2012/03/31

そして効果線へ

アシスタントAさんは7時間
蟹大軍、陶隱、謝亨と残神の効果処理を描く。

俺は背景完成、効果線を進む。

焦猛パートの火炎効果が難しかった。
盤古と違うバリエーションを描くから、色々考えました。

効果線8ページくらい描いたから、ここでちょうど1/3地点。
明日は海鮮戦争パートなので少し楽になるはず。
3日は確実に終わるはずだ。

2012/03/30

今日は背景

そしてヘルプからアシスタントにクラスチェンジの
Aさんは今回から参戦。
今日は7時間を描いてくれた。ベタ一掃、キャラの服も進める。

スピード線は一切描けないけど小物は得意、
描き方は丁寧で安定な仕上げを出来る。
別の意味で安心させる。

アシスタントは本当に一人一人の能力パラメータが違って
計算して仕事を任せる工夫が必要だね。

キャラ完成したから続いて背景を描く、
この辺りはトラブルが無い限りバンバン進めるだけ。

明日から効果線。多分大丈夫でしょう。

2012/03/29

ペン入れ中

普通にペン入れを進め。

そして今日はこれからの仕事を打ち合わせ、
これから結構忙しくなるはずだ。

1ヶ月2ヶ月の長さじゃないため
全力出して頑張って仕事しようより、
決して体力を使い尽くしないように配分の方が重要。
それほど長いマラソンになりそうで。

色々本も読む事になりそうで、勉強になるだろう。

2012/03/27

火は舞う

下書き完成。

焦猛はよく何かが銜えながら動く。
ちょっとダサいけど、個人的に格好良さもあると思う。
原始的な行動だから文明では出来ない良さ。

今回の火のバトルは動きの質が面白い。
祝玲は踊り子ような”火のような踊る”。

焦猛は割とデブなので動きはやや鈍いが
1つ1つ動きはパワーがある分、気迫が出る。

同じ火でもイメージが変わったら、描き方も違うんだ。
面白いだね。

2012/03/26

形声を除く

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E6%9B%B8

http://www.cc.mie-u.ac.jp/~la20100/kanziriku.html

象形、指示、会意の漢字は全体の10%程度。
10%程度と言っても、実は軽く1千文字を超えるはずだ。

http://www.chinapage.com/big5/prose/1000w.htm
千字文の中に、割と形声字は少ない。

漢字の真髄は、字の形を見れば意味を分かるの所だ。

例えば今の時代もうそれを出来なくなるが、
小篆の漢字を読めれば、その字の”物語”を想像する事が楽しい。

形声字はそんなの特性が持っていないのが惜しい。

ちょっと考えたけど、形声は使わないと限制を与えて
試合を作るかなと思いました。

科挙篇もうすでに終盤
多分そんな試合は組み入れない。

しかしこれは良いアイデア、いつか使えるかもしれない。

二つのエリクサー

........ちょっと思い出して探しました。

読みきり”二つのエリクサー”

何年前に描いた読みきり、よく考えれば未発表だった。
新人賞を狙って描いた作品だが、
その後は連載を取って、安定してたからそのまま放置した漫画。

その頃の3連続読み切りはほぼ最後の読み切りだった。
今見ると恥ずかしい。

絵もそうだが、ストーリーの方が強引だった
半分アイデア任せる、ネームまだ直感で描いた頃でした。

でも一応フルーパワーなので、その時点ではベスト。
読み切りは本当に久しぶり.......

2012/03/25

カニかにカニ


謝亨回は描きやすい.........と言っても今回は流石に量が多い。
150匹の蟹くらいがあるじゃないかなと思った。

陶隱もケモノキャラの中に描き易いの部類、
残神は基本的に派手な動きは無いからそんなに難しくない
効果は下書き階段じゃ無関係、下書きは案外に上手く行くかも。

今回の絵面は派手だけど、線数は多いだけで技術面は難しくない。
難しいのは次回。最大技がガンガン来るので......

よく考えると、倉頡迷宮篇では謝亨組の出番
実は2回弱だけだった。思ったより少ない。
彼らは本筋の話と関係薄いから、なかなかページを与えない。

この作品の場合、かわいい系キャラ緊張感を出ないから
出番はどうしても序盤で終わってしまう、あんまり増やせないからね....

とにかく今度のエピソードは最後の見せ場なので頑張って欲しい。

この2日はずっと寝ている。
まあ一応日曜日だから睡眠だけ好きなだけやる。
体力回復してくれるなら、1日くらいならいいだろう。

2012/03/24

盤古は奪う

盤古戦2パートのアイデア。

盤古に残る文字は2つ。
本来、護と罠の二文字を使うつもりだが
さっきはもっと良いアイデアを思い付けた。

今の状態じゃ、
盤古は目の前に牛頭馬頭を倒す事しか考えられない。

しかし、主人公ならもっと格好よく
人助けしながら、敵を倒すべきだったと思いました。
だがどう考えても、そんなの余裕が無い。

2文字の幅は狭いし、イチイチ試験官を攻撃の暇でもない
どうすればいいだろう?

