飲まれなれなく、穏当に心に置く感じ。
自然体の方が近いかなと思いました。

不思議な感じで起きると記録しようと。
これは何だろう?

けっこう良い状態でバランスよく色々やり続けそうで
身に付けたい。

2012/04/17

終わりと次の始まり

オマケページ完成、残るのはカラー1枚のみ。
そして次回のネームは始めた。

ネームは考える時間が欲しいから
カラーと交錯して描く。

何となく今回のネームは2割程度の要素は迷っているから
そう簡単に通れないだろう.....

仮にコミックの仕事が終わっても手元に色々読むべき本があるし
さらに後のコミック準備も他の部分あるから
しばらく数ヶ月は本篇とオマケはずっと交錯して進む。

あとは、貯まった4コマはタイミングを計って描こう。

多いけど、ネームはあくまでもいつも通り連載の一本のみ
だから忙しくでも、詰む事はまず無いと思う。

秋まで大体こんなの体制。まずこのテンポを身に付けよう。
ある意味、半年先まで仕事は全てハッキリしているのは幸せかも。

2012/04/16

だから別の所

今日は111章のプロットを書く。

このエピソードは3人のキャラがほぼ同じ重要だが
今回のキーマンは陶隱。

演出は大体決まっているけど
キャラの心境描写はちょっと難しく、ネームはまだ考えたい。

今回のテーマは”だから別の所を出来たんだ”。


残神は足が欠けている身体障害者。

こういうテーマは結構敏感だが、
今までこのタイプのキャラ割と普通に出てきた。

目が見えない、声が聞こえないとか
頑張れば必ず乗り越える、未来と希望を信じて.......
こういう感じで話を描くつもりは無い。

困難は必ず乗り越えると限らない。
障害と限らず、全ての問題はそうなんだ。

諦めないもちろん重要だが、ある意味は周る人に言われるもんじゃない。
支えてあげる人が居る方が実際。

残神のエピソードは
”人と同じようにが出来ない、だから別の何かが出来るようになった”

こんな風で考えたい。
障害の種類による、人並みになるのは人によって難しい。
しかし自分でしか出来ない事は確実にあると思う。

これはあくまでもきっかけ。
色んな事はこれと同じ感じと思う。

若いの頃、徹夜や飲酒など無茶な暮らしは当たり前。
しかし健康を無くなると、生命の意味を考えるようになる。

父や母は死んだから、家庭の意味を考え込む。

人は何かが”欠ける”ようになると、意味を考えるんだ。

残神は、こんな風で”残”を扱えている。

2012/04/15

竜の風詩2BGM集

http://www.nicovideo.jp/watch/sm4566496

懐かしいな.....何年前の事だろう....

パンの学校

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%B3

http://allabout.co.jp/gm/gc/184787/

確かに10~20国くらい独自のパンは持っている。
昔はこれで”パンが学生で学校の物語”のアイデアを考えてた。

連載は耐えないかも知れないけど
やっぱりこれは面白そうだ。

料理漫画とメルヘンと合わせれば、
3話くらいシリーズエピソードを描ける。

”ドリーム‧サイクロプス”の話として描く。

2012/04/14

おまけページ終盤

流石にページが多くて
アシスタントAさんを呼んで6時間のベタと小物を描かせた。

その時は俺が効果を描く、
今の所は2ページ程度と表紙1枚を残っている。もう完成に近い。

下書きの確認まだもらえないため表紙は来週に。
明日は次回のネームを描くになります。

コミック1巻を出る度に10~15ページ程度のオマケがあるから
割と時間をかかる。
1巻まだ大した事がないが、5巻分を並べると凄いな事に.....

