2011/06/30

フェイドアウト

今日はヘルプのAさんが来てベタをやってもらう。
こっちはとりあえず描く。昨夜気分は悪くてまだ予定より遅くなった...

そろそろ背景も終わる所。
ここから3日一気に終わるつもり。


よくこの数回のシナリオを見ると
ここは韋大空、裘青と趙牙3人最後の見せ場だった。

ここからこの3人はフェイドアウトする。
時々顔を見せる事くらいはあるけど、
ストーリーと関わる事は殆どありません。

諸揚と簡威も含めて、第3試合は5人のキャラもフェイドアウトする訳だ。

ある意味、この辺りは長期連載のキモかもしれない。
登場キャラは一定以上に増えると
どうしてもテンポがだれる。

倉頡迷宮はこういう感じがあった。
確かに多くキャラは出番が充分に貰えたが、
一回りかかるページ数は凄く多くなった。

4回戦もこの線で行くと間違いなく飽きると思う。
だから4回戦を行う前にはスパッとキャラを減らしてやる。

キャラの数も絞って、ストーリーの3回戦の半分程度に抑えたい。
(どうぜ12回を抑えたいでも結局15回以上になるし....(汗

つまり、月牙泉武挙の目標の1つは
果たしてどこまで成功にキャラ数を絞るのだ。

2011/06/29

描くほど進めていない気がする

アシスタントUさんは6時間描いて
俺はペン入れ中盤。

混沌は線数多くてなかなか進めない。
今の所は18ページ。
今夜は少し頑張れば7ページくらい描けるだろう....

でも混沌の出来は本当に良い。
俺でもこんな絵を描けるか、ほど良い感じ。

明日も明後日も描くだけ。体力さえ持てれば大丈夫~

倉頡迷宮のラスト2回

96章のテーマは”キッカケは小さくでいい”。

黄雷と趙牙は同じくテーマで行く。

人を助けるのは、時に大きな友情があるこそ
相応な利益で人を動かせる。
しかし時にそんなに壮大な理由がなくでもいい。

困る人が見てたから助かる。
あの人の一語とで助かりたい。
自己満足でも有り得る。

キッカケはほん少しで人が動ける。

こういう感じで96章。


97章は盤古と趙牙の話。サブは徐梅と魯泉
テーマは”今まで盤古は何者、これからは何処へ”の話。

この話からは試合後モード。
間幕の沙洲市場篇へ移行ためにシフト話だ。

となると、ヨーセブの要素が追加したので
沙洲市場は2話完結が不可能。3話かかる。

前篇は霍安と盤古が”魔都計画”についで話す。
霍安の狡獪さがここで取り戻すのがポイント。

ついでに、公羊善と焦猛が不合格の話も
2ページくらい描いて欲しい。

中篇は黃氏親子の話、呉錬と黃亙、
そしてメインの”ヨーセブと皇帝”側の3方構成。

後篇はクライマックス。
羅剛と馬賢、呉氏親子と盤古、馬賢と薛慶の”話し合い”。

韋大空と羅剛の昔話もここで描くつもり。

あれは結構良い話ので是非しっかり3ページくらいで描いて欲しい。

機甲盤古ワイド学習版5巻発売!

黄雷くんキター!
この辺りからケモノ率は50%超え。

疫病神もこの巻で登場。
ここからアンケートを少しずつ挽回したのも良い思い出。

今の95章は18巻地点だから今で見れば結構序盤。
その時すでに2周年と5巻突破達成、嬉しくて死にそうですけど。w


よく考えれば、父さんの健康悪化もこの辺りから。
色んな意味では健闘しながら時間稼ぎ、
貯金が消えつつ我慢比べながら乗り越え時期が始まる。

今で思えば、父さんもしかしてあと1年に発病が早かったら
敦煌の取材はできなくなる、科挙篇の構想は無しの方向で....
連載はとっくに終わったかもしれない。

この意味では、父さんがあの1年を待ってくれたこそ、
今は多少無理しても盤古を続けてた。

それを含めて.....人生はどうなるのは本当に分かりませんね。

2011/06/27

下書き完成

そしてペン入れ。
今日もなんか頭がクラクラ。原因不明。

アシスタントも連絡を取ったので
ここから作画スパート。

しっかり描いてよ。今週を乗り越えたら久々の休みがある。

めだかボックス考察

最近の展開を見ると、薄々感じる。
ノットイーコル(悪平等)はどういう事。

俺の考えては、
安心院は”人間の集合体”。
めだかは、”人間の理想像”と思います。


安心院は1京の能力を持っている。
自分以外は全て同じ。ずっと生きている。
分身がある、しかも何億。

これは、彼女が”人間の集まり”として考えれば辻褄が合う。

数億の人間ならあれほど能力があるもおかしくない。
人間は自分が大好き。種族がいるかぎり死なない。

だったら、安心院はめだかに勝てない理由も辻褄が合っている。
いくら人間が何億が居ても、”理想”に勝てない。

めだかの序盤の設定を考えれば何となく理解できる。

いつも人間を真似している。”完成”の能力が持っている。
能力の割りに影響されやすい。欠点さえ完成する。
中身は真っ黒。
理想主義すぎて、人が付いていない。

.......俺の考えでは、めだかは最初の頃、人間ですらない。

人間、最初の頃に”理想の人間”という理想のイメージが無い。
しかし思考の次第で、その理想像が生まれてきた。

その理想像は最初が完璧で欠点がない。
しかしそんなのイメージが普通の人間にとって意味が無い。
なれないし、出来ないから。

”理想の人間”の定義は、時代進む度に変わるんだ。

だから、めだかボックスのラストエピソード、テーマが
”人間の全体像と人間の理想像と人間個体の関係性”と思う。

だったら安心院はめだかの敵ではない、仲間でもない、しかし関わる。
という概念も理解できる。

人間全体は、”理想”を見つけてという課題がある。

しかしその理想はおそらく誰もなれる訳が無い。
”理想自体”になれる必要も無い。

が、その理想像が人間の中心で、様々の人を影響する。
欠点ばかりの人間も、普通の人間も、異常の人間も、
そして”全体の人間”も。

それにそんなの人々も、人間の理想像をさらに進化させる。

互いに高めて。繰り返す、繰り返す。

人間達は、いつか理想になれる。
理想像は、いつか人間になれる。


多分こんなの話と思う。

遅い...

今日のペースも遅い。
体調はちょっとおかしくて寝込んでる。

休日の進度は大体半分になるけど
別に休みたい訳じゃなく
いつもこういう半強制なペースダウンが発生する.....

で、今回の下書きは難しい。
混沌を描くのは非常に苦労した。
新キャラで召喚獣大戦がえらく面倒だ。

本来、この時点は25ページが終わるはずのに
まだ16ページの地点に留まる。ほぼ丸1日が遅く。

夜明けまであと2ページくらい描けるけど
それでもやっぱり大幅に遅くなった。

歯医者に行く時間はこれで無くなった。
予約を取り消すしかない。

2011/06/26

貧乏神の昔話

http://blog.goo.ne.jp/oshiete_watcher/e/eff7a4e2d67d0d40caa33318925123a1

貧乏な家庭は、子供作っちゃだめですか?


