2010/12/31

通常攻擊

最近(この5年くらい?)ジャンプやサンデーを読む感想は
1つ所が気になっている。

王道で少年漫画らしく作品は、
何となく”分が悪い”という感じがあった。

昔なら邪道な変化球で攻めて来る作品は昔より多く。
面白いさえあれば何でも良いという点が変わらないが
何となくどこが変.........

マガジンはあんまり変わっていないと思うけど
サンデーは特別に目立つ。その分が悪い事。

読者の年齢層が高くてアンケートよりコミックで勝ち作品
多くなるほど雑誌は弱くなると思う。

かっと言ってジャンプもちょっと疑問が持つ。
王道で大ヒットする作品は、どこが微妙な感じがあった。

変則な必殺技は多彩になってダメージも大きくなっていく
通常攻擊のダメージは減っている感じ。

少なくでも週刊漫画はストレートで
シンプルで力強くで描かないといけない。
アンケートで有利の作品が雑誌の看板にならないといけない。

気軽くてコミックを揃う、という条件も必要だと思います。
”豪華な完全保存版”ではなく
”味が深くて内容は層次的”ようなモノが少年漫画の本質じゃない。

あくまでも読むだけで爽快、そういう物が求められるはずだ。

それを忘れてしまうと少年漫画が弱くなっていくです。

奥が”深い”内容なんで、
年を重ねるといくらでもどこまでも深くなるなんです。

プラス感情をストレートで描く、読むのは少年漫画だけの特権。
それを一番に大切な原点と思う。
原点が無ければ後の全てが有り得ない。

子供が無ければ社会が老化する事と同じ。

”成熟の漫画”ばかり作って
”若い漫画”が無くて、駄目だと思います。

漫画自体の生命力は弱くなるから。

動き方と役目

将棋自体はできないが、将棋の駒は面白い。

キャラの特性によって、使い方や動き方は違う。

それを五手も十手先くらいの局勢を考えながらキャラクターを配置して
作品を作る感覚が面白くて奥が深い。

盤古はある意味王将に似てる。無かったらアウト。
能力は最強だか割と使いにくい。

黄雷は金将ような使い幅が広く、霍安は角行ような攻めるが得意。(多分

構成を考え直した時に黄雷の万能さにビックリしました。
戦闘能力だけではなく、キャラの性格や人間関係の立ち位置まで
オールラウンダーとして発揮できる。

霍安は逆に使い時機が限られているが、
一擊必殺や話を広げる要素が特別な力が持っている。

魯泉は読者に非常に安心させる要素。
読者と同じ能力が持っているキャラクターため
バランスを取るために優秀な存在。

これを考えると色々が勉強になるかも.......

2010/12/30

86章のネック

一応次回の打ち合わせ。
ここは唯一、3回戦では辻褄合わないポイントだ。

担当も編集長も色んなアイデアを出してくれた。


最大の問題は呉鎮が盤古を攻撃する理由は薄い。
いくら今まで盤古が父を攻撃したとは言え理由まだ不足。

”盤古を倒すだけではなく、試験自体も落とす”
の結論まで出せないといけない。

となると、霍安のセリフが全て決まり。

ちなみに、呉氏親子の夢幻対決はこれで決まり。
まだシナリオにいない対決に生まれた。(汗

今日も、連載の構成を考えてた。
3回戦以降、”サブイベント”を用意しなければならない事。

4回戦では既に多数の試験生は脫落したから
キャラクターの数はかなり絞る。
そこで、牛頭馬頭で4回戦を支えるのはちょっと役不足に見える。

リタイアでも、今まで出たキャラも役に立ちたい。
こういう風のサブイベントが1つを考えましょう。

色の加法で

今回のカラーは今まで違う考えで描いてみよ。

色を選んで塗りより、”加法のイメージ”で重ねてみます。

こりゃ面白い。アナログでもデジタルでも今まで出せない色が現れた。
完成の絵はどんな風になるでしょう。

2010/12/29

ステップ3の立ち位置

今日は85章、あと2日でステップ2の仕事を完成できる
つまり今年の仕事は大体終わりに見えた。

問題は来年1月のステップ3.....
4枚分+オマケの3枚分合わせて約7ページ
そして修正も含めば予想では6日くらいかかる。

となると、原稿の方がちょっと厳しいかも。
普通で考えれば間に合うはずけど
大晦日が非常に微妙な所にいたから、そこがやや面倒かも。

2010/12/28

今日はいい感じ

朝6時から夜9時まで、食事以外の時間ずっと描き続いた。
大体12~13時間で、効果線15ページくらい描いた。

アシスタントUさんは昨日8時間、今日6時間合わせて
14時間も描いてくれた。助かります。

それでも、7~8ページくらい残っているけど
まああと半日があれば終わる所。

ベタの助っ人が来なくてその分が間に合わなかったが
大体こんな感じだろう。

今回はアクションが少なくて早い。
明日で一気に終盤まで描けましょう。

連載

連載は大きな夢だけど
連載を取るまで本当に誰も苦労する。

自分のレベルを一定まで上げなければならない
良い担当と出会えなければならない
そして良いネームを描いても、連載が来るまで最低1年間
収入面はアルバイトで耐えなければならない.......

その間に心が折ると終わりだ。

だから、初デビューの頃で
いきなり連載を手に入れる時の喜びは今でも忘れない。
 
デビュー同時、連載権を手に入れる事は
普段、そんなに良いことは有り得ないんだ。

多く人は”実力があれば連載はこっちに来るべき”と思えてるけど、
子供時代からジャンプやサンデーを読んできた俺は知っている。 
それ、”破格のチャンス”と呼べるんだ。

大切しなければならない。頑張らなくちゃ。
一度無くしたチャンスは二度と巡らせないと思え。
 
逆で言えば
連載を大切しないつもりなら初めから連載を取るな、という事になる。

2010/12/27

そろそろ終盤...

アシスタントUさんはベタを描いて......
普段ベタを描く助っ人は用事があって来られないので。

俺もベタを描いたから効果線がまだ描いていない。
終わるのは明日1日じゃ無理だろうな。


って、友人からこの前にアシスタントとして誘った人の話を聞いた。

”アシスタントをやるより、1作でも多く描く方がいいじゃないか。”
という話を言った。

..............うーん。だからアシスタントの仕事を断ったのか。

普通と言えば普通だけど、あの人の欠点は
独りで描くままじゃ気付けない所にあるから誘ったのに。

ちょっと過度自信だよ。
別にそんなに長い時間をやれと言っていない。
1ヶ月でもいいから人の原稿作業を見てて勉強しようの話だよ。


こういう所があるから困ると思う。
単純に絵を見れば、あの人の絵はリアル度が高いため
時間じっくりかければ結構上手いに見えるが
実はかなり問題が残っているのに.............

しかも構成、ストーリーやキャラクターは
センスがあるものの勉強すべき所が多い、
このまま連載スタートでもほぼ100%続けない。

”作品は上手いに見えるが、面白くない”のパターンだ。

目に見える”実力”に拘りすぎて、
目に見えない”工夫”を気付けないだから。

でも、あんまり話を聞く気がなさそうで心配だ。
今まで、一体こういうパターンを何回も見ただろう........