2012/04/13

無人販売所

http://portal.nifty.com/2011/05/20/a/3.htm

こういうのんびり感じは大好き。

ある意味日本でしかできない商売だろう。

別に全く盗む人は無い訳ではないが
一応ちゃんと金を払う人が多いの方だからこそ続けられる。

人民の道徳度は一定程度に上がらないと存在できない。

こういうのは暖かさを感じるね。

物々交換など、ちょっぴり意外なやり方もあるかも。
変則フリマとか。

これだけで、読みきり1つを描けそうだ。


盤古はね、こういう1つ16ページ程度で終わる小さい話は
いくつを出来ている。

今の所は7つくらいだが、
読みたい人はいればもっと多くアイデアは考える。

本篇と並行しながら、こういうエピソードを描きたいなぁ。

文字幻術は今まで殆どバトルやアクションに使われたが
こういう日常系の話も、非常に良いな味ができてると思う。

2012/04/12

認知症の介護

http://minkara.carview.co.jp/userid/253927/blog/
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/jinsei/1329663745/
ある程度、参考になるだろう......

介護は、マジ大変です。
大変すぎる.......

おまけページ描く

ここから数日、表紙カラーとおまけページは並行。

ここまで既に7日も使ったから、まだ余裕があるなんて思わない。

全22ページの中にカラーは2枚。ネームは考えなくでも良いとは言え、
連載1回分の仕事量とそんなに変わらない。
最低でも10日かかる。

そして効率を考えれば、
コミック作業の終盤に次回のネームを始める方がいいかも。

本気の表紙カラーは凄く久しぶり
描き方まだ覚えるかな....

2012/04/10

カラスと会話

http://zisak1979.blogspot.com/2011/09/blog-post_1374.html
この話の後を考えました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%B3%E5%8C%96%E6%8C%87%E6%95%B0

脳化指数


えーと、確かに絵を描ける象は見た事がある。
道具を使うカラスも知られている。

脳化指数の上位5種類の動物は人間を除くと
イルカ、チンパンジー、象とカラス。

もしかしてこの4種類の動物に
特別に賢い、文字まで理解できる個体は現れたら........?


そしてこんなのストーリーを考えました。

この話は、簡単で言えば
ある子供はある日、人間の言葉を聞き取れる
文字を読めるカラスと出会えました。

そして奇跡のように、イルカ、チンパンジーと象も
それぞれ1体に同じくらい知力が持っている。
あの子供は、この4体の動物と会話するようになった。

.......えーと、ここまでの設定は”どうぶつの国”と被るけど
ここからたいぶ違う。

設定上、あくまでも現実世界の話。
子供は普通の子供、動物はあくまでも”文字を使えるほど賢い”だけ。
動物達は、人間と渡り合いほど資源も技術も持っていない。

問題はここから。
動物達は、人間と対抗する。

........もう少し正しい言えば、
動物は人間と同じ生存権利を主張する、そしてその権利を手に入れる。

初期は文字を使える動物はあの4匹だけ。
そして、この作品の基本スタンスは動物は動物のまま。

つまりチンパンジーは銃を使って人間と戦う事にならない。
使えるチート機能は、文字のみ。

まあ設定ちょっと弄れば
動物の初期状態で人間と渡り合える事は簡単だが、
そんなのは意味が無い。

この作品に動物の立場は奴隷だった頃のアフリカ人と白人に近い。
さらに不利のは動物は道具が使えない。
人間と戦争を起こると動物は必ず負ける。

この漫画は”そして動物は人間からある土地を手に入れて
どうぶつの国を作りました。”ような終わりでは......ないと思う。

特別保留地を手に入れたい、訳ではない。


ちょっと複雑だが、別の話をしよう。

今の社会は”金を儲かるな”と言っても異端に思われる。
もっと資源を貰わないと、もっと金を儲けないと駄目
ような仕組みになっている。

もちろん、金をできるだけ節約して質素に生きるのは人の自由だが
そんなの人は当然資源は無く、人へ影響力は弱く。
だったら結局、”この世やっぱり金”の結論しかならない。

省エネルギーとか環境運動とか、
本質的に金を儲かる、資源をもらえるとは相対的なモノ
だから人性は今のままなら、多数決として決して勝てないと思う。

まあよくある漫画の設定は”いっそう世界を滅べればいい”けど
もう少し違う方法を考えている。


俺の考えは、別の”価値観”が必要........だと思う。

つまり、ずっと人間の立場でやれば多分いつまでも解決できない。

もしかして今の環境問題は、動物達も口を出す権利があれば.....

