2011/07/31

6年振りのコミケ

今日は6年振りコミケ。久しぶり同人誌を作った。

知り合いを誘ってケモノの本を描く。
締め切りの挟間に最低限の時間で12ページを描く
2日の時間を作って、遊んで行きました。

終了前30分という絶妙な時間で完売しました。
部数の予想は大体正しいので
時間ギリギリ売れ切った気持ちは良かった。

たくさん知り合いも会ったし、本当に楽しかった。
イベントとして素晴らしかった。

でも単純の計算では全体的に5~6日ほどかかるから
連載中はこういうイベントは何年一度が限界。

もう大満足だから来年はやらなくでもいいと思うが、
盤古の連載を終わったからもう一回をやろうかな。

一応原稿は持ってその場を描いてるのが
まだ少し残っている。今夜は頑張って終わりましょう。

2011/07/28

頭痛い...

アシスタントUさんは背景6時間。
Tさんはベタ。俺は効果線。

今は10ページ地点。

この2日効率悪い理由は分かった。
頭が痛い........とにかく体調が悪い。

パソコンを見るだけでチカチカする。
何故こうになるだろう.....

ちょっと不安。やばいよこのペース。

2011/07/26

ペン入れです

アシスタントUさんは来て7時間効果線描く、
Tさんはベタ塗り、俺はペン入れ。

特に何でもない。

しかし、今はまだ17ページ目。
このペースであと4日が必要。うーん、今回は遅いな。

2011/07/25

褒める事自体

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%BD%E5%AE%B3

ここから話は”自然災害”で基準。


今日はちょっと妖怪の話を打ち合わせ。
機甲盤古では妖怪は犯罪者の定義と似てる。
ルールから外れている存在。

で、妖怪や霍安の動機は”認められたいから”頑張っている
......ような感じじゃない。


俺のイメージは、妖怪は自然災害に近い。
旱魃は、踊りや祈りで何とかになる訳が無い。
洪水も話し合いで退く訳がない。

少し極端の考えだが....”会話”で意思通じる時点、妖怪じゃない。

”褒められたい”、”認められたい”
という感情自体も基本的に相手の価値観を頼る。
どれもなんか違う。

水が好きな所に流れたいから洪水を起こる。
雲はその所に行きたくないから旱魃を起こる。
それほど純粋な事と思う。

だから、台風に”ここに来るな”と言っても意味が無い。
”粋から外れ”の事は、自分のコントロールは元々できない。


だとしたら.........ラストのボスはラスボスじゃない。
妖怪は気まぐれだから、魔王のイメージに合わない。

物語の意味では、一番魔王に近寄るのはやっぱり霍安。

霍安は妖怪と神明両方のバランスを取れるから
彼が魔王の方ドラマチックと思う。

...............そう思ったらちょっと面白いかも。

今の霍安は明らかに魔王じゃないが、
今まで起こった事全部は魔王にクラスチェンジ過程と思えば
ある意味が魔王のサクセスストーリーだぞ。


と、機甲兵についでも書く。
ここまで描写は”巨大なパワー持つだから”に近いが実は違う。

パワーだけなら、神より妖怪の方が上かもしれない。
機甲兵一体は100匹妖怪のパワーと互角でも
結局100匹妖怪があれば済む話。だから”力の大きさ”と関係無い。

重要のは”力の方向性”。

機甲兵は”力の方向性”をコントロールできる。
”コントロール効き悪さ”は元々妖怪の弱点だから
全方向性の機甲兵1匹だけで全て補う。

例えば、電力を起こっても電球が無ければ照明はできない。
クーラーもテレビも、その機械がなければ出来ない。

機械1つは1つ”力の方向”と同じと認識なら
機甲兵はまさに万能。
霍安の狙いは恐らくそれだろう。


この辺りの話を考えると5回戦の光景をイメージできる。

妖怪達が遠くに居て、盤古の試合を睨めている。
”機甲兵の合格”を期待している、という異様な光景。

盤古の気持ちは、ちょっと複雑かもしれない。

良い絵になりそうです。シチュエーションは悪くない。
妖怪を描写する機会、この作品ではかなり限られているが
一度だけでもいいから妖怪の見せ場を作りたい。

素晴らしいラストエピソードを作って欲しい。

でもストーリーまだ完璧に決めていないから頑張ろう。

ただ今思考中


このシーンはポーズがイマイチなので何回も描き直す。

編集長に言われてスケートボードの資料でも探しようと
丁度知り合いはスケートボード雑誌を持っているので上手く解決。
なかなか格好良い。助かりました。

これでようやく下書き完成。


で、妖怪ラスボスの問題はただ今思考中。
かなり難しいよ。この事は恐らく半年くらい考え続けてたのに
なかなかジャストミートの答えは出てこない。

妖怪の定義だけなら少しずつ掴んだが
ラスボスまだまだ引っ掛かる。

これほど時間使ったら
他の問題は大抵既に答えが来るなのに。

マジで最初にテコ入れた科挙篇シナリオを考える時より難問の気がする。

2011/07/24

魔王は勇者と闘わない


そういえば、昔に描いた”魔王”も良いキャラだった。

一見アナログのゲームでよく見られるオーソドックスな魔王だが
設定と主役のやり取りは結構新しいだった。

まずは変身しない。普段から数十Mの高さで行動する。
だから異様に描き難かった。

次は人間をアリような見えるから
初めから人間はどーでもいい感じ。敵意ところが意識すらしていない。

劇中では勇者達と闘わない。

魔界の大ピンチで勇者が魔界を助ける。
その代わりに魔王は一人で人間界のピンチを救う。
という同時進行劇がクライマックス。

ギャグじゃなく大真面目。500ページほど使って最終章を描いた。

”アリの世界くらい救えてやる。だがお前らこの魔界を救えるのか?”

今で考えればなにこれ格好良い。斬新すぎるだろ。(笑


ある意味、その時この発想は
”対等の敵対”の概念に囚われなかった。

そして、連載漫画によくある都合上の必要(人間形キャラの縛りなど)
に合わせていないから、 凄い”勇者と魔王”を出来ました。

今回は違う意味で、こういう斬新なアイデアを思い付けるといいな。


.....しかし本当に不思議だ。

学生時期に描いたネーム連載だけなのに、
内の1エピソードは漢字試験で描いたから
漢字のテーマは盤古に転用した、2つ目連載を立てた。

盤古の連載は迷走してピンチになった時は
このネーム連載に擬似的な打ち切りが描いた事があるから
”テコ入れ”のヒントになった。見事に乗り越えた。

そしてラスボスの悪役を悩む時も、この作品の魔王を思い出して
何となくヒントになりそう。

何この万能薬は?!


