2011/03/31

情報処理とフラグ

知り合いと話し合いって、
ちょっと情報処理の事を考えてた。

”それぞれキャラ持つ情報量によって物語の動き方”という話。

情報戦で描いた作品には一番目立つのはデスノート。
相手が知らない情報をもって優位に立つ、戦略を行う。

ヒカルの碁も、佐為の存在で謎を作って
読者にドキドキハラハラさせました。

これは面白いテクニックです。
もちろん話し作りとして難度が高いため、
頭良くない、時間足りない場合はなかなか出来ない
だから原作付き作品でやった場合が多い。

しかしこれはアクションが無くでも緊張感を作り出すの方法なので
物語性高い作品にとって重宝テクニック。


そしてフラグと伏線に関して、一番気に入たのは”うしおととら”だ。
章で物語を構成したから、構成を勉強するのは優れた作品。

第三十七章”TATARI BREAKER”以降は最終章
その中に一番考えたのは”とらの戦い動機”。

本来、とらは特に動機を持っていない
白面者と絡むも”気に入らない”で殴りたいくらい程度の想いしかない
それでうしおと共に戦うのは動機が弱すぎる。

それを補うために、字伏の設定を投入。
その結果、紅錬の登場によって悪役側のパワーアップ
鏢の伏線も綺麗に回収、とらの過去も作れるようになって
真理子と絡むも出来て、様々の意味で物語の必然性を高めた。

これは基本的に後付けだったが、素晴らしいフォローになった。

クライマックスにとって必要だが足りなかった部分を逆算して
正確のタイミングにフラグを投入、ラストに進む過程に揃って
最終戦に持ち込んだ。

連載途中は色んな予想外の要素を追加した
矛盾を生まれそうの所も含めてよく考えてフォローしようも
色々工夫も見せた。

これはある意味、物語の”構成の見本”だった。
しかも計算だけではなく、作品は熱さがあるからこそ
名作まで持ち上がった。

情報処理は、優れた”物語”に必要だと思います。
感情と思考、両方共はそれぞれ割役が持っています。

それを感じながら考え、作品を作ろうが良い。

2011/03/30

効果線2/3地点

今の所は14~15ページ、残る部分は半日強で終わりそう。
アシスタントTさん3時間でベタ完成
Uさんは6時間で効果線を進む。

明日はカラー塗りと残り1/3の効果線を描く、
明後日はホワイトとトーン、そして4コマで完成......

よし、この調子続ければ間に合います。

明日のために、今日は早めに寝る方が良い。

2011/03/29

今日は背景完成...

アシスタントTさん3時間、Uさんは7時間。

こっちはペン入れを進む、背景も描いてます。
普通に描いてるけどあと2日で効果線を全て完成しなければならない。
出来ないと言わないけどちょっと微妙.......

1日くらい徹夜すれば出来るけど、
今まで3日間は時間無駄しすぎので悔しい。

休日ならともかく、月曜日で話しすぎて時間が喰われて自業自得....
本来なら余裕はずなのしギリギリになって......

人間はね、余裕があったら無駄が多くなるですね....(汗

2011/03/27

ここから熱い

下書き完成、ペン入れスタート。

倉頡迷宮もいよいよ大詰めだ。
残り回数はおそらく4~5回くらいだけ。

91章から展開はあつい。

倉頡迷宮の試験最後のテーマを示す、勢い良く戦いが連勝、
一気に試験クリア、一気に人質救出、ここら辺を描くも読むもとても爽快。

まさにクライマックスに相応しい。
ここまで来ると、大体決まりだね。3回戦は上手く描いてた。

2回戦の百仙戯最終戦、勢いは筑字塔を越えなかったため
ラストの読み応えはちょっと残念だったが、今回はきっと上手くいける。

1試合で25回(コミック4巻分)はやや長いけど
キャラもテーマもちゃんと上手く描いて構成も崩せず、
クライマックスもちゃんとラストに置いた、
この内容で面白さなら大丈夫でしょう。

..........本来、15~16回で終わる試合と思うけど......(汗

残りあと3ヶ月だけ。ラストまでこの調子を持ってくれ。

2011/03/26

逢魔ヶ刻動物園の勝手感想

これを書くのはちょっと勝手かもしれないけど、
最新の33話を読むと、言いたい事がある.....
読者一人として言わせて貰います。

雨の中に、蒼井さんのセリフに震わせた。
二人で”変わりたい”を言ったのシーンは本当によかった。

がき大将の園長と蒼井さんはそれぞれ良い味出ている。

が、それぞれ魅力が一つになっていない。

”天下一の動物園になる”という目標は、殆ど蒼井でやっている。
”面白さ主義”園長のキャラクターと一致していない。

”面白さで天下一になる”もいけるけど、
それはバトルとあんまり関係ない。

ジャンプらしくバトルで”強さで天下一になる”ならもアリだが、
”面白さ主義”の動機とは相斥なモノ。

つまり、それぞれキャラ魅力は、ストーリー目標設定の問題で相殺されて
バラバラになって一つになっていない。

だから作品の面白さは充分に発揮できず半減された。
そこは本当に惜しい..........

蒼井は動物園のためにたくさん考えて、
園長は(考えていないでも)動物園の”天下一”という目標と直結
する行動を取て、物語に同時刻2つ想いが1つになれば....
非常にドラマチックと思う。

絡んで、繋げれば.......もっと面白くなると思う。

週刊連載は考える時間はあんまり少なさすぎるから
こういう細かい所の思考は非常に難しいと思うけど....頑張って。(汗

魅力がある作品なので、まだまだ続きを読みたいです。

2011/03/25

歩数

歩数計を買いました。
平均、普通の人は1日が7000歩くらい歩くだが
この数日に見えると、買い物もやらない限り5000くらいしか行かなかった。

流石にあんまり外に出ない仕事...(汗

..........これ、あのゲームのシナリオに使えるかもしれない。

案外役に立たないような、でも実は必要なモノ。

賭けるモノは”歩数”なら..........負けると歩ける数が減る。

こういう数字はこのくらいが”普通”、普段はなかなか気付けないだね。
上手く使えると、限定ルールでアクションゲームを作りそう。

学習版の単行本1巻来た

作者なので先に1冊を貰いました。
おおおおお、カラーは美しい...............

俺のカラーセンスは並だが、今回は編集さんに助けてもらって
本当に良い仕上げだ。

サイズも大きくて迫力は出る、そして1巻の頃まだ画力低いだが
背景は丁寧に描いたからそれなりにカバーしてて助かります。(汗

下書き続く。今は13ページの所。今日は早い。
今回の回想は今まで一番多いじゃないかと思った。
約丸1ページくらいコピペで済ませる.........

なんか手抜きの気分.........
でもまあ、稼げた時間は全てに次回に回せと思えればいい。

ここから4回の中に3回ほどフルバトル。
だからこの回で1日くらい稼ぎたいと言った所。
そして今回カラーもあるし......