この話を見ると、なんかさ......
こういう理屈は成立すると、
戦後の家庭は殆ど子供を作っちゃいけないになるじゃないか。


まあ、その話は良いとして
貧乏神になりたかった韋大空の話はどうでしょう。

彼に居る家は貧乏になる。
金持ちの家に変わってもすぐに貧乏になる。

この意味では、彼だって最初は苦しかった。
好きで貧乏になる訳が無い。
何故がわからない....行く所に必ず貧乏になる。
つまり韋大空はいつも腹減っている。

でも、こうなると彼はきっと様々家庭を見る。
貧乏で喧嘩する夫婦、貧乏でも頑張って幸せでいられる夫婦。
金持ちだった、貧乏になる夫婦。

そうになると、面白い話になる。
貧乏神の判断でその家から離れる権利がある。

じゃ、そのタイミングはいつ?
普通の考えは”努力を始める”頃だ。
貧乏神は、怠け者が好きだから。怠け者ではなくなると離れる。

しかし.....ここで日本の昔話を思い出した。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/7211/Japanese/binbougami.html

俺はこの話を見た時は凄く感動した。
 
よく考えれば、貧乏神の性質上が”善意”をもらえない。
だから貧乏でも、貧乏神に居ても良いと言う人がいれば
貧乏神でもかなり嬉しいでしょう。
 
でも、貧乏神にとってこんなに良い人なのに
傍にいると逆にずっと貧乏させる。
 
韋大空にとって、それはそれで困るでしょう。
その後数年、その家に主人は貧乏のまま死んでしまった。
 
あの人に”貧乏だけど幸せ一生だった”言われても、
韋大空は納得できなかった。
 
そんな時に羅剛と出会えて、地獄に行きました。
 
この条件で考えれば、
韋大空は恐らくまだ”貧乏神”の意味を見つけていないでしょう。

もっと良くなるため

いつもの疑問だけど、
漫画をもっと面白くなるため、もっと良くなるために
もっと勉強しよう、もっと考えましょう。

という事を言い出せうると大体”そうですね!そうしなくちゃ!”
ような言葉を聞けるけど

本気に”じゃ一緒に考えましょう”という話になると
殆どコメントはデタラメになった。
ギャグような答えばかり。真面目で考える人はほぼ無い。

時々そう思うんだ。
あいつらは本当に本気で漫画を面白くなる方法を考えたいのか?

今日の事で何となく
”考えるのは面倒だけど、良い答えがあるなら聞きます”
ような感じがする。

落ちた知恵を拾うだけ。

こういう事はな、教えられるだけで駄目なんだ。それは楽だけど
自分で考えないと、価値が無い。

それぞれ作品で話し合い、もっと面白いの仕組みを考えて
......案外、それをやれる人が無いな。


”正解が空から落ちる事を待つ”。

それは駄目なんだ。

結局、こういう事を出来る人はほんの一握り。
アマチュア所がプロですらなかなか出来ない。

皆は、作品を”上手くなる”や”金になる”方法を考えるけど
”面白くなる”方法を考えないのか。

変だな.........。

混沌を描く

今日は頭が妙に痛く、仕事なかなか進めない。

一番難点は混沌を描く事。
水部の最強召喚獣なので、強くて格好よく描きたい。
マジで難しかった。

でも描き出せると納得。

えーとしかし、残り1日なのにあと17ページくらい残っている。
どう考えても無理ぽい。

.....せめてこういう時にトラブルが勘弁してよ。
折角1日くらい余裕があるのに
こんなくだらない理由で消えないで欲しい...

2011/06/25

魏恩対馬賢

ネーム完成、下書き開始。

........今回の見所は魏恩と馬賢の力バランス。

この戦いはね、魏恩と馬賢+韋大空の戦闘力で例をすれば
大体140対120くらいの所です。

馬賢は普通で力勝負では勝てない。
勝てるために策と運が必要、という程度に。

本来、実力差はこれくらいあった場合
俺にとって一番得意のパターン。本気で描ければ3回も描ける。
ページの都合で1回になったが、実は結構好きなのだ。

駆け引きとして優れたシチュエーション。
やや劣るの方を勝たせるのは互角の戦いより緊張感を出ると思う。

魏恩のパワーは盤古側の仲間メンバーでは一番高い。
攻撃、守備バリエーションも多くてバトルは爽快。

霍安は設定上のパワーでは、神官の基本値の100くらい。
それほど強くないの上に使い難い。

黄雷は70くらい。攻撃術持っていない、それに強くないが
技は多彩でサポート役に適任だ。

あくまでも裏設定だからストーリーにこういう数字を触らない。
こういうイメージで闘うを描くの感じ。
本気に計算すれば辻褄が合わないからね。(汗

この作品の場合、魯泉ようなほぼ戦闘力がないキャラは
仙具を持たせて、5や10の戦闘力で
戦わないといけない場合は多い。

でもこういうのは自分のこだわり。
この漫画のキャラは”大幅に強くなる”事が無い。
突然に30から100にレベルアップのはあり得ない。

それでも5や10さえあれば諦めなく、頑張って勝機を見つけたい。

実は本当に、2倍3倍の差くらい軽く逆転できるんだよ。この世は。

2011/06/24

人間関係で作品を読む

ちょっと知り合いと話す。
彼はこういう話が興味があるので。

簡単で言えばテーマは
”人間関係の視点で作品を読む”。

人間関係を上手く描ける人は、基本的に漫画が面白く読める。
絶対ほどじゃないけど、大体当たる程度の法則と思う。

人間関係は”点と点は線で繋ぎ”の要素だから
これを考えている人は、1つ問題は1つ答えような思考はしない。

話運びに必要な柔軟性が持つ、分歧という可能性が包容する。
そして人間関係はほぼ全て人が興味がある要素だから
これが上手く描ける人は、読者に興味を誘うと思う。

言葉で言えば簡単だけど、実は難しい。

普通の人間は特別に意識しない限り
ごく数パターンの人間関係しか使えないから、
どうしても自分が”慣れた”扱い方でキャラを描く。
そしてその人の交際テクニックそのまま表現する。

この視点で作品を読めれば案外、
あの人の作品に”平等の対話”や”善意の溝通”は描いてない
など事を気付けるんだ。

簡単で言えば、俺はほぼ”恋愛関係”を描いていない。
基本的に恋愛経験が無いと言えるし。

ラブコメ回はごく稀にあるけど、
決して得意に言えないからパターンが非常に少ない。
どうしても描ける時しか描けない。


でも、基本的に連想や繋ぎという事自体は得意だから
人間関係は意識して描ける。これは割と大きかった。

今まで感想を考えると
盤古の一番評価された点はキャラクターだから
これはどちらで言えば得意の方だろう。

2011/06/23

今回の話はたくさん予定外

ネーム打ち合わせ。
今回の問題は最初の4ページ。

会話は全てカットされて直接に戦闘突入。
ここは問題ないけど、ヨーセブに関して扱いは変わった。
一気にこの後のストーリーも変更しないといけない。

そして削除によって余った3ページは他のエピソードに移動。
元々厳しい演出はこれで楽になった。
とにかく今夜は修正、そしてネーム完成。

25ページになる。そして残り時間は11日。
下書き3日、ペン入れ2日、効果線3日、トーン1日として考えれば
ほぼ100%完成できる。トラブルさえなければな。

ちょうど来週は1日分の休みを取らないといけない。
ラッキー。

2011/06/22

ネームは描いてるけど

けっこう悩む。
内容ではなく、ページ数と回数の問題だ。

今回のストーリーはほぼ決まりので迷わないが
扉ページすら使えないほどページ数が厳しい。
これでも25ページでは終わるかどうか分からない。

今回は召喚獣合戦だから作画は絶対に時間掛かる。
正直、27ページになると間に合わないと思うので
どうしても25ページに抑えたい......

しかも100回までキリ良くエピソードを区別したいので
地下通路篇の扱いは難しい。

元々2回で終わるのが難しい内容量の上に
バトルのためにページ数がコントロール難い。

でも地下通路で3回を使ったら、沙洲市場は自動的に2回になるから
問題を先延ばしだけ。
まあ2回もいけると思うけど、やっぱり不安がある。

......こういう計算は難しい。
序盤ならまだできるけど、今のキャラ数が多くなったから
思うように把握できない。


-------------朝4時--------------
ネームはじゃんじゃん進む。

うーん。やっぱりこういう召喚獣合戦は素で描けば
40ページでも多いと言えないのに、今回はどうしてもそういかない...

