2012/12/30

有害児童漫画誌

最近、友たちと漫画誌の話をしていた。
特に児童漫画誌は、この時代では何かが変と思う。

そして、”有害児童漫画誌を作ってみようか?”
という暴言は出ました。

別にエロや犯罪がたくさん登場する漫画を描く訳じゃない。

しかし、学習誌はいつも”知識”だけ子供に押し付け
”良い事”だけしか伝えない。

”悪い事”は、知らせない。
例え知るべき、予防できるように事も知らせない。

物語でさえ、悪い事を見せたくないから
一切悪役は登場させないほど潔癖な内容になっている。

そこは児童漫画として欠落と思う。

言い方はちょっと変かもしれないが、
今の子供は”良い事”しか教えられない。
”悪い事”は一切、親に遮られる。

ある意味、可哀想なんだ。

イタズラくらいすら、許せない。
だからこそドラえもんような漫画は出られなくなった。

だから”良い事”以外、
好奇心も、想像力も、悪い事をちゃんとそれが悪いを伝えよう
たくさん事を教えてあげよう漫画誌が作りたい。

こういうコンセプトなんだ。


もちろん、正直に本当にこういう漫画誌作っても
多分たくさん親に抗議されるので雑誌として続けないだろう
そして俺は雑誌を立て上げるほど資金がないため
あくまでも夢として考えている。

でも、いいじゃないか。これくらい夢は子供を持たせても。

今年のラスト

アシスタントAさん8時間、Tさんは7時間
ベタ、効果線を描いてて
俺は背景を進めて、効果線を描く。

今の所、効果線は5ページ。
あと3日くらいかかる。

とうさんは病院に連れて行く予定があるため
ちょっと微妙に時間になっている。

上手く終われたいな。

2012/12/28

老化と再生

http://www.akizero.jp/archives/2804

最近、時々そう思ったんだ。
社会の老化を乗り越えるために何をすべき事。

ぶっちゃけの話、
経済成長の止まりはシステム老化と思うのに
大体の人は”もう一度成長させろ!”しか考えない。

それは”体は老化したから若返しろ!”と同じレベルと思う。

老化を受け入れて、工夫して死まで上手くやって
次の世代にバトンを渡す事と思う。

世代交代は人間だけではなく
環境に応じてシステムもバトンを渡す必要と思う。

変わらないまま世代交代のは不可能。
かと言って、放置だけで問題も解決できない。
古いシステム崩しまで待つと同じ。

中国よくある、乱世に戦争が起こって朝代を交代する事は
上手く交代出来ないから、老化が進む度に病気を起こって
債務は清算された現象と思う。


http://d.hatena.ne.jp/ebiyann0701/20120808

逃げ切れない世代
というのはあくまで惰性で生きている人達の話であって、

これからは世界の人達と同じ土俵で戦うことができるわけで、
逃げきるなんて消極的な生き方ではなくて

「戦って勝ち取る世代」
だと言えるようになると信じたいです。



そんな風で考えたいと思う。
いつまでも儲かる時代が続く訳が無い。
だからいつかこういう時代が来る。

老化を乗り越えれば再生が待っている。
そういう世代を交代して、
50年後はまだたくさん新しい可能性が生まれると思う。

自然の摂理を任せて、滅ぶを待つでも打つ手だけど
せっかく人間は微調整が得意の生物なので
チャレンジと思ってやっていくの方、人間らしいと思う。

2012/12/25

ちょっと風邪

下書きは普通に進む。
いや、実は風邪が引いたためやや遅い。

しかしまあ3日で20ページ。
ちょっと遅いでも風邪の事を考えればそれなり進めた。

今回の原稿は、コマ数が多い。
バトルメインとは言え、キャラの掘り下がるはしっかりの分
コマ割りは普段より細かい気分。

かなり週刊のバランスになっている感じ。
あと少し”溜め”が減らせれば、週刊ネームになる所。

だから1話で6人キャラを見せながら戦闘を進む。
確かに効率が良いけど、ネームの時間が増えたから
果たして得かどうか分からないけど。

今年も残りわずか。
来年は、良い年になるように。

2012/12/20

妖怪パートクリア

今日にネームを打ち合わせました。
大体予想と同じ、7割程度は良い、3割は再構成。

しっかり考えたの分、直し方も分かったから
修正はそれほど苦労しないと思う。

一番嬉しいのは妖怪パートは上手く完成した所。
たくさん資料を調べた甲斐があったわい。

出番はそんなに無いとはいえ
妖怪の役割は終盤の話に非常に重要だから
良い仕上げを出来たかった。

妖怪の本質を考えしつつ、マイナス言葉をたくさん集めて
恐怖のレスや精神不安定のアニメや世界崩壊ゲーム
精神病質サイコパスの映画や資料を色々調べで
感情移入しようと、本当に難しかった。

妖怪の台詞回しも1つも2つも捻りを考えて
まるで自分もおかしくなった気分で妖怪側の性格を作り上げ
不気味のネームを出来上がり。

特に妖怪に関しては得意分野じゃないため
色々がゼロから創っていた。

まだまだやれる所が多いが、これでやっと基本ベースが出来て
後は少しずつ追加すれば何とかになる。

2012/12/18

120章ネーム終盤

今まで違う色が出せるため、
今回のネームはかなり手ごわい。

最初は機甲兵と妖怪の話で中軸に進みたいけど
意外に皇帝のキャラは予想以上に目立つため
今回のポイントがちょっと分からなくなった。

その分、ネームに問題は残したけど
話自体は大体そんな感じで進むのは間違いないと思う。

妖怪のキャラは上手く立てれば
他の問題は基本的に次の二だから、なんとかになるはず。

この前に妖怪の資料は3~4日くらい調べて考えてたから
時間が相当に掛かったが、その分イメージは明確になった。

今夜は残る15ページを一気に終わらせよう。
ネーム全体的に7割方くらい上手くいくと思う。

市場クロガネは稼ぎたい、13話感想

株で稼げばあぶく銭か?
手に汗かけばまっとうか?

違う、君が稼げた理由はただひとつ。
周りの者を幸せにしたからだ。


ああ、ここがいい..........
俺はあぶく銭が嫌いでちゃんと働いてがいいと思うけど
このエピソードを見ると、考えはちょっと直した。

この作品の話の区別と展開はちょっとハッキリしていないけど
所々が良いセンスが光る。

もうちょっと主人公の”今持っている資源と金”など現状を
ハッキリ示せ、レベルアップ、スケールアップの様子を
読者に明確に見せればもっと面白くなると思う。

2012/12/16

恐怖って何

http://www.nicovideo.jp/watch/sm8985966
ロシアのアニメらしい。


http://www.nicovideo.jp/watch/sm883938
ようこそムーンサイドへ編。
ムムーンンササイイドドへへ よよううここそそ。


.........妖怪のヒントを探すために
色々が見ています。

何となくたくさんモノを見てきたけど
はっきりしたイメージを掴みたいので苦労中。

素材はそろって来たが、1つの何かが
軸として描きたい。

うーん、難しいな。

2012/12/12

コミックス作業

アシスタントも手伝えて6時間を描いて
コミックのおまけを終わりました。

今日はトーンを貼れば完成。
そして夜が次回のシナリオを考え続けてよう。

2012/12/10

新システム導入

今回の妖怪は神と違うシステムの能力を見せるため
方向性を考えてほしい。

基本的に神の力は”意味の理解”が基本から
妖怪は”謎”でスタート、謎解けで撃破ような感じ。

能力の定義自体は違うわけではないが
これやっぱり”見せ方”の問題。

未知の恐怖で能力を見せる。
道徳外れの存在で存在感を作りましょう。
これをできれば成功する。

それを応じて、妖怪キャラの性格も立てれば完成。

この二人の能力は”裏返し”と”夢操る”
これでベースしてキャラを立てるように頑張りましょう。

まだちょっと時間かかりそうだ。
うまく行けるといいな。

2012/12/09

120章シナリオ

コミックスの作業も終盤に、次回の話を考えておく。

120章の話は主に4つ
呉鎮側の話、
機甲兵の情報や皇帝、ヨーゼフの会話
敵キャラ登場、バトル
そして呉錬組まで敗れるまでの話。

前半の2つは会話のみなので、
8ページくらいあれば描き切れると思う。

問題は新キャラとバトルの話。
新キャラ紹介とバトルはどちらも割りとページを必要の要素
正直、戦いが敗れるまで進めるかどうか分からない。

本筋上、妖怪キャラはここが連載初めてメインとして扱う
そしてラストバトルにも関わってから
まずはページオーバーしてもキャラを立つべき
というバランスで構成を立てようと思う。

ハッタリを使ってもいいくらい場合だから
色々表現を考えましょう。

今回4つ要素に一番重要のは”妖怪のキャラ立ち”。
これさえ抑えれば、他の要素はおまけでいいくらい感じで行こう。

2012/12/05

快楽病

罹ると楽しさはどんどん溢れ出す。
どんな時でもどんな事をやっても。

......物語になれるような、なれないような......

まあとにかくメモ。

2012/12/02

まだ自分を信じられない国

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB
イスラエル国

この国は、自分の国と比べるときは面白い事を見つけた。
ここは面積が結構小さく、資源もあんまり多いと言えない。

でも中東では唯一の先進国であった。
結構やれるの方と思う。

ユダヤ人は、自分の国を作るためにすごく頑張った歴史があった。
団結力は高くて科学レベルも高い。


台湾は、政治面は特殊な所があるから
未だに”国”を胸を張って言えない所。

だから、皆まだ自分を信じられない。
信じる方法は、見つけられない。

今の所は金を信じるしかないけど、それは続けないと思う。
自分の他の何かが見つけないと、信じてあげないと駄目だと思う。

しかし俺はそれが出来ると思うんだ。
今まだ厳しいけど、あと40年くらい耐えれば出来ると思う。

雨よ止まれ

アシスタント7時間、背景を描いてた。
今回の特殊点描きは非常に面倒。
そこだけで5時間くらいかかった。

俺も進めていた。
しかし雨がずっと続けていた。紙の湿度は高くて
描くのはハラハラでした。

2012/11/30

特に無し

アシスタントTさんは8時間をべタと効果線書きました。
こっちも効果線描いてた。

今日はこれで終わり。早いな......

2012/11/29

背景

アシスタントAさんは8時間、キャラと小物を描いてくれた。

こっちは背景描く。
こんなペースでしょうね。

2012/11/26

ドラえもん

http://www.geocities.co.jp/animeComic-White/4339/doratop.html

ドラパターン。


ドラえもんような漫画を描きたい。時々そう思う。
しかしどうすれば良いのは分からないなぁ。

システムやパターンはどんな風でやればいいのか。
ひみつ道具そのまま使っても構わないと思うけど
新しい切り口がほしい。

そしてキャラも難しい。
キャラというより、割役の方が決めにくい。

早い話はマスコットキャラ1人、女の子1人、男が3人だが
時代は変わったため、割役も変化していくと思う。

まあ時々思わせたが、そんな連載の話は来ないなら進めないだろうな...

2012/11/25

いつのまに

http://www.comibook.com/search_results.php?target_id=0&search_key=%E6%A9%9F%E7%94%B2%E7%9B%A4%E5%8F%A4

あれ、機甲盤古のアクセス数
前半辺りは妙に伸びている....

70章辺りの莫高窟地下通路のエピソードまで、
殆ど回数のアクセス1万台をたどり着いた。
倉頡迷宮の話も8千9千くらい届いた回数も多い。

この様子じゃ、1話目から一気読むの新規読者は
たくさん現れたかな。

しかしコメントは殆ど増えていないから気づけなかった。

この作品、時々不思議な感じがしてくれたね。

2012/11/24

何かがおかしい看板集

http://www.nicovideo.jp/watch/sm6234614


何だろうこの妙に気を抜ける音楽は.....

2012/11/23

下書き進行

今回はバトルもギャグもたくさんあったが、
このシーンは一番好き。

倉頡は漢字を作る時の気持ちが一番伝えてくる。

資料を読むとわかる、あの頃の漢字まだ絵文字ような物。
1つ1つの絵に、意味を付ける。
良い意味でも、悪い意味でも。

その意味まだ誰も分かってもらえなくでも、ずっと独りで字を作り続けた。

今回のエピソードで倉頡のキャラをより掘り下がった。
やっぱり良い話だった。

不気味と妖怪

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%86%BF


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E6%B0%97%E5%91%B3%E3%81%AE%E8%B0%B7%E7%8F%BE%E8%B1%A1
不気味の谷現象
http://members.jcom.home.ne.jp/0350371001/works/works_1_a.html
瘋狂者の建物

膿の資料を探すときは思い出した。
確かに膿が好きな妖怪があったような.....

そして不気味の谷現象を見つけると、
なんとなくこれは妖怪の本質と思った。

昔は疑問があった。
なぜ頭が3つとか目が1つとか妖怪になる、妖怪に見える?

こういう理由だと思う。
他の所は普通の動物と同じだが、1つだけ所が異常
これが”不気味”の原因。

つまりある程度に親近感、見慣れる特性があるこそ
さらに”異常”のポイントを追加するこそ、不気味になるんだ。


これから妖怪の出番は多くなる、不気味な雰囲気を作るために
こういうみたい掴みがあるとありがたい。

2012/11/20

ペースアップ


14巻の表紙ラフ(どちらにしようかな)、キャラクター紹介コーナー。
乗ってきたのでペースアップ。

そしてネームも意外にあんまり没ページが無い分
今週の仕事は良い感じ。

先週はあれだけ悩んだけど、良い方向になったのでよかった。

機甲盤古14巻作業進行中

http://www.maxpower-p.com/1963
13巻は来月発売。

霍安、呉錬の出番はこの辺りが多く
対馬賢戦もなかなか面白くて、バトルはとても盛り上がった。

週刊漫画的な”次回を早く読みたい”雰囲気は
連載を通じても、この14巻が一番強いと思う。

呉錬は格好いいな。
表紙になるとやっぱり見栄えが良い。


今は14巻、そしてついでに15巻の資料を集めながら描いてる。
本当に漢字が面白いな......

おまけページは漢字の豆知識を書いてるけど
本当に資料が多くて、おまけページはいくらあっても
ネタ切れない、別のコミックで書き下ろしをやりたいくらい。

本来は4ページ程度の資料を探していたつもりだが
ざっと8ページの資料を見つけたから
ついでに15巻のおまけも一気に描こうと思いました。

2012/11/18

Beyond The Earth

http://www.nicovideo.jp/watch/sm18737527

Beyond The Earth

この曲は大好きだった~
今日で聞くと色々思い出した........

2012/11/17

取り上げる

http://www.nichibun.ac.jp/YoukaiGazouMenu/
日本妖怪のデータベース

盤古の話のために中国の妖怪を調べる時
色々大変と思わせた。

資料は少なくて、形のところが、名前すら無い妖怪が多い。
しかも分類もめちゃ適当、なかなかやりづらい。

鬼太郎の水木先生の事を思い出せた。

おそらく、その時の先生は
妖怪が1つ1つ取り上げて、少しずつ妖怪の絵を描いて
知名度を上げた。

少しずつ.........こういうやり方しかないですよね。
文化はこういう感じで積み上げる。

2012/11/16

何となく

119章のネームは割りと苦戦。
倉頡と艾方のラストが一番難しい。

でもここはちょっと不思議な感じがする。
倉頡のセリフはできるだけ”偉くない”雰囲気を作る。

テーマ的にそこにいるけど、
言葉ではなんとなく”あえて隠れてみる”の感じ。

.......正直あと2ページくらい欲しいけど
しかし正解まだ現れていない以上、とにかく完成して
打ち合わせに待つの方がいいと思う。

あの3ページは何だろう。

いくつ意味が持っているぽいけど
あんまりハッキリしないだよね.......

呉錬側の話はこれで使えるページ数が減っている。
うーん。本当に大丈夫かな。

2012/11/12

歴史の足跡

http://zh.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%B2%E6%B0%91%E6%9B%86
農民曆

http://zh.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%81%E5%AE%A3%E4%B9%8B%E6%B2%BB
仁宣之治

このWIKIを読むと、ちょっと感心した。
一言”治世”と言っても、実は様々仕事がしないと成立しない。

民力の休養と、賦役の軽減、など政策はたくさん官員が
上手くやっていたこそできる。

そんな事は今でも同じなんだ。
俺たちは政府に不満を持っていて愚痴を言うのは、
大昔も似てた事があった。

今の人なら漫画や小說が楽しく、昔は詩と浮世繪。
流行った歌も、美味しく食べ物も、日常の楽しめ方は所々が似てる。
そう思えば何となく親切感が溢れる。

歴史は、遠いの何かがと思わなく
自分の気持ちで、その時代の人々の生き方を想像すれば
凄く楽しいと思う。

色んな意味は今でも同じです。
何をやりたいなら、昔の人々も似てた気持ちがあるはず。

昔の人はどんな風でやっていたか、どんなのミスがあったのか
歴史を読めば色々が分かるはず。

「世代」の「世(せい、よ)」は30年を表す時間の単位でもあり
300年という大昔の歴史と言っても
10代前程度の距離なんだ。

300年前に生きたら
俺も動物の絵を描ける絵師になるかな?
小さい寺の壁に、竜や虎を描いてる仕事をやっていたかもしれない。

そんな風で考えれば、遠い歴史も近くなる。

2012/11/11

12巻完成

イラスト付サインの仕事は終わりました。
今回も100冊ほど描きました。

思ったより遅くなったね。
これで次回のネームを始める。

色々準備は要るので、最近色々が遅い.....