つまり人間の立場と価値観ではなく
動物の立場と価値観で動ければ、全く違うになるだろう。

ちなみに、”立場”だけじゃ足りないと思う。
価値観だけでも足りない。

インディアン人は最後に白人の資源と価値観に飲まれる。
この漫画の場合、動物達は失敗すると”家畜(奴隷)”になる。

しかしまあ基本設定じゃ動物は人間と同じ情報持っているから
そう簡単に行かない。
動物はある程度の人間できない牽制はできる。

そして時代も違ったし、奴隷制は既に無くなった。
動物と話し合えればそうしたい人間は必ず出る。

金も資源も、動物にとって無意味。(食料は意味あるけど)
だからこそ人間と一味違う対抗が出来ると思う。

そんなの前提で、物語は動く。

壮大そうだが基本的に環境問題テーマの話。
色々面白い話はできるはずだ。

2012/04/08

手離す

........一応アイデアがあると記録する習慣があったが
最近、もう今の描き方じゃ追い付かないと感じる。

アイデアは多すぎる。

まああと30年を描き続ければ書き切れるかもしれないが
プロとしてあと30年続ける自信がないし。
そして全てアイデアは連載になると思えないし。

つまり、恐らく描ける機会が無いまま終わるアイデアは多い。

この意味では”手離す”概念が必要と思う。

漫画のアイデアと限らず、人生の後半はこの技術が要る。

何から何まで手一杯に持つ訳が無い。
そう、たとえ日記も写真も全てを残しても
恐らく”持つ”より、”有りのまま生きる”の方がよく生きる。

全て物は手元に持っているではなく、”借りている”。
使うと返し、使うと返し。

金持ちなら死ぬまで全て持ち物を
家に置けるスペースも余裕もがあるかもしれないが
俺の場合なら、恐らくそんなのモノを持てない。

だから、もう持てなくなるモノを手離れ方が上手く生きるかもしれない....

もう少し考えておこう。
この話は今の俺にとってまだ難しいかも。

先祖

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BA%BA

ネアンデルタール人
2010年5月7日のサイエンス誌に、
アフリカのネグロイド以外の現生人類には、
絶滅したネアンデルタール人類の遺伝子が1-4%混入していると
の研究結果が発表された。

これを読むと、ちょっと面白い話を思い出した。

知り合いの一人は、お爺さんはオランダ人らしい
つまり1/8混血。

よく見ると、確かに少しだけヨーロッパ人の面影がある
身長も体格も中国人より少しだけ一回り大きい。
しかし言われるまで気付けなかった。

1/4混血なら目に違和感を感じるけど1/8になると微妙。
1/16になると恐らく言われても分からないだろう。


そこで面白い話を思う。

先祖の顔を見たい、という話。
確かにドラえもんはこの手の話があったが
結局のび太の先祖は全部のび太顔だった、この点はちょっと惜しい。

例えば、もしかして10世代の前に
俺の先祖はオランダ人が居るかもしれない。

そんなの先祖を遡れば皆の顔を見たい。
そして300代も500代まで遡れば、面白い事を見れると思う。
DNAがあるから、科学として可能かもしれない。

こういう”先祖を遡る”事は........凄くドラマチックと思う。

まあこれは悪用される道もあるけど
単純の好奇心として、自分の先祖は
千年前に歴史の有名人の知り合いかもしれない。

昔からずっと”繋げている”事は実は不思議なんだ。

今まで意識していないけど、よく見ると奇跡の連続だと思う。
先祖達は上手く生き続けないと、今の瞬間は存在なんてしないんだ。

春だね

休載の後は12時間寝る。もはや恒例行事になりそう....
寝た分、体は修復してくれるのでしっかり寝ましょう。

そのため、この2日は1日分程度の仕事しかやれなかった。

とにかくコミック9、10巻のおまけページ下書きを描く。
それでもページは割と多いため(16ページ)やっぱり終われない。

明日はキャラ紹介ページとおまけを終わりたい。
できれば表紙の下書きも.......と思うけど多分そこまで出来ない。

色々仕事があってリストを作りました。
種類はここまで多くなると確かに忘れそうだ。

タイミングを計って本を読むも次回のネームもやってもいい
仕事の自由度は高いが、進度の把握は難しそうだ。

今の季節では一番気持ちが良い、仕事を上手くやるように。

2012/04/07

切り絵ドラゴンとゴルフ少年

綺麗な夢を見た。

絵本ような漫画を読んだ。
ダンドーと魔法陣グルグル混ざって描いたような絵柄で
前半は切り絵ドラゴンのファンタジー読みきり。
中盤はゴルフ漫画、後半まだ再び魔法陣グルグルように読みきり。