ここで、”奪”の漢字は役に立つ。

つまり”盤古は試験官の文字幻術を奪う”。

試験場は10人の試験官がいる、つまり全ての力を奪えれば
盤古は10つ漢字を使える事になる、
しかも試験官のパワーも大幅に抑える、一石二鳥だ。

さらに、これをやる同時に他の試験生を恩を売るし
そこで3つ目の”借り”を発動すれば、
今度は他の試験生の漢字を使える。

もっと凄いのは”借りる”が両方向。
つまり、人から借りた文字は、さらに貸し出すも出来る。
乱暴に言えば魯泉も守芬も黄雷も使える訳だ。

これなら、主人公らしいチートで格好良い。
時効は短いがこの技は本当に強い。

...........まあ別の問題を発生する。

盤古はここまで強くなると、
今度は牛頭馬頭側が弱すぎる事になる。(汗
元々馬部力部の漢字数はそんなに多くない、これじゃ苦戦必至。

しかしまあ、馬賢と羅剛の仙具枠は6つ
そこで補うのは充分に可能。
逆に鬼気迫を見せる所だ、物語として好条件。

このトリックを上手く処理すれば、ここからもう盛り上がりまくりだ。
科挙篇のテーマも完璧に合っているし、
真正真銘の”毎回クライマックス”だ。

本当に、倉頡迷宮の勢いを上回るかもしれない。

2012/03/23

絵は想像を超える

1回目のネームは8割ほど通る。
久々良い感じで”大体行ける”のネームになった。

...................マジでほっとする。
こういう感じのネームは10回振りだ。半年ほど。

しかも、謝亨戦のテーマは最も準備足りない試合だから
かなり不安だった。プロット階段はまるで自信が無かった。

”ダメな戦争”のアイデアは、
実は110章のプロット始める頃まだ白紙でした。
そう、テーマは存在しているだけで、ストーリーまだ無かった。

正直、ネーム中盤の時点でも上手く行けると思えなかったぞ。

そして実際に絵を白紙に載せると、ようやく
”これは案外に面白いかも.......?”と感じが始まりました。

この回の絵面は本当に面白い。

.......最近は本当に疲れたから、ネームはすんなり進めるのは助かる。
体調の悪さも考えて、今回のネームはなんて6日も使うと
締め切りを守れない可能性が高い。

上手く行ったはよかった、(涙

まあこれからまだ5ページくらい修正が待っているが
何とか今日で終わりそうだ。

2012/03/22

ダメな戦争

ネーム中盤。

110章のポイントは謝亨。
前半は乱戦だからある意味どう描いても通じると思うが
後半の謝亨こそネームの勝負になる。

テーマは次回に描くので今回基本的に伏線。
謝亨の必殺技を出して戦争を起こす。
そして今の実力じゃ将軍としてセンスの無さを見せる。

そして”ダメな戦争”という見せ場はどう描くのは今回の課題。
思い切りギャグパートでもいいが、
笑えるの上にそんなの雰囲気を伝えたい。

この部分は何ページを使うだろう.......そこが一番の迷い。

引っ掛かる

http://211831.jp/blog3/?p=641
七慢

その心理状態を七つに分けたものが 次に示す「七慢」である
「慢」 他と比較しておごり高ぶること
「過慢」 自分と同等の人に対し 自分の方が上だと思うこと
「慢過慢」 自分より優れた者に対し 自分の方が上だと思い誤ること
「増上慢」悟りの域に達していないのに.既に悟っているという自惚れの心
「我慢」 自分に執着することから起こる慢心のこと
「卑慢」はるかに優れた者と比較し.自分は少ししか劣っていないと思うこと
「邪慢」 間違った行いをしても 正しいことをしたと言い張ること



不満を感じるときに、相手に色々恨みを持つ。そして悩む。
何となくそこが引っかかる。

上手く説明でいないけど.....それじゃない、と薄々感じる。
相手は間違いでも、本当の事を理解できないでも
そして仮に正しいのは自分でも、恨みなんて持てなくでもいいんだ。

その事を無かったする、視野に入れないようにする
ああいう逃避なスタンスでもない。

ちゃんと見て、当てて、悩めて、そして乗り越えて。

例えば身長、元々犬は俺達より低い、象は俺達より高い。
好きでも嫌いでもそれは事実。

そんなの事実を”受け入れる”というより、
”客観的に有りのまま対応をする”の方が理想だと思います。

嗜好や好みを入れすぎると、主観と偏見になりやすい。

しかし個人的な感情は捨てる訳ではなく
感情を捨てると、虚しく方向性が見失う。

初めから感情を捨てれば、悟りになれない。
”考えないと感じない”だけだ。

自分の感情と視点を持つ、相手の感情も視点も理解
そして客観な視点も頭にイメージを作るのは大切。

先入観に囚われずに、全体像を捕らえる事が重要。

ただ”怒るな!”とか”相手するな!”そんなの考えは
何も乗り越えられない。

2012/03/21

機甲盤古109章ちょっと裏話

http://www.comibook.com/cb4571
機甲盤古-第109章-月牙泉武舉【九】

http://www.comibook.com/cb4572
機甲盤古-日本語版-第108章-月牙泉武挙【八】

今回の呉鎮使った3つ目の仙具、実は日本の”鬼瓦”。
元ネタはファミコンの”火の鳥”。

今回に呉鎮の場合、
街という漢字を使えれば地面くらい作る術が持っているけど...

この作品の設定ではキャラが1度に2文字しか使えないため
 (盤古と倉頡は3文字以上を使えるが)
街を使うと、”術と錬”が同時に使えない、逆転劇は出来なくなる。

呉鎮の”術”は万能だけど、文字枠は1つが強制に使われるため
他の部首の漢字は1文字に限られる。

しかも、基本のベースは”物真似”だから相手より弱いになる。
盤古と倉頡ようなチート性能と比べてまだマシの方だ。
 この点に考えれば、割とバランスが取っている。

この辺りの設定はRPGになると、呉鎮のポジションは面白いと思う。

2012/03/20

人間関係テトリス

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%9F%E3%83%8E
オクトミノ

テトリスはこんな風で作れるとゲーマーは死ぬ。

最近は、人間関係は多人テトリスようなモノと思いました。

それぞれの人はそれぞれの形。
時間の流れに相手に合わせて、段を作って問題を消す。

そしてある人は棒状ブロックように使いやすい、
ある人は使え難い、扱い方は考えないと活用できない。

それに、いくら簡単に使えるブロックでも
乱暴のプレイヤーは勝手に好きな位置にブロックを置き
局勢を悪化させて、自分勝手で他人に迷惑かかる。

そんなの状態で他のプレイヤーはそんな迷惑な奴をカバーするために
あの破滅の局勢に自ら合わせて、限られた時間に
ブロックを上手く回して置く地点を選べ
出来るだけゲームを挽回するを頑張っている。

合わせて行く側と、合わされる側。
そんなの人間関係は、現実に所々に見られている。

特に駄目な上司或いは無能な部下など足を引っ張って
それを挽回して苦労した人、仕事場ではよくある話に応用できる。

http://www.bestshop.co.jp/1-sesou_4/14_asiwohipparu.htm
他人の足を引っ張る社員
そして立場の概念としても色々考えられる。
立場変わると、それだけで人間は変わる。というか変わられる。

親になると子供頃の立場が大抵に忘れる。
これは上司と部下の関係とそれほど変わらない。
上になると下にいる時に気持ちは簡単に無くなってしまう。

しかしだからこそ、EQは重要。
自分と相手の立場関係は両方を考えるこそ
はじめにに全体象を把握できる。

このイメージは、オクトミノなど上位ブロックと併用すれば
物語として良い感じになると思う。読みきりとして描きたい。

110章プロット再び

引きだけ相変わらず迷いが、内容だけ決めている。

......しかし引きは構成に影響を与えるから
ある意味この迷いは存在する限り、1回OKのネームはありえない...

で、今回は3~4試合同時進行だから
まだ活用していない6つ部首の漢字しっかり調べていた。

この作品は、面白い漢字を決めたら
それだけで駆け引きを自動生成、2回も3回も戦いを耐える
バトル面は優秀すぎる。

マジでこの6つ部首だけで3組の攻防、それぞれ2回を描くだけで
丸々1巻の戦闘を延々続ける。

しかし今の目標は出来るだけ早め展開が欲しいから
使い幅の広さは逆に困るかも......