2012/11/08

話作りのピンチ達

今よく考えれば、盤古は長いけど
本当に話を悩んだ回数はたった6回くらい。

1回目は5話目の霊石火事篇。
それは元々存在しない話だが、急に後編が必要になったから
1日でシナリオをゼロから書き出した。

2回目は科挙篇のあらすじ。
テコ入れの意味も含めて、かなり大きい試験のシナリオ
その時でも大体5巻分のシナリオが一気に完成する必要
だがら難しかった。

3回目は牛頭馬頭登場の時。科挙篇では重要な悪役ため、
最後のエピソードから逆算する必要がある
芯と価値観がしっかりに決めてほしいからかなり苦労した。
登場1回目の頃、まだキャラを完成していない、
とりあえず出して時間稼ぎ、という苦肉の計まで使いました。

4回目は筑字塔のエピソード。これはおそらく一番恐ろしい。
”アイデアは出ない”という意味では、連載通じてこの1回だけ。
文字通り布団に込んで逃避したい、ほど難しかった。

5回目は百仙戯のラストバトル。
それは臨時にシナリオ変更から最後の試合種目が変わった。
だからその場で最後試合の内容を書き直しました。
結果的にちょっと納得できないけど、それはその場のベストだった。

6回目は妖怪の話。つまり、連載の最終決戦のシナリオ。
これも非常に難しい。
実質的にこれは”もし科挙篇の後も連載を続く”のバランスで
妖怪の要素を考えないといけないため、世界観的にかなり難関。

まあ、連載ラストエピソードだから時間は余裕が持っているから
何とかになりそうだが....


この6回の話以外、大抵せいぜい”描き方を悩む”の程度。
”何を描くのは分からない”のケースはかなり珍しい。

それなりに話作りは得意だったと思った。
時間さえあれば何とかになる。

2012/11/06

119章シナリオ

ようやく、呉錬組の出番が来た。

今回のポイントは3~4つ。

まずは盤古側の攻勢、これは5ページくらいかかる。

2つ目は艾方も力を合わせて6人かかりで倉頡を擊破する。
これは今回のメイン。

倒す後まだちょっと対話は残っているため
このパートは15ページくらいかかりそう。

3つ目は呉鎮くんと鍾守芬の対話。
一応誤解を解けるように伏線を張り
3ページくらいかな。

残るページ数は地下通路を描く。
..........呉鎮パートは場合によって描けないかもしれない。

艾方の伏線は今回で全部を回収するつもりから、こっちが優先。

4つ話を描く場合は構成がやや雑になりそうで
試験がメイン、地下通路がサブ。7:3の割合くらい。
あくまでも二つ話という感じで描くの方がよさそう。

呉錬側の話は多くでも7~9ページしかない、このページ数なら
正直キャラ4人の1回やり取りと敵キャラを匂わせるだけで精一杯
本番のバトルは次回になる。

呉鎮の話、今回と次回で描くの意味が違う。
今回で描けば意味的に”父さん”として繋げるが、
次回で描くと”機甲兵”として繋げる。

こういう意味なら、次回で描くの方が良いかもしれない。

大体、呉錬と呉鎮の親子テーマは既に消化したし、
今更もう一回描いても新しい要素が出てくる訳でもないし。
機甲兵と絡むの方、不穏な雰囲気を作らせるからドラマチック性が高い。

119章は呉錬黃亙など高人気キャラが出てくる
120章はこのコンビのバトル、121章以降は馬賢の反撃と盤古のピンチ

これから5~6章くらいは武挙のクライマックス、緊迫の展開は次々と連続
しっかりに描くと皆はきっと驚くと思う。




......ちょっと別の話だが
艾方のエピソードは何となく人気が無さそう。
盤古とケモノキャラに出番戻したらアクセスまだグンッと上がった気がする....

まあこの漫画の見所はケモノキャラ
だから人対人バトルはそれなり不利かもしれないが、
それでも本当にアンケートにそれなり影響出せるとは......恐ろしい。

2012/11/03

サイコパス

セブン・サイコパスという映画を見ました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%97%85%E8%B3%AA
精神病質


ちょっと気になって資料を調べました。

よく考えたら、今まで描いたキャラはこういう人は無い。
この映画を観るとちょっと考えさせた。

もしかしてこういう人は隣にいるとどんな風になるだろう。
半分くらい時間は割と正常に見えるかな。

異常と言っても様々だし。

2012/11/02

疾病竜

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2
感染症の歴史

これはいつか使えるかも。

シークの話は基本的に伝染病がメイン。
医療漫画だが、医者の側ではなく病気側の視点で物語を進む。

ペストの話は昔が描いた事がある。
それをベースとして考えていこう。

伝染病だけじゃ狭いから薬の話も含めて描こう
”病気と薬”のドラゴンという感じで。

医療に関わると俺は素人だが、
この切り口は結構良いと思う。

2012/11/01

重なる想い

”市場に行く時はいつもすごく不思議と思っている。
野菜とか米とか肉とかズラリ揃って何でも買える。
しかも1日の給料で何日分、
人によって何十日分の食料を買える。
俺はいつも、これが奇跡と思うしかない。 ”



....最近、夜になるとちょっと複雑な気持ちになっている。
悲しいかな。なんか違うの気がする。

父さんの介護費用はそこそこ高額で
赤字と黒字が繰り返すで全体的にじり貧。

時々知り合いの事を思って
自分稼げてた金は自由に使える
もっと幸せな人は、俺と同じ年で
トラブル起こらない限り一生に喰える金を持っていた。

昔なら、もう少し”みんなは贅沢すぎる
もっと質素の生き方で生きるべき”.....の考え方が持っているはず。

しかし最近なんかこう......うまく言えないけど

もちろん使える金が持っているのは嬉しい。
でもなんか、羨ましいとか贅沢嫌いとかちょっと違う。


もし自分は金持ちになったら、それはそれで問題なし
そうなれなくでも、そんな風で行けようと思う。

形はどうあれ、親孝行はできるだけ頑張っていた。
親と一緒に生きる事はベストを尽くした。

どんな悲しみと苦しみがあっても、
この時間で手に入れた物は決して消えない。

もちろん俺はもっと金持ちだったら結果は違いになると思うけど
別の意味では、金持ちじゃないから
親にかける”時間”を増やしました。

多分、漫画家は家に居る時間が他の仕事に比べると長い
だからこそこういう形で親孝行できると思う。

これはこれで良い、と思った。


受け入れる範囲は重ねて広くなる、かなと思った。


こうすべきた。あんなのは嫌だ。
それが正しい、これが間違い。

ああいう”受け入れないから正解で自分説得”感じは
何となく薄くなった。

ちょっと不思議な感じ。
怒らない、悲しくない、ような悟り感じはありません。

どちらで言えば逆かも。
悲しい切なく感じしつつ、大切したい気持ち。

例えば、
作家としてヒット作を描きたくないを言うのは嘘。
世間に認められたい気持ちはあるんだ。
多分、認められないと悔しいと思う。

それでも、受け入れると思う。
多分大丈夫、何とかになる、乗り越えると思う。

少しずつ、自分は大きくなって、広くなって行く。
そんな風になったらいいなと思いました。

2012/10/30

明日に

アシスタントaさんは小物描く。8時間。
俺はコミックのおまけと本篇原稿を描く。

ここまで23ページくらい。
残るのは明日に終わる。

良いペース。予想通り。

締め切り前5日も原稿を終わったのは何月振りだろう....
十分の時間を持って原稿を描くのは久しぶり。
今年はトラブルあり過ぎた。

2012/10/28

通常進行

アシスタントAさんはベタや小物作画を進めている。
8時間くらい。

俺も効果線を描く、10ページを書きました。
普通のペース。

下書き階段は2日ほど遅くなりましたが、
その後はいつもどおり。
前倒しはできなくなったが、予想通りの進度はできると思う。

それでも色々悩んでいる。
考えない方がいいかなと思ったが
そう簡単に割り切る問題じゃないので、難しいかも。

マイナス少女

ギャグ漫画のアイデア。

ある少女は”マイナス少女”。

アイスクリームが好き。(マイナスだから
ゴルフが好き。(マイナスだから
マイナスイオンが好き(マイナスだから
債務が好き。(マイナス(r


はい、これで終わり。

1回でしか描けなさそうワンアイデア漫画ぽいだが
実は1冊(10回)くらいの話を描ける。

壮大に世界のピンチで魔王降臨など話まで描ける。

彼女の顔(目も口も)はマイナス符号だから作画は凄く楽。

手軽くで面白い。
なんか1ヶ月で描けそう話。

2012/10/26

違いに見える

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B7%E5%88%B6%E7%9A%84%E7%95%B0%E6%80%A7%E6%84%9B

強制的異性愛

”僕は明日結婚します。
今、男の写真を見ながら、最後のオナニーを終えました。
明日からは、女を抱かなければなりません。”


この話を聞くと、何となく悲しかった。
そういえば、同性愛ならこんな風で感じているのか。


これで読みきりの話を思いつけた。
あらすじは、ある男がある日から
男が女に見える、女は男を見えている。

理由を作って何とか最初の数日が気付けてないように話が進む。

そしてある日、主人公はすごく可愛い女の子に告白しました。
あの女の子は引かれて逃げてしまう。
(実際、男だから)

そのきっかけで、主人公は自分の目が性別を逆転する事を気づけ。
ここから一波瀾。

男が主人公に告白してくる。気持ちが悪くて断りましたが
すぐそれはおかしいと思った。

自分はただ好きの女を追求したいのに、
世間の目がそれがおかしいと思われてた。

そして、一番痛いのは周り人がちゃんと男女カップルで行けているのに
自分だけ女の子と付き合うことが出来ない。

女の子を付き合いたいのにゲイに呼ばわれる。

さて、世間の価値観に合わして男と付き合うのか、
自分の気持ちを誠実に女の子と付き合うのか?




ちょっと不思議な葛藤になりそうだ。
前後篇、60~70ページくらいの話なら描けそう。

同性愛はギャグではなく、真面目に物語として描けるアイデア。

2012/10/22

疲れた気がする

この3日の休日は1日分の仕事しか進めていない。

珍しく締め切りは遠いもあったけど
ちょっとショックが受けて、なんか疲れた気がする。

理由は、分かるように分からない。

立ち直すまでちょっと時間かかるかもしれない。

2012/10/17

終盤の作り方

昔の作品を思い出す。

確かに47~49巻の辺りは魔界篇で最終章。

その時も、未回収伏線が多かった。
クリスタル集めとか宝箱の謎など。

しかし強引に最低限を回収する、
一番重要なエピソードを絞って盛り上がって終わらせた。

もう10年前と違って、たくさん経験が持っているから
今回なら強引せずもっと上手くいけるはず。

盤古は本当に色々凄かった。
今回の終わりも頑張ろう。

11月はコミック作業を集中して
12月辺りで物語のラストエピソードをしっかり考えて
最後の締めを決めよう。

終わりよければ全てよし。

と言っても今までの内容もなかなか出来た、
終わりも今までの全てを負けないように。

2012/10/15

攻防短縮

118章のネーム後半。

.........うーん、このまま描くのは内容多すぎて
攻防の駆け引きを減らして
なんとか27ページで予定の地点に辿り付いた。

と言うわけで、1つ伏線は使えずに消滅しました。
テーマと関わる内容だけ絞って、バトルは最低限に抑えよう。

まあ、これはこれでサッパリでテンポ速い。
予想と違うとはいえ、内容としてありと思う。

しかし見開きは減らせないだね。
展開を早める、段取り減らして、そしてガンガン話を進めるために
見開きの威力を借らないと上手くいけない。


実はページ数的にあんまり戦っていないけど、
パッと見るとバトルがちゃんとしている感じで作ってた。
今回のネームはこういう工夫していた。

カーブの数は減らすの代わりに、カーブの曲がる幅度を上げるようなもの。

今の所、残り話数は既に限られて
もう描きたいモノを全て描かせる状態ではないから
ここから”捨てる選択”は増えてくると思う。

中盤まで許せる遊び心はここまで来ると多分もうあり得ない。
重要な描くべきモノをしっかり選んで描く。
”物語の収束”は始まり。

本当に局面として終盤の実感がわいて来た。

2012/10/12

4回戦テーマ

118章のネームを書いてる。

これは予想以上に手ごわい。
4回戦のテーマ語りだからとっくに結論がありましたから
内容は割りに決めているけど、ページ数はねぇ.....

戦局は変わりながら戦いが進めている
その上にテーマ語りをやるのは、ページ数どうしても多くなる。

戦い内容を描かなくテーマを示すのはあんまり唐突過ぎるし。
やっぱり最初の予想と同じ、これは少なくでも35~39ページかかる
週刊2回分くらい相当の話だ。

恐らく構成でどうにもなれる範囲じゃない。
無理に1話で終わらせると
読後感は”これ打ち切りられるじゃないの?”になるだろう、多分。

情報の多さは半端ない、それに減らせる所も少ないから
今回のネームは削りより、描かなくでも描いた効果を狙う
というテクニックをやるしかない。

うーん、難しいな。内容はほぼ決めているのに
見せ方をこんなに悩むになると思えなかった....

2012/10/08

秋はいいな

涼しくてよく寝る。

この数日はコミックス用のおまけページを書いてる。
資料調べながら描く。

サイン付きイラストのサービスも行う、
118章の話も考え、ちょっと遅いけど
休日だからこんなペースだろう。

来週は13巻の作業完成、ネームも進めて感じでやっていく。
今月から本当にちょっと余裕があって
全て仕事は確実に間に合える前提で進める。

上手く行けば、少し前倒しも夢じゃないかも。
最善の場合は14巻までの仕事も始められる所までいけそう。

6月父さん入院、7月は在宅介護、8月は別の仕事が挟んで
9月はちょっとしたトラブルなので
秋まであんまり余裕は持たせなかった。

今月こそ把握できるペースで描こう。
11~12月は一気にコミックスの仕事を片付ける。
来年が整える感じで行こう。

2012/10/06

そして118章

118章の流れは
まず、試験官達が次々と試験生を倒して
別のリンクに移動する。試験は大パニック。

陶隠は、この試験の真意を示した。
”個人戦ながら団体戦”、協力プレイを勧めてた。

5人かかりで倉頡を倒すようにやっているが
5対1でも軽く互角の倉頡は余裕を見せた。

そんな時の盤古は、”奪”字訣で他人を助けようとした。
一気に勢いを変わった。

その時、艾方は祝鈴と対話を続く。
結論出た艾方は倉頡倒す事を協力して、倉頡を擊破した。

最後は、地下通路の呉錬達にシフト.........


...........正直、艾方パートが描かなくでも
既に25ページの内容に届いた。

基本的に引きは除いても3方進行、しかも内の2つはバトルの構成
だから艾方パート、そして呉錬パートの話まで描いたら
30ページ以内はほぼ無理と思う。

これは週刊なら普通に2回分、例え構成を工夫しても
おそらく31ページ以上にかかると思う。

盤古パートは単純に字を使うだけではなく
馬賢達と駆け引きも含めているだからページはかかる。
あそこは、10ページくらいが無いとこの話が成立できない。

他のいくつ戦いは、10ページで終われるかどうかも怪しいだし....
呉錬の引きは諦めれば29~31ページに抑えるのは可能だが
やっぱり量が多いようだ。

どうやら、どこまで、どの瞬間まで描くべきという選択は
今回ネームの最難問と思う。

普通に4~6ページくらいを増やせれば一番簡単にクリアできるけどね.......