駆け足テンポで進まないといけないので、
戦略は全部描けずにゴリ押しのパワー戦になるしかない。

羅剛の話も抑え目、混沌の威力も一番シンプルの形で描く。

それでも、27ページは逃げられないぽい。
これだけ大技連発の戦いなのに、サブバトルのテンポで描くのは
本当に勿体無いなぁ。

えーと、入れない....

ページ振り分けたら、今回95章の内容は予想と違う。
うーん、やっぱり馬賢魏恩戦は1回かかる....

25ページじゃ魏恩が敗れたまでしか進めない。
というか魏恩が負けた事自体は予想外ので.........(汗

趙牙は中盤で出てもいいけど、
それでも今回は地下通路の話が終わる訳が無い。

となると、96と97章はやや難しいになった。
幕間劇も強制に98と99で終わらないといけない。
構成が変わった。

.....てなわけで96章のポイントは趙牙視点になる。
ストーリーは馬賢と薛慶の会話だが、趙牙の気持ちを上手く描かないと
ラストは話が收束できない。

サブは黄雷側の話。

97章は盤古の視点でスタート、
”救出劇”は回想でやるの方がいいだろう。

趙牙の気持ちが盤古の方へ繋ぎ。
趙牙はあの場の事があんまり理解していないから
ちょっとややこしい。

あいつにとって、人を救う気持ちが無いはず。
復讐の気持ちの方が強い。

”何故おれが人を救えないといけない?”
が、と言いつつ人を救うけどね。あの人の性格なら.....


この辺りは96章の難点だな......

上手く使え

例えばの話。

2千万円ほど家一つを買う金額までなら普通の人はイメージを掴む。
だが福本の作品ような、2億円、5億円になると
実はその金額の”実感が掴めない”。

その価値を上手く使えない人なら、使い方も分からない
資源や価値の再分配が上手くやれない。

器によって、何十万で使う人なら何十万の価値を発揮すればいい。
多くほど良いじゃない、無駄が多くなるだけ。

漫画を描くため、ほん少し金さえあればいい。
金をかかると言っても、ほぼアシスタント代です。

資料、紙、インクや家賃や光熱費は安いだ。
俺の程度ならアシスタント代は1ヶ月数千円程度でいいだし。

この意味で考えれば、金が無くても上手く回す事の一つ。


俺の考えは、資源は限られている。
だからやりたい事があるなら、資源が最小限でやるべき。
だったらもっと人はやりたい事をやれる。

つまりさ、1万円の予算でやれる事は100万円でやるのは”悪”。

金持ちだから贅沢でもいい、そんなに話ではない。
金持ちだから、もっと大きな金額を有効使用の責任があると思う。


だから無闇に”金持ちになりたい”という考えは間違いだと思う。
金持ちは金持ちでやり方がある。

ある親戚は一生をかけて何千万ほど貯金した。
しかし家では水道水もケチで、トイレに水で流れない。

金持ちに関わらずに子供達の教育も金に使わない、
子供達は極めて低レベル教育しか貰わない。

晩年は欝で失眠症になって、あげく自殺。
遺産は息子達に残したら
今度は息子達が仕事しなくなってニートになる。

酷い金の使い方だ。
何千万ももっているのに、一家に誰も幸せになれなかった。
結局動物と大した変わらない意識で、
貧乏人と大した変わらない生活品質しか得なかった。

金はね、あるだけで自動に幸せになれる訳が無い。
上手く使わないといけない。

金は水だ。
溜まり方より流れ方が重要。溜まるだけでは腐る。

2011/06/21

卑怯攻防

そういえば、魏恩を確実に勝てる方法なら1つがある。
紅葫蘆があるじゃん。

倒せる事は出来ないが、人質にする方法ならこれ。

こうなると、薛慶+趙牙VS馬賢+韋大空になる。
しかし話として考えないといけない。
今度は魏恩がない事を誤魔化すのか。ややこしい(汗

薛慶にとってコレはベスト、
人質救出しながら邪魔になる魏恩を排除する。うわあ黒。(汗

となると、馬賢と薛慶の利害関係は一致してほしいかも。
しかしそこまで行くのは不可能だから
馬賢を説得する薛慶は失敗だが、馬賢の迷いを見破る事はある。

”心の色”の設定はここで使えるかも。

魏恩は居なくなると盤古側の一番策士の知恵が貰えなく
邪念へ防禦が薄くなる。これはこれで緊張感を生まれるかも。

人質があるから、盤古は試合から降りる可能性があるが
薛慶の読みも含めて、
馬賢はこれで盤古を脅迫しない動機を決めないといけない。

羅剛は合格したくなるのでやや迷いが生まれるが、
だが馬賢は”自分の手で盤古を落とす”を決意した。

どちらにせよ、本来の人質策を使えなくなるの方向で。
魏恩に悪いが、ここまで出番は多く貰ったので
ここは暫く消えて貰うしかない。

2011/06/20

金はキャラだったら

面白いかも。

金って意識体として存在すれば、
”たくさん集めれば人間は私たちを守ってくれる”
というセリフは現れる。

そんなの人間に使いされたいとか
貧乏な人に近寄っても、すぐに使えられるので結局貧乏のままとか、
どこが落ちって仲間はずれや、違う国の金が交流して
面白い読みきりになりそう。