余裕は5割超えると人を駄目になる

締め切りは厳しい、ギリギリまで粘る......
ある意味、生きる事もそんな感じに似てる。

プレッシャーは3割が持っているくらいが一番、みたいな事。
多すぎると人間は潰れる。

しかし少なさ過ぎるも、人間は駄目になる。
資源は多すぎると、時間は多すぎると、無駄が生まれる。

仕事の時はよくそう感じさせる。
ギリギリな仕事はストレスや文句が生まれるがそれくらい丁度良い。

仕事をせず人は回りに居るか
本当に、毎日家にいるだけで食事とテレビだけ。
あの人を見るとそれはそれでストレス。

文明は人を余裕を持たせる。
しかし本来は、保険のために、念のために持っている資源はず。
仕事せずまで遊びするため訳ではない。

動物として生き続けるために精一杯でやるべき。
動物園ような、食べて寝るだけの動物しか出来ないじゃ
牛ような食べられる、虎ように見られるだけで終わる。

ある意味、余裕だけ欲しいなら人間に動物園に置いて
食べさせて、ゲームやテレビをやらせれば良いじゃん。
そんなの30年も生ければ食べられるも文句に言えないだろ。

たくさん資源を持つのは絶対に当たり前ではない。
当たり前と思うとその人は終わる。

どんな多い資源持っても、人はあくまでも人。
大きくなる訳でも、偉くなる訳でもありません。
人間一人のサイズで、大きなの何かが借りてるだけ。

無駄に資源を使うと人間も無駄になる。
それはかなり大きなリスクだ。

仕事せずに気楽に生きる大人一人は
3人や5人くらいちゃんと働けている人が支えるこそ居られる。

そんなじゃ他の人に迷惑かかる。
介護必要な老人ならともかく、普通の人じゃ大きな迷惑。

今ではなくでもいつか清算がくる。

2012/03/19

スピード線ラッシュ

最後の見開きはある程度に残っているけど
他のページは大体完成。
ホワイトも含めてあと4時間くらいかかるだろう。明日の朝で一気に...

夜に豪快なスピード線を描く。そしていつの間に終わって、
今日の仕事に一番気楽の部分なってしまった。

......もう、面積的に1ページ以下のスピード線は
全て”簡単”に感じなってきた。慣性で描ける。本当に慣れた。

スピード線を描けるアシスタントは本当に見付けられないね....
今までなんとか描ける二人既に自分の連載を始めて
その後のアシは殆どスピード線を描けないタイプ。

でもここまで慣れると、マジで
背景と小物を描けるアシを探すの方がいいかもしれない。

正直、どんな複雑なスピード線でも、ページがどんなに多いでも
1回分の原稿なら8時間を越える事がありません。
1日弱の時間で済ませるなら、他の所をアシに任せる方がいいかも。

パソコンで仕上げが主流になった今
スピード線で俺より上手いアシなんて恐らく見付けられないし.....

2012/03/17

あと半分

アシスタントTさんは4時間を描いてベタ一掃
ヘルプは小物を描く、俺は効果線を専念
12ページまで描きました。大体半分地点。

あと1日があれば終わると思う。

今回は前半が背景多く、後半はスピード線が多い
結構時間かかる。

特に地下通路の全景は美しい
参考写真と時間があればなかなか見応えがある。

最近、アシスタント来る時間は少なくて
こういうモノはほぼ自分で描くしかない、厳しいな。

よく見ると、ベタ以外9割程度は自分描いたじゃん。
週刊連載のアシスタント代は高いのは理解できる。

キャラだけ専念できる、仕上げと背景全部アシに任せるまで欲しいなら
1回分4日分のアシ代が必要。

1回分の原稿仕上げは丸々4日分程度じゃないと描き切れない、
腕がそれほど無いアシじゃ無理。
しかもある意味、金があってもそんなの人材を見つけると限らない。

俺のスピードだから4日で済ませるが、
今まで来る人のレベルと考えると8~10日くらいかかる。
しかも描けない物まだ多くて作画は妥協が必要になる。


それは流石に効率は悪くて
今まで通りメインが自分、アシはサポートで一番。

ある意味、倍を払っても
どんな効果線も確実に描けるのプロアシが欲しいの気持ちが分かるな.....

もう少し金を貯まったら、そんなのアシを探したいなぁ~

2012/03/16

背景完成

今回の背景は多めなので普段より時間使った。
明日はアシスタントが来る。

最大の難関はラストの2連続見開き
そのスピード線はマジで難しそう........

結局ほぼ全部の時間を使い切る。
次回はどうしょうかな。(汗

地味に名セリフ



”僕が苦労知らずで裕福のは認めよう。
だが僕はその分、自分のハードルを上げている。
それに人は鳥に生まれなかったのに飛べただろう。”


このシーンは本当に良かった。

裕福でも貧乏でもやり方が違っても、より上に行く方向は同じ。

裕福で怠ける人もいれば、貧乏で諦める人も居る。
しかしちゃんと上に向けて頑張れば止まらなく伸び続ける。

大絶滅

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%87%8F%E7%B5%B6%E6%BB%85

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=126044

http://takenakass.blog130.fc2.com/blog-category-1.html

では、種の進化と絶滅についてはどうでしょうか。
これも、進化と絶滅は表裏一体で、
絶滅あっての進化であると言えないでしょうか。

面白い話だね。

環境は厳しいこそ進化する。


http://puh.web.infoseek.co.jp/daizetumetu.htm

私たち人間が生きていく上で必要なエネルギー量(体温維持+活動のエネルギー)
を大雑把に2,400kcal/日としましょう。

勿論、現代人はこれだけでは生きていけません。
つまり、生活していく環境を作り出す為のエネルギー、
すなわち、寒ければ暖房、暑ければ冷房を使い、
日常生活では電車や車に乗って移動したりするわけですから、
それらを動かすエネルギーも必要です。

つまり一人の人間に必要な代謝量(エネルギー)は
「代謝量」+「エネルギー消費量」となります。

したがって、

 一人の人間に必要な代謝量(エネルギー)は 
2400+44,000≒46,000kcal/日 となります。


 世界の年間エネルギー消費量は111億トンですが、
全人類が平等に使用しているわけではありません。
これらを消費しているのは、 全体の1/3程度の先進国と考えられます。