2012/10/03

歯ブラシに愛を込めて

アシスタントAさんは6時間
色々細かい作画を描く。そして切り絵。

今日のメインは歯ブラシで特殊処理をやっている。
大体8~9枚くらいは墨汁付けた歯ブラシを効果処理しました。

これだけで2~3時間くらいかかった。
凄く面倒な作画だが、今回に関してこれがベストと思う。

残るのは4ページくらい。
ホワイトも含めてあと8時間があれば終わると思う。
多分無事に間に合える。

正直、ネームは5日前までまだ全部決めていない時
本気でやばいと思いました。

これで明日しっかり描けば、仕事は完成する。

2012/10/02

ここからラスト

臨時ヘルプも呼んでベタを描く
アシスタントAさんはキャラの細部を描いてくれて
8時間で艾方の作画を大体クリア。

俺は効果線で11ページまで進みました。
1日ならそんなもんでしょう。

となると明日もこのペースで上手くやるなら
明後日に残るのは3ページ。

ギリギリだけど、何とか間に合えそう。

今回の作画はかなり大変だけど
アシスタントでカバーできる作業は普段より多いので
人数を追加すれば何とかになる所も多い。

Aさんの腕が上がったも大きい。助かれた.....

足し算と引き算

”足し算試験”と”引き算試験”どちらをやりたい?

という話。

ちょっと不思議のは引き算の方が難しいのイメージが持っている。
同じ、掛け算より、割り算の方が難しいと思われる。

と言うわけで
足し算試験と引き算試験、という事は物語として描けそうだ。

でもどう描くのは分からない。
一応イメージで。

マイナス貨幣(負值貨幣)


逢魔行商人(エーテル)のシナリオ。

ストーリーは、債務を持っている人だけ貰えるの”マイナス貨幣”の話。

面額は普通の札と同じ。
しかし模様は真っ黒で不気味。

簡単で言えば、こういう金は相手を渡したら
相手は金額相当の損失を受けてしまう。

つまり、債務分散や仕返しに向けるアイテム。

この話のメインテーマは麻薬とかヘロインとか、社会にとって
”マイナス価値”(ヘロインは売れば金になるが社会的にマイナス)
の話。

物語のラスト、主人公はこの”マイナス貨幣”を全部
犯罪組織に振り込む、麻薬集団を大きくダメージを与えて
改心して2つ目の人生でやり直しの話。

そしてエーテルはマイナス50円の金を自動販売機に入れて
3缶の飲み物を手に入れて飲んで終わり。
(自動販売機にとって3缶分の損失の事)



このシリーズの話として1話目のシナリオに相応しいと思う。


エーテルの話、発想はかなり難しい。
10つくらいしか持ってないが、こういう1話完結の不思議の話
2~3巻だけでもいいから、こんなの連載を描いてみたい。

2012/10/01

機甲盤古12巻発売直前

http://www.maxpower-p.com/1938
今年の4巻目。こう並べると綺麗だな........虹ような。

科挙篇はこう見ると、かなり長いだね。
4巻をかけてやっと2回戦終了とは。

これ、普通の単行本として計算すれば5巻分だぞ。

来年は15巻まで出るので、その時はきっとさらに壮大に見える。

2012/09/30

よくあるのネーム問題

118章のネームは打ち合わせ終了。
会心の一回と思ったけど、言われると所々は直す余地があった。

毎回毎回そう思うけど、ネーム奥が深いな......

って、ちょっとよくある問題のパターンを整理してみたい。
ネームは漫画の命から、上手くやれる方がいい。

1、内容は少なさ過ぎてスカスカ。

こういうパターンのミスは盤古の1話目しかやっていない。
ボリュームが必要のエピソードはしっかり内容が必要。
しかしまあ描きたいモノは多すぎて今、こんなミスはあり得ない。

2、内容は多すぎて詰めすぎる。

このパターンのミスも序盤によくあった。
でも大体50話以降、”何ページはどのくらい量”で対応すべき
こういう匙加減は何となく把握できる。

しかし描きたいモノが多すぎる時は今でもよくあった。
欲張りしないで、諦めるが重要だ。

この2点は基本の基本だが、割と難しい。
1つ物語は内容によって適確なページ数は存在している。
この2点は出来ると、初めて形になっている。


3、コマ割りは細かい過ぎてパワーが分散される。
これはネームが上手い作家じゃない限り、プロでもよくあるミス。

簡単で言えば
”セリフ1回じゃ伝えないと思うから3回言う”、
”1つ動きは1コマじゃ伝えないから3コマを使った”のパターン。
作家は自信が無い時によくあったミス。

重要なセリフならビシッと、強くて1度しか言わない。
同じ行動は何回も繰り返すのは逆に強度を下がるケースが多い。

一見は繊細なコマ割ように見えるだが、
よく見ると繰り返す同じ事しか伝えていない。
大抵の時は繊細ではなく作家が気弱くだけ。


4、情報不足、セリフあやふやで内容を伝えない。

作家の頭に全て情報があるから、よく読者も知っていると勘違い。
これは相手の心を読む技術が必要。
このセリフは、本当に情報を読者に正しいに伝えたのか?
誤魔化していない?誤解は本当に起こっていない?

.......こういう事は結構大変だ。
これは出来ないと、作品の情報を正しに伝えない。

作者が説明すべきモノが全て説明したと思い込んで、
しかし読者が全然理解していない大惨事になる。


5、物語を繋げるのは情報じゃなく、気持ちだ。

少なくでも読者にとってそうなんだ。
作者にとって情報が優先したい時もあるので
延々と世界観説明する、そしてそれでアウトのケースが多い。

それぞれキャラは楽器と思って、
キャラとキャラの気持ちは1つ1つの音符、そして情報は歌詞。

メロディーは下手なら歌詞はいくら綺麗でも誰も聴きたくない。
キャラの設定が良いでも、気持ちが上手く描けない人は
楽器(キャラ)の持ち味を生かせない。

これは頭が知っているのはそれほど難しくないだが
実際にやるのは鬼難度。

そう、現実に人間は自分の歌が上手いかどうか普通はよく分からない。
録音から客観に聴いたら初めて自分の音色を体感する。

”物語”を描くのは
自分の気持ちだけではなく、読者の気持ちも理解しないと
この”気持ちで物語を繋げる”の仕事は上手くいけるはずが無い。


6、見せ場は演出で印象残らせ。

これなら”絵で漫画内容を考える”人は問題になれないが
俺ような”セリフで内容を考える”タイプが時々問題になる。

一言で言えば、”見せ場ならセリフだけではなく、絵も見せろ”。
両方同時やる。それが一番ベスト。

1回は必ず”おお、このシーンは痺れるぞ”の場面を
最大限までドラマ性を高める。

覚えてくれないと作家として生き残れない。
だがら良い意味でも悪い意味でも、インパクトの演出をやる。
悪い意味を怖くてセーフしたら駄目。

大体の場合、”やり過ぎ”くらいのは丁度良い。
そんな感じで演出をやってみる方が吉。


7、重点は1つまで絞れがベスト

描きたい事はたくさん、全部描き出せると5つ6つ重点があって
逆に重点が無くなる。

主旋律を決めて。
その他の全て要素はその主旋律を生かせるための存在。

重点1つなら一番良い、2つなら”対比”のパターンもありだが
この事は商品デザインと同じ、”減算”が上手い人の方が有利。
細部を増やす増えるほど弱っていく。

美味しい食材は味を統整されないと、全体の形は破壊される。
そのために、この料理は甘いか酸っぱいか苦いか
選んでください。

”この世の全て味がある料理”は、美味しいはずが無い。
誰も食べたくないです。

映画なら1粒で何度も美味しいの作品はよくあるけど
ああいうシナリオはいくつ側面を考えないといけない。

親子の視点で見ればテーマは親子、
竜の視点で見ればテーマは共生など
こういう作品は理論が可能だが、
やっぱりその分、シナリオに膨大な時間を投下しないと作れない。

漫画というジャンルの長所はシンプル
だからあんまり勧めない。割と合わないと思う。


8、時間軸の処理、順番変わりしてみよう。

これは相当に難しいテクニック。
富樫先生のネームを勉強した時を気付けたモノ。

同じストーリーでも時間軸をずらして
イベントの順番を変われだけでも、面白さは全然違う。

一番分かりやすいの例は
”説明は終わるから攻撃する”、と”いきなり攻撃したあと説明”。

説明は先に回したら、説明はセリフだらけからつまらないし、
読者は仕組みを知ってしまうから攻撃してもドキドキしない。

攻撃は先に回したら、読者は”何が起こった?”とビックリする
そして好奇心も湧いてくる、攻撃の仕組みを知りたくなる。

基本はこのパターン。
応用すれば時間軸を自由に操って、読者をどきどきワクワクさせる。

しかしこれは非常に難しい。
だって人間の頭は、時間順で事を考えているのは普通。
イベントの順番変わりは直感に違反しているから、
出来る人は限られている。

空間感覚が優れる人こそパースやデッサンを上手く取れるように、
これは時間感覚が優れる人しかできないテクニック。

実際、作家同士の間に俺はよくこういう話をしているけど
理屈を分かるのは精一杯だった、頭が分かっても
ネームに描く時は本能に反抗できない。

盤古も情報が複雑、キャラによって視点もバラバラの回に
こういう問題にかなり苦労した。
編集長のネーム修正によって、ようやく打開策を見つける。

正直、このパターンの問題を遭った時だけ
俺一人だけじゃどうにもにならん。
打ち合わせ相手が居ないとネームが上手く直せない。

しかしこれをマスター出来る人は
間違いなくネームはそうそうに負けないと思う。


............とりあえずこれくらいかな。
まだあれば書きます。

中秋節

それでも仕事を続く。

アシスタントTさんはベタを8時間を描く。
今回のベタは非常に多い、8時間でも終われない!

こっちはペン入れを続く
予定では今日で終わるけど、ネーム決定が遅くなったため
こっちも15ページしか描けなかった。

1日分の進度が足りない。
これは少しヤバイ.......

好感度

この話は、人間関係についでをメモ。

関係はいつまでも続けると限らない。
多く人は、数年内で遠くなる。

そして相手の存在は小さくなる。

今まで喧嘩した友たちの話ばかり考えたから気付けない。
別に喧嘩しなくでも好感度も下げること。
長時間に会っていないだけでも段々下がる。

もちろん、何年も会っていないでも
良い友たちままで続けられる人もいるが、
やっぱりある程度に会ってないと忘れていくのは普通。

逆に、喧嘩してもきっかけがあれば回復できる。


そして一番面白い話は
実は色んな”原則性”は、好感度によって思いっきり変わる。

例えば金を人に貸せない。トラブルになり易いだから。

こういう原則はどんなに強いでも
恋人になると例外、こういう事はよくある。

この事についで、2つ事を考えてた。

まずは”原則なんて、所詮相手による。”
好感度が高くと自然に緩く、低いなら自動に厳しくなる。

そういうモノは全然思ったより脆い。
差別かもしれないが、まあ自然な事と思えば良い。


2つ目は同じ事だが逆の感じ。

”この人は自分と付き合えない理由は好感度低いだけ。”

こういう事は相性があると思うが
それほど極端な性格は珍しいから、それさえ無ければ良い。
俺は基本的に人間が3割くらい知り合いになれると思う。

例えば、ある程度に知り合いになれないと
買い物を誘わない。そんな感じ。

ランクアップすると、酒でも一緒に飲める、
旅行でも一緒に行く、子育つでも一緒..........

好感度が低いなら何も出来ず
逆に言えば高くと出来る事が多い。
自分は自分のままでも。

ちょっと乱暴に言えば、この人と友たちになれない理由は
別に相手や自分が悪い、変わるべきと限らない
所詮好き嫌いが違うだけ。きっかけが無いだけ。

昔の事を思い出せると、最初は相手を知り合いくらいと思うだけ
別に一緒に遊びに行く仲じゃない。

普通の知った人。それだけ。
別に相手が悪いと思わないが、特別な仲になりたい訳でもない。

家は割と近いから会う頻度が高いから
あれ、いつの間に食事くらい仕事も一緒にやれるうようになった。

俺も彼も相手のために変わった訳ではない。
きっかけはいくつがあるが、どーでもいい事ばかり。

それほど意識してない
そして別に食事くらいどんなの知り合いでも構わないと思うが
やっぱり特別な事は特別な人に保留席を用意する感じ。

きっかけが無ければ、この人は多分”知った人”ままだけ。

逆に言えば、きっかけで関係が悪くなる人でも
きっかけがあればまだ良い友達になれる事。


まあ、相手は金と人脈として俺の価値を測ると
多分俺はよくでも相手は友達になってくれないだろう。

そんなの経験があったし。

ハッキリしないようだ

この数日、効率を上げるため近所の友たちの所に行く
原稿を描く。

たくさん会話はした。面白い話は割りと多い。

.........しかし、何となく内容がハッキリに覚えない。

家に帰ると、いつも通りに日記に書き込めるともりだが
何を書きたいのは分からない。

...なんで?

今で思うと、あの人は
”俺と似てない”だからこそ一緒に居るタイプ。

俺と違って会話は必ず結論まで続けると限らないから
中途半端の所で話題を変わる事が多くて
結果的にどんなの話題でも、内容は覚え難い。

広いが、続けないタイプ。
別にいいけど、会話は面白いし、
しかしこういう事もあった、と思わせた。


一応残られた内容を書く。

”羨ましいの能力。”

あの人は、漫画と言うより落書きが強い人。
詳しく言えば、あの人はフリーダムで直感が優れて
何も絵になる、枠に囚われないタイプ。

その反面、ストーリー作りにストーリーになれず
エピソードしか描けない人。

だから”彼の能力では、俺が一番欲しいのは?”
という質問におれは”絵の幅”と答えました。

レベルではなく、幅なのだ。

普通の人じゃ決して思いつけない構図と要素
彼はバンバン描き出せる。そこが一番羨ましい。

もちろん技術は俺より上手いだが、上手い人は何処にも居る。
しかし、そんな楽しい落書きを描けるのは彼だけ。

2012/09/28

残るのは最後の4ページ

下書きは順調に進めて
夜まで21ページまで描きました。

残る4ページはネームがまだ決めていないので
明日に下書きと一緒に終わると思う。

さて、早くも9月が終わりだね。
涼しくなりました。

2012/09/26

動物達の姿

”進化の図式”。(2001)
昔のカラー原稿を探す時はこれを思い出した。
大学時期終盤のイラスト。

地面の模様はいろんな動物を描いてる。
一見パッとしないけど、この絵の味が好き。

この時期のイラストは大抵が汚いが
時々はこの感じが出てくれるのは良い。

俺にとってアナログだけ表現できる雰囲気。

この漫画は15話しか描けなかった。
全てシナリオで見れば特に優秀ではないが
一番暖かく、一番優しいの物語でした。

作品としてあんまり目立たないが
傍に居るだけでホッとする........そんな感じの童話だった。


っと、”進化”はこの作品最後のテーマ。
多分描ける機会が無い。それでも覚えていく。

様々な事は、これからやれるチャンスが無さそうだが覚えたい。

一番に素直の自分はそこにいるから。
これから出来なくでも、昔はこんな風に出来た。

その頃に戻したい、まで言わないが
やっぱりあの頃でしっかり考えて、思い切り描いて、本当によかった。
心底からそう思った。

もしや、チャールズようなおじさんの年になっても
この物語を続けられると願い。


現実をたくさん覚えても、童話を忘れないように。

2012/09/25

野球の神様

http://www.lococom.jp/article/view/2213484/

.........と、こんなモノを見つけました。

フォカスの1話目シナリオ、やっぱり野球の話が良いと思う。

FOCUSというシナリオは、ケモノが登場するの学園コメディ。
基本的に1話完結のギャグ漫画。
Dr.スランプ、うる星やつらとスヌーピーの中間地点、そんなの感じで。

学園コメディの1話目、
しかもケモノ漫画の場合はどんなの話を描くべきかな
この事は何年も考えていた。

メインキャラ10人くらいの設定はとっくに完成したけど
1話目の”幕開け”は何を描くだろう?ずっと決められない。

正直、Drスランプは名作だが
あの連載の1話目は今の時代では通じない。つまり参考にならん。
構成はもっと考えないといけない。

1話目はやっぱり人間キャラの司馬くんで導入すべき。
しかし人間キャラは普通じゃないと難しいだが
導入キャラは普通すぎるとギャグとして
2話目以降このキャラは駄目になる。

司馬くんは変人、そしてケモノキャラ達も濃い
そういう前提で1話目を描く。やっぱり野球をやるのが良い。

転校生の司馬くんは異常ほど野球好き。
みんな一緒に野球やろうと、強くて願いました。

しかし、色んな動物は種族がバラバラだから野球をやるのは不可能。

それでも司馬君はル-ルを弄って、
小さいの動物にピンポンボールで投げて
大きくの動物はもっと振り難いバットを採用し
得点も種族によって変わるなど様々工夫しました。

最終的その”変則野球”は、どんなの動物でも遊べる
さらに植物まで参加できるようになった.......