1円や1万円のキャラだって違うので
それぞれエピソードは描ける。

ピラミットの底辺

福本伸行先生の作品を考えてた。

どこのインタビューを読んだら少し理解した。
あの人は、底辺の労働階級として視点で生きていた人。

頂点や資本家、或いは恵まれる人じゃ
決して理解できないドロドロさをしっかり分かっている。

だからその必死さは生々しい。

そして人間のスケールも上手く描いてる。
高い所に居る人は器として大きく........じゃ限らない。

自分の器を越えると、人間は理性が続けなく崩壊していく。
だから人間はどうしても”その範囲”を踏み出せない。

これもよく知っている。だから余裕が無い人は、
普通の人より”ギリギリ”の場所に立てないといけない。

崖っぷち、そんな危険の所.........少なくでも
”安全に言えない所”で生けないといけない。

そんなの人は、隙を突くという策を上手く使わないと
活路を開けない。

こう見ると分かる。作品に描いてる”巨悪”は、人間ではない。
社会のシステムと現象そのまま、キャラクターにした方法だ。

だからそんなに生々しい、純粋な悪意で描ける。
現実の残酷をキャラにしただから。

人間の器が限られた関わらずに作品に莫大な金額を動いてた。

そこはテーマと考えればちょっと面白い話。
人間は金がすき。多くほど良い。

でも金をたくさんを取るために覚悟が持たないといけない。
普通の人間なら数百万程度で。

手に(銀行に置くじゃなく)数千万になると分からなくなる。
自分より大きな金を持つと金と自分の関係は倒転するから。

欲望と必死さ、底辺から上っていく、
綺麗な所ではなく隙間で行く、闇の意味で。

そんなの所を描くの作家です。

この意味で考えなら
俺は神を描けても、妖怪は描けないと思う。

だってあの人の視点にとって、俺は完璧な小市民じゃん。
善も悪もなれないの普通。


人間は”もう動物じゃない”という承知の上で
人間が”社会”というモンスターに向かう生命力、
どんな形になれるという感じ描いてる。

2011/06/19

価値観はそれぞれ

という前提でも、”全て価値観が並んで存在してもいい”じゃない。

俺と違う価値観の人は、時に”ああいう考えはいいな”と思いながら
”それは嫌いけどそれでも一理がある”。

時に”それが違うぞ”と思うことがある。

棲み分けという話で例をすれば
隣に居ると喧嘩になる、相性が悪くプラスになれない。

だったら距離を取らないといけない感じ。

それでも、間違いは存在していると思う。
”それぞれ価値観だから”で通用する訳が無い。

そんな感じで言い訳する人は嫌い。
”正しいさ”と求めるのは自分の性格。

普段なら2回3回のミスはどーでもいいけど、
俺の場合はミスを許せる回数は人より少ないから
より精確に”正しい”を狙えないといけない。

もっと良くなる方法があるはずだ!といつも考える。
好き嫌いを超えるように。

そういえば、俺にとって”好み”は”正しい”じゃない。

求める焦点が同じ限り、
そこが正しい(いくつがあっても)があると思う。

この考えの問題は、
俺は言い張る権利はあるけど、相手は聞かない権利もある。
結局平行線になる場合が多い。

問題は、変えられない。

俺は所詮”赤の他人”。相手の干涉はできない。

しかしある意味、俺で、この時間で変われないでも
キッカケになる可能性がある。どこにヒントになれるかもしれない。

だから言い続ける。

2011/06/18

残神と貧乏神

この二人は、本篇のストーリーがあんまり出番がもらえない。
サブキャラ扱いにちょっと哀れな。
しっかり自分なり価値観があるのに、スポットに入られないぁ.....。

残神はね、基本の持論は
”一部を欠けると初めて『全体の意味』全てを考える”。

体が不満足が無く場合は当たり前と思う。
有難いと思わない。

だから一部の欠落はプラスの意味を取っていくべき。

そして人生の後半はどんどん欠けて行くようなモノだから
この考え方は割と役に立つと思う。

しかも、個人的に子供時代はそれを意識できたら
良い方向を働くと思う。

だからあいつはいつも人やモノの欠点を指摘している。
それを意識しろ!ような事。


貧乏神は、日本のイメージで考えてた。
中国も貧乏神があるけど、反対語は金の神。
日本の福神と違う。

そこは日本の方が好きだ。
福神は幸せの事が金に限らずに、貧乏神だって不幸の意味が全てじゃない。

こんなの考え方はとても良いと思う。

残神と違うのは、貧乏神の韋大空は”貧乏は欠落”と思わない。

貧乏のは、資源最小限で生きている方法。

貧乏でも幸せになる。シンプルで、豪勢な金持ちとまだ違う味で。
説得力はそんなにないけど、俺の経験では多分間違いない。

というか、貧乏でも幸せの権利も方法もある、
そんなの人々たちに見守るの神様、という考えてある。

全ての人に金持ちになる(登っていく)ではなく
重要のは底辺の人も幸せになれば、この世はもっと強くなる。

95章シナリオ

94章はピッタリ14日で完成しました。
うわあ本当に何とかになった....

とりあえず休めてもいいけど、95章のシナリオを考えておこう。

95章のメインは、薛慶対裘青
そして魏恩対馬賢と韋大空。

前者は瞬殺......とはいえ、
ヨーセブと対話があるため6ページくらい必要だろう。

後者は召喚獣戦なので、少なくても10ページくらいかかる。

そしてサブのは羅剛の話。これは3~4ページくらいかな。
ラストは趙牙登場のパート........そして引き。
これも4~6ページくらいかかるかな。

...........となると、どう考えても27ページ粋だろうな。
少なくでも23があり得ない。
しかも、恐らく予定のストーリー地点まで進めないかも、

ページ数もページ数だが、今回のメインポイントも絞らないと。

牛頭馬頭の試験動機、という話でしょう。
今回は羅剛と管幽を会えるので、そこには少し話せる。

羅剛の困惑と馬賢の暴言で今回の対比を作る。
他の要素は全部これに合わせる。

馬賢今回は格上戦。

敵の二人それぞれ実力は自分より上回り、
しかもさらに同時に二人の仲間を守らないといけない。
逃げ切れるために相当な機敏が必要。そこには難しい。

基本的に要素は多い一回なのでネームはしっかり整理して欲しい。

情報と立場

やっぱり、色んな人を嫌いのは立場が違うだけだからかも。

あの人と自分の立場と同じなら
そんなに嫌いになれないはず。


って、ある事を気付けた。

多く人は”上位の情報”を欲しい。
だからガンガン上の学校に続けていた。

だがそれは”思考が上手い”と違う。

つまり、”高校先生”の思考は”小学先生”より上という誤解である。

ハッキリ気付けるのは今日。

学術的な情報をたくさん並べても
肝心の思考は低レベルだから、一見論理的でも
本質では言い訳と変わらない事。

本当に思考が上手い人なら専門術語は全然出なくでも
モノの本質につくポイントは当たる。

それは”学歴迷信”と言いたい所。

2011/06/17

残りはトーン

午後は効果線とホワイトを描く、何とか間に合った。
ギリギリでした。

そしてゲゲゲの妻を一気読破。
妻視点なので、水木先生の気持ちはあんまり書いていない。

でも色んな事を知りました。
水木先生は、気のまま生きていた人。
妻は大体彼に合わせて生き続けてた。

辛いときにも苦しいときもあったけど
乗り越えると思い出になる。

2011/06/16

二人がいると早い

今日はアシスタントUさんは7時間
そして新しいアシスタントFさんが初めて来た。

俺はキャラと効果線を専念して、他の部分は全部任せる。
Fさんは経験者なので普通に描ける。
タッチはやや荒々しいけど、スピードは悪くないので
スムーズ進めてた。

こう見ると、Uさんはアシスタントとして凄いと実感した。
今まで何人よりやっぱり数段上手く
スピード線も背景も上手い、速い。

Fさんも決して下手じゃないけど
Uさんは別格に凄い。

背景だけなら、俺より上手なのでいつも助かれる。
毎回毎回、とても力になれた。確実1日分を稼ぐ。

ああ、こんな素晴らしいな助っ人は連載始めると
多分あんまり来なくなるのは残念だけど
アシスタントはこういうもんだな.......