85章背景

今日からアシスタント入り。
ゲームの資料を読みすぎて、ちょっと落後.....

今年あと5日。
本当に色々ピンチがあったな.....

2月に腱鞘炎で1週間が動けない
3月から7月は聖剣の連載が大ピンチ
10月は父さん入院3週間......

本当に落ち着くになると思ったら11月そろそろ終わる頃。
今年も何とか乗り越えた。

来年は2011年。何を願えばいいかな。

今年は”盤古の以外を何が描いて欲しい”と言った。
結局叶えたがそれやっぱり大変です。(汗

2011年はね........盤古一本を専念したい。

来年の20話分は今でも予想できる。
最終回は来年ではまだ無理だが
この辺りは締めや伏線回収の手前.......トラブルせずに上手く描きたい。

この意味では、悩む要素も排除したい。
その後はそれで悩んでもいいと思うほど。
余裕は別にいいけど、ピンチだけ勘弁してほしい。

盤古終了まで1年とちょっとの間に、最高な作品で仕上げたいんだ。

2010/12/26

ゲームの話

うーん、いろいろゲームを見ると
ゲームデザインはやっぱり難しい.....

日本の将棋は、ハンデキャップがある事が面白いと思う。

他のボートゲーム多分もあるけど
ある程度に駒はなくでも、それで遊ぶ方法がある。

トラップじゃこういう遊び方は出来ない。

しかし見れば見るほど、ゲーム作りは本当に難しいと思った。
俺ような素人は、ゲームバランスとか操作性とか
考えるのは無理です。

今まで盤古で登場したゲームは、
殆ど”こういうゲームがあれば面白そう”ようなモノだけ。

漢字に関わるゲーム、こういう軽く気持ちで考えたんだ。
結局どのゲームでも大体ミニゲームのレベル。

一応ゲームとして遊べるけど、楽しく遊べるかどうか別の話。
しかしまあ俺は漫画家だからゲームは出来なくでもいい.....


ゲームとして出来はどうか分からないが
ルールを使って駆け引きを作って、面白い漫画を描く
俺にできる事は大体くのくらいでしょう。

それで漫画家としてゲームとの関わりは十分と思うけど
結局、俺はゲームの深さを満足に理解できない。

そこはちょっぴり残念。
勉強すればまだ違うレベルになるけど、時間で考えれば
ゲームの関わりは興味程度でいい.......

漫画描くの時は、興味程度でもそれなりに役に立つだけど
本当にゲームを考えろと思う時に
意外に自分はあんまり知っていない事をビックリした。

逆に、ゲームデザインに関わって素人並みレベルで
漫画にゲームを描く事はいいのか、という疑問があった。


倉頡迷宮は漫画として面白いけど
”ゲーム”として面白いか、ゲームの価値があるのか
これは少し知りたい。


http://www.scoopsrpg.com/contents/special/acgd/Chapter1j.html
ゲームデザイン論


.....まあ、俺はゲームを作れなくても
ゲーム作りをある程度に理解してほしい。
 
別にゲームデザイナーになりたい訳がない(というか無理)
でもやっぱりゲームは素晴らしくて、漫画として接点があって欲しい。

限定ブラックジャック

えーと簡単に言えば
プレーヤーにそれぞれ52枚のカードを持ってゲームスタート。

1回目4枚を使ったら次のゲームでは残り48枚で勝負。
ゲーム数は15回(多分)、
途中でカードを使い果たしたプレーヤーは残りゲームは全部負けの扱い。

サレンダーによる、
負けた時に相手をカードを知らせないメリットが持つ。

勝てば勝てるほど、自分の情報が相手に知られるゲーム。
そして自分がどこまで”良いカードを残っている”記憶力が問われる。

限定ジャンケンと違ってカードめぐりやっぱり運要素が大きい。
でも同じくらい”チャンスをどう使う”、というセンスも必要なゲーム。

.........ゲームとして、面白いかな。
というか、ゲームとして成立できるか。


やらないと分からない。
でもまあアイデアとして使えるかもしれない。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF


ちょっと友人とやった。
...........うーん、やっぱり普通なら確率を計算するのは面倒です。
その場合は普通のブラックジャックと殆ど変わっていない。

基本的に、覚えゲーになりやすいかも。

心理戦になる要素はあると言えばあるけれど、
漫画として成立しても、
ゲームとして本来のブラックジャックと大した変わっていない。

だから、ゲームの物語というより、
ゲームを使って物語を書くタイプですよね。

辛うじてライアーゲームに
”敗部復活戦”のミニゲームレベルくらいしかないでしょう。

しかもさ、これ多分3回.......多くても1巻分で終わる話だ。
ゲームとしてイマイチだから、あんまり長引くと詐欺に近い......w

こうみると、限定ジャンケンは凄いな........
やっぱり普通の人ではなかなか比べるゲームを思い付かない。

2010/12/24

1週前の場所

ふっと思いつけたアイデア。

時々入れるある、あんまり美味しくないボロな定食屋に
いつも1週前に新聞紙や雑誌しか置けていない。
店長も凄く年寄りのでなんか最近の事をよく覚えていない。

ある日はテレビを見た時が気づけた。
その店だけは1週前の時空にいる事。

かと言って、その店だけ範囲に限られる。
未来にいる訳でもないから、宝くじなど予知する事も出来なく
単なる情報が1週分遅くなった訳。

しかしなんと、電話だけ1週間前の人と話す事ができる....という話。


......16ページ読みきりくらいアイデアだが
こういう少し不思議な話が好きだった。

今の時代はこういう手の話で
オムニバス連載を持っていくのは難しいですが
藤子先生の時代なら、時々こういう話を描くでしょう。

そしてパターン化

新連載”今際の国のアリス”を読みました。

あれ、丁度昨日書いた”ゲームの漫画”ではないか。

.........しかしな、アホリズム、サレイン、エニグマ、
GANTZと嘘喰らい読んだから感想は........
なんか既にもパターン化のか、っと。

1話目がとりあえずキャラを見せてゲームに投入、
2話目がルール説明、ゲームスタート、威脅の連続、
その後はたくさん”謎”を見せて、そして次々と能力を目覚めて
ゲームを進む事。

ある意味、恐ろしい。

まあ構成はどんな作品も似てる所があるから
そこまで気にしない。

でも一点だけ変と思う。
どのゲームも、基本的にサバイバルゲームの変形。

つまり、命懸け上に楽しくない事。

殆ど作品は”死にたくないなら生き延びろ!”の雰囲気が持っている。

もちろん、それはそれで面白さがあると認めるが、
誰ももう少し”楽しそうゲーム”として描く気がないの?

少なくでもそんなシビアなゲーム、読者は参加する気は無いだろ。
それなら”ゲームの漫画”として意味が半減すると思う。

”実際にやってみたい”、のはかなり重要なポイントだよ。

ノーリスクのゲーム確かにぬるいですが
命以外はいくらでもあるだろ、リスクの種類は。
もっと想像力を働かせれば?


遊戯王ようなルールや駆け引きとして楽しめる
そのくらいバランスを再現できる人は本当にいないのか......

真剣でゲームをやるのは、命懸けしなくでも面白いはずと思うのに。

アイテム欄

ドラクエのアイテム欄は7つくらいしかない。

ある意味気になる事は
”これしかない”人は、どうやって”何でもある人”を勝てるだろう?