すると、その1/3が使用する一人当たりのエネルギーは約3倍の140,000kcal/日となります。

サガフロンティア2

http://www.nicovideo.jp/watch/sm14882742

【サガフロンティア2】Abweichung

この曲はちょっと虚しく切ない雰囲気が好き。

一人で寂しい時はこのBGMを思い出す。

2012/03/15

義歯

今日は母さんから聞いた。
何年前に、俺は父さん義歯に医療費を出せた時
父さんは嬉しくて母さんに見せたらしい。

そうか。父さんが嬉しかったのか。


父さん嬉しそうな顔まだ見たいな。
今日はそう思いました。

110章の引き

......この3章、ある意味110章の引きだけ決めると全てが上手く行く。

じっくり考えた結果
呉鎮1、他のキャラ2、陶隱1、焦猛6のバランスで行く。
これなら林默娘など他のキャラの戦況も見せるし、
同時進行の雰囲気も作れる。

最初110章の引きは焦猛の反撃開始で締めたいだが
それじゃ109章のラストに似てるので
”反撃を始めるつもりだが逆に苦戦に強いられる”に変更。

この試験は概ね仲間クループが勝てるから
ドラゴンボール武道会の感じじゃ単純すぎて読者に満足できない。
色んな意外性を作らなくちゃ。

艾方戦も盤古戦も地下通路戦も意外性のストックがあるから、
やっぱりこの課題は焦猛/陶隱戦の辺りにいる。
できれば、この3話で呉鎮と霍安を絡んで欲しいかも.......

内容より、構成による見せ方の方が難しいの試合だったな。
シナリオ通りにテーマを描いても、何が足りないと
別の要素が即席に作って追加する必要がありそう。

2012/03/14

漢字ゲーム

ペン入れ8ページまで。後は明日に。

ある事が気付けた。
科挙篇は予選、2回戦、3回戦、4回戦は
全て試合にどれもちゃんと”漢字ゲーム”を組み込めた。

予選は部首当り、2回戦は筑字塔、
3回戦は部首組み合わせクイズ、そして4回戦は創字盤。

ゲーム自体はゲームより、
漢字のテーマ性を見せるの方が重要。

要するに、バトルの比重が多い科挙篇でも
3~4巻に1巻くらいの割合で
この作品が”漢字のテーマ”を強調するなのだ。

偶然だけど、何とかここまで漢字のテーマを見せ続きました。
これは珍しい。なかなか出来ました。

5回戦は流石にそんなの予定は無いけど
もしかして出来たら、ある意味パーフェクトクリアだぞ。
この連載は本当に良い経験になった。


別の話だけど、今日の対話で
自分なんか本当にそんなに器用じゃないと実感した。

切り口を見つけても、上手く入れないような。

2012/03/13

決めシーン

下書きはほぼ完成、そして机にこの紙を見た。

そういえば今回の決めシーン、構図は結構苦労した。
様々アングルを描いてみて、どの構図が一番迫力を出るとか。

そして面白いイメージが浮かんだ。一言に迫力を言っても、
ある構図は”相手を制す”の感じがする
ある構図は”試合が勝った”、或いは”相手を倒す”の感じがする。

アングルによる、微妙な雰囲気が違うんだ。

まあ100回も超えると、
そろそろ構図もネタ切れ気味も理由の一つだが......面白かった。

2012/03/12

自ら置ける場所

今日はちょっと実感した。
連載は、追われながら追うようなモノ。

自分の意識で好きな時間、良い気持ち時だけ描くのは
概ねは描けない。

描かないといけない状態こそ、たくさん描ける。
そんな感じで、上手く、楽しく描く状態を極める。

現実はいくらなんでももっと楽しい事があるから
それで行かないと、作品は描けない。


自分はいつでも描けると思うのは大間違いだ。

紙と筆さえあればいつも描ける、それはあくまでも物理条件。
大人になると人間はいくつ壁を作る。
そして人間は自分考えるほど勤勉じゃない。

自ら”描かないといけない場所”に置かないと漫画は描けない。
仕事はそんなもんさ。

2012/03/11

逆に出来なくなる事

今日は知り合いの家で描く。10ページくらいまで描きました。
今回の難しさから考えれば早いの方。

前半に呉錬と黃亙のアップが多い
基本的にこの二人のアップが案外に難しい。

後半比べて呉鎮は描き易いが
その破壊的バトルシーンを考えれば同じ難度。
しかも剣のデザインも考えないと.....ああいう引き出しが欲しい。

とにかく明日も10ページくらい進めたい。

シナリオも考えながら進む。
今日はあれだけ文章を書いたけど、テーマ的にまだ不確定な所が多い。
あのままじゃ愚痴の感じが強いし。あと一捻り二捻りが必要。


別の話だが
ストーリーを考える能力は、本当に当たり前じゃないだよね....

今日は知り合いと話し合い。漫画を描くが好きだけど、
ストーリーを作るのはそんなに得意じゃなさそう。

テーマはない、アイデアは新鮮味が無い
或いはアイデアは面白いけど、発想だけで物語りになれない。

一緒に考えてと言われても、その階段だね.....
描きたいモノですらハッキリ持っていないと、
俺のアドバイスも役に立たないし。

話作りは、誰も3日5日で一本シナリオを立てる訳ではない。

構想階段はじっくり時間をかけても良いと思うけど
どうやらそれでも簡単じゃない。

色々意味では興味深いの話。

普通の思考なんて同じくらい程度は出来るけど、話作りは違う?
特定の仕組みがあるのかな?