2011/03/24

90章下書き開始

今回はページ少ない上に、回想が多いからコピペが効く
さらにバトルも最後の数ページに限るから楽。

...........扉ページ以外だけど。

今回は90回記念だからカラー。
テーマは”車”。今回の構図はやや難しくて機械が多い、結構大変だ。

ちなみに本来は車部の畢輔、出番を合わせたテーマだったが
目玉はずだった畢輔の出番は全て消えてしまった......うわあ切ねえ(汗

でも、呉鎮がニコニコして自転車を乗る
ちりりんとベルを鳴る姿は可愛くて、それだけで描く価値があった。
あいつ、ギャグパートは少ないけど本当に萌えるなぁ。

一番ベストのはこの2日で21ページまで行かなくでも
18ページくらい行って欲しかったが..........今の所は5ページ。

.......ネームは予想より上手く行ったので油断した。(汗)

3回戦終盤シナリオ変更

ちょっと打ち合わせた。
倉頡迷宮の終盤は、ビシッと決める方が良さそうと言われた。

つまり、黄雷対羅剛の最終戦はカットしよう、と。

......えーと、これは.........
確かに、呉氏親子戦は間違いなく3回戦のクライマックス
この後はどんな戦いでも決して越える訳が無い。

この策は良いと思うけど、
せっかく思い付けたアイデアは使い道が無くなちゃったなぁ。(涙

まあ仕方ないといえば仕方ない。
3回戦はこれで2回分カットされた。


もっと心配するべきのは、4回戦の構成...........
牛頭馬頭はシナリオ上、あと1戦が耐えないといけない。

1戦くらい何とかになると思うけど
問題は、3回戦が面白すぎて4回戦をどうやって越える事。

ハードル上げすぎた(笑)、と言われている。

元々、3回戦は科挙篇の初期シナリオに一番描きたい、
一番面白いの試合だから....(涙

ある意味、風呂敷をどう扱うのが一番の問題。
風呂敷をここまで上手く広げた。
本来は4回戦が畳み始める階段なのに、
畳むとここからのストーリーは、インパクトが”今まで越えない”の事。


編集長の意味は、
恐らく畳むなんて4回戦と5回戦丸々2試合を使う必要がありません、
思い切り4回戦も広げよう。5回戦で一気に畳めれば良い、の意味だろう。

.........実に週刊連載の考え方だね。

このやり方はエンターテイメント高いだが、
問題は..................”風呂敷を一気畳む”の方法は何だろう?(汗




..............まてよ、スクラブルまだ使い道があるかもしれない。

今の所はシナリオ3回戦が長すぎ、4回戦が短すぎなら
スクランブルのアイデアを4回戦に変われば良いじゃん。

このアイデアは結構良いだから、
羅剛黄雷戦で1回で使い切るなんて勿体無いくらい。

だったら、4回戦の前半戦(予選)はこれを活かせればいいかも。
丁度、数人のサブキャラはまだ少し不完全燃燒があるから
このボートゲームで、牛頭馬頭以外のキャラを出番を与えましょう。

2回分くらいなら、4回戦本戦に支障を起こらないし
このアイデアは決勝戦より、序盤戦に向いてるし
1対1より、バトルロイヤルの方が真価を発揮するだから。

だったら4回戦は、予選、決戦、場外の呉錬黃亙の搜索隊
3つイベントで構成しよう。
見応えもあって見せ場も多くなる、良い内容に出来るはずだ。


よし、これを決めたら後は4回戦スタートから悩めればいい。
今は専念3回戦のクライマックスを出来るだけ盛り上がれ!!

倉頡迷宮出番計算

単位:回数
全25回くらい中にそれぞれ主役をやった回数。

盤古2+4..............6
吳鎮....................6
吳鍊....................6
霍安1+1+4.........6
魯泉2+3..............5
鍾守芬1+2+2......5
馬賢1+3+1..........5
宿平1+3..............4
羅剛1+2..............3
黃雷1+2..............3
魏恩1+2..............3
薛慶1+2..............3
宿華1+1..............2
海鮮党................2
焦猛....................2
韋大空.裘青.......2
趙牙....................2
黃亙....................1
倉頡....................1


このバランスは結構良い。
ちゃんとテーマの霍安、盤古と呉氏親子が一番多いが
大抵のキャラもある程度の見せ場が持っている。

やや影薄い盤古と思ったが一応最上位、作品の形は崩れない。
黄氏親子は意図的に減らした以外
全てキャラは相応しい出番が持っていた。

特に魯泉と鍾守芬、能力は持っていない人間に
特殊ルールで成功に見せ場を与えた事も上出来だ。

良い経験だった。

目標のすり替え

今呉鎮の話はある事を気付けた。
これは”目標すり替え”じゃないか?と。

呉氏親子は今回から”霍安の悪企みを阻止”の動機を追加。
前の動機と比べてこれは正当性があるから
まずまず止まらない。

いつのまに”機甲兵を妨害”という不正の動機を隠れて.....
というか、混ぜてたから自分も区別できなくなる。

基本的にこのパターンは嫌いだったが......
ドラマとして結構見応えがある。(涙

両方共悪い所がある、正しい所もある
こういうケースの喧嘩は一番厄介と思います。

両方は自分正しいの論点を張って相手を攻撃する。


でも一番案外に怖いのは
書き方によって、呉錬側は本当に正義の側になる事ができる。

”最初は私利だが、途中から本当に正義のために闘う事になった”

そして盤古は人好しの長所はマイナスになって
”間違い共感”を起こってこのまま悪役側に転んで........

こういう善悪逆転劇はあり得る。


今の所は結構曖昧な所だからまだ分からないけど
3回戦終了、薛慶は本格的に説得を行うと更にハッキリするだろう。

こういう展開、少年漫画ではあんまり見えられないね。
善意でスタート、いつのまに悪に染めて.......
脇役ならよくあるけど主役はあんまり無い。

でもまあ白黒ようなハッキリ善悪論ではないから
読み手にとって難しいすぎるかもしれない。

あくまでも最後の切り札があるから、ここら辺は心配しなくでもいい。

しかし、価値観遠いほど相手を理解が難しくなる
こういう事も痛いほど感じました。

この意味では、盤古は本当に妖怪を理解したいなら
妖怪の域に踏めないと出来ない。

遠い安全な所に立て”理解してあげる”という言葉は
何の重みが無いだから。

しかし非常に重要のは、
相手の価値観を”無条件を認める”訳もない。
傍に居て”理解する”です。”同化する”ではない。

それでも、人の立場は基本的に”1時期で1つ”だから
時間は限られて、気持ちも無限じゃない
その分に理解できる範囲は限られる。


この意味では、無限に近い時間が持つ盤古はできるかもしれない。
これこそ神の意味ですよ。

”1つ能力”だけ無限になったら何を伸ばす?
人好しの盤古だったら”理解”を選ぶかもしれない。


http://oyajinokai.kir.jp/tubuyaki/200503.html
ちなみにこんな資料を見つけました。

understand(理解)のは、下に立つという意味が持っている。

良く「相手の立場に立って考えなさい」といわれますが、
これは相手と同じ高さの視点からものを見たり、考えたりすることで、
これではまだ、【 understand 】にはなっていなんですね、
相手よりも下からの目線で見て、考えることによってはじめて、
【 understand 】になるんだということです。


...........考えられるね。こういう話は。

2011/03/23

90章ネーム1回目

...........えーと、畢輔の出番は全部無くなっちゃった。(汗
打ち合わせんの結果は、後半のエピソードは要らんと判断されて....

その代わり、前半のストーリーを強化すれば
それだけで1回を耐える構成だからその線で行こうと。

つまり整理すれば21ページです、今回は。
予想外の減ページだ。これ、まだジャンプ向けの構成だぞ。
インパクトがある分、ストーリーがあんまり進めないエピソード......

今の所は完成度80%。
今日はネームを終わりそうです。よかった.........