その結果ルールはメチャクチャ、もはや野球を呼べない。
しかしクラスのみんなは楽しくて変則野球をやっていた、
司馬くんはすっかりクラスのメンバーになった、そんなの1話目。

この配置ならクラスメートは一挙紹介できるし、
たくさんのサブキャラを覚えられなくでも話が動けるし
試合で1話目が賑やか、ギャグも上手く効くと思う。


野球の神様というイメージがあると、全体的にも統合しやすいし。

............あとの問題は、
本当の主役ポクリはどう使うべきなのか.......

ポクリはどちらでいえば狂言回しの位置で一番やりやすい。
まあゆっくり考えてもいいだろう。

この作品は商業誌で連載できる確率が低いから
少しずつやっていきましょう......

考えた通り

ネームは大体7割程度はOK。

駄目な所は予想大抵通り、
古伏と艾方パートはある程度に問題がある。

テーマ中心の倉頡語りは素直にクリア。
そこは通じるのは大きい。

そこさえクリアすれば、この話の構造はしっかり立てる。

そして13巻の表紙を描く。
今回は珍しく背景は黄色で基調。

多分、ボツされる可能性があるけど
黄色と青色の組み合わせがかなり好きだから
結果はボツされても、初稿くらいこんな風で描きたかった。

明日はネームを直しながら下書きを描く。

さて今回の演出は凄く大変だ。
宇宙をしっかり描かないと。

2012/09/23

バトンを渡す

ここからネームの終盤。

倉頡は数少ない
作中ではほぼ歴史本来のイメージで描かれた神様。
立ち位置も重要なので特別に多めに資料を集めました。

倉頡の昔話エピソードは素材が多い
延々と10ページも20ページも描けるなんて全然問題が無いけど
あくまでも神話だから、他のキャラように過去篇として描けない。

本当に惜しいけど、ここは4ページに抑えないといけない。

ページ数は限られているもあるけど、
神話は細部をハッキリに描くと神々しさが下がるから
敢えてあやふやに描くべきと思う。

そして終盤は再び艾方に戻る。この辺りは結構難しい。
”字を造る役目は若いやつに任せる”の
『バトンを渡す』というイメージはどう描ければいいだろう。

前半のページはほぼ倉頡に使ったから
ここで艾方の意地を見せないと話として纏めない。

このエピソードは色々感慨がある。
本当に言うと、様々の事は生きる内にやらないといけないのに
我々にあんまり資源も時間も限られて、やりきれない。

いつか次の世代に任せないといけない。

本当に、遊び暇なんてないのに。

2012/09/22

エンデの遺言

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%87%E3%81%AE%E9%81%BA%E8%A8%80%E2%80%95%E3%80%8C%E6%A0%B9%E6%BA%90%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%8A%E9%87%91%E3%82%92%E5%95%8F%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8%E3%80%8D-%E6%B2%B3%E9%82%91-%E5%8E%9A%E5%BE%B3/dp/4140804963


なるほど、今までずっと持っている疑問は答えが出た。
 経済はどうして成長しなければならない?
現状維持じゃ駄目なの?

利子は正しいという前提で考えたから
その数%の価値(成長)は社会に要求される。

しかしよく考えたら、価値は”増えるもの”じゃない。
本来、減るものなのだ。

大根は食べなければ腐っていく、
つまり価値が減っていくのは自然なのだ。

金ように置くだけで増えるなんて、あり得ない。
そのあたりは銀行の仕組み。

だから所々は”皆は銀行のシステムに騙された!”という話があった。

しかも合法的詐欺。法律は認めているし、
利子の概念も完全に常識になっている。

その上に社会も成長に強いられる。
ある意味、このシステムは利益が増えていくから
誰も信じたい。

そう、”価値が増えていく”という神話を。

この辺りの話は、非常に面白い。
是非いつか金の話の連載を描いてみたい。

2012/09/21

宇宙戦

117章のネームは進行中。

イメージは宇宙、壮大なステージのは今回の見所。
バトルとして艾方はまるで相手にならないが
今回テーマの語りとして不足無し。

会話は長くてそれなりの演出は欲しいので
どこまで表現できるのは今回のポイント。

これは素材として充分だが
俺の腕では処理できるかどうかの問題。

うまく行くといいな。

2012/09/19

色んな”役割”

”上司として良いだけど、親として駄目でした”
よくある話みたいな。

人間は誰もいくつ役割が持っている、
動物ように本能だけで生きる訳がありません。

よくある話だが、これは割と奥が深いと思う。
色んな自分の調和は誰も苦労した経験が持っているはず。

表と裏とか、本当の自分に素直に出来ないとか
というかその以前本当の自分は何かが、
1つ1つはそれなり問題が自分に迫ってくる。

息子の役割は存在しつつ、いつの間に結婚して夫の役割ができて
子供も作って親の役割も増えてくる。

仕事は仕事場の役割があって、
そして時々、素の自分は忘れて迷いになる。
それぞれ役割も、時々処理できず喧嘩した事も珍しくない。

本気の話では、
いくつ役割は全てうまくやっている人は割と少ないと思う。
恐らく、半分も届くかどうか怪しいと思う。

悩んでいる人はもちろん、
悩んでいない人も上手くやっていると限らない。
気付けずに他の人はカバーしてくれた場合も多いなんです。


そんなの話題、盤古では兵器の話になる。
兵器の自分を拒絶するだが、それは目を逸らすだけ。

終盤の話に盤古は兵器の自分も役割も、理解していく。
嫌でも、正確に役割を理解しなければならない。

自分の都合を見るだけではなく
距離を取って、自分の立場を少し客観に考えると
こういう事は少しずつに理解していくと思う。

難しいな事だけど、人間の社会と文化として良い課題なのだ。

2012/09/18

117章シナリオ

今回の理屈は難しくて、とりあえず書き出す。

1.女の文字。
武則天と女書、女が作った漢字で説明
字は造りたいなら勝手に作れる。

2.神々の沈黙。
倉頡が初めて字を造る頃、字を造るのは不吉。

人間は、神の言葉を聴きたい。答えを”与えられる”事を求める。
字を造ることは、神の力を盗むと等しい。
だから倉頡は字を造る事で殺されることがあった。

つまり、今の時代は神が弱くなったではなく、
『神が力を人々に与えた』ですから。

これは”神々の沈黙”の真実。

ピンチではなく、”大きな権利”を貰えた人間達に、試練の正体。

テーマ的に、ほぼ機甲盤古という物語りに渡って一番大きい話。
考えさせるテーマだから、ちゃんと描きたい。


3.艾方のテーマ。
”いくら力が持っていても、人と関わらないとこの世界を変われない。”
この話を終わった倉頡が艾方を倒しました。

今回の要素は大体この3つ。

もちろんページ数が余裕があれば、
盤古側にもある程度のページを与えるつもりだが
今回のテーマは本当に壮大ので、果たしてできるかどうか分からない....

テーマそのものはストーリー回の濃さだが
会話だけじゃつまらないからアクションを入れないといけないので
この条件で30ページ以下に抑えるのは今回の難関。

テーマ的に一番ベストの構成は盤古の反撃が始めるまで進めたいだが
それは40ページがないと実現できないなので
おそらくこの中に1つくらい要素は次回に先延ばしになると思う。

今回の話は難しくて、スケール大きくて、あらゆる繊細な所もあるから
ネームは恐らく相当に苦戦になると思う。

2012/09/17

良い事と悪い事


http://netaatoz.jp/archives/7452404.html
テニプリ破産


....暗殺教室が大好き。
このレスを見た時、このシーンを思い出した。

やっぱり人間は好きなモノだけ見ると駄目になる。

暗殺教室は丁度に相対的、
人間は”嫌いモノ”をどう扱うというテーマが持っている。

もちろん作者の本質も関係があるが、
この人は”闇を見せる”事を避けないの所が素晴らしい。

そして悪はちゃんと悪として見せる所が、割とフェアと思う。

昔はある作品に
”私たちが不幸に言えないけど、幸せも言えない”
ようなぬるいセリフを見た事がある。(確かにソラニンとか何とか)

こっちで見れば逆にそう言いたい。
不幸かもしれないけど、幸せも言える。

良い事も悪い事も一杯に出会えるのは、
実は生きる甲斐が凄くあると思う。

悪い事はきっとある。それは不幸かもしれない。
でも乗り越えれば、”幸せじゃない”の何かが変わってくる。

生命として”強さ”が手に入れる、と思います。

2012/09/15

資源は持つだけじゃ生かせない

効率も才能、と思いました。

資源は水と思えば、人間は”水漏れバケツ”と思う。

ある程度に誰も無駄の部分があります。
多くも少なくも。

俺は周りの人がよく”水がたくさん貰えるバケツ”が
穴が大きくて、たくさんの水を逃したの事を見ました。

勿体無いなと思う。

ある意味、俺は普通の3倍くらい効率を持っても
大体1/3の資源しか持ってないので相殺した。

だから時々思うんだ。
俺は人並みの資源を持ってれば、どんな風になるだろう。

どんなの風で資源を生かせるだろう。

そして資源を10倍も20倍に集まる人は、
どんな風で水を集めているだろう?

水は自らバケツに落ちてくれないから”流れ”の誘導工夫も結構需要。
そういう才能が優れる人は、今までまだこの目に見た事が無い。

ただ気付けないかも。聞いてみてもよかったでしょうね。


漫画描くも大切だけどその感じで試したい事もあるので
度胸を試し機会はいつかくるかな。

商売の才能は並かもしれない。
それでも、やってみないと分からない。

風邪引く

この間に台南に行きました。

その前にちょっと風邪が引いたが
今日は余裕が出来て、しっかり12時間を寝ました。

ある意味、このタイミングでよかったとしか言えない。
充分に寝れる時期で風邪を引いた。

仕事は明日でやってもいいから。

2012/09/12

組み直す

今日の仕事は、組み直す。

仕事の量はどう見ても無理なので
編集長ともう一度打ち合わせ、スケジュール立て直す。

連載とかコミックスとか全部調整の必要があるので
これはこれで大変でした。

しかし、これでようやく仕事運びそうスケジュールを出来た。
正直これでも楽じゃないと思うけど合理的です。

今度のスケジュールもっと大切にやって欲しい。
今まで父さんの入院とか判断ミスとか、上手くやれなかった。


そして家庭の方、
父さんの補助申請をランクアップさせる手続きも1つ目ステップクリア
検查も終わりだし、まだ急病起こらない限り暫く大丈夫。

母さんの所も家賃など問題を何とか打開策を話し合って
こちらもこちらの組み直すをやっている。

俺自身の支出赤字もちょっと工夫して
これからの赤字も確実に抑えそうだし、色々助かります。


本当に、6月~8月の時期は地獄ような。
仕事は描いても描いても終わらない、進度は落後の一方
スケジュールメチャクチャ。

父さんも入院出院、介護をやって、設施探し、保証金集め
痰吸引器レンタル、借金、介護探し、補助申請など
嵐ようなトラブルが迫ってくる。

精神状態はかなり悪い。仕事も家庭も
全てを投げ出したくなる気持ちがあった。

マジで倒れそう。逃げたい。
ある意味は倒れず、逃げずに何とか乗り越えた自分に喝采。


......と言いたい所だが実はそんなに上手くやりきれなかった。

仕事の方は結局、支障は起こったし。
スケジュール立て直す余地くれた感激過ぎて涙を出そうだ。

破滅なミスを起こる前にこの程度に抑えた、
少なくでも最悪のケースを回避できたから
それだけでも充分有り難いと思う。

今回のトラブルは、判断のミスを極端に重ねれば
マジで一人くらい死にそうだからね。


凄く勉強になりました。この3ヶ月に。


..........しかしまあ、父さんの様子じゃ
来年くらいまだ何が起こりそうで、
この先まだまだ文字通りに前途多難だよね。(涙

この災難を打ち消せるほど良い事が起こってくれないかな。
盤古のアニメ化とかゲーム化とか。(えー

2012/09/11

モードを切り替え

今までの描き方じゃ全然間に合わない。

サイン付きイラストの量は多すぎて
そしてこの仕事を取り消しは非常に難しいから
別の方向を探すしかない。

............となると、描き方は変わる。

というか、計算型モードから直感型にチェンジ。

直感で描くと精度が下がるが、ペースは上げる。
普通の2倍のスピードを描けるのは可能。

普段の原稿はこういう描き方じゃ粗がどうしても出てくるから
プロになった以来は殆んどこの方法で描けなくなったが
今回のピンチを乗り越えるため、これしかない。

こんなに荒々しいタッチは何年ぶりだろう。


この描き方は非常に無茶だが
元々2ヶ月に一度、毎巻100枚以上のイラストを描く事自体は無茶
普通の対応は、俺が耐えないから仕方ないな。

本当に厳しいの注文しているな~

2012/09/09

18時間

昨日は文字通り、食事以外の時間は全て睡眠。
18時間も寝ました。

疲れたというより、弱くなった感じ。
これはマジでやばそう、だから思いっきり眠りました。

家庭と仕事両方はそれぞれ迫ってくる要素があって
色々厳しいな...

気力衰弱

7~9日、この3日は危なかった。

気力が弱く、頭がくらくらして
病気になった訳じゃないのに、ずっと眠り込んだ。

悩みが凄くストレスになって
腹は煙が貯まっている様にドロドロな感じ
朦朧していた。

問題は答えが見つからない、希望も見当たらない。
こういう感じは何倍になった人は自殺になる事もあるか。

寝てない時も力が無くフラフラしてた。

ベッドに寝かせた時はたくさん悩むがゴチヤしている
怒り状態よりさらにやばく、ただただ失望して何も出来ない。

ある意味、兵役や教員やっている時より落ち込む。
あらゆる事は袋小路になって出口は見つけない。

連続2日に眠り込んでようやく正常状態に戻った。
でも、この問題は続く限りいつかそうになるもおかしくない。


心のダメージはこんな感じになるのか。
ああ、鬱はこういう感じなのか......

2012/09/05

歴史と神話

今読んでいる資料、仕事と関わる部分は
歷史と神話の問題にかかっている。

つまり、ファンタジーの割合。
どこまで歴史として描くのか、どこまでファンタジーとして描くのか。


基本的に、盤古はほぼ完全にファンタジー。
漢字の部分だけ現実の歴史通り、それ以外の正確性は1割程度。
乱暴で言えば、まあ中華モノに見えると良い。

でも正確性が高く作品を描くと話が違う。

そして資料を読む時はちょっと面白い考えがあった。
歴史漫画のは、神話とかファンタジーとか
入れないように決まっているけど.........

”神話は存在している。”
こういうスタンスは資料を読む時に時々伝えてくる。

多分、神話は”ニセモノ”ではない。”本物”でもないが、
真実とか嘘とか、神話にとってあんまり関係ない。

神話は周りに存在しているだけ、それだけでいいんだ。


つまり俺が言いたいのは
歴史の話の中に、神話があってもいい、ってことだ。

時代は混乱していても、人々は戦争していても
商人も先住民も宣教士がいても、全てが構わない。

その中に、ひそかに”神話”が生きている、歩いている。
そして人々が気づけても気づけなくでも、神話は居る。

あそこに居た。


俺にとって、歴史と神話はそんな風で交錯していくと思う。

汚れ役

http://akutoku.seesaa.net/article/240924072.html
社会に必要の汚れ役



http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1728821.html
夏休みの宿題終わってない…小6女児が飛び降り自殺


ちょっと大げさだが、夏休みの友はある意味が汚れ役。

ヤクザとか死刑執行とか
ああいう必要悪、或いは物凄く悪条件の仕事は
この世に存在して必要になっている。

極端の話、人間はこういう事を慣れないと
宿題で自殺する事もあり得る。

どうでもいい事で知り合いと喧嘩する、絶交まで行った理由を聞いたら
なんと”あいつが俺の悪口を言っている”だけとか。

アホか。せめて大金絡めや女のため裏切り、くらい事で絶交しろよ
いつもそう思いました。

綺麗な事ばかり付き合うと、汚い事の耐性は出来ず
くだらない事で精神を大きくダメージを喰らう。

人間はタフになりたいなら、泥まみれくらい慣れないといけないんだ。
泥って痛くないから実害が小さい、これくらい我慢しないと
結構脆い人間になるんだ。

それいわゆる”豆腐メンタル”。


どちらで言えば、俺は子供として過保護の方だった。
でも大人になると色んな事は自分で何とかにならないといけないので
色々経験で、人並みのタフさを手に入れた。

辛い時も多いですが
事件として嫌だけど、経験としては貰ったのはよかった事も多い。

2012/09/04

116章完成

午後は速攻で眠りました。
この1週間で足りなかった睡眠をちょっと取り戻す。

6月に父さん入院の時は凄く疲れたけど
その後の7、8月も結構しんどい。

でも何とか乗り越えた......