でも答えは案外に簡単かも。
何でもある人は、所有は当たり前すぎて何でも欲しくなる場合はあります。
その場合は自爆する。

まあ、これしかない人は同じく貪欲で何でも欲しいケースだってある。
結局同じく自爆。

要するに、自分は何が欲しいを理解するのがキモ。

2010/12/23

霍安の昔話

仕事の調子はちょっと悪い。
この数日はずっと眠いと思うたら、少し熱があったのか....


ここから2話は霍安メインの話が来る
特に霍安の過去篇は見せ場なので、じっくり話を考えましょう。

.........いくつ要素は考えたけど、実は大筋が纏めていない。

書くべきポイントは
霍安の妖怪時代、1つ目漢字、妖怪と絡み
薛慶と出会いそして神になった経緯。

本気で描きたいなら丸1回かかるエピソード。
でも本当に1回を使うかどうか分からない。

妖怪時代の霍安は病(やまい)の妖怪だった。
瘧疾鬼ような存在、仲間達と色んな病気をばら撒いた。

ある日、道士に全滅させられて
霍安だけ力強すぎて強力な封印で抑えてた。

その封印は相手に猛烈な痛みを与える
改心しない限り、その痛みは永遠に続ける。

霍安はこのきっかけで”痺れ”という能力を目覚め。
だが封印が解けた訳ではない。閉ざされた日々を続けていた。

そして妖狐の薛慶出会い。
一緒に仙試科挙を申し込んで、神になりましょうという誘うを言い出し
霍安の封印を解けました。

そして百年の時を流れて......二人が神になった。

霍安は妖怪の仲間を忘れずに
ずっと影に妖怪の生活をこっそり支援してきた。

妖怪の時に出来ない事はたくさんあるから
例え神になってもやりたい、こういうのは霍安の考え。

表では神のルールを従えでも、改心せずに妖怪の誇りを忘れなく
いつまでも妖怪の復興を考えてた。

その分、文字幻術の力も官位も低いままだが
人脈に関してかなり優秀、風評が悪くても神官にいられていた。

でもそんな霍安は一部妖怪に”裏切り者”の扱いになっていた。
神の側も悪評が多くて、実は両方に非難され続けてた。

そこにも、”痺れ”で耐えた霍安だった。

痛みを感じたままなら耐えないけど、
痛みを捨てれば何とかになる.....と思えてしまう。


..........うわああ。(汗
これ、上手く描ければ霍安のイメージは強烈に逆転するぞ。

まさか霍安の過去話がこんなに壮烈に描けるとは。
そして来月いよいよ描く時が来る。胸が熱いぜ。

ゲームと漫画

個人的な考えたが、これから子供と少年向けの漫画に
ジャンル的に未来性があるのは、”ゲーム”と思います。

ドラクエ既存のゲームをタイアップする漫画作品ではなく
遊戯王やライアーゲームような、オリジナルゲームの漫画。

遊戯王を見た時にかなり画期的、と思いましたが
その後は同じジャンル少年漫画は殆どなかった。

逆に、青年漫画は読者が複雑な設定を耐えるため
こういうゲームサバイバル漫画は増えてきた。

でも俺は児童と少年漫画は同じくやる価値があると思う。
理由は、その頃の子供は誰も遊びが好きだから。

そしてこういう作品は、本当のゲームと趣旨が違って
ゲーム性より”駆け引き”を描くのは重要です。

つまり、細かい所はゲームとして成立しなくでも
人間はゲームをする時の心理を丁寧に描ける。
そこがポイント。

似てるような違うポイントで、本当のゲームと違うやれる事があります。

そして長所はもう一つ。

普通の漫画は、基本のキャラクターを揃うまで大きな話を描けないため
少なくでも1巻目は溜める階段で
スロースターターの作品は序盤で大きなダメージを喰われる。

今まで、何百通こういう作品を見ました。

1話目は上手く主人公のキャラを立てたのに
最初の大きなイベントが10話目地点にいるため、
結局9話まで地味の話を続く、多く読者は10話まで待てずに離れていく。

かと言って、2話目で大きなイベントを起こっても
読者にキャラクターまだ移入していないため、それはそれでやりづらい。

しかしゲームで話を描くと、
連載1話目でゲームスタートすればメインキャラクターは1人だけでも
すぐにインパクトの要素を読者に見せる。

つまりキャラクターの立ては後回してもいい、
数話の時間稼ぐという大きな利点がある。

この時代だから、1巻目の役目はインパクトを確保。
これが一番に生き残るの策だと思います。

スポーツ漫画は、必ずそうではないが
1話目でミニ試合を描くの方は有利、の話が同じです。


これ、案外にやる価値があるかなと思った。

2010/12/22

雑草とエリート

http://blog.goo.ne.jp/hienkouhou/e/4dfd7ba79a96c15826fe7177613bcef5
雑草魂の“低み”


へえ、そういう考え方もあるか。
 
どちらで言えば、今まで才能の才字は無い俺にとって
少なくでもエリート扱いはありません。
 
まあ、雑草ような踏まれて生き延びた、ほど酷い訳でもない
普通くらい、というレベルでしょう。
 
 
しかし、俺には想像できる。
何が”底辺の人々がエリートを恨め”。
 
でも早い話なら極めて単純の話です。
金が足りないだから金持ちを恨みだけです。
 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E7%94%A3%E4%B8%BB%E7%BE%A9
という訳で、共產主義が生まれた。
 