という訳で一気に22ページまで進みました。
安全圏に戻った。

明日は最終日。
昨日は睡眠が充分に取れたので気力も体力も大丈夫。
今回も上手く完成できる。

2011/06/15

あと45時間くらい

今の所、効果線は9ページ程度。
今日は新米のアシスタントが来た。

一応ベタがメインで、少し背景とスピード線を描かせてもらった。

うーん。背景は何とか使えるけど
スピード線の場合、
俺は4分で終われるコマはほぼ5倍の時間を使った。
こりゃ駄目だ。

本当に、スピード線を描ける人がこれほどレアなのか.....
これじゃこれからも背景任せる、
スピード線は自分描くの方向でやるしかないのか。

ベタも半分超えるでやっとだ。
あんまり早くないな。

まあ、一応予想してたから、明日が本命の勝負だ。
明日は二人かかる。しかもどちらも経験者。
残る17ページは今夜残った時間と明日で一気に片付けるつもり。

作業出来る時間は大体22~24時間。
やっぱり微妙だけど、微妙なら間に合えるの場合が多いので
信じてラストへ行こう。

...........連載の時間流れは早い。
なんかネームが終わったばかり気分なのに
いつの間に明後日が最終日になったのか。

変なひと。

昨日は夜の3時にモスに行って少しモノを食べた。

そこで、昨日の臨時ヘルプがそこにいた。
家に戻ってない、しかもこんな時間までそんな所に寝てた。

だから
”それ、おかしいじゃない?問題がある人じゃないか。
距離を取って、あんまり関わらないの方がいいよ?”
と言われた。

色んな可能性が膨らめる。
不良なのか親と喧嘩で家出とか。

で、よく考えてた
昨日に彼女は小学生の講義が持っている。
今日聞くと、それは翻訳の仕事。

アフリカに教育を受けられない子供に、
数学の教科書を英語に翻訳してアフリカに送る事。

.......立派な人だ。
俺はとても、そんな事を出来ない。

確かにあの人は変、普通じゃないけど。

こう考えれば、多分そんな事(夜が外にいる)が気にしない人だけ。

考えさせた。
何か普通、何か問題ないのか。

変でもいいじゃないか。
ボランティアをやっている人は尊敬すべきじゃないか。

友人になれるかどうかそれは次の二。
よく知るべき人と思いました。

世の中に、色んな素晴らしい人が居るんだ。
もっと理解するべきだと思った。

2011/06/14

予想外のヘルプ

今日はアシスタントUさんが7時間を描いて
俺はペン入れが9割ほどまで進めました。
残るのは約3時間。

で、予想外の援兵は現れた。
丁度暇の知り合いは来て、ベタが助けてくれた。
これは割と大きいぞ。4時間分ほど仕事をクリア。

明日と明後日まだアシスタントが来るから非常に有難い。
これなら、残りは2日半でも原稿を完成できそう。
ラッキー。

”機甲盤古”連載100話達成まであと3ヶ月。
その時は大きな動きがあるらしい。お楽しみ。

やっぱり出来ませんでした

今日のペースは普段と同じくらい落ちました。
ペン入れは18ページ、予定と5ページ差。

これは3時間くらいの誤差だよね。ちょっと多い。

まあ、7日もあんなペースを続けた自体はよく耐えた方。
こうなると、背景完成まであと1日かかる。

効果線に使える時間は3日弱。
やっぱり微妙に足りないな......

明日からアシスタント3日連続来てもらった。
確かにいつもより多めだが、
内の一人分は素人なのでスピードは期待できない。

果たして、この1日分のハンデを埋めるのか.......

2011/06/13

全開

下書きは上手く進めて完成
続いてペン入れもガンガン進む。

今の所は8ページ。予想のペースとほぼ同じ。
予想の8割程度はよくあるけど、同じになるのは実は珍しい。
これは最高速だ。

一日仕事終了した頃は腕が痛くなるなら大体最上限。
明日もう一日このペースを持てれば
キャラは15ページ追加できる、ペン入れは完成に近く。

今回は基本的に27ページで14日だから
普段以上のスピードで描かないと目標をやり遂げない。

運よくネーム、下書きは上手く最高速で続けていた。
全開モードはそんなに続けないから贅沢を言わない、
あと明日一日だけ持たせろ。

2011/06/12

1話構成の基本

知り合いは
”連載は難しいよ、一体どうすれば
どんな要点を抑えれば面白くなるだろう?”
と聞いた。

考えた結果、一番シンプルの図式は多分これ。

簡単で言えば、構成面は3つポイントを抑えるべき。

まず導入。
つまり、扉まで数ページ(扉1ページの場合、2ページ以降の数ページ)
の流れをきっちり掴む、読者に”入り易い”ように
”広告を流れ、店の扉を開けて、読者にいらっしゃいを言う事”。

”好奇心”を誘う、という割役の存在。


2つ目は、”クライマックス”の決めシーンを大きく描く事。

今回の目玉がこれ!これが伝えたかった!
というポイントをしっかり決めて、
一番良い構図を絞って、一番強烈な表情を描く。
印象残るようにインパクトを最大限を上げる。

”満足”を与える事。

質実に内容に関してこれが”作家の本質と真価”に問われる部分なので、
力が一番入れるべきはこのポイントと思います。


3つ目は”引き”。週刊連載は特に重要。

重要のは”期待”。

読者に”次回へ期待”を作る。次回も読みたかった雰囲気を造る。

でも、その次回は”実はそれがその場凌ぎだ。”
つまり引きは考えていないの嘘、という事は厳禁。

ポイントは、”期待を応える”ような引きを造る事。

”引き上手い人はそれだけ漫画で喰える”ほど言い方はあるから
これはしっかり考える価値があると思う。


一番シンプルで言えば、この3つポイントしっかり抑えれば
回単位から見ればそんなの連載は面白いはずだ。構成的にね。


俺は、導入の部分は弱いらしい。
だから序盤がやや不利の傾向がある。

どちらで言えば、引きは得意みたい。
ストーリーの決めシーンはずっと前に考えないといけないが、
引きは逆にその場で簡単に決める、あんまり引きで迷う場合が無い。

何故そうになったのか、恐らくアマチュア時代
描いてたネーム連載のおかげだ。

その連載は基本的に1回が12ページ。

つまり同じ長さの普通連載と比べて、引きの数は自然により多く。
コミック1巻分の話では15回の引きを決めないといけない。
この意味だけなら、普通の週刊連載より経験がもらえる。

今で見れば、引きのバリエーションは多い。
数のだけに訓練された引き、今の連載に役に立った。

その時はバカ本気でその連載を10年も描いたのは正解だ。
今で思えばキャラクターやテーマだけではなく、
テコ入れと引きの練習までになれた。

誰が想像出来るだろう。
そうになっても、本当に簡単に出来ないだろうね。

よくやったぞ、学生時代の俺よ。

2011/06/11

ありがとう

http://www.youtube.com/watch?v=6Fj0zx5gWxk

ありがとう <いきものがかり>

ゲゲゲの女房、テレビドラマの主題歌。

今日は勧められて、1回だけ観ました。
この歌に一聴惚れ。

本当に”ありがとう”という気持ちを溢れる。
すごく良い......

今日は、まだ雑誌がある頃の話をしました。
その時は本当に楽しかった.........
雑誌を作ってくれた編集長をいつも感謝しました。

オンライン漫画になってたから、
ボツボツと作家が脫落した。

紙雑誌じゃないと駄目だとか、原稿料は少ないとか
色んな理由で、一人一人で離れていく。

この歌を聞くと、雑誌まだある頃の事を思い出す。
皆と本当に楽しかった。
連載を描くつつ、競争してみた。
もっと良い漫画を描く、相手を負けたくないから頑張っていた。

連載のラインナップは、自分でも”これが最強だ”の瞬間があった。

流石に今は、離れた人たちにありがとうに言えないが
やっぱり悲しいと思った。

かつて仲間だった人たち、もうその時ように戻れない。
話せなくて、ずっと切ないと思った。

いつか、いつかまだもう一度、一緒に描きたいと思った。

別の形でいい、一瞬の出来事でもいい。
金の事も、名声や損益は全てを考えなく。
ただ漫画好きだから........そんな風で、全ての人と一緒に。

この夢は、一番簡単そうで叶えないなぁ。

2011/06/10

蜂の巣

母さんにベランダに、蜂の巣が出来ましたと聞いた。
まだ小さいらしい。

どんな形だろう?明日見に行く。

確かにこの家で3個目。
でもまあ20年だから頻度高いと言わないけど、
低いかどうかも分からない。

動物と一緒に生きる事自体は好きだけど
あくまでも棲み分けじゃないと無理だし、
その地点はどうしても会ってしまうので放置は無理ぽい。

せめて俺の部屋の窓(殆ど開けない)なら何とかになりそう......
2個目はそうでした。


下書きは続く。今日はそんなに良いペースじゃない。
まだ10ページ目。

うーん、もっと頑張らないと......