畢輔のエピソードは結局必要なので
何処に挟んで描くと思うけど、8~10ページなのでバランスが微妙。
そうそう余裕は無いから難しそう。

ここから暫く呉氏親子戦を続く。バトンタッチで盤古を代わりに闘う。
90章は5回目。この後は2回くらい。
一応中ボス戦なのでこのくらい続いても良いだろう。

呉氏親子の出番はこの戦の終了以降、ガクッと減るから
この数回に思い切り楽しめないと。

2011/03/22

少な目と多め

90章のネーム前半。

ここは1つ難関は”盤古は霍安の意思を気付けた”事。

霍安もう殆ど喋れない状態、
しかもここは情報とセリフを出し過ぎると雰囲気を逆に損害する。

つまり情報は少な目に抑えるべき。
しかし情報はあんまり少ないたら説得力が低くなる。

で、ここは面白い手が使えると気付けた。

どうぜこの事項は91章もう1回を言う必要があるから
90章の情報は少な目で”事実”と”気持ち”だけ示す
91章の情報は多めにで”フォロー”と”説得力”を補う。

だったら、同じ情報でも違う伝え方で違う雰囲気を作り出す。

関わり算式

2倍の関わりは2倍の利益だけではなく、リスクも2倍と思う方が良いかも。

知るだけなら知識になるが、関わると共感になる。

が、敵対した両方と同時に共感はそれは非常に辛い。
立場違う2つクループを上手く渡るのは思ったような楽じゃない。

”全ての価値観を知りたい”という言葉、実はかなり重い。

それは背負いと同じ物。

ワイルドゲーム

ちょっとあるアイデアをメモ。

映画”ジュマンジ”みたいな、昔書いた”ゲームの漫画”の話。

こういう漫画、主役やっぱり小学生から中学生あたりが良いと思う。

いや、実はゲームの内容ではなく
思い付いたのは”プレイヤーの選定”、つまり1話目のネタだけ。

ある”問題”を示す、答えてみろの状態で

”正解”を出す人は”不合格”という。

もう少し説明すれば
”大人の考え方で答えを出すのは不採用”、の方が正しい。


そして普通に悪魔に関われて、
ケモノキャラでゲーム進行役をやらせて貰おうと思う。
一人二人くらい仲間役でやりたい。できればオオカミ男がベスト。

チップはね、子供だから当然に金が大した額を持っていないため
別のモノでチップを買う事になる。

血、命や時間とか、才能とか、未来の可能性、知恵と知識
体の一部や感情とか..........こういう感じでゲームを遊ぶ。

怖くて危ないながら、子供たちは心底からどこがで楽しめる.......
こういうスリリングな感じのゲームを描きたかった。

敵は一見悪魔だけど、基本的にテーマとして
ちょっと”子供VS大人”の図式でやりたい。

ゲームを進むと話を広げると大人と関わる訳。

社会的に子供と大人の喧嘩は有り得ない、
例え出来ても、子供はいずれ大人になるだから
こういう對立図式は必ず消滅する。

しかし、そこには”何かが”ある.........と思います。

ある友人は知った時、俺と年齢差が結構大きい
俺は大人(27)、彼まだギリギリ子供(18)くらい関係で言える

でも、いつのまに彼も大人になって、しかも”普通の大人”。
普通に損得勘定で物を計って、普通に常識と一般論を信じてしまった。

そして、昨日はある言葉を聞いた。

”普通の大人になると、たくさんの事もう出来ない。
良くても悪くても、プラスもマイナスも、
『普通じゃない』の奴じゃないと、作家を務めない。”


子供と大人の関係は、今までと違って未来が変わるかもしれない。
それは何、この作品で考えたい。

子供が大人を必要だが、
ここから大人も同じく子供を必要の時代だと思います。
親と子供の関係だけ限らずに。

大人が迷い時、子供で何かが助けてくれる、という形で。
金や知識なら大人は強いだが、
持ち物が多すぎて弱くなった時だってあるから
何も無い時は、何もないの強さを発揮してもらいたい。

子供は割りに知恵は無いから主導權は大人にいると思うが、
それでも何かが子供の力が必要だと思う。

2011/03/21

ネーム進めない頃

ステップ5のカラー1枚目、下書き完成。
ここまでは概ね予定通り。

ここからは難関のネーム。
編集長と打ち合わせ、やっぱり今回は難しいと思う。

集中して考えないと多分上手く描けない。
しかし原稿仕上げたからすぐ次の仕事を描くため
連日の疲れさを取る機会が無くて、
ここで10~11時間くらい寝て欲しい...........必要だと思う。

最悪まだここで1日分のロスになるかもしれない。
でもネームだけは時間を充分に与えないといけないし。

アシスト

若木先生は”連載は一番難しいのはスタート、二番目はラスト”....


今で考えれば、本当にそうだったかも。

序盤でどれだけ読者を引き込めるのは勝負の難関。
2話目以降は、1回目で貰った読者から増やすのもんだから
基数の1話目が多くほど有利です。

宣伝や大部数雑誌は初期の基数を影響する。
だから作家にとって大部数の雑誌で連載する方メリットが大きい。

もちろん、作品はつまらないなら2話目以降、読者は減る。

1話目以外、コミック出る時は2度目のチャンスも言える。
正確で言えば、この2つチャンスを逃したら
連載はほぼ成功できないと言える........

”掴み”は難しい。宣伝はある意味金を払えればできるが
作品自身は読者を掴まらないと結局上手く行かない。


が、
2話目以降は、1回目で貰った読者から増やす

この意味は物語り自身の”毎回面白い”のネタを出せるかどうか
に掛かっている。

極端論で言えば漫画はキャラクター。
上手く次々とキャラを立てれば、キャラとキャラの互いに触り合い
能力を見せて、そして活かして、
それだけで前半はキャラの動くで毎回楽しい。

言葉で言うのは簡単だけど
ストーリーは上手く”路線”を示せないと、方向を上手く決めずに
キャラの行動意味と意識は曖昧になって魅力半減する。

ギャグ漫画ならキャラはギャーギャーで騒げてもいいけど
ストーリー漫画は”何かが”を向けて進めないと焦点が失う。
重点は”向かう”。

これは案外、気付かれていない。

その”方向”自体は作品の魅力や売りになれないけど
作品のキャラを活かす条件を揃ってくれる、黒子のアシスト役目なんです。

ゲームで言えば、プログラム以前..........決勝ルールを決める事。
それも含めて、連載スタート前に考えるべき事。

ある意味、これを上手く出来るかどうか
作品のスケールが5巻で止まるか、20巻を耐えるか、
構成的意味を作品を影響する。

だから、連載はスタートの方が難しいです。

理想像

めだかボックス』生徒会戦挙篇、感想。

.............ここまで読むと、西尾さんは本当に凄いと思った。

”プラス”対”マイナス”の戦いだけがあって
大将戦まで4戦、マイナス側は質実に”3負け1引き分け”。

つまり、”1勝も取れないまま”大将戦まで耐えた
こういうスタイルは、”マイナス”の信念に非常に似合う。

大将戦でさえ、結局”負”けたが
マイナスのままでも、今までのマイナスの意味が違う。

それに敵も敵のまま、立場が違うまま主人公を応援してきた。
(応援してきた時点で敵なのか、こういう細かい事を無視して)
こういうメッセージは非常に好きです。

西尾先生の”理想”はこういうモノ、理想像はこんな感じ、
よく伝えました。

話作りとして非常に勉強になりました。
俺もこんな風でストーリーを作りたいなぁと思いました。

階段の神様

”強いだけで勝ち続ける事は出来ない。

ずっと勝ててきたのは、お前が強いだけではなく
恵まれるから、解決できない難問を選ばなくでもいいから。


こうなると、4回戦のサブキャラ‧エピソードは決まりそう。
”階段の神と女の神”の対決。

2回戦でイメージが生まれたが
今まで出番はほぼ貰えなかった陶隱はようやくチャンスが来た。

そして、焦猛の戦いも決まり。
3回戦では祝鈴に負けた、乗り越えるべき相手と思って
因縁の”火の神様”対決。

海鮮党のメンバーはね.........テーマは見つからない。(汗
でもまあ、3回戦の答えは既にほぼ完成したため
描かなくでもいいでしょう。


ここに特に考えるべきのは、陶隱戦のテーマとキャラクター。
比べてあんまり考えていないけど
陶隱、公羊善のエピソードは描きたいのに隙間がないから出来なかった。

ポイントの一つは、このパーティーはそんなに盤古と絡んでいない。
距離感は遠く、共感はちょっと出来ないが
客観で見る事は出来る。

距離を取りながら見る、こういうスタンスを盤古と繋がりを作ると思う。

陶隱は冷静に”階段”を取って登っていくキャラ。
リタイア公羊善も一緒に”意味”を考えて、試験を進む。

3回戦終了の間幕に掘り下がりたい。

阜部は結構に描く意味がある部首と思うので
今回のチャンスを大切したい。

テーマはまだハッキリに言えないが
ちょっとある事を思い付いた。

ある人は、一生にかけて多い金を溜まった。
すごくケチなので、トイレは水道水をあんまり使わなく
買い物も安く一番悪いモノを買った。

凄く金持ちだが、最後は鬱で自殺した。
息子は遺産を貰って仕事せずに、ニートになった。

ある人に”金好きは駄目ですか、私の自由でしょう?”
言われたけど、その自由はあっても、それでいいと限らない、
この事を見るとそう思った。

別々”間違いない”は結果に”正しい”ではない。

資源は持っている人は、自分だけのために使うのは自由だが
もっと良い使い道があるはずだ。

自分が幸せになったら、仲間に幸せしよう、
仲間に幸せになったら、もっと遠い人に与えて........