気付くと、夏が終わり。秋が来た。


今日はしっかり寝てて、明日は後回した仕事をやる。
9月の仕事もこの時点でほぼ決めているから
今週は整理しながらやりましょう。

多すぎてやり切れない仕事も、
もう一度、担当達と話し合いで調整しようよ思う。

やっぱりこの3ヶ月の仕事様子から判断すれば
本当に色々が危なかった。

今回は徹夜で何とかギリギリ3つ仕事の締め切りを守りましたが
毎回はこんなに上手く行くと限らないからね。

最悪の場合、疲れすぎて病気で倒れるとおしまいだから。
仕事はやりたいでも
持っている時間と体力が足りないのはしょうがないだし。

念のために体力回復できる日程くらい確保したい、と言った所かな。

2012/09/03

寝た

アシスタントTさんは8時間のベタ、効果線を描いて
ようやくアシの部分は終わりました。

俺はスピード線を描いてるけど、今回のスピード線はかなり多く
ほぼ半分のページはそこそこ難しいスピード線は必要から
5時間だけじゃ終われない、結局今の所は19ページ地点。

夜はあと5時間を描ければ終わると思う。


実は先週の疲れで今日は12時間も寝た。
本来なら、今回の原稿を終わる後に眠り込む予定だが
流石に疲れすぎて、その前に眠り込んだ。

まあ頑張って今回の原稿を終わって
そろそろ父さんと一緒に病院に行く時期だ。

2012/09/02

石礫


アシスタントAさんは8時間を小物を描いてくれて
俺は効果線を続く、今は16ページの所。

今回の見せ場は、岩が粉々して石礫になって
空にフワフワ浮かんでるシーン。

石礫だけど流れているイメージはちょっと難しい。
結局、こういう難度高い効果はアシスタントは描けないため
全てが自分で描きました。

イメージを掴む難度は高いけど、描くのはそんなに難しくない。

これは案外に美しいかも。
カラーでもモノクロでも、一枚絵として綺麗に出来上がる。

次回の背景はこの感じでやっていくから、お楽しみだね。


残るページは簡単で計算すればあと8時間
ホワイトも含めると11~12時間、やっぱりあと1日が必要。

原点

小学生2年生頃だった。
ドラゴンボールはまだ悟空が初めて武道大会を参加した所。

雑誌はもちろん無い、コミックスは海賊版の上に
まだ漫画を買える時期ではないため
ずっと序盤のあの2~3巻を何百回に読みました。

本はボロボロになっても、俺はあの先にストーリーが見た事が無い。
それでも楽しかった。凄く楽しかった。

他の漫画も同じ。
手元に持っているの1巻だけで(しかもそれは1巻目と限らない)
本当にボロボロになるまで読んだ。


俺はそれが原点と思う。

たくさんを持つ訳が無く。僅かしか持ってない。
でも大切して読んだ。楽しかった。

2012/09/01

ラスト3日

アシスタントAさんはキャラの服を描いてた。
8時間。

俺は効果線や背景を描く、
効果線は9ページくらいまで進めました。

やっぱりそのスパートの後、ちょっと疲れて
今日もうそんなにハイスピードを出せませんでした。

うーん、出来れば3日の昼まで終わりたいけど
これじゃ前倒しは出来なさそう。

あと丸2日が必要。1日半じゃ無理ぽい。
まあやれる所までやる。

2つ

まず新しい仕事の1つ目ステージをクリア、
そして次の日はコミックのおまけクリア。
残るのは116章の原稿。

今回は力を絞って、3日間に100%で全力走れて
なんとかギリギリ3つ仕事の内に2つを先に処理しました。

100%を出るのは実は割と珍しい。
本当に言うなら、今回のアレは95%くらい。
食慾は半分くらい残っているから、まだ全力じゃない証拠。

全力(緊張状態)に近くほど、食欲と睡眠欲は低下する。

仕事は全て感情に任せるじゃ駄目だし、
”感情”はあくまでも動力源だから
出力は20%程度がコントロールに回らないと先の調子が崩れる。

だから終盤じゃないと100%を出すと、実はリスクが高い。
しかし今回は緊急事態ので中盤で出せないといけない。

”いつも100%のパワー出る!”

という話はよく見られるけど、それ大抵が建前だ。
仕事やっている以上、100%なんて毎日やれるもんじゃない。


だって出力100%は出力80%より2倍疲れるんだ。
終わると仕事にならない、しばらく強制的に休みになる。
その分に効率が悪いんだよ。実は。

2012/08/30

SOSは聞こえない

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1728054.html

このニュースも映像を見るとショックだった。

この男は意識レベル2ほど低下したのに
それでも職員は救急車を出せたくないに聞こえる。

延々と6分の会話を続けている。
重症なら死んでしまうぞ。実際、死んだし。

恐ろしい。

この事件でよく分かりました。

人間は、助けを求める時はハッキリに”助けて”を言えると限らない。

だから聞く人は注意しないと、SOSはスルーされる。


先生と学生も似てるケースがある。

学生は凄く悩む時は先生と相談するのに
上手く悩むを言えず、その上に
先生は”ちゃんと勉強しないのお前が悪い”の返事と同じ。

そんなのは一部学生が不良になるきっかけ。

先生は責任があるのか?多分ないだろう。
どちらで言えば学生の責任かもしれない。

しかし、あの先生は学生の救助信号を無視したも事実なのだ。
無視は罪にならないが、害になれる。


まあとにかく人間は危機と会うとき
まだ力が残れば、出来るだけハッキリ”助けて”を言うの方が吉。

進度

アシスタントUさん8時間。

なんとかコミックの部分、一応ギリギリ終わり。

魔王になる話

http://checkgebana.blog69.fc2.com/blog-entry-1770.html

http://checkgebana.blog69.fc2.com/blog-entry-1436.html

http://checkgebana.blog69.fc2.com/blog-entry-664.html

ラスボス認定試験の話が面白い。
クッパの動機も色々興味深い。

ここの内容は8割冗談だが
冗談抜きで、いつか”魔王の視点”で話を描くと思うから参考になる。

何故なら、最近はずっと”正しい以外の何か”が居るべきと思う。
道徳として正しいのは全てじゃない。

でも俺達は道徳から外れると思考はなかなか出来ない。

少年漫画の主人公はいつもバカで乱暴だが善良
こういうタイプは作家自分が信じるならともかく
最近の作品はどう見てもそうじゃない。

”そう描かないといけない”、という恐れがあるだけ。

正義を描くけど信じない、邪悪を描くけど考えない
それじゃ駄目だと思う。

2012/08/25

Early A.M. Attitude

http://www.youtube.com/watch?v=0evav-M3H-M

Early A.M. Attitude - Lee Ritenour (cover by Skyline) 

この曲は好き。学生時代で聞いたけど
最近でようやく曲名を知った。

ジャス風で軽快なリズム。

コーヒーに似合う曲。飲まないけど。

2012/08/24

難しいアングル

このコマは結構苦戦した。

若干仰視のアングルで
何となく上手く行けず書き直す......

正確さは捉えないならせめて雰囲気を取る。

さらに極端なアングルなら勢いで誤魔化せるけど
こういう微妙な角度は苦手だった。


強気な馬賢は久しぶりだな。こいつは物語の都合上、
格上戦とハンデ戦ばかりなので、勝ったバトルは非常に少ない。
唯一の白星は霍安戦だけ。

しかし負けるばかりだったら強いに見えないから
どんなの悪条件でも、俺は出来るだけ引き分けしてあげた。

.....そしてこの試合も負け試合。

色々大変だな、悪役は。
個人的に勝たせたいでも無理なのだ。

.....上手く行けない

下書きここまで20ページ。

.....うーん。予想の進度に下回り。
1日は2ページ程度だが、3日連続になると5ページ落後。

5ページ程度、普通なら何とかになる範囲だし
それほど酷いペースでもないだが.....

昨日は新しい仕事の追加が来た。これで4種類。
結局、今月もほぼ50ページなのか......
仕事量は半月刊連載の頃とあんまり変わらないじゃん.....

......駄目だ、量だけでも結構多いのに
種類もここまで複雑になると、
気持ちの切り替えはなかなか効けない。

体だけじゃなく気持ち的も厳しい。
もう1ヶ月くらい寝たい。


どこが良いことが無いかな。
収入的に無理でもせめてモチベーション的に。

2012/08/22

切手と紙幣

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%87%E6%89%8B

 http://coinkun.cocolog-nifty.com/coin/2005/09/___c68a.html
http://www.aramaki.com/home/stamp/stamp6/money2.html
貨幣代用切手

1915年のロシアの貨幣代用切手の発行より遙か昔の1862年に、アメリカから世界最初の貨幣代用切手が発行されました。これは、ロシアの貨幣代用切手とは異なり、切手そのものを丸いケースに入れて貨幣の代用にしたもので、"encased postage"と総称されています。当時のアメリカは南北戦争の影響により貴金属が高騰し、深刻な貨幣不足を起こっていたのです。

......つまり戦争の時は、切手が金代わりになる事がある。

切手は色んな話が面白いですね。

ゴールドドラゴンは貧乏の時代では紙幣の代わりに切手を食べる。
そんなの話は割りと面白いと思う。

切手だけではなく、戦争時期に貨幣事情など、
立派な経済学の話を描けるんだ。

きちんと連載1回分のストーリーになれる。

こういう話は10つくらい集めれば、連載は成立できる。
経済学と言ってもこういうエピソードで充分面白いし、
難しく話はあんまりいらない。

今の所、ゴールドドラゴン用のシナリオ
まだ3つくらいしか持っていない。
(切手、村おこし、そしてモノポリだけ)

だから連載と言っても、当分に先だろうね........

魔女狩りの時代

http://members.jcom.home.ne.jp/0350371001/works/works_4_i.html

この話で疫病神の話を思い出す。

キリスト教は一神教のために、絶対善の存在が揺ぎ無い。
疫病神ような悪神、荒神は存在が許せない。

だから、自然災害、飢饉、疫病など起こると
”疫病神”の役割は果たせない。

だから、その不安は人間へ集中するしかない。
出来上がりの”魔女”に押し付けて、
”悪”を転嫁するようになった行動を取るわけかもしれない。


霍安と関われば良い物語になりそうだ。

2012/08/21

昔の事を思って

”ナナちゃんもはなちゃんも死んで、ご主人も死んだ
今は食欲が無くて1日1食、いつも昔の事を思って泣いてる。”

知り合いのばあちゃんと食事する時に、そういう話を聞きました。

50年前に、あのばあさんは夫と一緒に昔に居た湖に
船を乗って遊びました。

色々聞きました。ばあさんの昔の話を。

悲しいではなく、この一生は”たくさん生きた”感じを伝えてきた。


嬉しいことも、悲しい事も、全て”思い出”になった今。


なんだろう、こんな複雑な感じは。

犬2匹の世話は最後の2年は俺の家でやっていたから
そのばあちゃんの人生は俺達も含めている感じ。

あの85年の人生は、4年くらいは俺達に居る。


俺もいつかそんな風になれるかな。

思い出はたくさん持って、最後の日々は記憶を見ながら歩いてた。
幸せも悲しみも、全ては風の中に。

2012/08/20

資源,供給與需求

常常在聽人家說供給與需求,不過一直覺得光是這樣少了什麼
後來想想不能無視於資源的上限,
所以個人覺得這應該要3項事情一起看。

用水來舉例,
最基本的狀況是人需要喝水,最初的需求也就是飲用水。
提供的方法就是去河邊打水。

如果需求量增加,比方說需要洗衣服,
如果以這個契機發現了技術的進步,
當技術提升使的水變得容易取得,假設說是鑽井技術吧
人能夠使用的水變多,也可能會發生新的需求,比方說灌溉。

這一段是可以互為因果的。
反覆的發生就會使的供給和需求都提升。

文明的發展程度就是看這些東西的質與量。

不過水就是那麼多,技術即使一再提升讓水容易取得
可能將來不僅是河水井水,也許海水跟天空的雲都能直接取得水
最終還是有個上限存在。

當環境改變,也就是能取得的資源量改變的時候
供給需求就會被影響。

所以我一直都覺得需求變少這件事情是還蠻自然的
"永遠都是成長"這就事情是癡人說夢。
人很多時候必須學習接受跟改變跑道不可。

當然現實不是每次都有足夠的緩衝讓人能成功轉換跑道,
那時候就是趕不上變化的人就被淘汰。

當一個國家只懂的開發順利時的擴張,而不懂得資源減少的緊縮
就會像多數繁華帝國的末期一樣,
再也回不去過去的生活,那麼接著來的就是崩解。

這件事情,我想不僅是國家,對公司,對個人都是這樣。
成長不是理所當然,即使是維持現狀也會必須有相對應的維持費用。

說穿了也許就是這種事情而已吧。

不過打從一開始就擁有充足資源,認為自己擁有那些是理所當然
有食物,有屋子住,有衣服穿,有服務可以享受是理所當然的人
我想很難去理解這些事情。

ネームノート

単行本ノートを買いましたので、有効利用のために
本篇連載以外の番外タイプのネームを描くと思いました。

沙洲市場の番外篇。
時間が無いのでとりあえず最初の3ページを描くだけ。

こういう感じの番外は10つくらいエピソードはあるけど
描く暇がなく、ネタ記録して放置した。

でもやっぱりちょっと描きたいので。

後半になると話はシリアスになっていくから
こういうギャグ気味の話は描きたいでも本筋に入れない。

..........描いても使い道が無さそうだ。

この3年、ずっと試合モノ続けていたから
1話完結のシナリオは貯まっていく、描く機会が無い。


番外とは言え、10ページ超える話ばかり
話によって20ページ超える話もある。

これじゃコミックのおまけ余白に入れないし........。

さてどうするかな?

2012/08/17

116章ネームほぼクリア~

打ち合わせ結果は3ページくらい直すべきだが
その3ページは簡単だし、割合も少ないし
質実にほぼ1回でクリアと等しい。

プロットも含めて3.5日で完成したネームは、
恐らく4回戦の初めてかな。

まあ今回の情報も少ないし、登場キャラも慣れたキャラばっかり
これくらいは驚く必要がないかも。

でも嬉しい。

これで表紙で先週に遅くなった分上手く挽回した。

ここからの下書きも、仕上げも、コミック作業も
サイン付きイラストも、全部”描くだけ”の仕事だ。

難しく考える仕事、もうない。
今回ような連載の原稿を余裕に終わるのは何月振りだろう........

デビチル

http://www.nicovideo.jp/watch/sm1439208


”天界のオーロラ”。

この歌は好き。

当時このアニメは見なかったが、クールも好きだった。
俺にとって、そういう”格好かわいい”が結構好きなタイプ。

いつかあんなのキャラを主役で漫画を描きたい。

2012/08/16

正しいだけじゃ駄目なのだ

この時代の少年漫画の主人公に関して
作家達は悩んでいる。

”悪い”を描けなくなるから。

正しいだけじゃ駄目なのだ。
めだかボックスの黒神は、その概念の逆手に取ったと思う。

しかし普通の作家は、それを出来ない。

正しいだけじゃ面白くない以前
正しいだけじゃ、嘘だから。

綺麗な事だけ並べるのは、真実じゃない。

この時代........ゆとりというべきかな。

”間違い”を取り出す、残された正しいだけを描く。
そんなのは逃げたと変わらない。

でも今の教育も環境も充分な資源があるだから
完璧なモノを与えると一番、と考えている。

人間らしくのは”間違い”と出会えて、そして処理する事。

間違いと出会えないようにやっているのは
満点の試験ようなモン。

それは正しい。
しかし”正しいの物”だけしか意味持っていない訳がない。


意味は、”全て”から見つけ出すもん。
”正しさ”から探すだけじゃだめだ。

正しさは、結構狭いだから。

116章ネーム進行中

ボツされた扉ページ。

多分出番貰えず終わってしまうキャラ達。
だからせめて扉でも見せたいけど
やっぱり今回の話と合わないから不採用。

特に左と右の二人は
それなりドラマチックな設定を持っているのに、
物語のバランスを考えて使えないのは残念でした。

今回のネームは意外に羅剛の大活躍になりそう。

他のキャラも色々攻防はあるけど
見せ場など美味しい所は殆んど羅剛に持たせたからね。

基本的に羅剛は話のバランス的に恵められない
(キャラのテーマとして素材が弱い)
だからずっと脇役で二番手で描かれたが....