10代の自分、10年をかけて数千ページのネームを描いたが
自己満足に過ぎない、一銭もなれなかった作品なのに
二度も三度も今の自分を助けてくれた。

ある意味は奇跡だ。
今の気持ちは上手く言えなかったけど、本当に描いてよかった。

もしかして、その頃の俺は
”どうぜコレは金になれない”と思って最後まで続けなかったら
こういう起死回生の奇跡はきっと起これないんだ。

悪役のチョイス

と言うわけで、悪役作りは一番弱点。

ここから話は妖怪側に絶対的な悪役は必要。
そして妖怪の定義も含めて二重の意味が持つ。

......で、何故俺はここまで悪役作りが苦手だろう。
俺は今まで会ったのは良いやつばかり
少なくでも”悪いやつ”が少ない過ぎると思う。

といか、”威脅”はあんまり無いかも。

今まで作った成功の悪役は3人.....
悪魔、疫病神とゴールドドラゴンくらい。

悪魔の基本は”安心と思った概念の隙間に侵入”
疫病神は”その不確定性は敵に回せずに仲間の位置に居る”。
ゴールドドラゴンは”金へ貪欲”。

正直、霍安は中ボスくらいいけるけどラスボスになれない。
つまり俺はラスボスを作れない事。


本来なら、定義によってなんでも悪役になれるはず。

剣心は基本的に、悪役は”立場が違う”。
ドラゴンボールは一番シンプル”人を殺す”だから。
多分俺欲しいのはこのタイプではない。

”異様な価値観”。妖怪ならこの線でしょう。

今まで信じた価値観が崩れて怖い、何を信じれば良い?

今まで人は殺されない。ここから殺される。
今まで紙幣はモノを買う。ここからただの紙ゴミ。
今まで愛している人は、無感情になってしまう。

問題は、何の価値観?どんな風で漢字と絡む?
範囲を決めないと流石に話を作れない。

妖怪一匹は1つルールしか歪むが
盤古が居ればどんなルールでも歪む。

テトリスで例をすれば、妖怪は”ブロックピース”。

神は”格子の段がすべてブロックで埋め尽くされると、その段が消滅”
という”ルール”。

妖怪自体のパワーアップは
形が複雑のブロックピースが現れる、ゲームは難解になる事と同じ。

でも盤古が味方になれば、ルールは
”格子の段がすべてブロックで埋め尽くさでも、その段が消滅できない”
に変更が可能。

こういうのはあんまり感じられないかもしれないが
ルールは僅か変わっても不快感が凄い。

例えば、硬貨は1、5、10円幣ではなく
2、7、13円幣になるだけで市場は凄く混乱になる。

人間は、変わる事が案外に怖い。
守ってきた一線、崩れるだけで、人間は壊れる。

骨と肉はハッキリ区別してるはずなのに
粘土ような、押すとゴチャゴチャに混ぜる事が起これば
大パニックだろう。

今まで俺達生きた環境は無数のルールに守られている。
それを壊れると、絶対こわい。

法則の乱れ。という感じかな。
ホラー漫画ではよく使えている方法だ。

道徳観が固いの俺には、この線で考えるのは難しいけど
道徳のリミッターを外せれば”崩壊点”を見つけるはず......

これは(ホラー漫画として)面白いけど、
1つ1つルール壊れる過程を描かないと面白くない。

となると、妖怪は単体じゃちょっと物足りないかも。

というかコレは盤古のネタじゃないような気がする......

でも残神のテーマはこの意味で使えるかも。


そして、妖怪単体と機甲兵の関係まだ不明。
ルールでルール崩し出来たら、別に妖怪の力の描写が要らないじゃん。

まあそっちの方はスポットが盤古に絞れるからいいけど......
とにかく話が難しく、そろそろ限界。とりあえずここまで。

2011/07/23

大体そんな感じ

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B8%E3%82%A3%E8%AB%96%E7%90%86

ファジィ論理

..............俺が言いたい意味では、
自分の日本語レベルで説明の方が難しい。

まあ要するに
”全くその通り”より、”大体そんな感じ”の方が使える事。


こういう感じの理屈が探しているけど、資料が見つからない。
だってファジィ論理は殆ど読めねえ。(汗

”大体そんな感じ”は、修正が効く利点がある。

ハッキリ言ってください!ような感じで迫っても、時々に逆に仇になる。

例ですれば、ある人間の身長は166CM。
意外にこれは朝や夜時間によって変わる数値
だから166.74CMという数字は逆に”正しくない”。

それに、”大体165CMかな”という言い方は良いの場合がある。

”精確”という意味の反面は、局部的という意味が持つ。
定義的ではなく結果的。

”精確さ”はエネルギーを消耗するから
結果的に他の所が”より不精確させる”になる。

バランスをとるため、無意識でも意識でも
”大体そんな感じ”で行く策は有り。

文字はある程度、どちらで言えばに”精確”に寄り。
定義はハッキリ言える。つまり意味の”方向性”を示す力がある。


漫画のシナリオを書く時、
初めは必ず”大体こんな感じ”で始める。

1話目時点、2話から100話の細かい所まで書いても逆に縛れる。

でも”大体こんな感じ”で書けば方向性は掴む、テーマから外せない。


........考えは自体こんな感じ。
でもこの事を物語りに組めて入れるのはまだずっと先ようだ。

ここまでとここから

ちょっとあるサイドの漫画のレビューを読んだ。
この世は色んな漫画はあって、色んな面白さがある。

俺は基本的にサンデーとジャンプはメインで
他の作品はコミックスはサブの感じで読む。

正直、日本と比べて台湾の漫画まだ経験積み階段だから
摸索している。プロでも漫画の文法すら満足に掴んでいない所。

漫画は”絵の延長線”で考えている人は多すぎるため
絵になっても漫画になれないモノが多い。

だから、盤古の中盤から描く時は1つ課題はあった。
それは日本の週刊連載の基本を再現する事。

まず誰も楽しめる一番王道の面白さを描く。変形はそれから。
出来るだけ週刊の締め切りに近い形で、毎回面白いの連載を描く。

だから思い切り仲間と戦うを描く、楽しいキャラを描く
熱く展開を、笑って泣いて、人々の想いを描く。

まあケモノ要素自体は邪道かもしれないが
その他は割と王道でつもり。

そしてある意味に必然にバトルが長引く......
そうかだからジャンプの作品はこうなりやすいか、と。

でも敵役作りは苦手など
まだまだ出来ていない所があるがここまで色んな事を実感した。

そしてここから。

やっぱり色んな作品があってほしい。色んな人の。

知り合い今の作品を読んで物足りないと思った。
彼は”こう描けば売れる”という姿勢で描く。
まあプロとしてそこが必要と思うだが......