それは”間違いない”と思うけど
この世には、同時にやる人がもっと素晴らしいと思う。

自分幸せにしようの同時、仲間も、仲間じゃない人も
幸せしようとやっている人は大きくと思う。

西尾先生が描いたような、仲間も敵の想いも背負うタイプ
俺はそれが凄いと思う。

それは強者の義務と思う。

強いだから資源持っているだから幸せ、好きな事をやれる
......ではない。

階段登っていくと、下にも横にも関わった人がどんどん多くなる。
資源や力が貰ったの分、義務を持たなくちゃ。


今で思えばあの人は仲間想い人ですし、悪い人じゃない。
センスもある、しかし才能や資源があるの分
”責任と義務”をあんまり持ちたくない。

だから”仲間と一緒に楽しくやりたい”の範囲に止まり。

結局、その才能でその甘さ、
多く人は”私もそんな風でなれるかな”と思ってしまうので
苦労を喰わないようにしました。

その甘さを叩きたいだと、俺がそう思いました。

2011/03/20

信じる目印

情報を欠ける。
相手を信じる証拠は無かった。
自分すら信じきれない。

こういう条件で、この難関を乗り越える。
今回の盤古は本当に大変。

信じても信じなくでも、時間は進む、事件も進む。
.....世界も進む。

今日はちょっと、そう思いました。

関わるときはギリギリ信頼を持っても、
立場が変わってもう関わらなく人は二度と信じられなく。

こういう事は、悲しいなと思いました。

本来、人と関係を変わるのはそんなに特別な事ではない。
卒業は自然と友たちの存在が小さくなる。

しかし相手は、そう思えないかもしれない。
別れる時は悪い形で終わる場合は特に辛かった。

そうそう忘れないですよ、ああいう事。

でもこの意味では、覚えても良い友人は忘れてしまう
こっちの方が悲しくて残酷かもしれない.......しかし悲しいすら覚えない。

やっぱりマイナスはこう使うだろう。
忘れずに大切な物は.......痛みまで受け入れないと駄目なんだ。

大切だからこそ。

逆で言えば、どうでもいい事は早めに忘れ方が良い。


まだ忘れたくないのは大切にしたいだから...かもしれない。
喜びも悲しさも一緒に時の壺に入れて
思い出のお酒を作る。

収拾がつく

http://www.comibook.com/cb3966

89章の盤古はアップ。
........で、読者コメントによる

”霍安は仲間想い、呉錬が悪いやつ”と
”呉錬は良いお父さん、霍安は許さん”の喧嘩が始まりました。(汗

ええええええええぇぇぇぇー

こんな事は初めてなので、どうすれば良いのか。(汗

収拾がつかないといけない。

まあ、元々このために盤古を登場させたけど
まさか本当に喧嘩になったと思わなかった.......

ここから俺はストーリーの人間関係だけではなく
現実の流れも含めて考えないと、トラブルが起こる訳なのか.....
いや、これは流石に予想外........


盤古ぉぉぉ、何とかしてくれぇぇぇぇ(汗

変わり目を見て

人の心が変わり始めを見えるのは珍しい経験。
ちょっと勉強になりそうです。

こういう事は本当にじわじわ。
疑うを始めたら、漫画ようないきなり決裂ではなく
少しずつ、共感できる話は少なくなっていく
そして相手の価値観が自分のズレがどんどん違和感に。

普通なら、自然に会えなくなる事だが
もしかして会えなければならないならいずれ喧嘩を出す結局離れる。


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”俺は凄いから、もちろん勉強すべき所が多いが
もっと凄くなりたい、だから売りたい有名になりたい。”

”俺も日本に狙えるかも。このやり方ならジャンプでさえ連載できる。
日本のレベルも思ったほど高くないらしい、
向こうの人数多いだからレベル高い人が残すだけ。
機会があれば俺も日本で描けるかもしれない。
だから絵をもっともっと上達したい。流行っている絵に変わろう。”


”やるならもちろん日本が良い。確率的にヒットしやすいだし。
だから日本の編集の注文通り描けるのは良いやり方。
連載さえできればなんでもやる。”




....................これ、一番心配したパターンだよ........
差別が生まれてきた......

それぞれ価値観を理解するのは良いことと思うが
自分の都合で有利の価値観で自分騙す、の話ではないだよ。

日本のレベルはね、そういう風で考えたら終わりだよ。
人をバカする事は、自分の観点を有利させるの自分騙しなんだぞ。

それじゃないんだ...

今日はちょっと知り合いの原稿を見た。

...........一言だけ、ハッキリ言わせてもらう。

”作家って、いつだって自分のベストを出さないといけないんだ。”

この事だけは、絶対欠けちゃいけない。
相手をバカしちゃいけない。

ちょっと遠い例だが、金の目当てで結婚しちゃいけないんだ。
それじゃ相手に失礼だろ。

せめてさ、本気で相手を好きになってのは基本じゃないか。

金の切れ目が縁の切れ目、という諺はあるけど
縁あくまでも縁だぞ。縁として扱わないといけないんだ!

2011/03/19

学習版の機甲盤古

http://www.books.com.tw/exep/prod/booksfile.php?item=0010499697

情報解禁なのでお知らせします~

小学生向けバージョン、学習版の機甲盤古は来週発売!
漫画自体は連載時と大体同じだが
書き下ろし、おまけのカードゲーム付き、さらに追加カラーページ多数!

元々児童漫画に近いでスタートの作品なので
こういう形になれるのは凄く嬉しかった。

ある意味ここだけの話だが
今度の学習版、しっかりに漫画作りは一人じゃ出来ないを実感した。

多く人に支えられる、多く人が一緒に難仕事を乗り越えて
初めてこういう夢を叶えるんだ。

本当に、自分から諦める訳がいかない。

序盤アンケートの不振、家のトラブル色んな事で苦しかったが、
諦めずに描き続けて、編集長も諦めずにずっと協力してくれた。
後半になると、日本のみなさんが読んでくれても力になりました。

本来、この作品の売り上げじゃ90話も続けるレベルではなかった。

いろんな意味、この漫画もう俺一人の意思で決まりモンじゃない......
もっと頑張らなくちゃ。

2011/03/18

89章完成と90章シナリオ

時間通り89章完成してよかった........(汗
で、すぐに90章のシナリオを考えなくちゃ。

90章、92章は比べて決めやすいけど
91章だけフルバトル回なのでちょっと面倒な事になりそう。
まあ、来月の悩むだし。その時はその時......

90章は7割盤古側、3割が馬賢VS畢輔のバトル。
後半パートは簡単だから悩まなくでもいい。

問題は前半のキャラ心境。特に、呉鎮の気持ちが一番難しい。
ぶっちゃけ、”好感度が下がる”エピソードはあんまり描いたことが無い。

このエピソードは後のストーリーを大きく影響を与えるから
ページをかけてしっかり描くべきです。
そしてページがあるの分、相応しいの厚重さを出て欲しい。

呉鎮の心境は恨みから疑うを生まれる。
地下通路の事を”霍安が機甲兵の情報を探す”として捕らえれば
充分に疑えると思う。


これ乗り越えたら、今回のネームはクリアと等しい。
それは明日の仕事......