それに、学生時代は普通に漫画のネームを描ける人でも
どんどん出来なくなるらしい。
本来は自然に出来る事なのに、いつのまに難しくなった。

取材も勉強もしている人も、映画と作品を色々を観た人も
経験増えたに関わらずに、逆に話を上手く作れなくなる。

............やっぱり、原因は感情が変わったのか。

よく考えると、思い切りをストーリーを描くのは
その”思い切り”は非常に大切。

それは子供時代に誰も出来る事。
だが大人になると、普段は全力を出せなくなる。

損益を計算して、楽の方法ばかり追求して
締め切りに追われて妥協を覚え、挫折を覚えて姿勢が縮む。
逆に”自由に描く、思い切り考える”の気持ちを忘れてしまう。

前提を付けすぎて、”ただやるだけ”を出来なくなる。

大人になっても、頑張らないと覚え続けない事だったかもしれない。

2012/03/10

110~112章シナリオ少し考え

よし、謝亨のスタンスを決めるとストーリーも決めやすくなった。

次に難点はそれぞれ回の区別ポイント。
この3章で焦猛戦も含めて終わらせる、タイミングを決めにくい。

1つハッタリを増やす事は出来ます。

古伏もこのリンクに移動すればさらに盛り上がると思う。
......しかしまあ、ストーリーの処理もさらに難しくなるけど。
やっぱりこれは後回しか。

焦猛の”烈”が引きに使いたい。
だったら、この2つ戦いは順番がよく考えないといけない。

110章は謝亨5焦猛5、111章は焦猛2謝亨8
112章は焦猛回、陶隱は1くらい割合でサポート
こんなの流れで行くかな。

110章は真っ二つになるバトルに1つ集束するテーマは必要
111章はラストに情報放出のタイミングは命。

110章は”自分の理想像”を問われる所だ。
どんなの自分になりたい?の課題だ。

簡単そうだが、実は割りと難しいな問題。
自分に好きにならない、人を羨ましいとか
そんな想いは誰でもあるはず。

謝亨はどんなの自分になりたいか、焦猛はどんなの自分になりたいか
一応イメージはあるけどまだ不完成。

例えば、漫画家になりたいの話では
絵が上手くにならない自分、ストーリーが苦手の自分。
自分にとって、何をやればが最善?とか

そういう”自分でも不満な自分”とどう対面するか、
”自分でも知っていない部分”をどうやってイメージを浮上させるのか

1つ1つ全てが模索しながら自分を”作り上がらない”と
未来の自分になれない。

そんなのテーマかな、と思いました。

この点、陶隱はかなり前に歩いている。
自分を知るだけじゃこの試合では足りない。
111~112章の辺り、そこからさらに一歩に歩き出すのは陶隱の役目。

ちなみに水蒸気爆発は112章に使えそうだ。

不器用

http://diamond.jp/articles/-/2163

「不器用な人」こそ、一流になれる

最初から失敗しない「超一流」失敗をこやしにできる「一流」
同じ失敗を繰り返す「二流」
失敗したことにも気づかない「三流」
失敗を恐れて何もしない「四流」

.............面白い話だ。

編集長とこの話を言うと、色んな感想を貰いました。

”器用な人は何もすぐに出来ちゃう。
不器用な人は、何回をやらないと身に付けない。
だからこそ器用な人は、経験値の方が少ない。”

そして経験値少ない、故にデータベースは少ないので
他人の経験から借れないといけない。
逆に言えば、誰も出来る事をやっているがメインになっている。

不器用な人は、自分の経験データベースが多い、汎用性が無い分
逆に誰も出来ず、その人しか出来ない事をできる。


........だったら、器用な人はたくさん経験を積めれば.....

”それでも成功と限らない。
器用だから細部に拘りすぎる場合だってありえる。”と言われた。


色々考えさせた。
自分は並みの才能しか持ってないので
何も簡単に出来る人を羨ましかった。

しかし確かに、何も簡単にできる器用な人は
逆に経験を積めない状態になりやすい。

”経験”をたくさん要る場合、持ってないから
既存の作品を真似して、しかも器用の故にそれも上手く行くから
逆に自分しか出来ない個性は薄くなる。

もちろん石之森や水木先生など、器用ながらたくさん描く
経験が多いの上に能力も実積も積み上げた人は居る。

しかし一口”経験”を言っても
おそらく俺達考えるほど単純なモンじゃないと思う。

転んで失敗、辛くて泣いた、無駄な事に見える事
全てそれも経験の内だと思う。

面白いのは、これを器用な人に言っても多分感触薄い。

1回で出来る事、わざわざ5回も失敗する必要どこにある?
回り道なんて誰も歩きたくないだからね。

雑魚

陶隱戦まだ欠けてるポイントは
謝亨夏凌のレベルアップ要素だろう。

戦いのトリックは揃っても、これが足りないと上手く描かない。

雑魚は偉いになりたい。
でも、どうすれば上の人になれるだろう?
出世の条件、という話になるだと思う。

.........しかし、普通の出世方法は何か今の状態と合わない。

普通の出世と言えば
たくさん仕事をやり遂げて、実力を上がって
弱者の戦略を実行してさらに弱い相手を潰すなど。

それ以前の問題かも。
カースト制でスタート地点すら違うし、上がらないし。
階級社会の話.....かな?

自分の経験で言い変わればどんなの話だろう?

......ある知り合いは、よく愚痴している。
仕事でも仕事でも貧乏から抜き出せない。
社会の底辺に、どんなに頑張っても上がらないとか。

http://blog.livedoor.jp/fundly9000-pro/archives/51010720.html
だいたいそんな感じの話。

そんな風で言っているけどさ、俺から見れば本当に贅沢の話。
一応家も車も持っているし、介護すべき親だって無いし
お前の貧乏なんて”毎年に海外旅行できない”の事。

それ、貧乏なんて言えないだろ.......
給料が多くないだけじゃ......

この意味では、俺も貧乏の愚痴を言えないかも。
今の仕事だって自分選んだし
正直、名も利もどちらで言えば欲しくない側だし。

”偉くなりたい”の話は何となく違うような。

..........そう、謝亨夏凌はどちらで言えば
”上になりたい”なタイプではないはずだ。

”上じゃなくでも凄い”。そういう感じはずだ。

もそもそ上じゃないと良いになれない、そういう価値観が変と思う。
極端の話では、スコア正じゃなく負の方が上のスポーツが存在している。
ゴルフとか。


先生は先生の良さがある、運転手は運転手の良さがある。
本来、金と地位以外、たくさん羨ましい要素があるはずだ。

しかし普通の人間は、金と地位の事しか羨ましくない。
そこが何となく、ずっと癪だった。

謝亨は蟹の王将になりたいと言っても、それでも蟹だよね。
竜王になりたい訳ではない。
彼らの夢は、あくまでも最強の”蝦兵蟹將”と思います。

2012/03/09

粘る

............ネーム完成。本当に色々所が粘りました。
ボツページは合計20ページくらいがあって、時間はかなり喰われた。

今日は15日内の7日目だから非常にヤバイ。
本来、こういうバトル回のネームはすんなりクリアはずなのに。
2日分を遅くなった、マジで焦る。

今回は何とか間に合えそうだが
ストックはここで使い切って、次回は恐らく苦しい展開を待っている....

特に次回からはシナリオに一番準備が足りないの陶隱戦
しかも連続2回、もはやどうすればいいのが分からない....