しかし一番現実のは、
底辺にいる雑草でも這い上がると地位を手に入れると
結局誰も金が欲しいです。
しかも教養が足りないの分、やり方はエリートより酷いです。
 
いや誰もそうになる訳ではなく、
教育がそんなに高くないでも知恵を身につけて
相応しいのリーダーになる人はたくさん。
 
 
言いたいのは、”上の人になる条件”は色々ある
こういう這い上がるのは、
ある意味に警察とかスポーツマンや母親になると同じ
”自身のクラスチェンジ”の一種です。
 
高さはあくまでも高さ、偉さに直結するのはちょっと違う、
という話です。
 
ラーメンはラーメンの誇りが持ってもいいですが
無理やりに”フランス料理の上に行く”のは趣旨が違う。
 
 
盤古のラスボスは、妖怪と神明の話なので
この線で考えましょうか。
 
ある意味分かり易いテーマと思うし、
実は大体に”人間と動物”と置換できる。
 
上にいる人は、比べて条件や資源は底辺により確保されてたが
義務もその分に重くなる、色んな能力が要求される訳だ。
 
金が欲しい、より良いの経済条件が欲しい、という単純な欲望だけで
”理想”というイメージが持っていない人には
”上の人”になるのは、到底に無理だと思います。

金を出して物を買うだけならサルでも出来るが
それだけじゃ”何かが作り出せる”事とは全然違うし。

2010/12/21

同じ事でも

大昔に同人誌を作った頃ある経験がありました。

自分の漫画を売る時、
売れ行きがいい時はこの作品はいける!と思いながら
売れ残った時は、この作品が悪いのか....と思ってしまう。

同じの作品なのに、自分から評価が高いだったり低いだったり。

これ、きっかけになった事。プロに一本絞る決意の頃だった。
作品自体の出来やトータルではなく、
”1日の売れ行き”で自分で作品へ扱い変わることが怖い。


今で考えれば、同じ事でも周りからコメントによる
自分の解訳も影響される事はよくある。
人間はそれほど弱いモノなのだ。

だから、人は大人になると環境を意識に選べるようになる。
選べる基準は、自分が一番大切なモノを守るため
痛みを感じないように、人の影響で変われないように。


これは、良い事にも悪い事にもなれると思う。

他人の経験で考えれば、これでよく分かるかもしれない。

大きな世話になるかもしれないが
こちらからアドバイスを言う時、聞くか聞かないは良いとして

”影響されたくないんだよ、私は私のやり方がある!”
という感じで返られる事が多かった。

ちゃんと考えて”君のアドバイスは私に使えない”判断を出すより、
”大切の何かが変わりたくない”という気持ちの方が強い。


でもさ、大切なモノはたくさんある、という事は認めるけど
通常ではプライドは含めないと思います。

それ明らかに余計なモノと思う。

2010/12/20

盤古の天地創造

知り合いと話し合い。
5回戦のタイトルを決めた。

”混沌創世”という。

試験生達が力を合わせて
”ルール”を決めて、世界を作るという試験内容。

"まてよ、お前はそう言うなら、盤古と天地創造の試験は
まさに盤古開天の神話と同じシチュエーションじゃねぇか?!"

.............え。

凄い。ここまで来ると、テーマと試験内容と主人公の名前を
完全にリンクするじゃん。完璧すぎる。

うわあ。もうこれ以上に熱い展開がないだから即採用した。

話として、もうほぼ全てピースを集めてくる。
残るのはこのテーマに相応しいラスボスだけだ。

この作品、本当に色んな奇跡と会心のエピソードを重ねた。
ここまで来ると、凡作で終わらせたくないな。

やらなくちゃあ。

2010/12/19

緑の問題

いつもそう言われてた。
”お前のカラー、緑を塗る時必ず変な色に出る、やめろ”って。

多分、色覚異常の事もあると思うけど、
しかしあんまり納得できない
大学時期の水彩絵はそんなの問題はなかったし。

という訳で、その頃のカラーを探し出した。
...........そうだよ、少なくでもこの絵の緑は普通に見える
友人に確認してくれた。

となると、デジタル絵の問題かな、という結論に。
緑が問題になるのはデジタル塗りから。

確かに、テストの結果を見る限り、
俺は緑色の判断力が比べて劣るですが
アナログで描いた頃は問題はそんなに目立たなかった。

よく考えれると、理由は分かった。

水彩で描く頃はね、緑の画具を選れば必ず緑になる。

そしてどのくらい黄色を加われば、どんな黄緑になる、
どのくらい青色を加われば、どんなに青緑になるのは
画具の匙加減は、体感で覚える事が出来る。

一滴の具はどのくらい色に影響するのは、
実際に計算できる事なんだ。

しかし、デジタルの場合は違う。
マウスでクリックという指令は、”量”を感じる事は出来ない。

しかも比べてモニターに出る”色”を選ぶ時に
別々色の面積が遥かに小さいの上に、
グラデーションで表示するのせいで
元々色についで弱い俺に、余計に判断の難度を上げる。

だからカラーを描く方法はアナログからデジタルに移行すると、
使える色のバリエーションは逆に狭くなる訳だ。
特に弱点の緑に関して、ほぼ使えないほど酷くなった。

............うーん。
問題を見つけたのはいいけど、解決策はまだ時間かかりそう.....

次のカラーは、違うやり方で描いてみよう....

2010/12/18

気絶

......今日は15時間も寝た。
別に病気でもないのに、とういう事?

しかも、夢の中に先生に戻って
小学生を授業するという悪夢を見た。

起きると悪夢だ、と思いながら
リベンジのために(?)もう一回を寝る。

で、今度の夢も教室に小学生を授業........ちくしょう。(涙

気づいたら15時間も寝た。


でもまあ、悪夢2つけど割に
睡眠自体は本当によく寝た気持ち良い。

一応時間の無駄ではない......だろう。

2010/12/17

85章下書きと年末進行

ネームの徹夜を補うために
昨日は14時間も寝た。7+7二段式。

そうすると当然仕事の進度は遅く.....でもまあ元気になったよ。

下書きは3日、色んなカットは3日で計算すれば
12/22頃は下書きとステップ2完成....12/29くらいは仕上げ完成。
今年は何とか無事に終わりそう。

でもさ、こうなると1月末の頃はピンチが迫る。
ステップ3、4は合わせて8日分が必要。

つまり原稿2回分と合わせて全部の仕事は34日以内完成する
(その後は新年だし)
つまり、2回分の原稿は26日で終わらないと。

そして新年休みが3日分がある上に、2ヶ月は28日しかないため
どんな上手く行ってもステップ4の終わり頃が
貯金ストックを使い尽くし........

という訳で、3月初の時点はその破綻を何とかしないと。(汗

クライマックスだから、
この辺りは減ページ策が使い難いだし。

2010/12/16

書きたいけど

日記を書きたいけどテーマを見つけずに。

とりあえずステップ2の下書き5枚完成。
ここから数はこのくらい減ったから、2日で終わるでしょう。
.........とは言え今週もう間に合わない。

とりあえずこの数ヶ月に双重仕事が持っているため
上手く切り替えすれば結構タイムロスをゼロ近いに抑える
心配する事はない。

倉頡迷宮は次回から終盤に突入。
伏線回収や全てキャラ最後の見せ場など
色んな事を考えておこう。

86章 呉氏親子VS霍安戦
87章 霍安過去篇、盤古合流
88章 盤古霍安対呉氏親子
89章 海鮮党と他のキャラの加勢
90章 決着、焦猛と会話で盤古合格
91章 地下通路戦1と馬賢対趙牙畢輔
92章 黄雷と守芬VS管幽、地下通路戦2
93章 ダブルバトルの勝利

.............大体この感じ?


こう見ると倉頡迷宮は僅かだが百仙戯より長い。(22回分
まあ、スタート時点で16回くらいかかると思ったから....(汗

今回試合のポイントは、バランスが優れる所。
盤古だけ2戦全勝ちだが
殆ど人が1勝1負け或いは1引き分けになっている
どのキャラを好きの読者でもカタルシスを与える事を出来る。

そして場內キャラは敵、味方問わずに
殆どキャラは2度主役になる機会が持っている
場外キャラも1回主役になるチャンスを与える。

でもバリエーションが多彩の代わりに、どうしでも話が長引く。

テンポも工夫して、1つバトルは大抵1回で終わらせる
とは言えやっぱり多い。

1.魯泉×-○ 簡威
2.盤古○ー× 羅剛
3.守芬△ー△ 焦猛
4.霍安×ー○ 馬賢
5.霍安○ー× 簡威、諸揚
6.黄雷×ー○禹殊
7.馬賢×ー○ 魯泉 守芬 宿平
8.黃雷○ー× 葉圖
9.霍安×ー○ 呉氏親子
10.盤古○ー× 呉氏親子
11.魏恩○ー× 韋大空
12.馬賢 △ー△趙牙 畢輔
13.薛慶○ー× 裘青
14.管幽×ー○ 羅剛 黃雷 守芬

このくらい対戦があった訳だぞ。そりゃ長くなるだろ。(汗


どのエピソードも大好きだが
俺には本当に全部描ける権利があったのか、時々恐れる....