3つ目難問は”4/5まで次回とステップ5の仕上げ”。

時間は17日。
1回分(23ページ)の原稿を出せる上に、プラス5日分の追加仕事がある。
.......ちなみに墓参りもこの時期に。

うわあ.............(汗

2011/03/17

ギリギリ

アシスタントUさん、今日は8時間を描いて
背景、鎧処理を全て完成。上手い。

俺も効果を22ページまで進みました。
残り1ページの背景、スピード線とホワイト。
6時間くらいあれば完成できる。

そして明日では、トーンは7時間。今回の仕事は終わる。
ギリギリ間に合う、間に合わない、という微妙な所にいた。

計算によると今日の睡眠時間を半減すれば確実に終わる。
でも眠い................最近この時間で寝るから。

弁当のなる木

”金のなる木”の弁当バージョン。

アシスタントと話し合い時、最終回に使えるネタ。
科挙篇のラスト、副賞として貰った仙具。

”願えればどんな食べ物でも実る木”。

魯泉は”徐梅が作った弁当”好きなので
”弁当のなる木”になりました。

が、普段は普通の弁当が実るが
凶作の年じゃ弁当の内容がランクダウン.........
鶏ももは海苔弁当になってしまう、とガッカリした魯泉。

大爆笑なので即採用。
本篇は描けなくでも番外として充分に面白い。

チベット犬

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%99%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%95

チベタン・マスティフ

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BC

シーズー

両方共、チベット高原の犬種。

姉さん飼ったのはシーズー。
ちなみに呉鎮のお母さんはこの犬。


今日は市場に買い物の時に
真っ黒のチベタン・マスティフ(とゴールデン・レトリバーの混血)
を見たから資料を探してみた。

チベタン・マスティフはライオンような凛々しく格好良い、
中国では漫画、小説で書かれた事がある。

盤古のチベット篇.........ある訳がないが、
ネタとして想像だけでも楽しい。一応メモしておこう。

あ、こうなるとまだ呉鎮と関われる話なのか.....

2011/03/16

分擔石

番外的なシナリオ。
今は長篇続けているけどたまに1話完結のアイデアが出る。

呉鎮のエピソード、時間軸は科挙後の話。

仙具"分擔石"の話。

簡単で言えば
”持つだけでほん少しに相手の身代わりに痛みを受ける”のアイテム。

ポイントは、”ほん少し”の事。

”全て”痛みを受け止める訳ではない。
つまり”相手は今が苦しいのか?”というメッセージを含めている。

逆で言えば、自分は無事で幸せと感じるとき
相手は今でも無事、安心できるという意味を持っているアイテム。


やっぱり盤古は時々こういう短い話のアイデアが生まれる。
今は描けないけど、いつか番外篇を描く機会があれば
役に立つと思う。

登場していない、或いは活用し切れない部首まだまだ多いから
1話完結や前後篇の話まだいくらでも描けるんだ。

誰かが”一つ目の文字幻術を習得した瞬間”
というエピソードも描きたかった。

間に合うのか?

効果線は6ページまで進みました。
夜まだ4~5ページくらい描けるから、とりあえず半分くらいまでいけそう。

今回のバトルシーンは少ない、
明日はアシスタントが来るから一応効果線が終われる。
トラブルさえなければ、今回の原稿は予定通り時間で完成できるはず。

この調子で行けば、
2ヶ月に渡る仕事大進行の2つ目難関もクリアできる。

2011/03/15

お散歩

今日の朝は母さんと市場に買い物。1時間くらい歩きました。
そしたら気分がちょっと良くなった。
.........これはちょっと意外、結局運動不足なのか。

取材のためにも、これから朝はたまに市場に行く方がいいでしょう。


午後、アシスタント来た。
Tさんは5時間、Uさんは7時間。

ベタは一掃あるだけページ全部終わりました。
背景も、今回一番難しい2つシーンは任せて完璧に仕上げ。
俺描くより質が良いほど.......これは本当に助かりました。

この二人は凄い........今の給料は安すぎる程と思わせたぞ。
特にUさんの腕は本当に別格。

もうちょっと稼げたらチーフアシスタントとして雇いたい......
あの人が側にいったら、背景は全部任せるんだ。
作画時間は確実半減できる....!

そして俺はペン入れを20ページまで進めました。
体力は少し回復したからいつも通りペースで進めた。

本当なら、背景までクリアのは今日の理想。
つまり4時間ほど遅くなりました。

.......まあ4時間くらいなら誤差範囲に収める。
体調はある程度によくなったから、多分何とかになるだろう。

あと2日。

なんか気分が...

ペン入れスタート。
明日(というか今日)アシスタントが来る。

......この数日、気分が悪い。
理由は分からないけど、とりあえず体は休みたい事が分かる。

でも仕事は続けないと駄目
支障を起こらない程度で描けよう。

計算によって、今回の原稿は12日で終わらないといけない。
.......そりゃ疲れるだろうな。(汗

2011/03/14

天才へ憧れ

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E6%89%8D

天才(てんさい)とは、から与えられたような、
人の努力では至らないレベルの才能・その人を指し、
主にきわめて独自性の高い能力的業績を示した人を評価したり、
年若いのにあまりに高い才能を示した人への賛辞的形容に使われる。


あるレスを読んだ感想。
日本一の尾田先生は天才扱いされない、富樫先生は天才.....

......えーと、確かにこういうイメージが持っているけど
この辺りはちょっと変と思う。

普通の場合、天才は”生れ付き能力”や”努力だけ出来ない”
という事を示す。

しかし、俺たち普段は別の意味が含めている:

”苦労して頑張れているのは天才じゃない、天才なら簡単にできる”

”天才ならわがままは許される”

”あんまり考えなくでも直感だけで良い作品を描ける”


よく考えたら、この3点ならどこが間違いがあるんだ。
憧れなら分かるけど、それでも認識のズレがあると思う。

2011/03/13

よろい

下書き普通に続く。
疲れを取るために昨日はたんぶり寝ましたけど
一応普通のペースで進めた。

今回は呉錬の新装備........まででもないが
派手なよろいを着ようシーンがあるため
よろいデザインをやりました。

あいつは”金の神様”も兼ねてから
鎧はキラキラして華麗に描く。.........これはちょっと難しい。

しかし今回を描くと、呉錬は本当に良い感じで
格好良い悪役をやってくれたと思いました。

バンバン様々の技を出して、あんまり考えずにバンバン敵を攻撃する
劣勢に落ちる時は一気に追われるが、
優勢を取り戻した時は猛烈な攻勢でガンガン点数を取り戻す。

この派手さと豪快さは流石に”金部”の使い手、見るだけでも爽快。
性格は良い味を出したね。

2011/03/11

89章下書き開始

ネームクリア。

ああ、先回はあれだけインパクトがあったから
ギャグ半分の今回はいけるかどうか心配したけど
完成したネームを観るとそんなに心配に必要が無いらしい。

今回もなかなか面白かった。繋ぎ回に見えないほど。
特にシリアスパートは10ページしかないのに
ちゃんと緊迫感を上手く出て読み応えが充分。


下書き進行中、とにかく23ページだから2日半かかる。

今回の下書き、スケジュールには甘めに
3日を分配してたから
ネームで遅くなった半日を引いて、今の所ロスは半日。

海鮮党とギャグは半分程度ページを使ったから
今回の作画は遅くなる要素は皆無し。
これなら無事に終わりそう。

闘う理由

少年漫画の主人公は”闘う理由”を持たないといけない。
そして出来るだけ作者自身が共感できる理由がベスト。

盤古は兵器扱いが嫌いため
基本的に出来るだけ戦闘から逃げるを優先するやつ。

仲間のために闘うとか時もあるけど
それも”仕方なく闘うしかない”の時だけ。
どうしても嫌に見えるだ。

それに最強キャラだから勝ってるのは当たり前
色んな意味が危機感が感じられない。

このままじゃキャラとして”巻き込むタイプ”から脫出できない。
ずっと打開策を探しました。

今までは”単純に戦いで勝っても、立場が悪くなるだけ”
という感じで危機感を作りましたが
基本的に問題は解決していないから、問題の先送りになるだけ。

今のエピソードは誤解がテーマなので
ちょっと思い付いた。

この作品は、利益で動けていたキャラは少ないため
半分以上の問題は分かり合えばなんとかになれる。

つまり盤古は”理解を生まれるために”闘うが一つの手と思いました。

大抵の戦争は利益で始まりたが、
喧嘩なら立場違いと理解不足で起こる事が多いから。

相手の理解は、通常はきっかけがあれば出来るが
逆で言えばきっかけが無ければ出来ない。

既に喧嘩始まった人たちは
分かり合えほど余裕も動機もない。

だったら、盤古はこんな風で闘えれば
自分の軸になるじゃないかなと思いました。

よく考えれば俺はよく”これは良いことだ!理解しろ!”
感じで言っているけど、
同時に相手を自ら理解してみる事はあんまりしない。

基本的に”相手から理解の意思を示せないと知ろうとしない”。
......普通はそうだが、盤古はそんなキャラじゃない。

あいつは、自ら相手を喜んで理解していく奴はずだ。
ずっと誤解された分、分り合えが大好き奴なんだ。

この意味は、盤古は俺より上に行った部分がこれじゃないか
と思いました。


盤古の動機を整えればこの物語はまだまだ行ける。
全体ストーリーを見れば、話の要素はずっと確実に盤古で軸に進むから
話はどんなに広げても、ブレなく”機甲盤古”の物語なんだ。