今回の原稿も立派なバトル回のため、
決して簡単で済ませる事が無い。

ここから1ヶ月くらい、厳しい戦いが続ける。

..........................
マジで、そろそろ1回くらいネームが一発クリアしてくれないか。
ここの10回ずっとこの調子、胃が痛いよ.....(涙

ネーム修正完成

15ページくらい書き直して、呉鎮戦を整理しました。

鎮邪剣は本来が対妖怪用兵器はずだけど
ここでは普通に使える。
まあ最初からそう描いてるから仕方ない。

一応、妖怪へダメージが多いの武器と思うけど
この科挙篇じゃ全然妖怪が出ないし。


呉鎮戦をちゃんと描いたら気付けた、
呉鎮の攻撃手段は本当に貧乏だ。
これじゃある意味、武挙に向いていないかも。

結局完璧に力比べの試合になってしまった。
この漫画では珍しいかも。

そして意外に呉鎮の3つ目仙具を登場した。
一応設定はあるけど、もう出ないと思ったが本当によかった。

呉鎮作った仙具、基本的に効力が弱くサポートしか出来ない。
彼もそんなキャラだった。力弱いけど策でカバーするタイプ。

でも”術”字訣を出来たからチートキャラへ変身。

今はまだ目立たないが、
もしかして科挙篇以降のエピソードがあれば
呉鎮はパートナーによる多彩な技を使える、強力な仲間になるはずだ。

2012/03/08

駄目だこりゃ......

目覚めたら、後半の原稿の仕上げを続ける。

.............よく見ると、今回のベタはちょっと酷い。

呉鎮のベタは上手くペンの範囲に入れていない、
描く度に修正の必要がある。すごくイライラする。
これじゃ俺自分描くと大した変わらないじゃねぇか......

あの人は最近、手抜きすぎる。

来ない場合が多くなって、来ても半日分の時間しか描けない
スピード線も描かない
さらに今はベタでさえこの有様、本当に厳しい。

大範囲のベタは面倒を言って、細かいキャラは上手く描けないと言って
じゃ自分描けやすいキャラだけ選んで、残るのは描かない訳?
そりゃ無いだろ。

ベタは技術いらない、丁寧に描けば中学生でも出来る仕事なのに....
正直に言って、アシスタント失格に言われても仕方ない。


........しかも次回は来られない。
彼は彼なり忙しいかもしれないけど、これじゃ仕事にならない。
次回から他の人を頼みましょう。

刀神刑普

..........えーと、このキャラは今回でキャラ立たないといけない。
しかも恐らく多くでも3ページ以内それを完成しないと。

じゃ考えます。あいつはどんなの奴?

今までのイメージは、ちょっとだけ不遇な人。

今の仕事は良い仕事だが本当に勤めたい仕事ではない。
なんか惜しい、な雰囲気で。

料理好きという設定はどう?編集に言われた。
その線はいけそう。

刀神の仕事は嫌いじゃないが、本当に好きのは料理。
しかし仕事では料理とあんまり関係ない
あくまでも趣味でやるしかない。

馬賢ような自分の仕事が嫌い
呉錬ような仕事は手段にすぎないと違って。
刑普は自分の仕事はまあまあ良いと思った。

しかし、”しっくりこない”。

俺の気持ちで言えば
漫画家はなれずに、美術の先生になったような感じかな。

確かに絵が好きだけど、絵を関する仕事だし、給料も良いが
”学生を絵を教える”のはなんか違い。

絵を描かない訳が無い。しかしそれじゃない。
でもまあ悪くないからそのまま続けてた仕事。
ニアピン賞。そんなもんみたい。

多い人はこういう感じで仕事していると思う。
微妙に外れだが、あくまでも趣味だから楽しくやりたい。
何を犠牲するまで漫画家になるほど強烈な欲望が無い。

だから夏凌を間違って刺したエピソードも合点が付く。
彼にとってそれは食材に見えるかもしれないだから。w

刑普は若い割りに官位が高い。
結構優秀、才能もある。
しかし”やりたい事”より、”出来る事”を仕事として選んでしまった。

好きでもない、嫌いでもない、
そんな感じで普通に順風満帆な仕途を続く。

どこが何か足りないが、まあいいか。


......そんなのキャラでしょう。

2012/03/07

ネーム打ち合わせ終了

今回のネームは、一応予想通り...”繋ぎ”は上手くできなかった。

俺の言葉で言えば
”これ”だけど、”こんな”じゃない”。みたいモノ。

直し方を要約すればこんなもん:

”呉錬の気持ちをそのまま呉鎮と連動して
呉鎮戦の駆け引きを強化させて
呉錬回想のページを全て刑普に回れば良い。”

正直、直すは簡単。1日があれば出来る。
問題を見つけるも何とかできた。
あちこちの違和感で問題点が大体想像を付く。

しかし”直し方”を確定するまで、難しい。

呉錬の気持ちと呉鎮と繋げていない事はとっくに知っていた。
でもまさか、繋げるために”過去篇を消す”
という考えは全く気付けなかった。

編集長の名策は”パパトーク”を増やして。
それは凄い。

この数回によくある課題、”描かない”。

呉錬の”過去”は確かに必要、でも”過去篇”はいらなかった。
つまり過去を触っても、過去篇を描かない。

何となく少しずつ分かるようになった。

キャラを増える度に、話が複雑になる度に、
”考えたけど敢えて描かない”の要素は前より扱い方が重要になる。

だから1~2ページでキャラを活躍させる技術はかなり役に立つ。

この辺りは手ごわい。
ヒットになると、キャラが増やす、テンポは下がるため
描かない技術は逆に上達にくい。

しかしこっちは心当たりがある。
昔の練習作は、46~50巻辺りが最終章だから
伏線回収し、物語を進めながらスピーディ感を維持の経験がある。

その頃の経験を考えれば、ちょっと参考になるかも。

あれ.....