数少ない悪役キャラの一人だし
サポート、繋ぎ役としてずっと良い仕事してくれた、
地味に働けてもらったキャラだから時々こういう見せ場を与えたいだね。

2012/08/15

善と惡と理想と現実

この間にゴールドドラゴンの話を練る。

簡単で言えば、この話はどう描けば成立できるのは問題。

悪の勝ちでも話を進む。悪を負けでも進む。
悪は肯定も否定もしない。

だったら悪と現実、そして善と理想でクループで描ければ良い。

勝ち負け(駆け引き)の事は理想と現実の戦い。
テーマとキャラの意味は善と悪として描く。

こういう構造なら、悪は勝ても負けても問題になれない。


悪役の仲間と敵(善)の種類はどうバランスを取るのは
この連載の長さを決める。

難しく事はとりあえず考えずに、この感じで模索して行こう。

この物語は今まで見た事がないから
要素まだ色々が揃っていない。気長くに探しましょう。

話として割と新しいと思うが邪道すぎて簡単で決めれない。

2012/08/13

3つ仕事

コミックの作業、116章のネーム、
サイン入りイラスト100枚(くらい?)この3つ仕事の順番を考えないと。

締め切りの順番で考えれば116章の原稿は一番後ろだが
そのまま描くと恐らく問題が出るので
交錯に描くの方が良いだろう。

今の所コミックの作業は6割くらい完成した。
表紙さえあれば色々進めるし。

今週の後半はコミック作業、前半はネーム
こんな感じのバランスでやっていきましょう。

ネームは一番な不確定要素なので
これさえ乗り越えれば、あとは全て時間把握の仕事。

1つ1つ仕事をじっくり考えながらやる。

色んな仕事を同時進行のは頭を切り替える能力が必要。
そして締め切りを厳守、割と難しい。
出来ない人は信用が無くなるので気をつけないと。


とは言え、この3つ仕事を終わるため
30日は何となく足りないと思うけど.....

1回分の原稿自体15日、
百枚イラストもコミック作業も1週間だけじゃ厳しいし、
さらに3~4日くらいが欲しいかも。

題指定はしんどい..

この2日はコミックのサイン付きイラストの仕事を描く。

今回も題を見ながらどう描くを考えます。


 泥レスリングを描いてください。見たことが無いのでネットを調べます。

ホステス。これもあんまり知らないのでネットを調べます。

某映画のパロを描いてください。知らない映画なので調べます。

軍服を着せて武器を持つ。武器も軍服も調べないと正確に描けない。

指定のゲームキャラのコスプレさせて。知らないゲームなので(略

...............
......
.......なんか難しくてネットで調べないと描けない題が増えてきた.....


1枚を描く度にパソコンに調べないといけない。
全体的に3割程度がこういう題になっている。


これで全然進めないじゃん。
2日でも20~25枚でやっと。

特定な映画とかゲームとか歴史の着物とか
こういう調べないと描けない題は案外に割と時間かかる。

4コマでもいいですか?ような題まで出てきましたので
流石にこれは無理があるから断りました。

こういうイベントは、所詮イベントなので
年一度なら良いけど
2ヶ月で毎回コミック出る度にやるのはしんどいわい。

2012/08/10

方法論と結果論

戦星のバルジ第6話感想。

この話は考えさせました。

展開だけ見れば主人公補正に見えるかもしれないが、
ティアの台詞は面白い。

大きく範囲で見ればティアの方法は正しい。
でも結果的に違う。

ここに重要のは、
”方法”はあくまでも”多数”の都合。

つまり、大体の場合は比較的に良い、それは”良い方法”。

でもこの世にケースバイケースの事が割りと多いんだ。

この話の場合、女は隙を作ってくれるなんて予想できない。
だから”方法”すらにならない。

それでも、時々問題はこんな風で乗り越える。
方法は正しいでも、全てじゃない事かな。

星座創り

メルヘン漫画用のアイデアを思い出したので
ちょっと描いてみる気持ちでネームを描いた。

2時間後。13ページネームを描いた。
........うーん。アイデアはいいけどネーム自体はボロボロ....

なんか昔もこんな経験はありました。
連載用の盤古ネームは素敵な出来なのに
同時期の読みきりはボロボロ、あんまり面白くない。

俺にとって、ネームは
本気で真面目に描くの方が良い出来になるかな。

盤古のネームはいつも本気出すだから
たまに気を抜けるネームを描くつもりで別の話を描いたが....

遊びたい気持ちは無ければ、遊びネームは描けない事か。

でもこのネームはいつか役に立つかも。
まあたくさん経験があるから直し方は一応分かる。

練り練り練れたからこそ、洗鍊されたネームをできるかもね。
一発で出来たネームも同じ。
その場合、練るのは気持ちだから。

2012/08/09

今回の表紙は屋台

12巻表紙進行中。

レイヤーの関係で、この辺りを描いても最終的に恐らく見えない。

こういう暖かい雰囲気は結構好きですが
カラーは得意じゃないので
こんなの一部ならともかく、全画面はどこまで出来るのは分からない~

光は描けるけど色が苦手だ。

甲骨文調べ

http://vividict.com/WordList.html#301

おお、このサイトは使える。
部首で分類しているから、調べるのは凄く便利。

今まで買った本はこういう分類していないから
調べるのは結構苦労だし
見つけない時は本当に見つけない.......

これでコミックのおまけ上手くを描ける!

2012/08/07

何処へ行く

知り合いは連載の展開が悩んでいるので話し合い。

打ち合わせの練習になれるからやってみました。

今回の課題は積み上げるの方向性かなと。
メインキャラとサブキャラの要素は嚙み合わない。

俺の考えては、
キャラ達は互いに影響を与えるように描ければ
テーマは一体になる....が、やっぱり彼が描きたいテーマと違う。

会話はぐるぐる回る。答えを見つけない。

そしてその時の一言。
互いに影響ではなく、単方向にサブキャラは影響され
そして主役は”人を与えるために、何かが無くなってしまう”かと。

この方向性を決めると、一気に結論へ。

今回の課題は、どうやら”ヒーローと救われた人はどんな感じ”。

ヒーローはどこまでも強い、どこまでも正しいしなければならない。
例えば自分は破滅を向かっても、ヒーローの生き方を貫く。

これは彼が描きたい理想像だろうね。


打ち合わせは面白いね。
言葉は鉛筆に代わり、たくさん対話で作品の”輪郭”を彫り上げる。

正直、俺は特にアイデアが出していない。
ただテトリスようにぐるぐる回って、
様々要素の組み合し方を言っているだけ。

それだけで”この話の正しいな積み上げ方”を見つけました。

でも割と時間かかるね。
毎回こんな風で彼を助けるのは不可能だ。


この意味では俺の編集長は凄すぎる。
盤古は今まで115回。毎回こんな感じで、話を調整してくれた。

幸せな奴隷達

ゴールドドラゴンのシナリオ。

この読みきりの話は、基本的にストーリーは非常にシンプル。

ゴールドドラゴンのキャラクター紹介と、
立ち上がって戦う人間と出会えて
ゴールドドラゴンを勝ち取って、世界征服の夢を続く!

という話だけ。

一応経済学のトリックを付けて欲しいだが
専門外なので今の所は思い付かない。

でもこの話は一番面白い所は”悪役の視点”で話を進む事。

少年漫画の読みきりでは
このタイプの話は極めて少ない。

理由は、この手のストーリーは難関を乗り越える、
そして爽快感を与える事は非常に難しい。

ドラゴンクラスで悪役しかも主役なら
初めからレベルが高く、敵は作りにくい。

作っても、”悪は最後が勝ち”のストーリーも後味が悪いから
構成面は難点がある。

この点を悩んだが、打開策が見つけた。

”人間は金の奴隷になればいいんだ。
自由だけど不幸な主人より、幸せな奴隷になりなさい”。

この話、最後がこんなの結末だった。

この考えは一応道徳として悪だけど割と現実的。
しかも半々くらいの人間は実際にそう考えているでしょう。

つまり悪役の持論を肯定する。

ある意味、善人の理想を肯定するのは当たり前。
逆に悪役の立場で”正しい”を探せば、
割と新鮮な切り口になると思う。

ゴールドドラゴンの夢は金で世界征服。
昔のドラゴンような恐怖と暴力を人々を支配じゃなく
彼は金を与えて、人間は喜んで奴隷になっていく。

そう、”奴隷になった人間はちゃんと幸せなっていく”
の所がこの話のキモ。

風刺だけではなく、この視点なら実は肯定の方向として物語を描ける。

自主意識は持っているのはいいけど、
現実にそんな能力が必要の人間は割りと少ないで済む。

多数の人間は決められた事をやるだけで良いんだ。
考えても考えなくでも、幸せになる。

読後感は複雑で考えさせるが、面白いな話と思う。


そろそろみんなも、バカ正直の主人公を飽きた所だろう。
正しいの事を正しいを言うだけじゃ、何も学べない。

悪役は現実に居ると迷惑だが、漫画の中に誰も迷惑をかからない。
なんなら今の時代では、悪役でやらせる事はたくさんあると思う。

興味から理想へ

興味から仕事。
そして生き方、あと理想へ。

あらゆるモノはこんな感じで登っていくと思う。


興味は好きな事を好きようにやる。
嫌い事を振り落として、ただただ好きでやる。

仕事は嫌いの事も含めて我慢する。
その中に好きな事を楽しめ。

生き方は好きと嫌いはちゃんと受け入れて
全部やっていく。

理想は嫌いの事も解決して、より純粋な境界へ。


多分こんな感じかな、と思う。

よくある人が”こんなのは嫌い”という理由でやるべきのやらない。
こんな姿勢だから”仕事”になっていないと思う。

昔は漫画が俺の”生活”と思ったが
薄々何となく違うと思った。

生き方だけじゃない、何となくそんな感じがする。

毎日漫画を描く。一生に漫画を描き切る。
それはもちろん凄く良いが、その上がまだ何かがあると思った。

理想を持って欲しい。極めて欲しい。
漫画を通じて何を変わりたい。

決して”好きだからやる”だけじゃない。
だから”漫画さえ描ければ良い”と思えない。

今の所は条件が足りないのは分かっていた。
それでも、それを応じて頑張りたい。

2012/08/06

116章ネームスタート...が

ネーム開始の後、コミックのオマケと表紙の仕事も来た。
こっちに優先しないといけないのでネームは後回し。

8月は連載とコミックおまけの仕事が合わせば
大体45~50ページくらい描く。

コミックのおまけ自体だけで12ページ、
キャラ紹介と表紙なども入れば17ページくらい。
13巻の表紙も描いて欲しいからさらに2ページ追加。

その上にサイン付きイラストもあるので
質実は55ページオーバー相当。

これも描き切れるかどうか分からない仕事量だ。
正直ちょっと不安.....

"負けから逃げない"

めだかボックス151話感想。

”負けから逃げないってことだ。”
”僕達は逃げない。恋からも、失恋からも。”

この言葉に感動しました。

よく考えたら、この話に関して俺はずっとモヤモヤした。
たくさん失敗したくない人を見た。

失敗したくないから、足が止まってしまう。
やるよりやらないを選んでしまう。

こういうのは、この作品で言えば”失敗から逃げた”事。

失敗を恐れない訳が無い。
成功する自信はある訳でもない。

失敗を通じて貰える物はたくさんがある。
だから涙を呑んで、やりきる。

これは恐らく成功だけ欲しいな人が考えられない事。
マイナスだからこそ、そこら辺にプラスになるテーマであった。

一応それは理想論だが、そんなの理想が俺は大好きだ。

西尾先生は、本当にたくさん考えた人ですね。

2012/08/04

116章シナリオ

今回のストーリーは概ね3つパートがある。


まずは倉頡のチート無双。

2つ目は丁八がボロボロになってリタイア、
試験官は別のステージに移動できる。

3つ目は盤古側、守芬がリンクアウトの話。

ページを振り分けると大体8、8、14の感じ。
.......少なくでも25ページに抑えるのは無理ぽい。
できれば27ページ、無理だったら何とか29に抑えたい。

盤古側はメインになっているから一番ページ数が多い。
しかし3つエピソードの共同点はピンチになる事。

倉頡側以外はほぼフルバトルだから
物語面はそんなに難しくないかもしれないが、
問題は恐らくページ数をどう抑えるにかかっている。

3面進行自体は割と複雑なので、
今回は観衆キャラ説明の余裕すら貰えなさそうだ。

不安と緊張感の雰囲気を作るのも今回の見せ所。

ここまでの試験生快進撃モードは
この回で完璧にぶち壊す、これは今回の最大の仕事。

持っているのもう一つ意味

こんな絵を見ました。

簡単で言えば、インターネットは落とし穴というイラスト。

これは考えさせた。
ネットは諸刃の剣という例はよく見た。

情報は多いが、情報に溺れる。
俺にとって金など物質は似てる感じ。

多いのは悪いと思えない。
しかし”持っている”反面、”管理の腕”が問われる事と思う。

ゲームで例をすればアイテム欄。
ドラクエように7~8つに絞るのは
管理もゲームの一環、限られた空間を有効に利用。

宝くじが当たった人は、破滅した例はよく聞いてる。
基本的に、全て人間は億単位の金を管理できるじゃないから。

漫画で例をすれば、連載の初期はキャラも複線も少なくて
色々動かない。

中盤にキャラ、伏線を揃うと
描ける展開は多くなって話の幅は広くなる。

その分、フラグ管理も凄く大変になる。
でも管理できると、好きな展開を自由に描ける。

管理職の能力はモノを持てば持つほど、重要になっていく。
管理できる範囲は、その人の器にかかっている。

管理できない人は、例えばどんなに多いな資源を与えても
すぐに無くなってしまう。

2012/08/03

原稿完成

よし、今回の登場キャラはトーンがいらないため
割と早めに完成しました。

明日くらいちょっと休憩を取って
貯まった4コマを描く、日記とか書いて
多分4週分のサンデーとジャンプを取っていく......

5月~6月父さんの入院、介護が忙しく
7月は新しい老人ホーム探し、遅くなった仕事を挽回
ようやく普通に落ち着くになるの今、既に8月か。

8月に待っている仕事を見ると、これも多いなと思わせた。

暇が欲しいまで言わないから
せめて焦らないように仕事できる余裕が欲しいわい。

さてとりあえず今日はゆっくり寝ようー

2012/08/02

無事でよかった

台風はたいぶに弱くなったので
アシスタントAさんは来ました。

Aさん今日に来られるのが大きい。
8時間ほどキャラの細部を描く、作画を一掃。

同時にスピード線など難作業は俺で描く、
19ページくらいまで進みました。

見開きやヒキ、難度高いのページは殆んど終わったから
残る数枚はのは5時間くらい終われる。

ホワイトとトーンは明日で10時間で何とかできるから
間に合える。

バトルシーンは少ないが、結構良い雰囲気が出るので
今回の揭載を楽しみだ。

2012/08/01

台風

今日はアシスタントAさん、Tさんそれぞれ7時間を描いてくれて
ベタ一掃、キャラも半分程度進めてた。

俺は背景20ページ、効果線は5ページを描いた。
残りは2日弱。なんとかギリギリ間に合え....そう?

今日は台風、でも昼頃まで雨まだ大きくないから
二人が来てくれた。

でも夜から本格的に降れて来た。
この調子じゃ、アシは明日に来られないかも。
来ないとちょっとピンチになる。

ストーリ-回なのでバトルシーンは少なく
頑張れば案外に間に合うかも。

とにかく勝負は明日。

ページ数は資産

まだプロではなく、連載は持っていない頃
大体月12ページ程度の漫画で描いてた。

使えるのは週2日くらいだからそれで精一杯。
2ヶ月で何とか1回分の漫画しか描けない。

ある意味、それ苦しかった。
たくさん描きたいモノがあるのに、手が追い付かない。

連載を持つと
1ヶ月30ページも40ページも描けるのは嬉しかった。
50ページは厳しいが、やっぱり楽しかった。

そして今、結構知り合いは同人で描いてる。
ほとんど人は一年で2桁しか描けない。

あくまでも1冊完結のスタイルで長篇も描けないし
同人は年2冊を超えられないから、
1年で100ページ以上を描くのは普通に難しい。

それでも、一応売れるの方こそ実現できるページ数。

完璧に趣味で描く人はさらに少ない。
独りで描く、見せる人は無いとモチベーションは持たないから。


”描けるページ数”は、資産と思った。


漫画はプロになれなくでも時間があれば
自由に描けるように見えるけど、実は全然そうじゃない。

ほとんど人は、月10ページ以下という数に限られている。
この量では、連載ところが読みきりですら難しい。

例えば1年は1つ読みきりを描ける人
それは既に平均の上だが、それでも年30ページだ。

普通人間漫画を描けるのは40~50歳まで
こう計算すれば、一生かけても千ページちょっと程度。

しかもそれは毎年描く前提。それだけでも簡単じゃない。
プロにならない限り、頑張っても大体この数。


語れる物語は限られている。

物語を描く機会は人に思ったより、ずっと少ないんだ。

2012/07/31

長所伸ばし


このコマの倉頡は伸び伸びで描くのは気持ち良い。
デッサン的に恐らくあり得ないが、勢いはすごく良い。

このキャラは一番自由なイメージが持つため
足でも手でも自在に動ける。

本来設定上、この立ち位置のキャラは黄雷だったはず。
でも黄雷の性格は固いから、こういう動きに似合わない。


別の話題だが、知り合いのネームの事を考えている。

そのネームは結構雑。
しかしあいつのセンスが結構気に入りだがら、
俺で何とか直したいと思った。

俺は編集ではないから、アドバイスしても限度があるし
別に俺も暇なわけが無いし、程ほどにしようと思う。

が、正直そのままダラダラに描くだけじゃ
あのやり方はいつまでも伸びないと思う。

あいつは俺と同じ計算タイプだから
自分で描いても前提で間違いになりやすい、
あのままじゃ全ての努力は無駄骨かも。

代わりの添削はほどほどしとけつもりだが
ボツだけバンバン出してみようかな........