途中は色々が迷いがあったが
やっぱりこの漫画は結構大きいなスケール話を耐える。

神々の試練だけで20巻まで持つ、
もしかしてこの後まだ続けたいならまだ妖怪の話があるし
その場合なら兵器モードの盤古でも描けるし
神々の出番も与えるし。

本当に構成として良いバランスが持っている漫画だ。

2011/03/10

細かい情報操作

ネーム出来て編集長と打ち合わせ。

前半のギャグパートはOK、
それ以外の部分は直すだらけ........うわあ。

しかし今回の打ち合わせも見事に編集の価値を見せました。
毎回、こういう”情報”に関わる事になると
俺一人の視線では足りなくて編集長に何とかしてくれた。

今回の難点は、情報操作の事なんだ。
いつも大得意な”精確で確実に意味を伝う”能力
100%の情報を言い出す、100%正確の推論は、今回はいらない。

今回の最大ポイントは”誤解を起こす”だから
情報は30~40%くらいを伝えるの方が良い。

霍安の情報も、呉錬の言葉も
”どの40%”を言って、”どんな風の誤解を起こる”
の事を考えるべき。

ストーリーは全く同じだが
伝え方は変わると、面白さは格段に上がる。
漫画は凄く不思議なんだ。

しかしだから修正のためにあと1/2日くらいが必要........
つまりネームは丸1日のロスを生まれる................

うーん。
このくらいなら仕方ない。
ネームの内容を考えれば1日を払う価値があるから。

とりあえず帰って寝よう。仕事は明日。もう疲れた....(汗

チラシと開店

ちょっと今まで連載したある話を考えてた。

1話完結の話は基本的に新規読者を増やし易い
長篇の話は読者を掴んでずっと読んでくれる効力がある。

この意味じゃ、初期は1話完結で描く
10~20話程度から長篇の話を変わるのは定石みたい。

もちろん、物語の種類によって1話完結に向いてる作品なら
長篇を書かなくでもいいケースも多い。

でも長篇は”キャラ堀り下がる”、”大きなストーリーを描ける”
”刺激でインパクトが大きい”、”ジャンルも話の幅が広い”
など長所は比べて多い、こういう手の作品は多くのは必然。

スポーツ漫画は性質上が連続で1話完結で描くのはほぼ不可能に近い。
しかし1話完結しか描かないジャンルは
ギャグや日常系くらいしかない。差はどうしても出てしまう。

.............しかし、”1話完結”の大きな長所
"新規読者の獲得"は非常に重要。

俺はこのスタイルを活用したい。

普通なら番外を描ければ出来るけど
これは雑誌では増刊号がないと実行不可能。
だが、ネット連載なら手軽く出来るじゃないかなと思いました。

ちょっと時間出来たら、この事を考えてみよう。

89章ネーム終盤

予想通り23ページになる。

久々ギャグパートは半分くらい描けるから前半は気楽。
だが後半はいきなりシリアスに戻って、雰囲気が苦労した。

ここに来て、少年漫画は王道の”傷だかけ人を無条件で救おう”
パターンの裏目に来たというか、
とりあえず盤古は予想通り厳しい立場になる。
霍安を救おうと悪役扱われるから。

会話は多くて作画は難しくないが
今日まだネームを描いてる時点、既に遅くなったから
早く前に進まないと........(汗

2011/03/09

知ろうとしてみた

”我侭”の意味を打ち合わせ。
ちょっと変なテーマだけど、俺にとって重要な事。

今まで”すべき”事を強調するから義務ばかり言ってた。
だから俺は”したい”の我侭を考えてみた。

”お前言った事は、手段ばかり目的ではないぞ”と言われた。

"ずっと漫画を描き続けたい"のは手段.........
この意味、盤古が”試験クリアしたいだけ”と同じ。

あんまり我侭の余地が無いから、そんな風で考えなかったから
いきなり”自分の野望”を言ってもすぐ出せなかった。
せめてこのくらい素直に言っても良いでしょう。

しかしいくら考えても、やっぱり金や地位は目的じゃない。
あればもちろんいいけど、それほど欲しくない、これは本音だ。


俺は本当に欲しいのが漫画”ジャンル”の創造だと思う。

あったら素晴らしい、でもまだ無い、のモノを作りたい。

例えば、ケモノ漫画はメジャーなジャンルまで取り上げたい。

やっぱりケモノは格好良い。
笑ったり怒ったり喋ったり人間に似てる動物が魅力がある。
ポケモンようなペット感覚ではなく
人間と対等に付き合うような世界観は素晴らしいと思います。

学生時期は何度も、ケモノを描く作家の打ち切りを見たから
デビュー頃の俺はケモノキャラを描く勇気がなかった。

”(ケモノ限らずに)このジャンルじゃ台湾では受けない、売れない”
こういう話は飽きるほど聞いた。
でも、本当に面白いんだ。だからあってほしいだよ........

だから普通に雑誌に1つ連載粋として立派なジャンルになって欲しい。
せめてロボットくらい知名度があってほしい。

ケモノだけではなく、盤古の漢字テーマも
”これは価値があって面白いし、何故誰も描いていないのか?”
という意味で連載はこのテーマで描きました。

医学漫画も、環境漫画も、ゲーム漫画も児童漫画も
まだ新しい切り口が存在しているはずだから作ってほしい。
俺は出来るだけ描きたくてジャンル確立まで作りたい。

皆で一緒に描いたらもっと良い。
ライバルがあるだからこそ刺激になると思う。

特に台湾は今まで作った作品が少ないから
まだ半分以上に日本作ったジャンルまだ空白だった。

そこから作っても良い、歴史がないから縛りも無い
ドンドン全然違いコンセプトで作品を作れるんだ。

今まで無さそう、でもきっと面白いジャンル、
俺はじゃんじゃん作って欲しい。
みんなも、自分なり新しいジャンルを作って欲しかった。
そして成功してジャンルを残るが欲しかった。

漫画の可能性は広げたい、もっと面白い漫画を読みたい。

........まあ野望言っても大きさが微妙かもしれないけど
俺の欲望スケールなら多分このくらいかな。

真逆の兩極

シリアスで”真面目”とギャグで”楽しい”、

この二つの真逆の事をやりたいならどうすれば良いだろう。

今まで4コマに移行したが、やりたいのはこれとちょっと違う。
ちゃんとストーリーパートでも使えるようになりたい。

盤古は成長した後のイメージを膨らめてた。

”敵を倒して格好良い”ではなく”余裕を見せて”でもなく
”ギャグで誤魔化す”でもなく、頭のイメージになんかどれも違う。

今まで”盤古は悩めれば悩めるほど道が狭くなる”感じがあるから
広げる開放感が欲しい。


というか、盤古は”どんなの神様になりたい”という話ですら
答えはまだ出ないぞ。(汗

前は考えたが、今はちょっと違うかなと思いました。
もう少し前向き神様が欲しい。

一応、”創造神”という答えはあるけど......
まあ盤古は本来が天地創造の神だから、これは合うと思うが
まだ先が何かがあるはず。

そして盤古のパワーアップの考えはあった。
これはさっき考えたが、結構難しい問題。

変身バージョンの盤古はとんでもない破壊力が持っているけど
その方向ではないの”レベルアップ”として描きたい。

つまり、今までと全然違う文字幻術の使い方。
能量や物質的ではなく、"発想的"創造。

簡単で言えば、筆で文字を書き出すじゃないバージョン。
もっと謎とかパズル感覚で使う術みたいな。
Ver.2という感じ..........いやそう言っても分からないだと思うけど。