連載は金を払っても買うべきモノ、という話は本気だが
実際に俺は買う金がない、俺の命でよければ交換してくれ、っと。
........いや半分マジで、描かせてくれ。

2010/12/15

85章ネーム完成とステップ2開始

力を絞って10時間一気にネーム修正。そしてクリア。
わーい、徹夜のやり甲斐があった。

ギャグ増量30%なので今回の話は本当に楽しかった。
いつも違う面白さで、揭載を楽しみ。

でもこうになると、今回のネームは5日もかかった。
ストーリー回とは言えやっぱりやや遅い。

クリスマスまであと10日。
この10日で今回完成まで言わないが、
せめて”ああ25日間に合わなかった”くらい程度で済みたい.....

プロット書き直す

...........って、これで気づいた。
内容は殆ど変わらないじゃん。

2~3通の話パターンを考えたが
やっぱり今の構成では一番に統整性が高く、
テーマも貫くと思う。

黄雷側は2ページ程を増やして盤古側は2ページ減ったくらい
ページのバランスをわずか変わった以外、1回目ネームとほぼ同じ。
つまり25ページのままで済ませる。

やっぱり書き物ではなく書き方の問題だね。
内容が問題が無いの分、少しは安心できる。

となると、ラブコメ話と倉頡のテーマ
両方はどれくらい改善できるのは今回ネームの鍵になる。


.............あれ。今の所、結局はアクション追加したため
黄雷側のページ数は増えて、盤古の話は全て次回に回す。
構成は変わりました。(汗

こう描くと、黄雷のパートは半分以上にも占めて
今回の主軸になった。

テーマの話が呉氏親子の話と共にヒキに転ばせて
ダブル引きという珍しい構成になる訳だ。

ちょっと意外だった。
黄雷はこの試合で出番が大幅に削げられるはずだが
ここに来て1回分くらい取り戻す。

連載は不思議ですねー。

2010/12/14

勉強になりました

今回のネームは最初と最後の数ページ以外、全ボツ。

でも、今回の打ち合わせは非常に素晴らしい
全て問題はハッキリ言ってくれた上に解決策まで考えてくれた。

特に黄雷と宿華は原地にグルグル回る所が、
俺はどう描いても気持ちが伝えなくて人間関係が進めないのに
アドバイスによる”3人目キャラ”を投入するだけで
ガラリと改善になりました。

面白さまでプラス。落ち込むところがテンション上がってきた。
こういう打ち合わせがあるこそ、プロとして漫画を描くのが幸せだと思う。

で、今回のネーム問題、一言で言えば
”描きたいモノは分かっているけど、描き方は分からない”事。

特に情報の出し方は混乱して雰囲気はモヤモヤハッキリしない。
一つ一つ探し出して、表現の方法を考え直し。

まあ、17ページくらい書き直し事になるから
楽じゃないけど、これからのネームを楽しみw

それぞれ資質

http://www.heartc.com/column/psychology/column.jsp?no=458

(指導者に求められる資質)
その資質とは、
「知性、説得力、肉体上の耐久力、自己制御の能力、持続する意志」
の5つの資質なのだそうで、
イタリアの普通高校の歴史の教科書の中に出てくるとのことです。



85章は、試験生に求められる資質というテーマがあったが
ちょっと難しい問題ので考えました。

神の資質なんて宗教のテーマになるので諦めて
少し高度を下がって”官員やリーダーの資質”を考えてみた。

上位者になる官員は、どんな資質を持っているのは必要でしょう。
正直、俺にとってちょっと遠い質問だった。

しかも官員を探したらほぼ資料ゼロ(涙)、
仕方なく続いてリーダーや上司の資質を探してみる.......

指導者はリーダーになるとまだ違う?もうややこしい。(汗
こういうメンタル的な話は天辺ような高くて.......

人の上に立つ、という機会は俺に今まではない
多分これからもそんなに多くないだろう。正直興味ない。
まだ教員の頃も、そういう”高度”は把握できなかった。

高い地点にいる人は
一体どんな風で下の人を見ているでしょうか。
俺にとって想像つかない。
”事物の全体像”を把握できる人なのかな。


.....漫画家の資質なら簡単に答えるなのになぁ。

まあ、知性と意志はほぼ決まりだが
他にまだたくさん捨て難い能力はたくさんがあるし
でも多ければ良い話ではない。

一口で官員と言っても、職種はバラバラなので
一概にどんなの資質が必要も簡単に答えられる問題がありません。

しかし、物語に”条件”はそんなに高いハードルを作りたくない。
普通の人も応用できるような
出来るだけ分かり易く、人々のそれぞれ立ち位置を
上手く示せる説明が欲しい。

片思い

.........宿華パートのネームはずっと考えている。

無口キャラの上にセリフ抜きで
好きな気持ちを表現するのは俺にとって相当に難しい。

しかも、彼女の場合は片思い....
要するに、黄雷に伝えないけど読者に伝える
というシチュエーションを作らないといけない。うわー。

今まで描いてたのは殆ど両想い、しかも恋の話すら入れない。
本当に出来るのか俺.....(汗

無口キャラの考えは、会話の相手でカバーしなければならない
色んな意味では難度高い。

黃亙は言葉が少ないけど、いざの時はセリフを言える
宿華はさらに上に行って
読者視点では彼女のセリフは殆ど読ませない。

あの子は可愛いけど、魅力を出るのは難しいね。

2010/12/13

あれ、今回は.....

今回のネームは、妙だね。
見開きのところが、丸1ページを使うアクションシーンすらない。

つまり絵としての見せ場は扉絵しかない。
一応ヒキも合格ですが、こりゃインパクトが足りるかなと心配。

アクションが無いの分、一気にたくさん要素を片付ける利点があるが
ストーリー回では見せ場がないからいつも心配だ。
特に今回は繋ぎ気味が強いだし.......

流石にほぼオールキャラ回、エピソードは本当にバラバラ。
メインテーマの部分はOK、ヒキも良い、
スタートはそのくらいで何とかいけそう。

問題は、黄雷組の話はいけるかどうか分からない。
あと少し何かが欲しいけど、今の所がちょっと迷い......

でも次回からは、呉氏親子戦、霍安過去篇、
地下通路戦などクライマックス連発だ。
今回は上手く繋げれば、ここからはとんでもない話が来るぞ。

2010/12/12

阜部の意味

阜部の陶隠は今回の出番もそれなり。
ちょっと”阜部”の意味を調べました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%9C%E9%83%A8

基本的に、阜の意味は”土山”ようだ。
”山部”は石の山.......つまり区別として違う漢字を作る訳。

偏旁の意符としては土山や丘陵といった地形、
通行の障害、昇降、高低などに関することを示す。

大抵の字は使いやすく、
特に防禦に関して優れる能力が持っている。
攻撃手段もある程度に持っているため、バランスが良い部首。

こんなの彼に、物語に1つ目漢字はどんな字が相応しいでしょう。
階段の”階”かな、と思う。

階段は高低差を無くすため存在。
登るのは辛いけど、とても重要な存在と思います。

障害を無くす事が出来ないけど
乗り越える事を手伝えるモノ。

一見は巨大な段差でも細分すれば誰も越える
こういう力が階段の役目と思う。

具体的な高低差だけではなく
意識や思考も、問題を小出して解けば人間の視線は登れていく。


.....あくまでもサブキャラだから出番はかなり限られている。
でもこの部首は良い物語性が持っている。

描けるチャンスは恐らくこの一度限り、
しっかり考えて描こう。


.....で、ちなみに”物語性”って何?
書くとあれ、よく分からない.....