俺は、”面白さ”は色んな隙間に居ると思う。
だからただ”金になる”の所に力に入れると薄っぺらになる。

漫画はね、”付ける”より”入れる”、
そして”入れる”より”溢れる”感じで描く方が心を響くと思う。
そこが嘘が付かないだから。

枝を伸ばして樹を大きくなる感じで進む。
ここからはこんな風になりたい。

2011/07/22

下書き続く

今日はただ描く。特に何でもない。ここまで8ページ。

強いて言えば暑い.......
流石にここまで暑くなるとクーラー抜きで仕事は....
.....出来るけど3時間で疲れる。

先週まで何とか真夜仕事で我慢してきたが
ここから効率を考えればクーラーを付けないと。地球すみません。

この気温まだ1ヶ月以上に続ける。まあ夏だし。

2011/07/20

96章下書き開始

ネーム完成。

今回の修正は素晴らしい、格段に面白くなった。
本来なら繋ぎ回クラスの話と思ったのに
全然そんな弱弱しいな感じがない、力強くてインパクトが充分。

繋ぎ回でも毎回こんなレベルで描ければ
確実に外れ回が無くなる。
できればいつもこのレベルをキープしたい。

そしてよく見ればアクションはラスト6ページだけ。
質実にストーリー回と大した変わらない。

なのにこの緊迫感は良い。バトルした訳じゃないのに。
あの3人のやり取りを追加したのが正解。
追加は2ページだけなのにガラリと読後感が変わった。

ネームは奥深い........本当に毎回はそう思った。

2011/07/19

ネーム大修正時代

打ち合わせは完成。
.......比率で言えば、大体5割がボツ。最近の回数では最高かも。

今回の問題は珍しく”キャラの行動が設定と合わない”。

ラブコメは慣れない、キャラのやり取りは選択ミス、
2つエピソードを1つに合わしたいから無理矢理にページを短縮すぎて
必要最低限のリアクションさえ足りないなど問題があった。

最初の”何かが足りない感じ”は正解。
本当に1つエピソードの内容が足りない。

やっぱり”駆け足のテンポ”は難しい。
とりあえずしっかり考え直す、描き直せ。

正直今回は無駄の時間が使いすぎる。でも全部予想外トラブル。

睡眠リズムが崩しで1日、スキャンナーは使えないで1日、
編集長の病気で1日、歯医者に行くで1日。

1回で、しかもネームの階段で
これだけトラブルを起こったのは信じられない。

妥協策でシナリオの仕事を優先してもその半分の時間が損失した。

金はいくらでも取り戻す機会があるからいいけど
無くなった時間は絶対に戻れない。
しかも、偶然を何度に重ねだけで4日もロスを喰らうのは悔しい。

納得できないよ。(涙



とにかく後半パート追加ページを考えています。
馬賢と薛慶、趙牙の3人は互いにあんまり面識がないため
会話とやり取りはページかかる。

だから敢えて省略したが、やっぱり欠落感はあるので補足する。

通常の場合と比べて3人とも裏がある。
この場は素直に正直なキャラは一人も無い。けっこう珍しく。

俺の頭はもう少し良ければ頭脳戦を描けるけど無理でした。(汗

一応考えているの方と思うが、
俺はあんまり”策”が持っていない人らしい......

盤古の想い

ネーム返事は来ないので
仕方なくとりあえず次回のシナリオを書く。


ちょっとシナリオを考えたら
97章は一番難しいのは、盤古の気持ちだ。

この辺りは結構複雑。
元々俺は盤古の気持ちだけ苦手だし......

徐梅拉致された事も、変身した事も
仲間は盤古のために隠れていた。

盤古は全て背負ってつもりだったが駄目だった。
敵も仲間を狙う、仲間も盤古を庇う。

情報を欠けたまま、ずっと守ってもらうしかない。
もっと狀況を理解しなければならない。


まあ行動自体は間違いないが動機は問題がある。

盤古は兵器の原罪から逃げられない。

かつて人を殺したから罪を償いたい。
誰よりダメージを耐える躯体で、人の代わりに傷を受け止めたい。

この想いは強すぎる結果、人から援助を素直にもらえない。
相手を感謝の気持ちより、罪惡感が上回る。
自分は、助けをもらえる権利はない。

ある意味は一種トラウマなんだ。
機械だからこういう所が固い、あんまり柔軟に考えられない。

一見偉くて素晴らしいだが
こういう考えの問題は、”敵の責任や償いまで自分に回ってくる”事。

さらに、魯泉の場合は無理矢理でも
盤古と一緒に背負う事になる。そこにはリスクが生まれる。

こういう事はケースバイケースだから盤古は間違ったと限らない。

ただし盤古はまだ気付けてない。盤古と魯泉は大抵に二人で一人。
ダメージを受けた時は一緒だから
盤古は耐えても魯泉にとって致命傷になる可能性が高い。

何を背負う時は、周りの人に傷害を与える事も考えないといけないだね。


この回のネームは、カメラワークが鍵と思う。
基本的に”試験終了”という雰囲気で
普段よりやや距離を取って、ニューズのカメラワークと少し似てると思う。

盤古、魯泉のセリフだけ少しズームイン、他は全部遠め。

2011/07/18

勇者「魔王倒したし帰るか」

http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51647131.html

信念があって、そのせいでいろいろ歪んでいっても、
その信念を捨てたら最後、今までの犠牲が全部無駄になる

最初の決断はそれほど難しいものじゃなくても、
繰り返せばどんどん重い決断になってく

んで、決断を下した事実、

犠牲にした存在が次の決断を迫られたとき重くのしかかる

そんな精神の足枷つけて過酷な状況に生きてたら、

そのうち足を止めることすら罪悪を感じるようになる

目的のために一線を越えたのに、目的に向かうことを止めたら、

一線を越えた自分はどこへ向かえばいい?