値はあっても価を付けられない

知り合いの話を、友人という事を考えさせました。

友情などの人間関係、実は交換行為と言える。
しかしあくまでも”物々交換”と思います。

例えば、彼女は花というプレゼントが欲しい。
でも俺は花が1000円と相当するだから1000円を送るのは駄目。

値はあっても、価を付けられない感じてさ。

重要のは”与えたいモノ”と”貰えたいモノ”を一致しなければならない。
これを合わない場合は友情が成立できない。

仮に俺は一番大切な宝物が歯だから
歯を抜けて相手を贈り
相手は貰える時が気分が悪くなるかもしれない。

もしや相手が感動しても、ダイアモンドを俺に贈り、
俺は”何この石ころ、こんなもんを貰っても嬉しくない”
ような惨事が起こる事だってありえる。

互いに自分の大切な宝物を相手にあげたのに、
相手は嬉しいと限らない。

貰った側と与える側、両方はこの事を意識しなければならない。
必要の時は相手を質問してハッキリ相手の思いを分かるべき。

こういう物々交換の概念は面白い。
友情と価値のテーマで描く時はきっと面白い物語になる。

2012/07/29

石と意思

今日は深坑へ行く途中、石材店を見つけました。
大きな岩まである、なかなか面白い。

そして思い付けた、石屋で話を作れそう。
”意思が宿る石”を売るとか。

まあ結構普通のアイデアだけど。

そこの地名は”風動石”であるから、妙にファンタジーな感じがする。
風景は綺麗な所だから物語になりそうだ。

手抜きを覚えてしまった人

昨日は、コミケに行った知り合いから同人誌を借りて読みました。

ある知り合いの本を読むと、残念な気持ちが止まらない。

あれは、仕事で描いてた漫画で同人を出る。
何故そうするのは分かる、1本作品を2度でも売るために。
同人やっているのに商売上手だなと思わせた。

それだけなら、まあよくある事だからいいや。

もっと残念のは、作品のレベルが下がった。
昔その人は才能が溢れてキラキラ輝く、
センス良いの上に、絵も丁寧、とても素晴らしかった。

昨日を読んだのアレは、明らかに手抜き。

”この程度を描ければ充分”。

センスは変わらない昔のままだが、
もう全力で作品を描く気がないの感じが伝えてくる。

才能の塊はかたまりのまま、もう輝けない。
しかも熱意は消えている一方。

凄く残念だ。


俺が持っていない物をたくさん持っているのに
当たり前の存在ような、石鹸ような使って減っていく。
まったく大切しない。

本気でやれば俺なんか楽々超える人は何人も見たのに
結局、漫画は儲かれないを気付くと本気を描ける気が無くなって
楽な描き方ばかり追求して実力が鈍りました。

勿体無いな.......

2012/07/28

訳分からんの”キライ”

知り合いから言った
”OOOは今でもお前を怒っているよ。”

.......何の事?と聞いたら

昔にある人は俺に彼自分作った同人誌とグッズを贈って、
ほぼ赤の他人のため、読者の応援かなと思った。

細かい所まで覚えていないけど、
とにかくちょっと変な人だが熱意が持っている人と思った。

その後、あの人は
”無事に届きましたか?返事貰っていないけど。”
俺は”ああ、届きましたよ、ありがとう”。と答えました。

この事は俺にとってコレで終わりました。


で、知り合い曰く俺は”主動に返事していない”
相手は”メールや連絡方法まで付けてたのに、それを気付けない”
という事を怒っている。


..............なにそれ。

まあ、確かに俺は自ら返事していないのは悪いけど
それでも”ちょっと失礼”の程度だろ。
それはあくまでもマナーで義務じゃない。
こんなの事を何年も根を持ってるの?


これはちょっと考えさせた。
俺は誰を怒っている時も、こんな感じが多いかな。

相手はせいぜいマナー違反の程度で怒る
そしてずっと覚えて、相手の”謝り”を待っている。

しかし相手にとってそれはどうでもいい事。

”別にいいよ、そんな程度で絶交したい相手なら
はなから友たちじゃないだろ。”

多分そんな感じで考えているだろう。

コレ、温度差かな。
”俺はお前の事をこんなに想っているのに、
お前は冷たくて全然応じてくれない。”

ある意味に二人は友達になれるのは
興味や相性なども重要だけど
こういう温度差のバランスも結構大切だよね。

だとしたら、もう距離を開いた知り合いもうあんまり気にせずに
縁があればまだ会える、こういう感じで持とう。

怒っても戻れないし。

クラスメイトような、
知り合いだって数年で自然に離れる人もごく自然な事。

まだ偶然に思い出し、偶然に会えた事で続けるかもしれないが
それは強要できない事さ。

獣のヒーロー

今日はちょっとケモノジャンルの話を考えている。

もしやケモノをジャンルまで定着したいなら、どうすればいいの話。

最初はマンガや雑誌部数が落ちるの事を考えているが
雑誌部数を上げるために”ヒット作”が居るだけじゃ足りない。

銀の匙はヒットしても、今サンデーで言えばコナン。
なぜなら、八軒はスター性が無い。
表紙に載せても地味、読者はワクワクしない。

ジャンプも同じ、必要のは”ヒット作”だけではなく
子供は憧れるヒーローの存在が絶対条件。

動物マンガは今ひとつヒットしない時代だが、
よく見ればポケモンやモンハンは大ヒットしたから
子供達は動物が嫌いはずがない。


つまりそこから工夫すれば、ケモノキャラを
今の”マスコットキャラ”から”ヒーロー”まで取り上がれば
ケモノ漫画は充分に有り得ると思う。

つまり、獣のヒーローを作れ、という話になる。

ポケモンやモンハンは既に
ケモノキャラを”マスコットキャラ”まで作り上げたから、
条件として悪くない。

あとはこれを気付ける作家と編集がいれば
”獣のヒーロー”としてヒット作を成功に作れれば出来上がり。

これは一番分かりやすいの方向と思う。

この意味では、逢魔ヶ刻動物園が本当に惜しい所まで来ました。
残念だが主役のあの兔は
ヒーローになれず、”ガキ大将”に止まり
力不足で終わってしまった。

今で考えれば蒼井華も良いキャラだが、
傍に居る人間キャラは恐らく”高校生の女の子”ではなく、
”小学生の男の子”の方が正解かも。

その子供はあくまでもケモノキャラと一緒に戦えるの方
子供の読者をワクワクさせます。
伝説の武器でなんとか力に付けてケモノキャラをサポートする
ヒロインは別枠で作るの方が、理想に近いかもしれない。

まあこの面に関して盤古も凡ミスしました。

盤古は主役として良い子すぎてヒーローになれない
魯泉も弱すぎて戦えない、後半になるとこの両人地味すぎて
全然読者にワクワクさせないから、
他のケモノキャラをカバーしてもらった。


まあ結論で言えば、多分出来ると思う。
キャラクターを非常に上手い人が居れば、
この難関は不可能じゃない。

俺的に、やっぱり
”アンチやダークヒーロータイプ”の方が獣の魅力を見せると思う。

力強くて格好良い、道徳に縛られずに本能で動く
ワイルドな野性で自由に空に跳ねる、敵を殴れる、
でもちょっとだけ人間臭くて可愛い。8:2の割合で。

ケモノなら、そんなのヒーローを見てみたい。
........まあ、ある意味そのまんま”うしおととら”だが....

2012/07/27

こういう顔


今日は知り合いと下書きを書いてる。
そして一言、

”こういう顔は面白いね”、と。


................そういえば、俺の漫画は
このタイプのキャラは全く無いんだ。

醜いというか、イラっとする顔というか、痛々しいといか
とにかく無い。

好き嫌い云々以前、全く意識していない。
割とメジャーなキャラなのに、全然考えたことが無い。

盤古に出ても良いと思いました。
えーと、今更ストーリー追加でも難しいと思うけど
実はひっそりこの立ち位置のキャラは居るんだ。

博打の神様、という試験生。

多分描けないけど、活かせると必ず面白いと思う。


何となく俺は気づけない理由は分かる。
俺は、悪でも善でも描けるように頑張っているけど、
性格としてある程度レベルがあるという隠れ前提があった。



つまり、”品が無い”のキャラは忘れていた。

こりゃ、まだまだ勉強すべき所が多いね。

構図

109章呉鎮対刑普の見開き、
色々構図を試しました。6つくらいバージョンがやってみました。

一応記録。

バトルマンガは勢いをどう出るのは命。
しかも100章辺りになるとバリエーションもう出し尽くし。(笑

2012/07/25

ツギハギ

艾方のキャラは掴め難い理由は
”お前の知り合いにこういうタイプ人は居ないだからじゃない?”
と言われた。

確かに。
よく考えれば幾つの設定は、いろんな人から別々要素を取る
だから纏めは難しい。辻褄は上手く合わない。

もうちょっと考えよう、彼女はどんなの人
そして俺はどんな風で彼女を描きたい。


他のキャラと比べて視野は狭い、自分の理念しか興味が無い。
人へ関心は薄く。

責任感と執念は強く、
全ては自分で何とかにならないといけないと思い込む。

基本的にマイナスのイメージが強くて
だから俺はこのキャラのどこが好きを決めないといけない。

俺にとって、気が高く所かな。
権威に負けない気概が持っている。
その分、”地位と名声”は全てがいらない所かな。

誇り高い平民、の感じかな。

地位は手段として考えなく、妥協は全然無く
ストレートでやるべき事を今の自分でやってほしい。

ある意味、”無関心”という事を逆で考えればこんな感じ。
現地で実際に人を救うタイプ。
官僚システムに向いていないかも。

別に間違いないと思うけど
彼女欲しいモノは今のやり方は恐らく難あり。

だから官員になりたくないでも、結局倉頡を頼れてしまう。

編集長曰く、
”責任感がある人だが、責任の取り方は分からない”


別の視点で書ければ
台湾の人、漫画を描く時はよく”海外の国に認められて欲しい”
そして台湾の事が日本漫画に題材される時は
妙に嬉しいな気持ちがある。

そして台湾ではなく日本の新人賞を狙っていく。
台湾で連載を描きたくないなど、ああいう人は何十人も見た。

悪い意味では”自分の意識で自分を認めない”事。


俺にとって艾方の良い所は、それの真逆のプライドが持っている事。

例え泥に落ちでも、死になりそうでも女の誇りは決して諦めない。
女に生まれない方がよかった......そんな気持ちは微塵もない。

大切な人のために、神でも戦える。
使える漢字は少なくでも、たった1つの技を神を挑む。

このエピソードは別の視点で描ければ充分にヒーローになりそう。

2012/07/24

細かい過ぎて分からない

今日の朝は父さんを新しい老人ホームを送りました。
今度こそトラブルが起こらないように.....

で、2度目のネームまだ没になりました。
しかもほぼ同じ範囲で、同じキャラの問題。

艾方のキャラはもっとじっくり考えないとこの先も難航ぽい。

........もはや不安の種が終わらない。
この先は呉錬側の敵が現れる、そのキャラも設定完成していない
恐らくこのパターンあと1回がくる。

そして今回のテーマは精度を上げるために
打ち合わせで貰ったアドバイスはかなり細かい。

細かい過ぎて分からないくらい。

いやマジで、自分の頭が悪いだからのかと疑う。
普段なら自分の頭が良いの方で自慢するくらいのに
今回のネームは本当に、自分実は馬鹿なのかと感じられる。

115章に関わるテーマ、キャラと情報処理は難しすぎて
状態把握でさえ苦しい。

多分時間かければ理解できるけど問題は時間だ。
今日はネームの6日目。
正直これ以上に時間をかけるとまだ締め切りを守れない.....

結構イライラになってきたが
ネームを出来ていない事は自分の責任だし
この不満はどこに向ければ良いだろう.....(涙

2012/07/23

読書会

ネームを勉強するために
PLUNKでネームでテーマして読書会をやりたい、
興味ある人が居る?と聞いてみた。

返事する人が多すぎてビックリ。
みんな、割とネームを悩む人が多いね。

しかしこの事も案外に色んな人が居るを気付けました。

まずは、本当にネームを勉強したい人。
これはもちろん一番良い、俺もこんなつもりで聞いたし。


次は、何とか
”ああ、この読書会を参加すればネームはレベルアップかも”
の人も居る。

......俺は一応プロでネームを得意だから
恐らく”俺が教えてくれる”と勘違いだろうな。

これはちょっと嫌かなと思った。
あくまでも、俺も勉強したいから読書会を開催したいのに
相手をネームのコツを教えるのは趣旨が違うぞ。


さらに酷いのは
”私はネームを描けないけど、傍に聞いても良い?”

..................いやいやいや、漫画を描けないなら
この読書会を参加しても意味が無いだろ?!

明らかに”おおこの読書会にプロが居る!行きたい!”
ようなノリな人は混ざっている。

駄目だこりゃ。


あくまでも読書会だけ、別にイベント開催したい訳が無い
何人も勘違いで
”これは漫画界の大きなイベント、台湾の漫画はこれで盛り上がるぞ!”
みたいな返事で書いてた。

.............みなさん、そんなの期待しても全く意味が無いぞ。
確かに来たい友人の中に凄いプロが居るとはいえ
大きな環境は、読書会1つで変われる訳が無い。

”何かが変われる”を信じる人は多い。

だから俺は逆に疑えた。
本当にネームを勉強したいのは、あの中に果たして何人が居るだろう...

残念だが

お気に入りのシーンはボツされた。(汗

しかしまあ、しょうがない。
打ち合わせの結論は、このテーマはシリアスで描く方が良い。

今のネームは、欲張りすぎて2つテーマが詰めているから
無理矢理にギャグで詰め込んだ。

もちろん面白いけど、結局テーマは1つしか描けないため
テーマの精度を上げて、範囲を絞って
しっかり女性漢字の話題を描くの方が得策。

打ち合わす時に気づけた。
今回のテーマのために膨大な資料を用意した。

しかし多すぎる。だから選んで捨てるのは勿体無いと思った。
全部描きたい!の意気は仇になる。
別の意味は確かに面白いから、落とし穴になった。

ボツページは10Pくらい。このくらい被害まあ想定範囲内。

これくらいは1日で済ませそうだが
あの痛快のギャグパートがボツのは仕方ないけど
本当に惜しいな.....

2012/07/22

悪ノリ

2回目ネーム後半。
かなり疲れたから、今日は殆んど眠り込むで終わった.....

試験官達の悪ノリは良い感じ。そこは上手く進めてたが
やっぱり艾方の所だけ難しい。

気付くと艾方の出番は減っている。

残念だが、基本的に彼女は謎キャラのタイプだから
セリフは基本的に少な目で描かないといけない。

黄雷と黃亙に似てるタイプだから、
本当にキャラとして本音出るまで時間かかる。
しかし物語は既に終盤、だから恐らく活躍は限られてる。

こうになると扱いは本当に難しい。
引っ張る割りに効き目が弱く、そんな感じになりそう。

しかしこのノリは本当に楽しすぎる。

ここだけボツを喰らわれたくない。(笑

まさかシリアスモードそしてバトル回の中に
こんな愉快なエピソードを発生するとは予想できなかった。

曲がり角

じっくり考えたけど、この話はやっぱり面白い
ただ描き方を見つけていないだけ。

艾方の立ち位置は確かに決めにくいだが
逆に言えば彼女だけ決めていないから
他の要素を全てハッキリ決めれば答えも浮かんでくるかも。

ここには、やっぱり盤古も役に立ててもらう。
そして試験官達も仕事させてもらう。

捻りはここで探そう。

盤古は人好しで、艾方と逆。
この試験のポイントは”関係を見つける”だから
艾方ああいう”関係ない”の協調性薄い所を描くだから。

ただそのまま描くだけじゃわがままに見えるから
試験官達のフォローが必要。

幸いのは、ここまで試験官4人が既に暇になったから
倉頡のステージに現れても良い。

そして試験官達ができるだけ艾方のキャラを持ち上げてみる。
やっぱりこの回では基本的に
艾方が良い所を見せないといけない。

そこだけ何とかになれると、今回のネームがクリアと等しい。
頑張れ、良い仕事にしよう。

2012/07/21

あれ...