定義は分からないけど、俺にとって
”この事(人)は何処へ行く所が特別”。

つまり、”転ばせる方向”の意味かもしれない。

重要のは、キャラクターはよく動いても物語性が優れると限らない。
同じ地点でゴロゴロ回っても、作品として成立できる。

だが移動できない物語は物語性が優れると言えないと思います。
落ちるカミナリような、何処へ行かないといけない。


正直で言えば、
ストーリー性が無くでも作品が面白い事が出来ます。

ストーリーを進むと、新しい素材、ステージとキャラクターを
用意しなければならないから、ある程度がキツイ仕事。
だから今の作家はそれを避ける傾向がある。
比較的少ない素材で多く量の作品を作れるだから。

ワンピースような、どんどん新しい舞台に進むタイプはその逆。
だから、その作品は優れた物語性があると思う。


物語をちゃんと書けるかどうか、作家の”中身”と関わる事になるから
そこも要求される価値があると思います。

2010/12/11

”流狼の旅”の感想

この作品、時々思い出せる。

あんまり目立てないストーリーやキャラクターだが
画力は優れる、雰囲気が繊細で優しく、
本当に暖かくてそこそこ好きな作品でした。
3巻だけで終わるのは勿体無いくらい。

で、ある疑問があった。

2巻の最後でヒロインであるククルゥはお父さんと対面するシーン。
なぜ、あのお父さんはあんなに酷い話を言ったのか。

たった一人の娘と感動の再会はずなのに、
これから一緒に暮らせなくでも
お父さんは普通に喜べでもいいじゃないか。

俺はそこが後味が悪くて
3巻で打ち切りを直結した理由と思った。

で、今日でもう一度に2巻を読んだ。
.......あれ、ククルゥはリュックを忘れた、という描写があった。
本当にどーでもいいセリフなので、初見で見落としました。

......伏線?!
あのエピソードは、そこで終了した訳がないかよ。

そうすれば辻褄があった。

父さんと絡む情報はいくつ疑点があったが
俺は伏線を張った割りに、作者の説明力不足と思ったから
そう描いたが、実は裏まだある訳か。

だとしたら、この作品の欠点は、”繊細過ぎる”かもしれない。

つまりさ、読者にとって繊細すぎるとヒントやメッセージが伝え難い。
結果的に一番重要な所が伝えない事になる。

裏があるならもっとハッキリ読者に”裏があるぞ”
ような描かないと、読者にとって
”ヒント”として捉えず、ただ”不協調”になる訳だ。

一応少年漫画だから、こういう白黒はハッキリつけて欲しいな。
好きな人でさえ隠れるメッセージを取れないなら
そこのバランスが悪いとしか言えない。惜しかったよ。

まあ、話として露骨な伏線を張っても回収しきれない
可能性が高いだから敢えてそういう描き方を選んだかもしれないが
ならば、いっそ安易なハッピーエンドを選んだ方がいいかも。

でもそうすれば、それこそ誰も選んだ展開だから普通過ぎて
俺は既にこの作品を忘れたかもしれない。

.......こういうのは難しいですね。
勉強になりました。

2010/12/10

ステップ1ほぼ完成

でも一番重要の一枚は自分でもまだ納得しないので
来週は修正しようかと。

まあとにかくネームを続こう。
今回は基本的に宿華のターンだが
あの子は無口ため、どこまで表現できるのは難点。

逆に言えば成功したらそこが今回の見せ場になるかも。

順境と逆境

順境は友を作り、逆境は友を試す

ということわざがあった。

よく考えたら、順境と逆境に居る時やるべき事は違うだな。

順境は大抵にチャンスを貰った時。
そのチャンス最大限まで生かすのは順境の役目。

逆境はチャンスを来るまで時期だ。
そういう時に潰されないように耐えるのは、逆境の試験。

どちらにも上手く付き合えるようにがベストだが
誰も両方に上手く対応できると限らない。

順境を上手く把握できない人はチャンスを無駄に潰す、
逆境と上手く闘えない人は逃げるばかりでチャンスを永遠に無縁。

2010/12/09

侮れん

.......全然予想通りペースで描けない。(汗

カット1つ自体は簡単だと思うたら
下書きとペン入れと色塗り.......そして数を重ねると
意外に遅い......

今日でそろそろ一段着落と
引き出しに原稿紙は13枚.....こんなに描いたのか。
カラーの方が多いだし、なら1週くらいかかったのは無理も無いな。

今年はあと20日。そろそろ終わりにね。

2010/12/08

85章ネーム開始

面倒なパース。(笑

とりあえず迷宮でテーマして扉絵を描きました。
ちょっと子供時代やった迷宮組曲を思い出したな。

そのゲーム、結構売れた割りに続篇を出ないんだ。何故だろう。
この時代で出たら多分3Dでしょうね。

こんな感じ

この調子でやればいいかも。
3日くらいかけてやっと感じを掴んだ。

聖剣のネーム原作を対して、こっちの仕事は考え仕事ではなく
感じて描く仕事です。どちらで言えばこっちの方が簡単かも。
かけた時間はこっちの方が上かもしれないけど。

でもやっぱり最初の方が時間かかる。

そしてネームはあんまり進めなかった........
まあ考えているけど、普段と比べてなかなか描けない。

今日からすっかり寒くなった。
ようやく冬の雰囲気が来た。

2010/12/06

同時進行

いくつ事項は同時に来た。
別々はそうでもないが、同時に来るとちょっと手ごわい。

時々、忘れた事項がありましたので慌てた。(汗
製作と修正も同時来るので、これはまるで音ゲー。
テンポが乱れると、アウト。

リストが無ければマジで混乱する。きちんと整理しないとな。

慣れていけば大丈夫......と思うが
今日まだ最初のステップの中間地点なので
先がまだまだ長いので、早くこのリズムに乗って行かなちゃ。

とりあえずネームは夜に回す......と思うたらもう夜か。
気づくと、この仕事では時間の流れは異常に早かったね。

2010/12/05

85章のバランス

今日はシナリオ考え。今回の話が大体決まりました。
残り一つ問題は”黄雷パーティーの扱い”。

倉頡の質問で全体の流れを把握
全て試験生と関わりにテーマを出す。

だが、黄雷だけ与えたページ数が多い上に
ちょっとテーマと無関係気味だから
どう描くのはまだ決めていない。

うまく繋げればいい、という話だけど
黄雷と宿華の関係はそろそろもう一歩に進めたい所です。

ストーリー的に、宿華の出番は多分ここで終了に近いだから
ここで最後の一押しましょうか。

見捨てること

ちょっと10年前のある事を思い出す。

まだ大学生、もちろんまだプロではないの時だった。
その時まで既に8年を描いてて自分書いてたネーム連載は詰んだ。

どう描いても上手くになれない、どう描いても画力が上がらない
作品の幅も広げない。いくつエピソードは暴走して
すごく悩んだ迷走狀態だった。

あげく、その連載を諦めた。
乱暴な最終回を描いて勝手に打ち切り、作品を見捨てになった。

そして1ヶ月に経って気持ちを落ち着いた。
あの作品はやっぱり大切にしたいので、再開しました。
大学の最後1年を使って、伏線回収して綺麗にまとめて完結してあげた。

一番大きな違いは、俺は”何を描けば良い作品になる”ではなく
”自分が表現したい事を最優先に考えてた”。

最後の1年に描いたエピソードはその時のレベルでは最高の出来。

画力はそのままですが、伝えたテーマと演出は上手く繋げ
”その時でさえそこまでやったから、今の俺ならそのくらい負けないで”
ほど良い出来だった。テクニックではなく、心構えのレベル高さ。