 
.............うーん。重いけど面白いな。
 
 
前半の勇者は”後半の惨状”を語り、
後半の僧侶は”前半の旅路”を書く、
2回を読めば全て伏線を繋げる構成は面白かった。
 
自分的に、この作品は
”人間の心のダメージ容許上限”を示す作品と思う。
 
特に秀逸のはちゃんと普通のレベルからじわじわ上げて行く所。
 
いつの間に戻れない。
戻ると今まで犠牲した全てが水の泡に。
 
普通なら途中で諦めるか死ぬか、どちらになるはずけど
この作品はRPG蘇生呪文のデメリットを逆手を取って
”心のダメージ”を上手くに畳めて行く。
 
考えさせたね。
心が強くなるのは何だろう。
 
多く困境を乗り越えた後、心が強くなるのか?
それともただ”心のダメージ”を積蓄していくだけなのか?

この意味では、人間の器は分相応のモノしか持てない。
本来なら多い人で背負すべき事は一人で持つべきじゃない。

限界を超えると逃避する道を使うしかない。
リミットを無理やりを上げて、その痛みを麻痺させる。
そして歪みは現われる。

我慢して、無視して、傷を治せない。
信念は持っているこそ、より大きな傷を負ってしまう。

繰り返して、その歪みを処理するスピードは追わないと
バランスを崩れて、器の自体は壊れる。
残されたモノ以外、全てを排擠する。


この線で書くと鬱になるが、
心のダメージとケアは結構良い話になると思う。

懐かしいな50章まで

コミックのオマケのために
9~10巻(39~50章)の内容をもう一度に読みました。

この頃の話、キャラ数まだそれほど多くないため
今よりやや遅いテンポで描いてた。

まだ遊んでも良い、という序盤なので色んな意味が緩く。

3回戦の後半になるとキャラは多く、話も長引くなったから
”もうこれ以上に引き伸ばせない”気持ちがあるため
省略は多用、やや駆け足テンポで描いてる。

これはこれで面白い。
同じ内容は少ないページで描く方が面白いという理論があるから。

でも、その頃の緩さは少しだけやってみたいなぁ。

2011/07/17

97章シナリオ

最初のページは”試合終了”。
扉ページは試験官全員を描きたい。

黄雷、謝亨はクリアしたを知った盤古は仲間と対話。
そして徐梅を連れて戻った薛慶と趙牙も会った。

そして前半の見せ場は趙牙と盤古の対話。
”かつて兵器だった自分”の話。

試験終了、みんなは宿屋に戻って
徹夜だった鍾守芬は先に休む、盤古は霍安の面倒を見て
黃雷、徐梅と魯泉は夜飯を買って行く。

.....そこに、徐梅と魯泉の未来の話をする。
しっかり貯金して盤古を恩返したら徐梅を嫁になってもらう話。

そこで、黄雷は魯泉に言った。
”盤古が神になったら、君の家に行けると限らないよ?”

そこで魯泉はちょっと考えてた。
”そうか....そういえば、盤古はどんなの神様になれるかな。”
と呟けてた。

そして沙洲市場は開いて、2日連続に敦煌の人々に招待する。


...........今回の難点は”雰囲気”と思う。

所々に色んな情報は描くべきだが伏線程度だけだし、
強いて言えばアクションはもちろん無い、ストーリーも大した動けていない。
だからキャラの気持ちと雰囲気でカバーするしかない。


2回戦と違って、今回のエピローグ辿り付いた前に
テーマは既に描き切ったから、ちょっと変則のやり方を考えないと。

そして整理したい。
今の所、伏線は複雑だからスッキリして4回戦に進みたい。

バグ

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%B0

妖怪の定義を迷っている俺に知り合いはそう言った。

”神はプログラムなら、妖怪はバグじゃないか?”

...............ほう、これはある意味マッチする。

システムは複雑になるほどバグが多くなる。

バグは、”ルールとルール当たって溢れてた”モノ。

蝗害で例をすれば、”妖怪は蝗害を起こる”ではなく
”妖怪は自分が流れて蝗害を起こりたくなる”事。

”歪み”の産物。

こういう意味はやっぱり意識と本能の差だろう。
霊(妖怪でも神でもなく)の場合は、
プログラムもバグもなれなかった存在。

バグ通常はデバッグされる。
霍安の目的はバグを"集中安置所"を作りたい。

でもこの意味を取れば
妖怪は”必然存在”になるが、”必要存在”になれない。

それも合理的だけど、この辺りはまだ考えたい。


となると、妖怪は機甲兵を欲しい理由も辻褄が合う。

機甲兵はこの定義上、プログラムを作るのプログラムだから。
バグはそれを把握できれば”隙間”は好きなだけ作れるから。

文字幻術は”力の方向をコントロールできる能力”。
妖怪は基本的にコントロールは効かずバラバラになる。

つまり妖怪と一匹機甲兵の力を合わせれば理論的に
全方向コントロールは出来る。神のコントロールと対抗できる。

2011/07/16

ラストシーンは良い

96章ネームは一応完成。23ページ。

うーん。予想より少ないページで
予想より物足りない内容になっている。
何かが足りない。

あと1つ所を強調したいけど、今の所はちょっと迷い。
確かにあちこちがやや足りないが平均過ぎる。

でもラストシーンだけは文句なし。
見開きの勢いは予想より上回すのはよかった。

とにかくあと2ページ追加できる。何処に加筆すべきかな。
考えよう。

今回の趙牙は良い感じ。

嫌々ながら人を助ける。
どこからどこまで普通の奴、頑張って人助けても要領悪くて
やり方がダサい。それでも遣り遂げた。

ある意味、誰もなれそうヒーローかもしれないね。


とにかく、この数日はよく寝たので仕事は1日弱遅くなった。
明日は8巻のオマケ漫画ネーム2ページや
97章のシナリオを描こう。甲骨文の資料もついでに読む。

2011/07/15

駆け足で終わらない

黄雷パートは予想より少ないページで済まそう。
これでいいでしょう、趙牙のパートの方が長いし。

本来、どちらでも1回くらい描けそう内容だけど
(特に趙牙パートは23ページを描いてもおかしくない
今回は駆け足で進む。

この辺りは連載作品の特殊さと思う。
次回は倉頡迷宮篇のラスト。

だから終了直前は延々にサブキャラの話を描くじゃない。
ハイスピードで行こう。

でも、基本的に連載のエピローグは1回でしか描けない
だから今回は終わる雰囲気を匂わせない。

幕間劇は何回を描いてもいいけど、何となく
”エピローグは2回も渡る”のは違和感がある。

極端論で言えば、ジャンプのスタイルは
”導入はできるだけ短く、本篇は出来るだけ長く、
そしてエピローグも出来るだけ短く”。

乱暴で言えば、1回目で大バトルでスタート。
最終回前の1回でバトル終了、ラスト1回でさっさと物語を終わらせる。
これがジャンプの”ベスト”。

まあ普通はそこまでやる必要が無い。(汗

しかし太く短く、”本篇”の割合は極めて高い
こういう人生はある意味に素晴らしいかも。

だってさ、エピローグは10回を描いてもつまらないだし。
終わるのは潔く、スパッと!という感じもいいじゃないか。

機甲盤古6周年と第2回人気投票

http://www.maxpower-p.com/1518
参加説明はこちら。

今回はPIXIVで投稿できる。となると日本の方も参加できる。
タグは”機甲盤古”と”fp6th”をつければいい。

詳しくのは担当さんに聞いてみよう.....