開拓の意味

今日は知り合いと話して、編集長の話も合わせて
最近の漫画やアニメの不振は何となく少し分かる。

”パワーある作品は減っているような.....”って。

縮小再生產というやり方はリスク低いけど、
全体的に市場はじわじわ減って行くこと。

新しいモノは必ずリスク付く、しかし成功すれば市場開拓できる。
得のは自分だけではなく、他の人も得する。

リスキーでハイリターン。
ホームランを狙うで大量得点。

こういう作品は、ある意味は危ないけど
やっぱり必要と思う。しかもたくさん。

この意味では、盤古はこんなの形で描かせたのは
こういうスタイルで行くのが近い。
正直、この作品の序盤だけ見ればとても100回の大長篇に見えない。

長くほど良い訳じゃないけど、この作品はこのスケールで描けるなら
ベスト形で仕上げるべき。今まで見た事無いの何かが。

機甲盤古の構成、実はシンプル。
冒険劇でスタート後半は試合モノ。

が、漢字とケモノ要素が大きく働いて
ポケモンとジャンプの王道それぞれ要素を同時に楽しめる。

その上に字で闘う、遊ぶ、試合をやるという点も大きい。
ゲームルールはシンプルながら漢字の戦略や駆け引きが面白い
基本的に子供向きけど大人もある程度に楽しめる。割と理想的。

最近は色んな宣伝を見たの、そして案外に凄いと思う。
宣伝って、本当に人力と金をかかる。
大きな作品、大きな期待がないととても出来ない。

かっと言って、必ず成功なんて言えない。

この意味では作家は賭けるのは自分の命(時間)しかない。
逆で言えば、逃げる道をしっかり用意する人は、
相手だってそんなの人に賭けないだろう。

一緒に同じ船に乗らないと駄目。

それでも....作家できるのは、結局作品自体だけ。

編集だって賭ける気迫だけではなく、見る目も持たないといけない。

そんなの辺りはまだ完璧理解できないけど、
まあ、まず盤古は作品としてしっかり描く
全て終わると、まだ別の答えが現れて来ると思う。

2011/06/09

下書き1日目

3日の1日目。今は3ページ地点。
ネームはやや時間かかったかも....

でもバトル回とは言え、何となく描き易そう感じがする。
盤古、呉氏親子などベタ多い、
デッサンが難しいキャラは退場したからかも。

裘青と韋大空は蝦兵蟹將の次点に描き易いキャラだった。
上手く行けば確実に3日で終わるかも。

今はまだ体力が残っているの方で
1日くらい徹夜は耐えるようで、
この3日はまず一つ踏ん張りして乗り越えよう。

2011/06/08

ナントカネームを終わる

今の時点は、22ページくらい。
でも肝心難関の前半は既に打ち合わせた。

残る部分は自信があるから、多分大丈夫。
これから2~3時間かかればネームは完成として見れます。

だったら、下書きは明日から始められる。
最短ルートで計算すれば、6月12日からペン入れ
14~16日で背景、効果線、17日午後でギリギリ原稿を提出できる。

もしかして成功すれば
27ページを14日で終われば結構大した事だぞ。

今回は色々面白い。
裘青は結構頭を使ったけど魏恩の前に全て浅知恵になってた。

韋大空は正直過ぎて、魏恩は悪役に見えて
馬賢は仲間のピンチで駆けて来たので、
何となく”正義の味方登場”の感じがする。

まあ、そこが問題だけど。
編集長に言われた。

”お前はね.......
一体『馬賢颯爽登場!』と『やばい、敵が現れた!』
どっちに描きたいだよ?”ハッキリしろよ!”

うーん。(汗
この辺りは微妙に難しい。
韋大空はあんまり可愛すぎて思わずに彼の立場で描いてしまった。

情報は殆ど同じだけど、描き方によって
”読者は誰に共感する”という事は変わる。

今回はおれ自身でさえ、両方も同じくらい好きだから
こういうアヤフヤな雰囲気を作ってしまった。
ここの3ページくらいは、もう少し考えて欲しい。

となると、最初の3ページとラスト3ページが残っている。
そんなに難しくないから、あと2時間くらいかな。


.........やっぱり今回は27ページを押さえだけで苦労した。
次回は本当に27ページに抑えるかな......

半分の所

歯医者の所に行ったから普段のペースより若干遅い。


前半のバトルは大体終わり。
ここからのストーリーパートは明日に。

ここのバトルは本当にネタが多すぎて
駆け引き2つで、あっという13ページが消えた。

薛慶はあんまり闘えていない、ただ傍に見るだけ
あくまでも魏恩の腕を観察する所がある意味面白い。

もしこれがメインバトルなら軽く3回を描けるが、
あくまでも”楽勝バトル”だから、長引くでも意味が無い。

......しかし、今回の原稿は先回よりさらに厳しく
12日しかないため、実はピンチ。

本当なら明日の3日目で終わりたい。
下書き3日、ペン入れ3日、効果線3日.......それでも1日足りねえよ。(汗

2011/06/06

94章ネーム考え中

シナリオ概ね完成。ネームはスタート.......
1日目はいつも頭の中で、描けない。

全く関係ないけど
何かがを言いたいけど上手く言えない所。

父さんは老人ホームで居るのは3年半......

自分は介護は全然やれない、たまに見に行くだけ
果たしてそれは良いのか。

そう思うけど、色んな意味では辛い。
一体もっと辛くても、父さんの事をもっと時間かけて
面倒を見るべきなのか、それでも今のまま続くのか。

こういう話は難しかった。
理想はもちろん、ネームや下書きを持って
父さんの傍に居るべきと思うけど。

しかし、色んな想いで、色んな言い訳で.....出来なかった。

一つの何かが欲しかった。

でもそれは、果たして時間なのか、金なのか。
”願い”すら決められない。

健康状態に戻って、という病気じゃない。
だから、ずっと悩むだった。

父さんに残された時間に一番良いの思い出を作りたい。
しかし、何が”一番良い”のか.......

好きなモノを食べられない、好きな所を行けない
俺は傍に居ても、俺は誰すら覚えない。
喜ぶような事は何一つ出来ない。

そんなの父さんは、何をあげればいいのか。

老人ホームに入れるまで数年、精一杯に一緒に居てあげた。
しかし今は何も出来ない.....。


一緒に生きていく。
それだけでも、勇気が要ると思えなかった。

棲み分ける

http://www.osk.3web.ne.jp/~jidai/dragon/dai/mstry_dx.htm

魔族であるロン・ベルクはノヴァの弟子入りを受けそのまま、
魔族とのハーフであるラーハルトはヒュンケルと旅を続けているようですが、
チウ、ヒム、そしてクロコダインはブラスと共にいる……
これはつまりデルムリン島に住んでいるということのようです。


対立することこそ無かったものの、
結局は地上は人間のものということになってしまったのでしょうか。
モンスターたちは人間と共存ではなく、
棲み分けることしか出来なかったのでしょうか。


............”棲み分ける”か。
 
この文章書いた事はちょっと考えた。
 
それでも、良い事じゃないかなと思った。

みんな仲間、一緒に生きてハッピーまで行かなくでも
それぞれの生き方で続く。
それは結構大事な成功と思う。

二次大戦のホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の事を考えて
人間は種族が違っても”人間”として見られる事だって
何百年かかってようやく叶ったんだ。

人間と動物はそんな感じでいけるじゃないかな。
棲み分けで。


多分違う話だが、西尾のめだかボックスの”ノットイコール篇”は
恐らくこのテーマの話じゃないかなと思う。

ノットイコールは、俺にとって存在のイメージは”神”。
何処でも現れる。何でもできる。全知全能。

神は、人間のイメージで生まれた事。
理想像であるものの、完璧はあり得ない。

ある意味、それは人間と動物の関係じゃないかなと思った。

動物にとって、人間はノットイコールようなモノ。
我々にとって、豚だってそこらの消しこむと大した変わっていない。

それでも人間は色んなモノと付き合えて生きる。
上にでも下にでも。横の関係だけではなく。

倒すべき敵は居ない、守るべき仲間もない。
それでも一杯問題は残られてる。

その”問題”という概念、ノットイコールじゃないかなと思った。
試練の神様、という感じかな。
だからこんな時こそ、”ノーマル”で話しました。

棲み分けって、それぞれ....互いの立ち位置を把握必要がある。

画と病気

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%B3
ルイス・ウェイン

http://10e.org/mt2/archives/200610/280214.php
アルツハイマー病を患った画家の絵の変遷

http://dr-kono.blogzine.jp/ninchi/cat10282060/
時計描画テスト「最終回」採点法


大体3年半前、医者に”時計の数字を書く”と言われた父さんは
”15”まで書いた時、びびった。
 
時計の数字は12まで、という事すら覚えなかったのか.......
 