その時までの俺は、漫画を描くのは楽しかったが
”何を描きたい”事はずっと漫然に。思考して描く事は出来なかった。

それは当たり前ではない。
好きで描くだけじゃ駄目だ、思考抜きで描くのはいつか詰む

好きな事や伝えたい事は初めから、そこに置いてた訳が無い。
こちらから、ずっと時限内で考えて見つけないといけない。
その時はやっと分かった。

新人賞はその前にとっくに取ったが
その時に初めて、プロに近い資質を手に入れたと思った。

特にこの経験の大切さはな、
”作品を見捨てる事”自体プロなってからやっちゃいけない事。
学生時代でやらないと、社会に入れると許されない。

こういうのは、確かに一度に捨てないと分からない事だが
プロになったから作品を一度だけ捨てても大きなダメージです。
後は後悔しても、その時ように戻って描き直す事は出来ない。

日本の場合でも今まで見た作家を考えれば
打ち切りが連続3回も4回も喰らうと、
殆ど人は作品を描き続ける事ができなくなる。

描く気が残っても、チャンスもうなかなか回ってこない。

自分から作品を捨てるなんてさらに論外だった。

今で考えれば、大学に作品一度に捨てて後悔して
最後はちゃんと完結させる経験は本当にとても大きかった。


その経験がなかったら、
一つ一つエピソードを大切する想いは恐らく無い。

”回単位”で独自な描きたい要素を確定するテクニック
(つまり意味や面白さ薄いの繋ぎ回は出来るだけ作らない)は
多分今でも持てない、盤古も絶対にここまで続けなかった。

下手したら、プロ自体なんてなれなかったかも。

2010/12/03

仕事入りました

さてと、明日から順番に描こう。
それぞれは簡単だけど全部は多いぞ。

こういう仕事はそんなに経験がないから
漫画の原稿と同じように必要時間を計算にくい。
どれくらい時間かかるだろう。やってみないと分からない。

今はまだ大丈夫だけど
クリスマス辺りになると結構忙しくなりそう。
できるだけ上手くいくように....

2010/12/02

対応が違う

この2日はずっとラフを描いたが
結局は”一気にこんなに描いても対応できない”とか
”欲しいのはこういうモノじゃない”とか、難しい。

頑張ったの分は無駄になった気がする......がっかり。(汗
そうか、今度の仕事は俺一人で豬突猛進しても意味が無い。

ある意味、余計な力を抜けて
タイミングが来る時やればいい仕事なのだ。

今度の仕事と今まで仕事の最大な違うは、
俺の”持ちタイム”は一番少ないだから
重点に使えなければならない。
俺で頑張ればカバーできる、ような仕事はありません。

だったら、やっぱりとりあえず盤古の連載の方がメイン
というバランスでやるべきなのか.......

来年はどうになるかな

日本語版の盤古は結局時間が無くて
今の所が作れない。

ある程度に自分で作るつもりがあったが、
俺のレベルじゃ満足に翻訳できないし、
来年の追加仕事が多いからそれも無理になってしまった。

もっと人に見せたいけど、流石に手が足りない......

誰に任せたいけどな。
日本語と中国語両方がある程度のレベルがないといけないし。
良い策がないかな。


今日は気分悪くて仕事は半分程度。
風邪はそんなに酷くないけど、
やっぱりたくさん寝ないと回復してくれない。

2010/12/01

イラストラフ

今の仕事はイラストラフ。

今回イラストの特徴は子供向けだから
動きはたくさん入れて楽しくワイワイの絵を意識する事。

元々こういう手の作品は好きだから楽しく描きました。

今年もようやくあと1ヶ月。

本当に色々があったな.........

マジで勘弁してくれ、もう駄目だ、
という考えは多分今年だけでも3回くらい思わせたぜ。
コレ、試練として考えないと辛いな。

もう少し仕事を専念できる、フツーに描けるように来年を願いたい.......

2010/11/28

ネームって何?

ちょっと自分のネームのやり方を考えて。

1.今回は何かが描きたい事をリストに書く。
2.それぞれ要素の順番とページ数を決め。
3.コマ割とセリフをネームに描く
4.絵を乗せて
5.打ち合わせて修正

盤古の場合、何が描きたいのはずっと前に決めたから
時間が要らない。
ページ数と順番も、数時間くらいで良い。

ネームの時、決め順番は
要素(アイデアやトリック)
流れ(テンポなど)
セリフ(キャラ性格の辻褄など)
繋ぎ(全体的にスムーズに整理)
絵(勢いを出す)だった。

そういえば、確かに”セリフが全部書き出すからネームを描く”
という人がある。
そこが出せれば残りは配置の問題だもんな。

描き方を”決める”という事は”探す”に近いかもしれない。

何か書きたいのは前提だからほっとく


このキャラはどう動ければ、何を言えばいい
コマのコマの間に、出すべき情報と隠れるべき情報を決めて
カメラワークは構図とリズムを選んで
(意象)イメージもあればもっと雰囲気を作れるなど......


こんなもんかな。

2010/11/27

後はスピード線

アシスタントUさんが6時間来て
色んな細かい作画を描いてくれて、進度は進めました~

ベタも完成、あとはスピード線のみ。
まだ結構時間かかるから、とりあえず気分転換します。

残り部分はそんなに多くないが
風邪のせいで徹夜が封印されて、このまま描く体力がない。
まあ、明日から続ければ....

速筆

ちょっと資料を探したら、ある事を思い出した。

速筆のプロ漫画家なら幾つを挙げる
内の一人は高橋留美子先生。

16ページなら下書きは1日、ペン入れは1日
週刊連載なのに5日で余裕完成できる。
この様子じゃ恐らくネームも1日くらいでいいかなって。

道理で若い頃は週刊と半月刊連載を描いてた。
しかもどちらも物凄く面白い.....