もちろん賞品はあります。
カラーイラスト入りサイン色紙まで揃っています。
サインだけではなくカラーイラストまで直筆なのでレア度は高い。(多分


まあ言葉の壁は大きいから参加してください、まで言えません。
イベントとして祭り気分で見て頂ければ嬉しいです。

http://www.comibook.com/cb3463
ちなみに人気投票の第1回の結果はこちらに。

いつのまに、もう6周年か.....。うわあ嬉しい。

2011/07/14

8巻完成

この2日はカラーがメイン。
8巻の仕事はチマチマ残っています。ちょっと面倒。

とりあえず終わりましたので今夜からネームを続く。

できれば明日で終わりたいけど時間はやや微妙。
本当に旅に出られるのかな。(汗

そういえば取材やシナリオ練り兼ねるとは言え
”辞書を持って旅に行こう!”よく考えたら変だろな。

2011/07/11

境目

「ぼやける」は、色の濃淡や形の境目などがよく分からなくなる意。

銳利化跟模糊化的差別......嗎。


頑張って考えた。一応友人と話してみた。
妖怪は悪、神は善のイメージで区別したくないから、
他のイメージを探している。

今の所とりあえず。
”シャープとぼかし”で定義しようと思う。
http://tech.clip-studio.com/howto/illuststudio/tora/050


盤古では、神が文字の力を持っているから”理解”できる。
”今まで分からなかった物をハッキリする”。

だとしたら妖怪のスタンスは逆。
”今まで知っている物は分からなくなった”という。

妖怪のWIKIではこう書いてる。

日本の集落家屋にみられる、自然との境界の曖昧さによる畏怖や、
里山鎮守の森のように自然と共にある生活が畏敬や感謝になり、
妖怪は、これらの怖れや禍福をもたらす存在として具現化されたものである。

キーワードは曖昧さ


今までずっと”妖怪の事を考えれば考えるほど分からない”。

つまり、元々”その曖昧さが取り柄”の意味で考えれば辻褄が合う。


神々は”ハッキリ”してくれるなら、妖怪は”曖昧”してくれる。

もちろんこんな風で意味を取るのは自分の定義に過ぎないが
物語として良い定義で、民俗学の視点でも大きく外れていない
それなら一応よし。

それよりこの意味では妖怪は盤古と関わる理由も辻褄が合う。
文字だって意味を曖昧する方法はある。
この意味で取ったらテーマは”漢字”から外せない。

前に考えた”文字化け”も、ある意味は間違いない。

よし、とりあえずこの線で妖怪の話を考えてみよう。

96章シナリオ

コミック仕事とネームを同時に描く。
4回戦と間幕のシナリオは15回以上にある
範囲が広すぎて細節まで書き切れる訳がないからしばらく放置しよう。

熟成するまで時間かかるし、15話先のストーリーを書くも精度が低いし。
今は無理書いても余計の時間を使ってしまうと思う。
とりあえず粗筋だけでいい。

3回戦ほど複雑じゃないとは言え、要素は多く話も長く
羅列だけで自分も驚く。14回の話はどれくらい内容を描けるのが、
シナリオを考えるときはビックリするね......

4回戦は3回戦よりさらに早いテンポでサクサク話を運びたい。
3回戦ような”全員キャラ1回主役やる”描き方もうやりません。

それをやるとテンポが遅くなる。3回戦は面白かったから許せるけど
今度は話進むテンポが速いながら同じ面白さを維持する、
という目標がある。

新キャラや風呂敷を広げが抑え目気味。
重点はサブキャラのフェイドアウト。と、ラスボスの”妖怪”を伏線張り。

妖怪は一番大きい不確定要素なので4回戦一番の難点。
描くのは来年から、この間にじっくり考えて欲しい。



96章の前半は黄雷パート。
”玉探し”試験は宿華のおかげで3つ目の玉を手に入れる。
その後は宿平達と合流する。

そして宿華が黄雷を助ける理由は明らかに。
”そんなちっぽけな理由で助けてくれるのか?”
と言う黄雷に、宿華がキッスした。

宿平は試験クリア。

そして地下通路。
馬賢は薛慶と話したら、多分もう勝てないと判断して
仲間の安全に優先して徐梅達に水に投げて逃げてしまった。

で、その際に趙牙は馬賢を倒すのか、人を助けるのか迷った。
その一瞬に盤古の話を思い出すので
嫌々しながら徐梅を助ける優先した。

同じく”ちっぽけな理由”で。
滝に落ちそう徐梅を助けました。

対比を使うエピソードなので、ページの振り分けが半々がベストだが
趙牙パートの方はアクションが多いから
恐らく4:6の割合になると思う。

このネームは、話の内容で考えれば25や27ページ。
が、特の捻りがやらないと31ページほどになりそうので
省略の工夫は欠けない。ネームはやや難しそう。

神になるって事は

あるコメントはそう言った。
”科挙篇長いな。長すぎる。
科挙篇って、この物語の中心主旨と関係あるの?”

長いのは認める。
初めて試験モノなので長さは上手く把握できなかった。
一応出来るだけ短くように頑張っている
引き伸ばしつもりは無いので、そこは何とか大目に見てくれ。

関係性についで
正直、天下第一武道会もドラゴンボールも関係ないからアリと思うが...