あとはね、”35-7は?”という連続引き算のテスト。
1回目は28、2回目は21まで正解出てきたが
3回目は逆に数を”増えて”
4回目は、父さんが200と答えた時もショックだった。

こういう抽象思考は、既に何秒も続けない事だ。
 
その頃は、まだトイレくらい自分で行ける。
バスは乗れるけど、必ず迷い子になるから
明らかにおかしいと思ったが......
 
今思えば、6年前辺りからの事かな。
公園に運動の頻度はじわじわ下がって、
食事はどんどん適当、その時までほぼ毎日のフロも掃除も
少しずつやらなくなった。
 
それでも、買い物は父さんと一緒に行くから
まだその時はそんなに変と感じられない。
 
5年前は母さんと変な喧嘩が起こる。意味不明の感じって。
前フリが無くて大切なモノを捨てて
写真は破れ、会話も.....いや俺の会話は通じるけど
何回も言わないと理解できなかった。
 
その時はボケかなと思うが、酷くなって医者の所に行く。
 
今で思えば、父さんは俺の言葉を多分理解し切れていなかった。
言葉2つ3つ別々理解できるけど、それは単なる聞き取れだけ。
 
.......そう、それはただ”返事”だけだ。
 
”今日元気?”と聞けば、”元気です”と答えたと同じ。
 
考えた訳が無い。
反射的、今までそう答えただから、そう言っただけ。
 
”何言っている?ああそれか。それですね、それが分かる
早く答えなくちゃ、頭はあんまり分からないけど.....
とにかく答えなくちゃ。”
 
そんな風だろう。
 
William Utermohlenの絵と似てる。
 
最初まだ”顔はそんな形”を覚えるけど
だんだん、”顔に目と鼻と口がある”と覚えるだけで精一杯。
 
最後は......目と口の存在自体、覚えない。
いや、正確的に”思い出せない”かも。
だって、目と口に居るべき位置に、ちゃんと余白を残った。
 
それは”そこが何が居るが思い出せない”の証拠。
 
耳だって辛うじてうろ覚えくらい。
 
 
........こういう事は辛いな。記憶は徐々に消えていくの事。

一歩下がって、一人でもより多く

4回戦の序盤は、盤古の信念を見せる所。

焦猛、陶隱と公羊善は試験玉が足りなくて
3人が落ちそう所で、
盤古は1つ玉渡すだけで3人の玉を全て揃うようになる。

ポイントは極めて低いリスクで、多く利益を取る所。
例えばその利益は自分のモノではなくでも。

4回戦の状態は、盤古の目的は出来るだけ人を合格させる事。
盤古自身はもちろん、呉鎮を合格させるつもり。

楽石と裘青は人質になった所で、互いに牽制されてる
盤古は、馬賢も呉鎮も合格すれば全て問題は解決できると思う。

.......全て人は幸せなんて、あり得ない。
人間は、自分の幸せって精一杯なんだ。普通はそう思う。

でも、ここではちょっと違う話と思う。

最初は誰でも自分で精一杯だった。

しかし恋人を見つけて初めて2人に、
子供も生まれて人間は出来るだけ、3人も4人もの幸せを作るようになる。

親は年になって介護が必要になった時は
5人も6人も7人の幸せが肩にかかっている。

能力がある人は、仕事場でさらに人の力になって
そう考えれば十数人の幸せが自分にかかると言えると思う。

つまりさ、”全て人と自分だけ”の間に”どれくらい”幸せがあったのか、
そして自分はどこまで出来るのか、という事があるんだ。

友達までカバーするのは精一杯、という言い方は聞いたけど
それはできないというか、友達以外はどうでもいいのが本音と思う。

とにかく一人でも多く。

俺は、
”自分は幸せになったから人を幸せを考える”という考え方は反対。

こういうモノは、同時にやるべきだ。
自分の幸せを追う時に、人の幸せも考えて欲しい。

一歩だけ下がると相手は幸せになるなら、一歩くらいやってやる。

普通は”調子に乗って、譲歩を強いられる”事を恐れているけど
それもある意味は言い訳と思う。
それくらい自分でちゃんと理解すればいいじゃん。

自分幸せになったら、友人に幸せ、それできたらもっと無関係の人に...
こういうモノではない。

だって、野良犬を見たら助けたい時は
こういう順番は無意味じゃないか。

犬だよ?友達じゃないよ?人間すらないよ?助けるの?

順位より比例、という考え方だってある。


ちょっと別の話だが、我侭も必要と思う。
人を想う、という優しさだけじゃ足りない時はかなりある。

しかしさ、我侭は”何を対して”によって価値が変わると想う。

残神の論理では、残(足りない)部分はあるこそ
持っているモノを考える。

だから、”とても幸せ”という事は無くでも大丈夫。
遺憾はあっても良い。じゃんじゃん働いて金を持つだってOK。

でも、人を想う事は必要。
自分以外の幸せだって、しっかり考えるべきだと思う。

”それは嫌い”事自体、描けないため
逆に”これが素晴らしい”という方向で描くしかないなぁ。

2011/06/05

地下通路合戦

韋大空
突(通常攻擊)
竊(魏恩の章を盗む)
窫窳(必殺召喚獣)
窒(窒息させる)
窄(攻撃に幅を狭く)
穴(逃げるや隙を作る用)
 
裘青
裂(通常攻擊)
裁(通常攻擊)
裒、衰(攻撃力を下げる)
裝(攻撃は強くなるように見えるだけ)
複(術をコピー)
製(モノを作る)
裹(相手の行動を限制する)
襲(竜召喚)
襄(相手をサポートする)
 
魏恩
消、滅(あらゆるモノを消せる)
没(水に沈む)
沸(液体を沸点まで上げられる)
混沌(召喚獣、四凶クラス)
潛(あらゆる地形に潜る)
測(相手の実力を測る)
激(攻撃力を上がる)
漁(相手のモノを奪う)
渦(渦巻きを起こる)
沴(妖気で妖怪キャラの能力を上がる)
滑(相手を滑らせる)
 
薛慶
惔(火属性通常攻撃)
怪(妖怪召喚)
愆(相手にミスを誘う)
息(息を取り戻せる)
慘(極めてな不幸を起こる)
快(素早さを上げる)
慢(素早さを下げる)
懸(相手を空に吊る)
恙(病気させる)
 
趙牙
局(罠を作る)
屜(引き出しを作る)
展(モノを伸ばす)
屏(防禦バリアーを作る)
屠(通常攻擊)
孱(攻撃力や防禦力を下がる)
屢(あらゆる地形に歩ける)
尾(追跡する)
届(必ず狙う地点に命中する)
屈(相手の心を折る)
 
馬賢
駮(馬妖召喚)
駘(疲労度を上がる)
駁(相手の攻撃を跳ね返し)
駸(範囲内時間の流れを加速する)
騷(騒ぐを起こって相手の注意を引く)
騰(空を飛ぶ)
騤(馬キャラだけ限定パワーアップ)
驟(素早さを上げる)
驍(戦士系キャラ限定のパワーアップ)
騭(運命の流れ予定を作る)


................うーん、こう見ると馬賢の能力は面白いな。
直接に攻撃できる字は殆ど無い分、
時間や運命をコントロール等ちょっとレアな能力が持っている。

今までストレートで闘っていたが、
能力的にサポート系のキャラだったのか。

こう並べると、RPGぽいな。
この中に選んで、この2回のストーリーを作る事だな。


流れは最初の4ページは試合場に、女部キャラの伏線を描いて
霍安と盤古は試験クリアして会話する。

以降は地下通路の話。
まず魏恩が圧倒的な力を二人組みを窮地に追う
逃げられた韋大空と裘青は”孟婆湯”を出して徐梅とヨーセブ飲ませる。

ここのポイントは、ヨーセブの伏線張り。
ヨーセブの疑点を匂わせる所が必要。

そして韋大空は時間稼ぐため魏恩と闘う。
だが薛慶が隙を見て、裘青を潰せる。

その時に、魏恩の前に.....馬賢登場!という話。


........えーと。これ、25ページなんて抑えるのか......
これだけ攻防をやったから内容がかなり充実
本気でやれば29ページまでくらい引き伸ばしに言われないはずだが......