ネームは進む.........でも上手くない。

今回もイメージが初めからほぼ出来上がりはずなのに
結局描き出せるとなんか違う、の感じ。

後半はバトル1つを完結させるのに12ページくらいしかない
そこにも難ありだが、そこだけじゃない。

別々エピソードはそれらしいけど統合性は欠けそう。
やっぱり今回は内容より、繋ぎの方は難しい。

5つくらい構図を描いて選んだ結果、
ラストの見開きは迫力満点になりました。
その攻撃は狼らしく荒々しい、とても気に入り。

が、やっぱり所々の気持ちと雰囲気が
バラバラで1つになっていない。

バトル部分とストーリー部分も、親と子の部分も、
繋ぎ目に違和感はある。

............何となく、案外にシンプルな問題の気もするけど
今の状態じゃ多分解決できなさそう。
頭に情報は一杯過ぎてゴチャゴチャ、上手く整理できない。

明日に検討しよう。
なんか勉強になりそう予感.......(汗

機甲盤古108章のちょっと裏話

http://www.comibook.com/cb4564
108章は出ましたー。

1ページ目はタカヒロを描きました。(笑
原作のまま描いた訳がいかないが、ちょっと遊び心だ。

鮫の古伏を描くのは本当に楽しく....鮫は不思議な魅力がありますね。
でもこういう本筋とあんまり関係ないキャラは出番限られる。

これからも出るかもしれないが、まあメインとして描かれないだろう。
本当は2~3話くらい古伏の話を描きたいな。w

一応考えた事がある。
竜の魏恩、蟹の謝亨、蝦の夏凌、亀の盤古と鮫の古伏
ちょうど5人は水棲レンジャ-を作れる。

レッドもブルーもイエローもグリーンもあるし。
まあ、流石にピンクはないけど。

もしかしてあるエピソードで海中の事件を起こると
この5人の物語を描けそうなんだ。面白そう。

http://www.comibook.com/cb4565
107章の日本語もここに。

セリフ翻訳する時、丁八は北海道弁になっている。

何故だろう?と聞いたら
編集長いわゆる”ニンジンの産量、北海道は一番ですから”。


............ワロタ。

2012/03/05

繋ぎ1つ

ネームは呉錬と黃亙の会話の所に止まった。
やっぱりそこが難しい。

会話の内容は何をすれば呉錬過去篇に戦神の頃から続くのか
ちょっと選び難い。

特に黃亙の口数は少ないから
話運びは通常キャラより制約が多い。

でも今回の過去篇は非常に素晴らしいから
どうしても上手く繋ぎたい。

とにかくいくつセリフを書いて、その中に選択しよう。
良い”繋ぎ”1つ。今、欲しいモノがこれだ。

2012/03/04

科挙の本

宮崎市定の”科挙” を手に入れて読みました。

流石にこういう本は何冊も読んだから難なく読破。

感想は...........うわあ細かい。面倒な試験だ。(汗
その流れを忠実に描くと、それこそ延々と終わらない試験だ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%91%E6%8C%99
科挙のWIKI.....
あれ、この前に見たより明らかに内容が増えている....?

その時代の試験だし、本当に公正性だけで精一杯だった。
だから試験の内容はかなりマンネリ”知識”しか測らない。

しかし古代の状態から考えると、それだけでも立派な試験なのだ。

一流の才能は成功すると限らないが、
カンニングと賄賂の防止はかなり出来ているから
少なくでも勉強できない人は合格できない。

確かに貧乏じゃ勉強に不利になるが
大金持ちでも、ちゃんと勉強して力を付けないと到底に無理な試験。

今で見れでもまあそこそこ良策じゃないかと思いました。

天才はどんな風に

http://www.benedict.co.jp/Smalltalk/talk-66.htm

電話番号は7桁だが、
これは普通の人間が一度に記憶できる最大数からきている。

ちなみに、10桁の数字を一瞬に記憶できる人は、
2000人中3人しかいないという。
一方、シモニーは200桁!一体、どうなっているのだ?


..........面白い話ですね。

自分は計算タイプなのでこの手の話はいつも考えている。

知り合いに天才タイプで直感が強くて
どうすればそんな風に描けるのか?と聞いても
抽象的に曖昧な答えしかでない。

打ち合わせの時でも、編集長はいつも
”それじゃない、コレだ”など方向性を出してみる。

俺は一杯アイデアを持っていても
詰めすぎてつまらない、見せ方が違ってイマイチとか

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%BA%E3%83%AB
パズルWIKI


ジグソーパズルような、例えたくさんピースをもっても
組み方が分からないでも絵(イメージ)が出ない。

点つなぎの点が決めても繋ぎを上手く決まらない。
ネーム描く時はこんな事があったら詰める。

今までの経験と累積で積み上げた素材を使う自分。
1から積み上げる、順番にやればやれる事。

でも感覚を活用できるのは、直感タイプでしょう。
これは経験によってレベルアップするものだが
順番決まらなくでも全体像が浮かんでくる。

俺から見れば、直感タイプは何となく

”え?地面の1階からビルを作らないといけない?
それって誰が決まったのか?”

...........こんな風に見える。

こんなの俺でも全く直感がない訳が無いが
持っているモノが多くなると、何となく全てを大切したいから
直感タイプような”思い切り使い捨て”が出来なくなった。

でも、自分なりのバランスが存在しているはず。

しかしね、編集長の存在はいつも思わせた。
担当は本当にキーマンになれる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%B4%8E%E5%B0%9A%E5%BF%97
長崎尚志

この方は浦沢直樹の編集。
全てではないが、スポーツモノのHAPPYとYAWARAを除く
大半の作品はこの方に関わっている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A5%E5%B6%8B%E5%92%8C%E5%BD%A6
鳥嶋和彦も色んな作家を見つけましたし。


まあ強大な記憶力など、その文章の意味と違うが


天才タイプは、本当に正しい。必ずジャストミート。
計算タイプはそのジャストミートに、
シングルヒットや犠牲バントで合わせて行く感じ。

しかし言い換われば、作家は自分のモノを作るつもりなら
結局その譲れない”一点”をピンポイント決まらないといけない。
そこが重要なのだ。

それできない人は作画や誰も描けそうなモノしかやれない。
計算なんて、ある意味は
(必要だが)サポート位置の割役なのかもしれない。

時間は金なり

http://wired.jp/2011/08/30/%E7%A9%B6%E6%A5%B5%E3%81%AE%E6%99%82%E9%96%93%E6%A0%BC%E5%B7%AE%E7%A4%BE%E4%BC%9A%EF%BC%9Asf%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%80%8Ein-time%E3%80%8F/

究極の時間格差社会:SF映画『In Time』

『In Time』の世界では、
人々の腕にタイム・クロックが埋め込まれている。
貧しい人々は25歳になると、あと1年しか命の猶予がなく、
26歳以後は自分の時間を切り売りして生きていかなければならない。
[富裕層は非常に長い命を持ち、「時間格差社会」となっている]