でもまあ俺はテーマがあるの方が好きタイプので、
関わるように物語を作りましょう。

これは丁度いい機会。整理しよう。

科挙篇の目標は”盤古は神になろう”と。

ハンターように4巻で終われば特に問題が無く
しかし今ように10巻以上も渡る試験の場合、
ただ”試験クリアして神になる”のは軽い過ぎると思う。

だから、この作品の場合は”うしおととら”のタイプで行くと思う。

つまり試験だけではなく、人と出会うのが全て糧になる。
無駄なんてならない。

過程がポイント。
仮に合格できなかったでも、意味がある.....もっと正確に言えば
”意味を作れる”。

この物語のラストトリックは、”人々”が”字”と似てるようなモノ。

つまり、字と字が合わせるこそ”文章”になる。
そこで新しい意味と可能性が生まれる。

人も神も同じ。
相手と関わるこそ人間になる。人の信頼を得るこそ神になる。

混沌は、最初は光も闇もなかった。
生と死もどちらにもなかった。
火と水もなかった。

全てが混沌の中。

いつのまに光も闇んも分かってきた。
生と死も生まれて。
妖怪と神も分かれた。

昔は万能の神が一人ですべて出来る。
だが、この時代にも分支して生まれた。

もう”混沌”に逆戻れない。

色んなモノが分かれたから、”組み合わせ”が生まれる。


ある意味、
”何と関わる”という事は普通がそんなに考えないよね。

例えば、金さえあれば良いと思っている人が多いけど
金があると銀行の事と関われる、投資も考えないといけない事が多く
遺産の分配も色々が考え物がある。

そんな風で他のモノと関わる。
普段、そんなに考えない。会うまでにね。

というか”関わり方の予想”が結構難しいです。
これってある意味に頭の情報処理能力を超えるから。

だから”予想”より、
自然体で受け止めるの方が、柔軟に対応できるかもしれない。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E5%8A%B9%E6%9E%9C

神ならバタフライ効果すら対応できるだろうね。


話が遠い過ぎる。

まあこのストーリーの場合に”人と関わり=能力の応用幅”なので......

ようするに
盤古は”神になるほど色んな関わり”を気づければ良い。

物語のラストでは”自分と自分の繋がり”を気づければ
大団円のクライマックス。

妖怪って何だろう

http://www.nicovideo.jp/watch/sm826081
妖怪 水木しげるの ゲゲゲ幸福論

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A6%96%E6%80%AA

考えれば考えるほど、分からない。妖怪って何だろう。

どこが怖くてどこか変、でも惹かれる。
そんな事あるはずがない、でもあった。

怖くて見たくないが、思わず見てしまう。
知りたくないけど、知りたい。


少しずつ調べるけど、なんか不思議すぎる。
自分なり定義もなかなか掴まれない。

水木先生ような感じは出来ない。

何となく、俺いつもやっている方向と逆の気がする。
思考を頼らなく、気のまま生きると描ける。

だとしたら、今まで基準で盤古に妖怪を描くのは無理があるかも。

4回戦から少し妖怪が登場するから、何かがイメージ掴めたい。

2011/07/10

アドバイザー

最近の1年辺りから、知り合いのネームを読んで
打ち合わせをたってみた。

編集長のアドバイスは的確すぎるので、
羨ましくその能力が少し欲しい。

ネームの”進化形”を見えて相手にアドバイスをあげる。

色んな意味で勉強になった。
ネームの個性は人がそれぞれから、アドバイスも色んな方法が存在する。

本来これは作家ではなく編集寄りの能力だが
話を聞く限り、”ネームを修正できない”だから悩んだ人が多い。

俺も結構悩むから、この能力を伸びたい。
いつまでもこんなに素晴らしいアドバイスをもらえると限らないから
身に付けるの方が良いと思う。

そして案外に役に立つ。
人の作品をを考えるのは自分の作品のためにもなるから。

みんなもこの能力が持てればもっと上手く行くと思う。

2011/07/09

漢字スクラブルのテスト

知り合いを頼んで、”漢字スクラブル”を実際にやってみた。

....10ターンをやっただけなのに、軽く1時間半をかかった。
結論から言えば、多分いける。

しかし今まで俺が考えたゲームと大抵に同じ問題がある。
遊ぶため頭が使いすぎて面倒。

テーブルゲームとして直接に遊ぶため難度が高い。
テレビゲームでバランスを調整してもらわないと子供は遊べない。

まあ、”漫画のゲーム試合”としていける。
それなら何とかになりそう。

カードを合わせて

火+隹=焦で2点
木+土+土=桂で3点

連携コンポを狙って1ターンで10点を獲得する事ができる
相手の陣地を奪って点数を稼ぐも可能、
仲間をサポートも出来る、駆け引きとしてバリエーションが多い。

このゲームは、4つポイントを表現したい。

助け合い、奪い合い、自分陣地だけ守る、そして人を提携。
色んな事を考えると思う。

この場面では、盤古は悪役でやる事は可能。
わざわざ他の試験生を邪魔して、強制的に”一時の団結”を作る。
ちょっと面白いかもしれない。

まあ、流石に24人のカードを把握のが無理から
全て手を決めて、棋譜を決めたから逆算する真似は出来ない。

この試験は出来るのが大体”流れ”だろう。
カード内容や点数は概ねに当てればいい......という感じでしょう。

4回戦粗筋一気書く

要素は非常に多くてまず羅列しかない。
4回戦の要素は....


1.”試験玉渡す”。
盤古の見せ場。敗部復活のパート。1回で終わらせる。


2.”漢字スクラブル”。これは4回戦の予選。
ルール説明も、本戦の導入も含めて3~4回くらいかかる。


3.”地下通路探検”。
黃亙、呉錬そして皇帝とヨーセブ4人は機甲兵の秘密を探すのサブ話。
長さは2~3回で充分かな。

4.”盤古と黃雷VS牛頭馬頭”。
4回戦のメイン。4対3の団体戦ので駆け引きが多い。
このバトルだけで4~5回くらいかかる。


5."焦猛VS祝鈴"。
火神対決。焦猛のレベルアップ、自身の成長で
新しい術を目覚めたエピソードは良い話。1回。

6.”倉頡VS女部キャラVS陶隱”。
三つ巴バトルが特徵。1回。

7.”兔VS鮫”。
ギャグ試合。1回未満で終わらせる笑い話。

ここまで14回。

呉鎮と残神と謝亨夏凌の話はどうになるのがちょっと迷い。
呉鎮は4回戦で盤古と関わらないため、恐らく出番はそんなにもらえない。

しかし蝦兵蟹將はスルーのは惜しい。残神もテーマが持っているし。
この3組は何の形で途中に何とか1回くらいのページで描きたい。

となると、1人の対戦相手を用意しないといけない。
1回分のエピソードは描けるかもしれない。

宿平VS伍佰も描きたいけど、4回戦の趣旨ではないため
多くても”その一方....”の感じで描く、数ページ程度でしょう。

つまりここだけ見れば、およそ2巻分の試験になるが...