変だ。
プロットに居る情報は全部描き込めたのに
ページは23に留まり、
そしてラストの数ページは予想した効果が無い。

.......15ページ辺りまでまだ良い感じなのに
やっぱり艾方はセリフが多くほど面白くない。

艾方の扱い方は分からないまま終わったネーム。
これは恐らく後半がボツになるけど
欠けるモノが多いため、とりあえずこの23ページを送りましょうか。

どうぜなら早めに送るほう、修正の時間もその分残るから。

............今夜だけもう一度考えてみよう。

色々変なネームだ。
バトル回と思ったらほぼ全ページが会話だし
予想より大きく下回りのページ、不明なままキャラ......

正直に不満です。このまま読者に読ませるつもりがない。
別の意味で、こんなのネームは珍しい。

2012/07/20

新キャラだし

115章のネームは、中盤の艾方のセリフを入れると
ピッタリ止まった。

描き方は分からない。

よく考えたら、こいつは新キャラだ。
俺は殆んどこの女の性格を分かっていない.....

もちろん基本の方向性はあるが
細かい所はあんまり考えていない、魅力も決めていない。

ストーリーは8割決めても
キャラは決めない分、面白さは不確定。

うーん、今夜はこの子の話を考えましょう。
辞書読みながら.......まだこのパターンかよ。

この作品は迷うと、よく辞書を頼りだね。(汗

とにかく考えます。


艾方の良い所は現実をそのまま受け入れなく
権威を挑むの所かな。これは大変勇気が要るなのだ。

”私と関係ない”というスタンスもここに問題になるが
物語の状態によって格好よく戦士になる。

凛々しく誇りが持つ、そんな強い女の子。

”政治のルールを従う気が無い”
”いいよ、あなたが別のルールを作れればいいじゃない?”

やっぱり最後もそんなの”気高く”な魅力が持って欲しい。
あくまでも、この子の居るべき場所はここじゃないだけ
そんな感じでやって欲しい。

Sail away



熊谷幸子、Sail away この人の歌は大好き。

どこが好き?と聞いても上手く説明できない。 

普通、歌の感情は”嬉しい”とか”悲しい”とか
1種類の感情で構成するだが
この人の歌は、俺にとって嬉しいが、悲しいが、どれも当たらない。

しかし非常に不思議、どんなの感情も言えないのに凄く魅かれる。
 そして違う文化の味を上手く交ざって、誰も作れない歌を作った。

今の心境も関係があるが遠くて懐かしく、暖かく、でも切なく悲しく、
少し泣きそうな曲だが少し幸せな感じもする。

俺にとって、こんな感じの歌だった。

2012/07/19

ぺ-ジの振り分け

うん、今回のエピソードは面白くなりそうだ。
ページも25ページで終わりそう。問題が少ないかも。

115章の話は単純だが
権威へ挑戦として描ければ、それなりに読み応えがある。

そしてこの話、やっぱり倉頡の魅力が大きいと思う。
そんなに人気があるキャラではないが
流石にこの作品の最上位キャラ、テーマを語り資格が十分。

神と漢字の本質を描ける話だから
バトルとしてクライマックスではなくでも
物語として良い雰囲気を出る。

よく考えたら、2回戦以降は殆んどこのパターンだね。
クライマックスの手前の一戦は必ず倉頡と関わる
その試験の本質を示す。

ネームは今日から始める。

倉頡戦は丁度が月牙泉武挙の中間地点
この戦いが終わるとピッタリ18回、つまり中篇が終わる
構成的にも妥当だし。

この戦いのテーマは文句なし意味がしっかり
あとは自分の腕ではどこまで描けるだけ。

ケモノの漫画雑誌を読みたい

ロボットのガンダムでも専門誌があったのに
ケモノはあってもおかしくない。と思いました。

ドラゴンの漫画、狼の連載、トラの作品.....
そんなの漫画が10篇を載っている雑誌を読んでみたい。


まあ、しかし何故今までそんな雑誌存在していない理由は分かっている。
ある意味は”読者は少なさ過ぎる”.....ではない。

このジャンルの読者は、”俺はOOO好きだ!”
など声をあげ難いだから。

動物モノはジャンルとして成立したけど、ケモノまだ分枝として未熟。
ポケモンタイプ作品のおかげで、基本の条件は揃っているけど
今の所、やり方を知っている人は見たことが無い。

正直、打開策は一応あるけど、証明は難しい。

今までケモノを描ける作家は結構バラバラ、ヒット作もあんまりない。
ぎんきつねは一番良い感じかなと思いました。

戦星のバルジは、何となくケモノ好きの作家の気持ちを示したと思う。
”自分好きのケモノはマイナー、だから思い切り描くのは怖い”

特にメジャー誌で描くと、こういう気持ちはより強いと思う。

確実にケモノを描くの方が面白い作家は
1作目で打ち切られると、恐らくケモノを諦める人が多い。

別にケモノを描かなくでも、漫画を描ける......ね。

まあそれはある意味仕方ないけど
やっぱりいつかそんなの雑誌をあってほしいね。


ケモノ好きの人は、”何となく好き”や”みんな好きだから好き”
ような好き方はしない。

好きなら、確実に好きと確信できる。
だからそれは結構強いと思う。

2012/07/18

駄菓子

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A7%84%E8%8F%93%E5%AD%90

俺は、漫画が”駄菓子”ような物と思います。

栄養は低いが安くたくさん、でも美味しくて飽きない。

どこでも手に入れる、質が高いと言えないが
子供時代では、わずか小遣いで美味しく食べるモノ。

今の時代は、娯楽は進化してゲームやアニメがどんどん凄くなって
漫画はモノクロのまま、あるいは紙本なんて過去のモノ
今なら電子書でカラーで生き残るしかない。

........と言っているが、俺はそう思えない。

まあ、今でも駄菓子屋が減っていくだけど
子供の本質はいつもそのままと思う。

俺達がいくら金持ちになっていくでも、
”地面に近く所”変わらない方が俺達自身のためにと思う。

そう、貧乏の人にとってそこにいる物は基本。

我々はネットでどこでも昇る、どんどん使える資源が増えて
いくらでも金が増え続けるのは、傲慢と思い上がり。

どんなの時代でも貧乏人の商売がある。

漫画の本質はそこにいる。

確かにカラーの方が綺麗だが、おれは
あんまり”カラーの方が面白い”の漫画を見たことが無い。

よく考えたら、カラー漫画は逆にストーリーとキャラ作りなど
雑になっている、個性も無いの場合が多い。

ゲームのグラフィックと同じ。色は本質じゃない。
色が付けるとと贅沢になって定価が高くなる。

そして、駄菓子じゃなくなる。

鉞を持っている女の子

115章のメイントリック。

今回の構成は割とシンプルと思う。
艾方戦の序盤は、話し合い、攻防や倉頡へ罵倒
そして戦いのネタ明かし、この3点で構成する。

久々簡単なネームになりそうだ。

艾方のトリックは結構引っ張ったが
そのトリックは恐らく誰も予想できないから
今回はこの1点に集中して描いても良いかも。

艾方の”執念”は俺でも経験した事がある。

この世に、それが正しいや間違いではなく
自分は何処に傷付けられたから、その事だけ絞られて
視野は狭くなった。

それだけならまだ大丈夫
やっぱり問題は、”人と関わらない”の点が致命的。

資源や力を持っているだけじゃ世界を変われない。
世界を壊すのは出来るかもしれないけど。

貪汙を消すため大統領を殺すだけじゃ意味が無い。
大統領をなって、実際に問題を対面しないと、問題は解決できない。

そのために、たくさんたくさんの人と関わらないといけない。

神になる、上の人になる、意味になるのは
たくさん人に信じられてだからこそ成立する事さ。

そんなの人は影が必ずある。
理想や綺麗な話だけじゃ現実になれないからね。
現実と向き合うこそ大きくなる。汚いことも多くなるんだ。


でももうちょっと艾方の良い所を見せたいな。
シナリオ今の所じゃ、論理はあんまり良い所が見つけない。

知らなかった裏を暴れてやる、影を見ろという所かな。
良い意味で取れば、記者の立ち位置かな。

この試験でレベルアップして社会運動家になるかな。

2012/07/17

フェミニズムその2

http://life.fhl.net/Desert/980522/002.htm

http://www007.upp.so-net.ne.jp/rindou/feminism7-5.html


フェミニズム批判


http://homepage2.nifty.com/kobatetu/heiwa/03no05.htm
人類が女性を差別する原因は戦争

うーん、やっぱり色々が難ありと思う。
女性の差別は、発展した国もう問題になれない。
この意味もう解決したジャンルだからね。

やっぱり、ここは未開発国家の現状を狙うの方がいいだろう。

http://zisak1979.blogspot.tw/2011/12/blog-post_4356.html

http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20100729/104400/


中国公安部は、女児や少女の誘拐は年間数千~数万人と推定しているが、この数字は氷山の一角という見方が強い。誘拐阻止のNGO(非政府組織)は、年間30万~50万人とみている。
中国の誘拐事件は身代金を要求するケースはほとんどなく、人身売買が目的である。一人っ子政策に男尊女卑の風潮、それに極端な貧富の格差が複合的に重なって人身売買の温床になっている。

しかしこれはどう描ければ漢字のテーマを絡むだろう........
女性差別の漢字、あるはあるけど、正直馬鹿馬鹿しいなので
論理として弱すぎる、簡単に論破されるし.......

となると、ある意味は話し合えないの方が良いかもしれない。

まあ相手は倉頡だから論理は乱暴でも通じそう。
あいつはエロ親父だから、ある程度のごり押しは何とかになる。

理想を超えて

5回戦のシナリオ。

明るい宇宙に、暗闇の惑星があって
大地は真っ暗で、時々空から”光の雨”が降りてくる
地面は三角錐ような生き物があって
その光の雨に形成した湖の側に生きていた。

...........昔にこんなの世界観が考えているけど
こんな設定じゃ何も役に立たないし、SFは専門外だし
ストーリーにもなれないから放置した。

今で考えれば科挙篇の5回戦に使えるじゃないかと思った。


昨日に書いた話も合わせて色々役に立つ。

そのケモノ誌を作った時
最初はたったやりたいだから、
まあ俺は編集代理として代わりに設計図を描いてやるだけ。

しかしその1冊は、それぞれ描いてた漫画はレベルが高く
結果的に俺の予想より遥かに超えた。

だとしたら、このイメージは5回戦も使えそう。

文官は頭良いから設計図で”理想”を描く
武官は行動力でその理想を上回るのが一番良い。


世界の形は1つだけじゃない。
行動次第で変わっていく。

宇宙は真っ暗なんて、誰も決めていない。
雨だって、水と限らない。

そんな感じの、”世界造り”。

2012/07/16

実はあんまり考えていないだろ

ちょっと昔にケモノ誌を作る時の事を思い出した。

ケモノ好きな人は何人も集めて
一緒に大好きなケモノ誌を作ろう、と打ち合わせ。

何の良いアイデアとやりたい事はあるかな?と聞いたら
”うーん、特に無いみたい”という返事を貰った。

.......みんなは特にイメージが浮かんでいない。

その場、一応編集者の経験があったのは俺だけ
何とかそれぞれ描きたい作品を作り上げて、
俺は編集として、締め切り、ページ数、揭載順、表紙作家指定など
色々考えて、俺のイメージで本を作りました。

そうか、なんか編集長の気持ちが分かったかも。

大体の人は、何がやりたいという事はそれほど考えていない。
”誰かが何かがをやってくれると良いな”、の程度だけ。

もちろん自分描きたい漫画はあるけど
雑誌や本自体のスケールになると、ぼんやりなイメージしかない。

しかもこれまだ良いの方。
もっと酷いのは、漫画を描きたいと言いながら
”何を描くのは分からない”。


ケモノ誌の時だって、作品のページ数は単?双?どっちがいい?
と聞くと”分からない、あなたで決めてくれ”ような返事もあった。

俺なら何とかしてくれると思えているかな。
結局、細かい所までイメージは俺しか持ってないから
バンバン俺の好みを入れました。

元々、みんなのイメージで一緒に作りたいのに。
しかしどうやら、作品を載せるの形式は誰も考えるものじゃなさそう。


他の友たちもケモノ誌を作った事があるけど
よく考えたら、その本のイメージもメチャクチャだった。

載せるイラストは鉛筆絵ばかり、内容の文章コーナーもデタラメ
限定版と言いながら、公開販售していない。

一言で言えば、あの本のイメージは
”ケモノはマイナー。社会が悪い、悪いのは俺達じゃない。
だから金を出して応援してくれ”。

やりたいイメージは全く無い、だから作品の形ですらなっていない。


時々は、結構な人は好きな事でも何となく気持ちだけ、
実際に何がやると、色んな常識に囚われて
具体的にあんまり考えていないだろ...と思わせた。

漫画を描くの作家より、本を作る編集が”先”と思いました。

しかし面白いね、編集を決めるのはあくまでも”枠”だけ
雑誌の内容は作家の漫画次第。つまり”やる”も重要だが、
方向性が正しいの指令で”やらせる”も肝なんだ。

2012/07/15

2/3超え

今日もイラスト付きサインを描いてる。

本当に多いな、いくら描いてもなかなか進めない。
何とか7割地点を越えました。

残る枚数は大よそ4~5日かかる。
その後、すぐに115章のネームと次巻の表紙を描かないといけない。

ギリギリ乗り越えると思ったら、既にすぐに11巻の発売が迫る。
そして12巻のオマケ、116章の原稿も次々とこの先に待っている。
うーん、このペースじゃやっぱり厳しいぞ。

1回2回は何とか間に合っても、
この6巻連続発売のペースじゃ追い付かなさそう。

俺の時間感覚はかなり正確だから
間に合えない事と思ったら、恐らく本当に間に合えない。
”頑張れば意外に間に合うかも”の事はあんまり無い。

何とかになると思えないが、今じゃやるしかないな.....

2012/07/13

250

コミック発売の宣伝イベントとして
直筆サイン付きイラストのファンサービスは描いてる。

http://www.comibook.com/cb4681
こういう感じで。

今まで何回もやっていたが今回の数は特に多い。
確かに全部は240~250枚くらいかな。

今の所はやっと半分超えた、2/3未満の所。

イラストのキャラとテーマは読者から注文できるから割と難しい。

サインだけなら20秒で終わる、
ただのキャラを描くなら5分くらい済ませるけど
複数キャラそしてテーマが注文されると構図、ポーズと表情も
考えないといけないから、一枚は30分くらいかかる。

そんなのモノを250枚。

単純の計算では、かかる時間はサインの60倍以上だから
これはサインだけなら確実に1万冊強の量と相当。


1日は多くでも20枚を描くのは極限なので
250枚は丸々2週間かかる。

もうちょっと遅筆の作家だったら、
連載ながらこんなの荒業なんて出来ないと思う。

確かに面白いけど、時間的にこういうイベントは
コミック発売で毎回をやるのは難しいなぁ。

それでも毎回ギリギリできちゃう自分はすげえと思った。

2012/07/12

順番決め

1.まずは、申屠西のバトルを少し描いて
倉頡戦の序盤に進む。
艾方の戦い理由(表向き)を書く。


2.続きは丁八戦、一方的イジメで負けた。
そしてここで試合の裏ルールを現れる、試験生達のピンチ
次々とリタイア者は続出。

盤古側は守芬が追われてリンクアウト
最初のピンチとなり。


3.呉鎮はリンクアウトの守芬と一緒に観戦するようになった
霍安と出会えました。

倉頡は本気モードを出して、艾方を一気に攻める。
神の”意味”を説明、艾方はリンクアウト。


4.盤古は”人助けと牛頭馬頭倒す”同時にできる策を見つけて
大反撃が始める。
試験生5人かかりで倉頡を倒しました。


5.この間に、霍安と呉鎮、そして林默娘(多分)の会話を行う。

それでも、馬賢達は大きいダメージを受けながら
怒涛な攻勢を食い止めた、
羅剛は踏ん張りして、黄雷をリンクアウトさせた。

そして話は地下通路にシフト。


.......順番は大体こんな感じかな。
こう見ると、5話を使う可能性があるかも。

呉鎮、霍安の会話は一切描かなければ4話に済むかもしれないけど
霍安と守芬など、普段はそんなに絡んでないキャラを
描けるチャンス。一応、テーマ的に意味があるし。

まあとにかく2話くらい様子を見る。
5の話(黄雷リンクアウト)は地下通路の話が終わるから
描いても良い、そうしたら4話で倉頡戦を終わらせる。