仮にこれを決めても基本的に科挙篇では
このバージョンは出ないため、ある意味は精神的意味の方が大きい。

本当に盤古はキャラクターとして成長方向を少し見えてきたかも。

素直と真摯

編集長と打ち合わせ。
盤古のキャラは相変わらず苦戦する。

少年漫画の主人公は、後半になると
影薄くなると目立つまま2パターンが存在している。

盤古はどう見ても影薄くなったの方でいつも困ります。
89章から盤古の出番は来たのに凄く悩む。
どう考えても、答えは出ないまま。

少年漫画の主人公は数パターンが存在している。
(あくまでも主観の意見

まずは”ヒーロー”。
あんまり考えず、価値観の矛盾を考えなくでも良い
ただ苦しむ人たちに最善のタイミングで悪役をブッ飛ばせばいい。

カタルシスが一番高いの主人公タイプだ。
クライマックスは必ず持っていくため、こういうキャラは目立ちやすい。
悟空やルフィはこういうタイプ。
一番メジャーで王道だが、一番作り難いと思う。


次は”賢者”。
知恵を持つ、悩む問題は必ず”正解”を出してくれる人。
コナン、MAGIのアラジンや桂馬はこのタイプ。

ヒーローと比べて、最後は完璧に問題を解決出来る事は同じけど
謎や迷いが溢れる終盤まで”答え”を言い出したらクライマックスが台無し
こういうキャラは”完璧”を見せるべきため、
話作りは比べて難しい。インパクトもやや弱い。
このためヒーローほど存在感は持っていない。


3番目は”優しい人”。
ダンドーみたい、とりあえず”優しさ”を前面に押して
我侭はしない、賢さも人並みためこういう主人公は比べて目立たない。
読者にとって感情移入しやすいタイプが、
なかなかカタルシスは与えないキャラだった。


4番は”トラブルメーガ-”。(かな......
ラムやアラレちゃんみたい、とりあえず”粋を外す”の事をやる。
こういうのはギャグが多いかなと思って......


5番は”悪いやつ”。
うしおととらの”とら”やネウロかな。
”邪悪な感情”で結果的にプラス働く、
色んな意味で道徳の粋をぶつ壊すから別の意味で爽快感がある。


他も色々タイプがあると思うけど今回のテーマは
漫画論じゃないからこの辺で。

結論から言えば、盤古の問題は
ダブル主人公制なのに、二人とも”優しい”タイプなのだ。
だから影薄いんだ。

魯泉は本当に”並の人間”だから
ある意味それで正しいからまだ少しマシが、盤古はマジで困る。

序盤の盤古は一応”解答者”の割役があるから賢者の気質があるけど
科挙篇以降、自身の問題で迷いばかりので
戦いが嫌い性格で自ら敵を倒せない、
さらにこの漫画に”倒してスッキリになる”悪役は一人もないため
闘えば闘えるほど、盤古は逆に追い込められる。

ストーリ-のバランスとして見れば盤古は損役だ。

それだけならまだいいけど、あと1つ大きく問題がある。
作者の問題、と思います。

個人的に見解だが、王道の少年漫画は
”素直と真摯”この二つ感情で描くべきと思う。

自分の性格上の問題は真面目すぎる、と
責任、義務など道徳の要素に縛れる所が多いと思う。
よく”これは良い事だから”相手に押付けてた。

時々盤古もこの感じがあるけど、編集長はネーム階段で
直してくれたからそこは何とかになった。

しかし良い子すぎるのイメージは盤古に変われないため
どうしても影薄いんだ。

つまりさ、盤古は本能に”素直”にならないんだ。
今まで”良い人”の要素を出来るだけ盤古に集めていたから
人間味はなさ過ぎる。

本能や我侭は全て霍安に集めていたから......(汗


この意味、盤古は”良い感情”だけではなく
素直に我がまま、イダスラや怒るくらい、やって欲しいなんだ。

本当に、我慢しすぎると思うんだ。
俺ならともかく、盤古はもっと自由に生きて欲しい。

読者人気とか良い主人公など悩みもあるけど
それは狙って出来るもんじゃないだし。

しかし、盤古の”我がまま”はどんな風になるだろう。
霍安と同じ感じではなくと思うだが.....

縛るを外すしてほしい。でも何の縛るだろう?

2011/03/08

無感情

http://blog.livedoor.jp/uia496vhb/archives/46526.html
http://unkar.org/r/utu/1222486291
全部がどうでもよくなるんだよな、空っぽ。

盤古の変身後キャラについで考えます。
無感情ってどんなの風だろう?よく分からない。

一応”アレキシサイミア”を調べてみたが、
認知できないと存在しないやっぱり違うからなんか微妙に参考にならない...

しかし、案外に近い所にいたかもしれない。

簡単で言えば、俺たちは友人や恋人へ気持ちは感情なら
”赤の他人”や”関係ない物”なら無感情で見える。

言い代われば
”イギリスのあるお爺さん死んでも俺に影響がない”
”アフリカの木一本は消えても別にどーでもいい”

こういう物は無感情。実際的に誰も出来る事だから
そんなに理解不能の事じゃないかもしれない。

感情を除けると、果たして行動を取れるかどうか........
習慣が持てれば反射で動ける。

こういう意味は”プログラム”で動ける事。(人間で言えば経験
プログラムを延伸して、更新すれば行動の幅は広げる。

計算は使えるから、線型代数で答える問題なら必ず出るけど
非線形的な現象”の問題を考える能力が持っていない。
(いや非線性も計算できるはずけど........まあ後で考えればいいや

自ら動くのはやっぱり難点があるけど
”相手に言葉を聞くとリアクションを取る”
というプログラムが存在すれば、感情は無くでも人と関わる事ができる。

欠落は必ずあるけど、これはこれで物語りになりそう。

2011/03/07

北風と太陽

この話は結構印象残る。

最近ある一枚イラストを見た、内容大体は

”頑張れ働け、世界もっと良くなるのために!
だから給料を少なめでも我慢しろ、金を多く取りたい?
この欲張り、金の亡者め。この考えは世界を堕落させるのだ!”


..................えーと。
これを見るとちょっと困る。

自分はあんまり金のために漫画を描くつもりが無い
それは良いことと思うけど、人に押し付けると
立場が逆になったらこんなの風に見えるのか........

”名声のために漫画を描くのはよくない”
そのまま言っても全然伝えないの気がするんだ。

”これは正しい”と言っても
人はそれぞれ”正しい”が存在しているから言われるだけてやれない。

問題はどうやってやらせる。
こういうのはリーダー向け能力から案外に難しい。

飼う犬

姉さんの飼う犬が最近病気は酷くなったので
先はそんなに長くないと言った。

心臓も悪くて足もあんまり歩けなく
恐らく今年は最後の一年だと思う。

大学時期から飼った犬だ。もう10年くらい生きた。
姉さん結婚したまで数年は俺も面倒を見たから悲しいなのだ。

こういう事はちょっと切ないなぁ。
いくら好きでも、毎日に姉さんの所まで行く訳が無い....

あいつで読みきりくらい描こうかなと思った事があるけど
いつのまに10年経てた。未だに描いていない......

今まで死ぬまで面倒した犬は二匹。
死を見るのは悲しい。

しかし、死を見ない振りして、悲しいから逃げようと
それはそれでいけないと思った。

こういうもんは複雑だな。
時間はいつか終わる。

今まで全て込めた愛と感情は経験に変わって
心の財產として持ち続けて........もしかしていつか誰かに渡って
或いはそのまま消えてしまう。

命は良く分からない。色々謎が溢れてた。
それでも精一杯に生けないと....ね。

いつも愛読を有難う

ちょっと担当に調べてもらいました。
盤古の連載アクセスは、
今の所に中国と日本はそれぞれ5%くらい割合を占めるようだ。

人数に換算すれば、割りと多いと思いました。
本来なら言葉やネットの壁で、読んでくれる訳が無いだから。

中国人なら頑張ればまだ読めると思うけど
日本の読者にとって漢字だらけ漫画は結構厳しいはずだが......
それでも読んでくれる人がこんなにいるんだ、本当に嬉しかった。

今年で日本語を出来れば.......この事の関わりに
人に頼るしかないけど、頑張ります。

ステップ4完成

よし、予想以上に上手く行った。
残り14ページを完璧に時限内に終わりました。

これなら明日はネームを始めます。

とりあえず最初の難関をクリア。
次は3日以内ネームを完成しなければならない事。

家のパソコンはインターネットが繋げない........
何かあっただろう.....