作品の特性は”絵を描く”自体を非常に楽しめるのがポイント。

雨が降りてくる瞬間、大きな雨粒の描写はしっかりに
しかも無意味に大きなコマで描いてる。

しかしあんなの”雨粒が落ちてくる”の絵出来は見た事が無い。
本当に、”雨を描く”だけで夢中、
そんな気持ちがこっちまで伝えてきた。

そんなの気持ちでしか描けない絵である。

その漫画の全てはこういう感じ。
切り絵のドラゴンは精一杯に大きく動く、強く笑えている。

風が川を渡るだけで見開きを使う、
しかしそんなの風の吹き方は見た事が無い。

空はゴロゴロ雷が轟く、そして主人公は転んで
まだ起きて早く試合に行くと描写も無駄にページを使った。

読みきりはどのページも鮮やかに模様と色が付けている。
まるで童話ようなほのぼのでのんびり。
不思議な漫画だった。


もちろん、これはあくまでも夢だけ。
しかしこの気持ちだけは本物だから記録したい。

描きたい絵がある。
そして時間をかけて見たこと無いの絵風景を描く。

それほど単純な気持ち。

今もう出来なさそうだが、この夢を見ると思い出した。
いつかまだ、そんなの心で作品を描きたい。


ちょっと久々に悔しかったかも。大人になった事を。

色んなの事を怒って、怒りで作品を描いてた時はある。
この作品ような、好奇心と想像力だけで絵を積み上げて
そんなの余裕は持てなくなった。

まさかまだ夢で見えると思えなかった。

2012/04/04

111~~116章シナリオ

この辺りは本筋より同時進行のサブイベントがちょっと難しい。
合わせるタイミングが。

111章、謝亨戦終了。丁八戦おまけ3ページ程度。

112章、盤古戦は8ページ程度、続いて焦猛戦前半

113章、焦猛戦後半と他のキャラや艾方戦導入。

114章、艾方戦前半、丁八戦終了、古伏移動まで

115章、艾方戦後半、試験生混乱と盤古がサポート投入。

116章は試験生が大反撃と盤古が牛頭馬頭を攻める、
倉頡を破る、絶好調開始。

...............こんな感じかな。

ここまでキリが良い所。
117章以降は大体盤古戦と地下通路だけ残っている。

呉鎮と霍安、簡威と林默娘などサブイベントは
多分117章以降。

この6章は支線を全て処理すれば、後のストーリーはシンプルになる。

でもこう見ると、120章まで4回戦を終わらせない.....
元々20回で4回戦を終わらせると思えないけど
やっぱり百仙戯を軽く超えるのか。

冥紙


清明節で墓参り。
台湾の冥銭はこんなの感じ。

素朴だが良い味が持っていると思う。

昔は技術と財力の限制だからこういうデザインしか刷れないが
だからこそ古き良きなスタイル。

いつか使えなくなるだが、
古い時代から伝えてきた”祖先へ想い”は未だに形になっている。

2012/04/03

機甲盤古110章原稿完成

1カットだけひっそり載せます。やっぱりこのコマ(笑

こういう必死に全て力を出して戦う顔を描くのは一番好き。
盤古は強すぎるし、戦う自体も嫌いし
あんまりこういう表情はしない。

本来、少年漫画はこういう勢いシーンが出来るだけ多いが正しい。
序盤は本当に大人しすぎる...

......まあこれからの激戦は凄くなる一方なので
きっとこういう力一杯の表情が多くなるはずだ。

こういう顔は描くのがすごく気力が要るけど、
”生命力”を描いてる気分だから大好きだ。

2012/04/02

残りは6ページ

効果線21ページまで描きました、残り6ページ。
そして半分程度のスピード線は既に描いてたから
質実はあと5時間があれば終わると思う。

ホワイト、トーンも含めて13時間くらい。明日が終わるはず。

今回のスピード線はペンを変えて
勢いよりやや繊細の指向性を強調する、
新しいパターンを試している。

今回の原稿終わると休載入りだが
次の仕事は量が多くて実は休むになれない。

でもある意味いよいよだ。有り難い仕事なので......