このアイデアは本当に面白い。

実はこの映画を見た事が無いが
知り合いの感想によると、普通のアクション映画になったみたい。

でもこのアイデアは、
正直に”デスノート”タイプのシナリオで描かれるが一番輝けると思う。

バリエーションは割と幅広い連載でも耐えるはず。
こういう作品は5~10巻の物語として描かれる方が真価が生まれる。

別の誰かがこの設定で漫画を描ければ、物凄く見たい。
もしかして誰が描かないと、いつか俺で描いてみたいな。

保留記憶指定

http://www.myspiritual.jp/2011/12/post-4075.php

「一晩寝れば嫌なことも忘れる」は科学的根拠があった!
 レム睡眠の研究でわかった「夜間セラピー効果」とは


人間の脳は色んな記憶が覚える。

その量は、人によってどれくらい溜まるのは分からない。
それを調べる技術があれば、面白いじゃないかと思いました。

プライベートに関わるから実現は不可能だが
情報の絶対量を調べるのは話のアイデアになる。


例えばある人は記憶障礙があって
今まで事を覚えるが、これ以上に記憶が増えない、
その状態でどう生き続けるだろう?という話。

読みきりとして描ける話になる。
まあたまに見られる例からそんなに珍しくないだろう。


そして、もしかして
自分の記憶はどれくらい残られる事を指定できれば
それはそれで物語になると思いました。

自分に一番大切な人の事だけ忘れたくない。
そして特別な思い出も覚えていく。
九々算数とか国語とか基本の常識も持っていかないといけない。

覚えたい情報を応じて、相応な金額を払えないといけない。

”記憶大崩壊”時代とか災害とか、そんなのシチュエーション を作って
”記憶”をテーマとして不思議な物語を作れると思う。

赤魔道士

http://diamond.jp/articles/-/2163
「不器用な人」こそ、一流になれる

http://blog.livedoor.jp/yanuxu/archives/2305090.html
赤魔道士の生き方

器用貧乏」とは - 大概のことを並かそれ以上でこなせる反面、
突出して優れた分野も持ち合わせていない人、
又はその状態。全てにおいて1.5流。

.......赤魔道士はね、何となく好き。

現実味があって、決して何も一流になれない
目立たないがサポート役として地味に活躍するタイプ。

その感じは上手く言えないけど。

赤魔道士と違う意味だが(色んな事に器用に言えない)
俺は一番得意なジャンルでも”そこそこ上手い”程度で
あんまり一番も一流もなれない。

でも今まで何とか
その”そこそこ上手い”の能力で色んな事を乗り越えた。

だから”そこそこ”止まりでも、サポート役でも何処かで役に立つ。
そんなの自分は嫌いじゃない。

一応、自分一番得意ジャンルは漫画のネームだが
及ばないだが他に次の二の能力でも、たまに役に立つ。

”普通に上手”に関して、いくつ良い思い出があった。
一流ではなくでも二流として頑張り続けても良いと思いました。

2012/03/03

109章シナリオ2

今日はもうちょっと細かい順番を考えておく。

呉鎮→地下通路→回想→そして締めは呉鎮
こういう流れで描くかな。

鎮邪剣強化の話でスタート
地下通路の4人を少しページで機甲兵の話を触って
黃亙と呉錬の対話で呉錬の回想を話す。

最後は呉鎮と呉錬の和解エピソード、
そして試合を勝つで話を終わらせるかな。


基本的に呉氏親子の部分は構想がハッキリしたから簡単だが
黃亙はどう絡む、会話を始める所がちょっと難しい。

黃亙は同期とは言え、
呉錬の過去はそれほど詳しい訳では無さそう
そんなの前提で話をどう運ぶのか、その辺はちょっと手ごわい。


今回のイメージテーマは”そんなもんは知っていた”。

呉錬は自分の頭悪さが自覚がある
呉鎮も父さんの思いやりも分かっていた。

今までの行動、そして今している行動は
どこが悪いのは、一応全て承知の上にやっている。

全てが理解していないでも、何となく何処が感じ取れてた。

案外に俺達も色んな事がよく知っているつもりで
色んな事をやって続けていた。

例え、相手が気付けていないでも。

意外にそんなの距離2

そしてちょっと意外の2次会。

ちょっと違う意味かもしれないが
”酒を飲む相手”はこんな風なんだ、と思わせた。

ある意味、今まで距離が一番短い友人だと思った。
こういう相手は数が本当に限られている。

そして別の意味で”友人”の言葉と思わせた。

他の人にとって、
俺はああいう風の友たちになれないでもある意味は当たり前。
そんなに友たちに”時間”を使えないだし。

そして、これも偶然の要素も含めていると思った。
自然にこういう機会がめぐり合って飲みに行くとか。

友人になれるのは、理屈ではなく気持ちと時間など方は重要。

一応、狙うも出来ると思うけど
今まで友人になれなかった人の事を思ってちょっと感慨深い。

俺が友たちと思っても、相手はそう思わない。
恐らく逆のケースも一杯居る。

でも色んな意味では、運とか縁とか足りないで思うしかない。

友たちになれない時は、なれない。
多い時に、誰が間違いました訳ではない。

しかしなれる時は無理しなくでも自然になれる。

昨日の件で、思わせたんだ。
友人は慣れると本当にこれほど凄いになるだから
なれない時も、おかしくないなのだ。


あの人は俺の考えが似てるではない
ある程度に考えは遠いけど、でも遠いこそ
互いに違う風景を相手を見せるだからかもしれない。


時間が無い云々だが...俺も、もうちょっと自ら友たちを誘うかな。
昨日の事をそう思わせた。

ああいうモノは大切なんだ。遊びのためではなく友のため。

意外にそんなの距離1

知り合いはアメリカへ行く、昨日は送別会が開催しました。

行った鍋料理店は俺のお勧めだから
注文やサービスは主に俺でやっていた。

少しでも盛り上がりたいの意気も込めて、
ワイワイ楽しい送別会でやらせたい。

その場はたくさん人が来た。
ちょっと面白いのは、”知り合いの知り合い”
という感じを見れる人間関係。

あの人は自分の知り合い、
しかし彼は他の友達とどんな風でやっているのか

実は俺より、多分あの人と好感度がもっと高いかな
など色んな距離感を掴める所が興味深い。


そして確かに”会話は上手”で誰も仲良くになりそう人はある。

仕事も稼ぐも明らかに人より上手、
みんなも”この人と知り合いになれば儲かる仕事も増やそう”
という感じで考えているだろう。

正直、作家の視点で見ればちょっとつまらないけど
まあその生き方は割と余裕があって楽しいじゃないかな?
友人ではなく、”仕事の仲間”として見れば素晴らしい人だ。


そしてまだ別の話だが一回り会話したら
”アシスタントは4人くらいの作画クループがいるけど
それでも月40ページしか描けなかった。”

.......大体の人はやっぱり1ヶ月で20~30ページで精一杯だった。
1ヶ月45~50ページも描ける俺はやっぱり珍しいらしい。

遊び時間、普通に必要ぽい。
俺のようにちゃんと食べて寝れば何とかになる人もあんまりない。
頑張れば50ページを描ける、そんなもんではなさそうだ。

しかしまあ、普通でやっていけるだからこそ
今まで続けられるだろう。

漫画は元々”普通”でやれる仕事ではないし。

2012/03/01

13枚分

今日はずっとスピード線を描く。
予想通り、かなり時間かかりました。

ほぼ7時間を描いてようやく終わりました。

よく見ると、13枚分の原稿がスピード線がある。
なんと半分超えた。そりゃ時間かかるだろ。

残りはホワイト.......と言っても気力は尽くしました。(汗
スピード線を描くために勢いが必要だから凄く疲れる。

通常バトルにして豪華な演出。

でも、これで確実に間に合うので安心しました。