2011/03/06

海鮮党ジャンケン

89章のストーリーはようやく盤古に戻りました。

黄雷も2ページくらい出番があるし、
サブキャラは数ページ出番を与える事が出来る。

ストーリーはそんなに量が無いため、少し余裕を持たせて遊べる。
これはおそらく3回戦最後のサブエピソード。

順番では、最初は魏恩側の話でスタート
次は黄雷、陶隱などサブキャラを回せて”試合の状態”を示す。

3番目は亀とウサギのジャンケン勝負。
以上は10~12ページくらいで済ませると思う。

そして後半はいよいよ盤古と呉錬側と出会う。
既にボロボロになった霍安を見て庇うようにする。

そして呉錬の次の一手を出す.....ここで今回終了。

このくらいなら23ページは充分、運良くて21で済ませるかもしれない。
話も特に難なく、ギャグがあってバトルシーンも少ない作画難度も低い。
1.5日くらい時間稼ぎになれる珍貴ボーナス回だ。

......まあ、こういう回はインパクトが弱そうで
あと何か工夫が欲しいと言った所。

カラー一直線

今日はカラーを描く、進度は(12/27枚)。

あと1枚届かなかった.........まあ、1枚くらい(汗
とにかく2日で終わるようになりそう。

色塗りは既に完成したから
俺の仕事は効果処理だけで1/4の時間くらいまで抑える。

明日もこの調子くらい続ければ何とかになるだろう。

2011/03/05

機甲盤古第88章揭載

http://www.comibook.com/cb3943

このエピソードは非常に描きたかったので
是非読んで欲しい..........と言っても中国語だから無理があるけど。

瘧疾鬼から、疫病神にクラスチェンジの霍安昔話。

妖怪を庇う為に、痛みを捨てて、神になった。

やる事は決して”正しい”ではないが
それでもやり続けてた霍安は切なかった。

よく考えれば、霍安はメインキャラに仲間として見られていない。
人好しの盤古でさえ彼を警戒するし。

神々に嫌われて、妖怪の中にも嫌われる奴だし
本当の仲間は薛慶一人くらい。

しかし、彼の夢を叶えれば叶えるほど
迷惑が大きくて、ここからはどうすればいいのは結構悩む。


悪い事をやっている疫病神なのに人気は凄く高くて
彼と絡むエピソードはアンケートも良いし、
テーマ的にもキャラ的にも、ここまで立たせたのは本当に驚いた。

描き出せた当本人だが毎回にビックリ........

2011/03/04

スケジュールを作りました

仕事についでカラー2枚分を完成、モノクロも2枚を仕上げ。
1日8時間ならこのくらいでしょう。

薦められてスケジュールを作りました。

この2ヶ月は日単位の仕事を決めないと危ないから
丁寧に毎日の進度を決めてみた。

..........正直、”休み”の日はゼロで
ギリギリ間に合うスケジュールは厳しいなぁ......

普段なら1日に与えられるプロット書く時間は
今度が単独に立たせなくなる。仕事の隙間に考えるしかない。

うーん。(汗
まあこの4回の内容は戦い1つだからシンプルで何とかになるでしょう。

一応、1回連載ごとに1日くらい予備時間はあるけど
1日なんてネーム苦戦一つだけで消えてしまうし
風邪かかると2日を消えるため、結構難しい。

基本的にトラブルは1つしか許せないスケジュールだ。
こういうスケジュールならリズムが命ため、
逆に気楽で徹夜できない。

まあ....ある意味これはこれでいいかも。


1つ目難関は.......
まずはここから2日の大量カラーページを乗り越える事。(汗

2011/03/03

4回戦シナリオ

あっという3日。
今日は殆どトーンの仕上げで終了。

進度打ち合わせ。
3月ステップ5、
4月はステップ6の1枚目カラーを完成する事になった。

同時に、連載4回分も描くつもりなので
とりあえず頑張ってこの2ヶ月を乗り越えよう。
この4回があれば、盤古クリアまで描けるかもしれない.......

とにかく時間は無駄できない。気をつけて大切に毎日で描こう。


そしてついでに4回戦の初めてシナリオを考え。
今日は編集長と打ち合わせ。

結論から観れば、敗部復活はアリだが
残念ながら趙牙はルールに適用できなさそうで
復活ルールを採用しても、多分は他のキャラに使うしかない。

だったら3回戦終盤の情勢も含めて考えないといけない。

”4回戦”シナリオの最初のポイントは
3回戦終了した時点で持つカードと試験玉の数に応じて
4回戦で有利に働く事になる。

これはアリだが、3回戦のルールすでに雑になっているため
ここで一先ず3回戦をしっかり終了して区別を作って、
4回戦を始まる時に追加するの方、ルールがすっきりになる。

こうすれば4回戦は面白い序盤戦を作れる。
詳しい内容はまだ5月の頃に考えようか............(汗

ここから2ヶ月

カレンダーを見ながら計算して
ここから2ヶ月は週刊ペース並み.......くらい覚悟で描かないと(汗

1ヶ月に連載の2回分とステップ1つ分の仕事が回ってくる。
特別仕事粋は5日で終わるから計算すれば、約10~12ページ程度。
連載2回は減ページでも46ページくらいある.....

合わせて56~58ページくらい描かないといけない。
しかも連続2ヶ月。

こっちのアシスタントは一人しかないため
この仕事量で考えれば週刊連載の枚数に結構近い。

..........50ページは出来るだから、もう少し頑張れば
10%増の56ページくらいも出来そうじゃないかなと思うが

こういう計算はこういう結果になれないのが普通だから.......(汗

ノートパソコンとか整えると、
ここからの仕事は今までのパターンと違うになる。

ハッキリ言って、これ無理があるかも.......。

月55ページクラスの仕事は一度やった事があるけど
2ヶ月連続のはできなかった。
いくら計算して頑張って描いても、最後の2週くらい多分ボロを出す。

.............でもその時はその時。
2週間なら、火事場のバカ力は何とかしてくれるかもしれない。(えー

2011/03/02

今日は正常.....

しっかり寝て、体力が全回復で作画スピードが戻す。
2日前の疲れさは嘘みたい。

もしかしてこの数日は
ずっとこの調子ならとっくに完成したのに......

効果線はほぼ完成。残るのはラスト見開きのみ。
ホワイト含めてもここから本気出せば3~4時間があれば完成できる....

でも 明日の仕事を考えればやっぱりちょっと寝ようかな。

いよいよゴール。
結局1日のロス。ちくしょうー(涙

2011/03/01

キャラ崩れ

.....この数回に、霍安の暴走を不満の声はあった。

霍安は落ち着くで賢いキャラはずなのに
ここの数回はキャラ崩れじゃないのかっと、言われた。

確かにこの暴走はその時の勢いを任せ部分もあったけど
よく考えたら、やっぱり今の流れは正しい......と思いました。

一つ目理由は
ストーリー的に、ここは霍安が負けなければならない。

冷静的まま負けるなんておかしいだし
どうぜ負けるなら”暴走だから判断ミス”の意味で
本来の実力を発揮できないまま負ける、
という流れの方がキャラの格を持つと思う。

もう一つの理由は、過去篇とこれから盤古とやりとりを考えれば
霍安の感情が溢れる状態こそ繋げる。

もしかして霍安は冷静できる状態なら
過去篇は比較的に盛り上がらないし、
霍安も盤古に本当の気持ちを言えると思わない。

本当の気持ちを言えるこそ、盤古は霍安を仲間に思いたいんだ。
ストーリーの流れを考えればこれが必要だった。

結論で言えば、こっちの方が面白いという判断だ。