2012/04/01

バベルの塔ゲーム

昔に考えたシナリオだが、今日は色々資料を見たから記録する。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%99%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%A1%94
バベルの塔

もともと人々は同じ1つの言葉を話していた。
シンアルの野に集まった人々は、
煉瓦とアスファルトを用いて天まで届く塔をつくってシェム]を高く上げ、
全地のおもてに散るのを免れようと考えた。
神はこの塔を見て、言葉が同じことが原因であると考え、
人々に違う言葉を話させるようにした。
このため、彼らは混乱し、世界各地へ散っていった

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E7%99%BA%E9%96%8B%E7%99%BA%E9%80%94%E4%B8%8A%E5%9B%BD

後発開発途上国

イエメン 、カンボジア、 ネパール .........
色んな国は俺達がわからない。
貧乏な国、小さいな国、戦乱している国.......

そんなの国を理解するために、何をすべきかな?
1つ漫画のシナリオを考えた。


ある日、世界の200個ほど国にそれぞれ子供一人にパソコン、
そして1つオンラインゲームを届けていた。


そのゲームのタイトルは”バベルの塔ゲーム”。


1.選ばれた子供達は、1時間プレイすると給料1ドルを与える。

2.プレイヤー数に応じて給料が倍数に上がる。
つまり、その場10人も居れば時給は10ドル、
200ヶ国の子供が居てプレイすれば時給は200ドル。

3.プレイ出来る時限は1年。

4.ゲーム内容は、天まで届く塔を作り事。

5.ゲーム内は自動翻訳機能付き、
全て子供はどんな国に居ても、どんな言葉で書いても
必ず正確に翻訳されて、相手に意思を伝える。

6.作った塔は空まで届くとゲームクリア、
プレイヤー全員さらに100倍の報酬もらえる。


つまり、このゲームの最後は”バベルの塔”を作った。
人々に違う言葉になった訳は無くなり、1つ言葉で生きる事は出来た。


この物語のテーマは、”遠いに居る相手を理解しようとする。”

今の俺達は、ネットがあって簡単に世界中の人と会話できる。
言葉は一応英語があって、その気があれば意識疎通は可能。

しかしそれほど素晴らしい機能があっても活かせていない。
アフリカの子供達の事は何でも知っていない。

アメリカとかフランスようなメジャーな上位国はよく知られて
しかしは貧乏な国に何が起こっている、
何か食べて生きているのは、分からない。

別に可哀想だから知ってあげてではなく
違う人々は違う生き方を理解する、それは文化として
意味が大きいじゃないかな、と。

世界は広い。でも実はそんなに知っていない。
知ると何かが変われるかな、と思いました。

この漫画はそういうテーマ。

........しかしこれは見せるのが簡単、描くのは非常に難しい漫画。

ネットがあるから、ある意味BLOGに
4ヶ国語くらいに翻訳された漫画を載せれば完成。

でもこのテーマ一番難しい所は
書き手は出来るだけ多い国の現状を理解してないと描けない。

本音はね、色んな国の読者からコメントを貰えて
整理して次回のストーリーに載せるのはベスト。

つまり漫画と似てる状態、
究極の”世界200ヵ国とコミュニケーションする”漫画になれる。

全ての国がこの漫画で、色々国の事を知るきっかけになる。

まあこれは理想論。
でも今の世界なら、物理条件だけなら出来そうと気がする。

一番難しいのは金の事、次は書き手の技術と器量。
つまり世界中の200ヵ国の子供も面白いと思える漫画を描く事。

そんな遠い話じゃなくでも
これは結構面白い話になりそうだ。

1巻~2巻程度で終われる話、かなりドラマチックな物語と思うし。
この作品に限ってネット連載がベスト、
色んな人からコメントを貰えて描き進む作品である。

いつか機会があれば、チャレンジしてみたい作品だ。