95章は裘青が潰れるから出番は無くなるので
94章の戦いは出来るだけ彼でメインで行くべき。

つまり、地下通路のパート
94章では敵が裘青、味方では魏恩
95章は敵が韋大空+馬賢、味方では薛慶+趙牙
という組合わせるで描くだろう。

ページ数は多分、どちらも27くらいだろう。
この攻防は結構スリルがあるため、基本的に増ページ気味で描きたい。

2011/06/04

94章シナリオ

一応メモ。6周年のカラー、テーマは京劇。
100章は4回戦スタートで扉絵は”十八般武藝”。


沒消滅汰沉沸滑沴(妖気)混沌洞淹測渦溺滾漠(流沙)
漁激

究突窄窒窘窮窺竊.窫窳
http://www.google.com.tw/search?hl=zh-TW&rlz=1R2ACAW_zh-TWTW404&q=%E7%AA%AB%E7%AA%B3&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.&biw=1088&bih=721&wrapid=tlif130717045723811&um=1&ie=UTF-8&tbm=isch&source=og&sa=N&tab=vi

襲衰袒裂裁裒裝裹複襄褻

忤怠怪怯忠恢息恙悉惔(用火灼爛)惑惡
愆(過失.差錯.惡疾)惹愚慄慢慘懂憶忘懲懸

屁局尾屆屈展屜屏屠孱履

駕馭馳駁駘(疲鈍)駐駭駸(時間很快)
騤(馬強壯的樣子)騰騭(安排)騷



とりあえず次回のバトル、登場キャラの字を並べる。
........どう見ても敵側がヤバイ。

勝てるかどうかレベルじゃない。生きるか死ぬかすら超えた実力差。
レベル35対レベル10くらいほど、相手を瞬殺すらできるんだ。

馬賢は加勢しても多分勝てない。
というか、馬部の字はこれ以上に使いたくないし。

馬賢はここまで既に4戦、ストーリー的に字数がかなり消耗した。
元々字数少ない部首だし、新しい字を使うのは苦しい。

このバトルは2回。問題は、94章はどこまで描く
つまり引きはどれにする事。

2択。馬賢登場か、趙牙登場かどちら。うーん、どうしようかな。
多分前者かな。

94章の重点は3つ。1つ目はバトル、2つ目は女部のキャラ伏線。
3つ目は”孟婆湯”の事。
これは4回戦では非常に重要な伏線になるので、
しっかり描かないといけない。

95章は趙牙参戦、徐梅救出と羅剛と管幽の話。

96章は趙牙と盤古の対話、黄雷と宿平のラストエピソード
そして試験終了。

この3章で3回戦の終止符を打つ。

93章完成

よし、今回の25ページは13日半で終わりました。
悪くない。
というかマジで15日もかからないようになってきた。

今日の午後くらい休みを取って、94章の仕事は明日からしよう~。
シナリオは夜で考えましょう。

2011/06/03

セリフ遊び

フキダシのアイデア。

人のコメントは誤字があるの所を思い付けた。

人のセリフはだんだん文字化け、徐々に読めなくなる
という演出は何とか面白い話になりそう。1話完結の話とか。


応用形で、1つフキダシの字数はじわじわ減っていく。
20文字から10文字に、そして5文字.....3文字に
段々文字を使えなくなる。

これはちょっと長い話になれる。

思考は、それを応じる”字数”は必要。
つまり一度に使える字数少ないほど、思考は浅くなっていく。

最終的に”字”を使えなくなる時は
思考は極端に狭くなる、動物に似てる反応しかできない。

こういうのは1巻分くらい中篇のストーリーに出来そうだ。
しかも盤古の相性に相応しい。

2011/06/02

新しいアシスタント

今日は新しいアシスタントLさんが来た、1日限定の試し。

.........あれ、女の子か。

じゃ今回応募した3人、全員女の子かよ。
描いてるのはバリバリ少年漫画なのに、何故こんなの事になっただろう。

しかも19歳。レベルでは、ペンくらい知っているけど
読みきりでは1作目を描いてる最中、素人に近い程度。

でもまあ.....やる気があるから、丁寧に描いてくれた。
スピード線や背景は一応基本レベルを描ける。
しかもちゃんと”漫画”の概念で描いてる。”イラスト”ではなくて。

作画速度自体は遅いけど、経験から考えればそんなもんだろうな。

この年ではアシスタント経験があれば今後の伸びは好影響になるから
こんなの人が来てくれて嬉しいが....

残念のは、あくまでも学生だから9月までしか働けない。
彼女を使ってもせいぜい4~5回くらい。

仕事の流れを慣れる前に夏休みが終わるんだ。
こっちにとってあんまり役に立たない。


アシスタントUさんはいつも通り、6時間の背景を進めてくれた。
この人は本当に凄いな.....背景限定なら俺より早いかも。
自分と同じくらいレベルアシスタントが居るのは本当に有難い。

今の所は19ページ。
つまり、あと9時間くらいあれば終われます。
これなら余計のトラブルさえなければ100%間に合える。

今日のペースは非常に早かった、
前日まで落後した分は一気に取り戻した。助かりました.....

2011/06/01

2日弱

アシスタントUさんは5時間背景を描く、
夜はTさんが来てベタ。

背景があと9ページ。あと1時間くらいかかる。
時間的に、タイムリミットまで2日弱.....44時間くらいがある。

効果線は22ページくらい残っている。ホワイトは2~3時間かかるので
単純の計算では、丁度20時間があれば終われます。

ストーリー回だから多分、間に合えます。でも本当にギリギリ。
徹夜1日でほぼ確実、しかし最近の気力では
徹夜は出来るかどうか分からない.......

まあこういう時はできないなんて言えない。

贅沢を言わない、1日だけでいいからフルパワー状態してくれ。

ナイルの一滴

http://www.ne.jp/asahi/sindaijou/ohta/hpohta/fl-siganaoya/siga02-sukui.htm

人は病気や事故などによって、自己の死を意識すると、
人生観などが大きく変革することがある。禅は、それと関係がある。
自我小さいこと、自我の根拠のなきことを悟り、自我を捨てる、
自我が死ぬ、といってよい。志賀直哉にも似た体験があった。


......”自我”の小さい事だね。

死を意識...........こういう意味なら分かるかも。
昔の人間は自分が小さいと思うのは、死はいつも隣にいたから。

逆に言えば、今の人間は多く”死”をちゃんと見えていないから
自我はどうしても大きくなる。

そう言えば、今の時代なら
息子は親の死を見るのは、大体40~45歳辺りから。

逆算すれば、親が弱くなったのは35~40歳くらい。
過保護の親なら、その年くらいまで子供を面倒を見るだろう。

それじゃ心が大きくなれない、自我が小さいになれない事か。