今まで経験では、3回はずだった予選は6回になって、
8回で終わらせたい百仙戯は20回になって、
16回で終わらせたい倉頡迷宮は最後が26回になってしまうので

月牙泉武挙は14回で予想しても、
最悪は20回も21回もくらいになるのもあり得る。

まあ、”繋ぎ回”はこういうシナリオに表れないため、
どうしても計算会わないだろう。

しかし今度こそ自分の計算力を上げて欲しい。
18回を超えないように頑張ります。

2011/07/08

遊び心

6周年のカラーを描いてます。


と呉錬一枚。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm5097476
ミラクルガール。

最初は真面目なイラストで描くつもりだったのが
編集長から”もっとふざけてもいいよ”と言われる。

確かに雑誌の表紙でも本篇の扉絵でもないから
遊びたいならこの際がベスト。

だったら普段が絶対に選ばない色構成で描いてみた。
塗り方だって違う方法でやってみた。

本来、こういう試が多くの方が上達するはずけど
連載が忙しくて、カラーを描いても
”本気で真面目”の描き方で頼る場合が多い。

その意地は良いけど、”作り方”のパターンが狭くなる危険がある。

4コマような適当けど遊び心満載の描き方はもっとやってもいいよ
と言われている。

確かに、こういう”遊び粋”のイラストがある程度に確保したい。
大学時代は色んな試がやったな。
その頃は時間が充分で自由だった。

今の時間は少ないけど、ああいう気持ちが忘れたくない。
しっかり持っていたいよね。

交錯する想い

最近、台湾に漫画のニューズが多い。

良いと悪いどちらで言えば、やや悪い寄り。
知り合いはちょっと文句がある。

色々人はそれなりの言い方があった。


俺もちょっと文句を言ったが
色んな人の話を聞くとまだ別の感想を。

台湾の漫画は、今の流れはどちらで言えば、良いの方と思う。

皆は意見が分かれると見えるけど
しっかり作品を書いてる人が昔より多く。それならいいんだ。
それこそ”色んな価値観がある”と言えると思う。

少しずつ良くなっている。
そんな感じがする。

20年前の台湾は”これから漫画が儲かる!だからやります!”
しかしやり方が非常に下手、ただ金の無駄使い
という感じで大失敗した。

今は”儲けたい”という気持ちもあるけど、
”失敗するかもしれないけど、上手くやりたい”という気持ちがある。

新創刊の雑誌だって、やり方は全然だめだけどコンセプトは良い。
”ただ日本を真似するじゃなく、自分なりのやり方が持っていたい”。

ああいう前提は少なくでも20年前より良い。

限られた条件で、出来るだけ頑張る。
この姿勢は正しい。

まだまだ色んな失敗がするかもしれないけど
もそもそ”色んな”失敗は必要、避けないから。

進歩は”みんなが楽しくて和気藹々で進む”と限らない。
というかこれが無いと思う。

それぞれのやり方を認めなく、互いに喧嘩しながら
結果的に全体的に進む。

今の所は、皆はこの形で歩いてると思う。

2011/07/07

主役不在

FOCUS!の話をちょっと打ち合わせ。

今の所の設定では、この作品は小粒の感じがする。

俺のギャグは話のパターンは少ないので
多分20~30話の辺りになると飽きるし、
Drスランプのペンギン村と似てた設定なのに
アラレようなスター主役が不在ため、どうしても魅力が今ひとつ。

解決策として1つ目はポクリをキャラ魅力を引き上げる。
後半は群像劇になっても序盤は
色んなイベントを起こしてリーダーようなキャラは必要。

二つ目は敵役に任せ。
この物語、俺の話では珍しくラスボスの敵役が初めから設定している。
そのゴールドドラゴンだ。

テーマは村興しなので、金銭バトルを描く。
だったら、ジャンルは”子供の経済学”にすればいいと言われた。

.....この線なら、昔に書いた中篇シナリオ”子供の紙幣”
というシナリオを使える。

全3冊の話なら、構成は簡単。

1巻目の序盤はキャラの登場させてテーマの伏線を張って
2巻目の中盤は”子供の紙幣”篇を書く、
3巻目の最終戦の”ゴールド‧ドラゴンクエスト”篇で終わる。

あらすじは大体こんな感じ。
細かい所はゆっくり考えればいいだろう。

盤古まだ終わっていないし。

そこら辺に居る

今日は雑誌を取る時に同人のファイルを送る、本作り。

で、ファイルのサイズはバラバラ......調整しないといけない。
チェックが甘かった.....。まあ皆は経験が無いし。

しかし彼女持っている生原稿を見ると
その才能に感慨した。

今回の同人はメンバーの6人共がレベルが高いけど
ああいう意味では才能が違うと思わせた。

初めて張季雅の作品を見た時と同じくらいインパクトがあった。
タイプは違うので勢いがやや劣るが
なんか不思議にベテランような洗鍊さが持っている。

連載が7年も描いた俺が何とか経験でカバーして
ギリギリやっと並べた感じ。

こういう事は何回も経験したからショックは無いけど
才能と出会うのはいつも嬉しくて羨ましい。

案外、才能ってあっちこっちに居るんだね。
だがその力を発揮するのが色んな条件がいる。

その途中で脫落した人は1年に数人のペースで見た。

本来、俺ような地味な才能が生き残れないかも、と
何回も何回も思った。

ここからの仕事

歯医者の所も行った、丸1日の睡眠も取ったし
ここからぼちぼち雑用をやりながら仕事しよう。

7/7~7/10
今週残った2日は8巻用のペン入れと6周年のカラーを描く
休日の2日は100章までシナリオを書く、
一応4回戦のシナリオもあらすじを決めよう。

7/11~7/17
来週は96章のネーム(3日)、8巻のカラー(2日)
そしてコミック9巻以降の漢字資料を調べながら
どこに旅を出るしようかな。(2日)

7/18~7/27
96章の下書き(3日)、ペン入れと背景(3日)
効果線やトーン(4日)で原稿仕上げ。

とりあえず大体こんな感じでしょう。
要するにここから20日、メインは1回分の原稿を完成
サブはシナリオとコミック作業1冊分。

ここまでなら問題ない。
97章以降100章までの4章、
1回15日のノルマを何処まで守られるのがキモ。

7/31のコミケは1日かかるので、この4回のストックは7日。
ここの数回はずっと15日あるいはそれ以下の時間で完成したから
そんなに難しくないと思うけど....
1回はトラブル1つ連続4回が起こっても、まだ3日分のストックがあるし。


今回の休載は貴重。学習版の仕事がそんなに挟んでいないから
3~4日くらい質実に”本当に遊んでもいい休み”である。

ある意味、正月休みより有難い。
聖剣の連載以降ずっとこんな時間が取れなかった。
この1年半くらいずっと結構忙しかった。

プール1回くらい行きたかった。
父さんの所もこの間に時々に行っても良い。わーい。

2011/07/05

やっと完成

昨日は朝から夜まで描く、何とか間に合った。
本来なら確実に間に合うのにギリギリになった.....
今回はちょっと危なかった。

さてここからやっと雑用をやる時間が出来ました。
学習版の仕事と4回戦シナリオ書く、連載6周年イベントとか
7月の前半は連載以外に様々モノを描く。

その前に、まず休もう。
マジ疲れた.....

2011/07/03

相対座標

知り合いと食事。
ちょっと悩みを言いました、そして少し考えてた。

俺は、常に相対座標を探していたようだ。
細かい所まで考えてハッキリ理解したい。

必ず自分正しいと証明したい訳ではなく
自分が間違いを証明されても、ハッキリ何かが分かって欲しい。

だからいつも”自分の立場と相対の人の考え”を探す。

しかし問題は、よく勝手に想像してその”相対”を作る事があった。
勝手に言い出す、勝手に結論を作る。

つまり俺にとって一番理想の形がテーマを出して
”この事はこういうもんだ!””いや、そこが盲点があるんだ!”
という感じで互い高めに話し合いがベスト。


しかしああいう相手があんまり無いだから
大半は自分の頭にテーマを決めて
相手の事が素材として扱えて一人会話を始まり。

俺はハッキリしたい概念が”世の中に価値観は色々”一語
の感じで答えになっていない返事が満足できない。

”これはこれ、それはそれ。全然違うじゃないか!”
で納得できない自分はいつもがいる。

だから時々相手が
”私はそう思っていないだよ。あなたの思い込むだけ”
と言い返す。

結局に時々トラブル作りみたい事になった。

そこは反省すべきと思う。
言いたい事があるなら、覚悟を決めて相手に言ってごらん。
一人で考え込むよりずっといいと思う。


まあ、何でもハッキリする必要が無い。
余白くらい残して、人の人間関係として理想だと思う。
”人”をハッキリ強要しない。

そんな前提で、”概念”をハッキリしても良いだろう。

編集者の資質

http://www.henshukaigi.com/095.html

ちょっとメモ。

この世界は俺達にとって狭すぎる

”あの子の事を考えると
気付くと既に彼女の隣に居た。”

こんな感じの読みきり。

簡単で言えば、あの子が”自分の意識に入れると”
強制的彼女の空間に入れた事。

一見ラブコメだけど
この能力は凄く面倒でなんか面白い物語になりそう。

”考えない”という能力は人がもっていないから。
一度意識範囲に入れると外せない。

嫌いでも、好きでもね。

彼女に居る場所に行くと毎回トラブルを起こす。
戻るのは非常に面倒だし
海外にいると凄く困るだろう。

しかし”そんなの時でも彼は私を考えてくれるか”
彼女にとってこういう感じも取れるから、時にプラスになる。


読みきりアイデアとして悪くないかも。
いつか描けるかな.......

2011/07/02

意外に役に立ちそう

新入りアシスタントFさんは背景、スピード両方描いてる。
今日まだ2日目。

女だから
最初はまあまあ背景描ければいいと思ったが
意外にスピード線はすぐに上手くなっている。既に戦力入り。

特に”気迫”の点に関して優秀。

普通にスピード線を慣れる人でも、スタイルによって
形になってもその特別な”気迫”を描けない。

全然予想できなかった。
応募した時に送った原稿はタッチが結構繊細で
こんな勢いを描ける人と思わなかったよ。

人って色々が居るんだね.......

とにかく今日のここまでは17ページ。夜まだ2ページくらい描けそう。
作画難度高いページは今日で全部終わる。

残りは明日で6ページくらい。まあ大丈夫だろう。

願い一つが叶えるなら

願いが一つが叶えるなら


基本的に俺は金や名声がそれほど欲しくないタイプ
健康は自分で何とか、知恵は自分から追いかけるモノ
無限の時間があると人は怠ける....だからある意味迷いな。

一番シンプルの願いは”空に飛べる能力”。
妥当で叶えそう願いはこれだろうね。
今の時点、金をかければ叶う。



別の意味では、今まで自分を助けた人々を相応な恩返したいと思う。

今まで散々
”ちゃんと仕事したから、この報酬は俺が貰うのは当たり前”
ような人を見たから、そんなのはマジで嫌いから。

貰ったから心から感謝しないといけないと思うだよ。

”相手と一緒に仕事したい、何かがやり遂げたい”という事は、
金以上の意味が持っているから。

正直、自分はあんまり資源が持っていないから
ずっと貰った方だから時々そう思うんだ。

でも相手へ報酬はちょっと工夫が必要だよね。
貰った金額はそのまま返すだけじゃないし
別の形で返したい。

木が”水”が貰ったから”果物”で返すような感じ。

だから、人によってそれが様々と思うけど
考えるモノだよね。

2011/07/01

今日も疲れ気味

アシスタントUさんは7時間描く。
Tさんはベタを描く、俺は効果線。

今の所10ページくらい.....
しかし今日も相変わらず疲れた気味なので
なかなか進めない。

残り15ページに半分くらいは混沌のページ。
ちょっと気が遠くなる....(汗

あと2日だから間に合えるはずだがやっぱり簡単じゃない。

機甲盤古日本語...

PIXIVで発表しました。
全力出版社のPIXIV。そこに盤古の説明文を..

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=19989274

【概要】2005年7月から連載開始。
最初は旅道中人情ものだが、25章以降ケモノ率50%越え、
39章以降は人間キャラを探すのが難しいと言われる
伝説の台湾ケモケモ漫画。現在隔週WEB連載中。


うわあ(汗

今の所まだこの前に作った筑字塔篇しかないけど
この様子じゃここで日本語の連載も夢じゃないかも。


ここで皆の応援をお願いします。アンケート代わりに
PIXIVでコメントを”続きを読みたい”を書けば早めに実現するかも。

作者は作品を描くしかできないので、そこは何とか皆の力を貸して欲しい。(ペコ