羨ましいな、と思った。


色んな意味では比べるもんになれないけど
何年をテクニックを探しても、未だに月50ページ台でやっと。

例えば、俺は3人のアシスタントがあっても
果たして週刊スピードを届くかどうかわからないな。

聖剣の経験で考えれば、やっぱり今の俺は
2つ連載を同時にやるとオーバーワークで質が落ちる....
無理しても病気で倒れる事は何回もあったしね。

まあ一応遅筆の方ではない
これ以上にスピードを伸びても仕事を増やせる訳ではないが

もう何かが一つが欲しいよね。

選べるなら、俺がネームのスピードを上げて欲しい。
確実にそして面白く、マンネリにならなくバリエーションが多く
早いスピードでネームを生まれ出せる器量が欲しい。



6年前のネームを探し出した。
ちょっと意外のは、その頃の絵はずっと下手だ。

原稿という形で仕上げる時は、じっくり時間かければカバーできる
仕上げの努力である程度の差は埋める。
その反面、時間が下書きに使ってしまうこと。

今のネームは、比較的にだがデッサンが整えて勢いも分かりやすい。

ようするに、絵的要素に関してレベルアップしてたから
ネームという”時間掛からないラフ絵”で地力をハッキリ見える訳だ。

だから最近はネームのを拡大コピーして
そのまま下書きを描けるテクニックを使える。
6年前のネームなら100%不可能でした。

自分の画力は殆どレベルアップしていないと思ったが、
それほど酷いでもなさそう。

ネーム自体のスピードを関して、これも”昔と比べて早くなった”程度。
倍速くらい驚くほど早くなった、訳でもないが
確かに何割程度にスピードアップ。

........まあこういう地味なレベルアップは俺に似合うかもしれない。
経験を積み上げれば何とかできる、これからもそうしよう。


あとは.......やっぱりネーム自体のパワーでしょう。

基本的に長所はネームだから、
キャラクター、ストーリー、トリックや構成と演出に関して
伸ばして欲しい。

でも、”今よりもっと良い”ネームは、どんなのイメージだろう.....

やっぱり論理的モノより、これは感情に懸かっているかね。

昔からずっとそうなんだ
一番面白かった話は、素材が良いより”感情”は強かったモノばっかり。

だから、これからも色んな事を関して
”感情や興味”を持っているようになるのはベストかな。

たくさん考えて、笑えて、泣いて悩んで......感じて
それは本当に重要なんだね。

次々と、中断せずに
たくさん大切なものを、見つければ良い
という話かもしれない。

テクニック面も勉強するだが
あくまでも”表現の手段”なのかな。

ちょっと風邪が...

昨日アシスタントUさんが来て6時間の効果線を描く。
その時がちょっと調子が変と思ったら、
今日は鼻水が出た......風邪なのか。

でもまあ、病状は軽くて一応普通の仕事をしていた。

ちょっと近所の病院を行ったら、大満員........
どうやら風邪が流行か。
仕方なく、明日で行くしかない。

今日の午後が助っ人が来て臨時のベタをやってもらう、
夜にいつもアシスタント(にランクアップした)Tさんがベタ。

それでもベタは半分で精一杯でした。
でも背景が少ないの分、明日1日で終わりそう。

今日は思い切り寝よう。明日が回復してくれると有難い。

2010/11/25

普通過ぎて

今日もあんまり書く物がない。

ペン入れは普通ペースに描く、
明日はアシスタントが来る。

ページ多いので今回は特別な助っ人を頼んだ。
助っ人の腕はどうだろう....

2010/11/24

http://zh.wikipedia.org/zh-tw/%E7%AA%AB%E7%AA%B3

窫窳

http://zh.wikipedia.org/zh-tw/%E7%8E%B3%E7%91%81

玳瑁

http://www.gizmodo.jp/2008/05/post_3594.html
ビー玉迷路

遅の甲骨文


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B8%E7%A6%8F

第一のステージ 富、名声、恋、スポーツ、食事などを通じて快楽を得ることに幸福を感じる。


第二のステージ 獲得した快楽を永続させようとするいとなみの中に幸福がある。

第三のステージ 苦しみや悲しみを克服するいとなみの中に幸福がある。

第四のステージ 克服できない苦しみの中に、幸福がある。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E3%81%A4%E3%81%AE%E5%A4%A7%E7%BD%AA

七つの大罪

2010/11/23

間違いました

なんか今回のスピードはやや遅くて
どう描いてもジワジワ後退と思ったら

今回は、29ページですよ。
普段のスピードで描いても、13日で描き切れるのは元々無理です。
計算が間違いました。

道理で今回のペースはなんか普段の8割程度と思った.....。
どんな上手くやっても29ページは15日がかかるし。

正直、今月の病院介護は疲れすぎて、今回は少し余裕で描きたい。
1日くらいロスは許そう。

素直と返事

今日は作画を続く。
なんか最近のペースはやや普段より遅くて、
そんなに上手く行っていない.....

で、BLOGの返事は溜まって
あんまり返事の時間が無い、待たせすぎて
知り合いからちょっと話が言われた。

.......あんまり素直な言い方ので
こっちが恥ずかしいと思った。

こんなに素直の言い方だからこそ
俺は時間が無くという理由でコメントを放置するのは
申し訳が無いと思う.......

しっかり返事しよう、それくらいしか出来ないし。

2010/11/22

機甲盤古第85章シナリオ

85章はストーリー回。
アクションは少なめだが書く事は多くて
構成的に多分難しくなる。

85章のテーマは”それぞれ信念”を描く事。

5ページ程度で盤古と他の試験生と対話して
今回の試験の真意を考えて、倉頡も少し意図を示す。

魯泉側も2ページ程度を与えるながら
馬賢や趙牙の話は僅か触る、
12ページくらいで黃雷と焦猛の1つ玉を手に入れる戦うを描く事が必要
そして最後はいよいよ霍安と呉氏親子と対面する

これは出来るだけ1回に全部を描き切りたい。
しかも今回から通常ページに戻るので
29ページ多分もう使えない、果たして上手く行けるかな。

基本的にほとんどメインキャラは全部出るので
高めの視点で描く事になる。

最終決戦の手前まで持ってくるエピソードから
高めるテンションを作りたい。


今回の話はそれぞれの信念は一体どういう事。

”計算して利益をとらえるが重要”とか
”人を思って信じあげたい”とか
”試験を真意を究めて思考しよう”など

それぞれ考えは存在していた。
だが、それは我々の世界に同じ。
人の信念はそれぞれだから、正解は1つではないと思う。

でも、どんなの信念でも確実に”勝たせる”力は無いんだ。

だから、人々は自分で頑張って
自分の信念を持ちながら勝ちって行くしかないと思う。


それだけではなく、
”全ての信念は集めて、何かが起こる”を見るのは
今回の試験の真意。

人と人を関われ
それぞれが一つになる状態は”全体の出来事”を決める。

例ですれば身体の事に似てるかもしれない。
心臓は心臓の仕事や能力が持っている
そして手や他の器官と連動すれば、初めて人間として生きる。

果たしてそれぞれ人は関わると
一体なにを起こるのは、この試験のテーマです。

別に相手を大した信じなくでも
それはそれで関わり方が存在している。

好きでも信じ切れない事だってある。
嫌い相手でも信じる事できます。

だから、カードは全て人の能力をある程度に平均化した。
特定な信念や能力の持ち方が有利ような状態を
出来るだけ避ける試験なんだ。


時々はそう思ったが
この世にある出来事は、全体のレベルで決めるかなって。

みんなに1つになる事は無い。
だが結局、みんなは互いに関われていた。

それを知れれば、少しでもより上手くやっていけると思う。

特に書く事は無いけど.......

とりあえず日記。
下書きはちょっと遅いペースで描いてる。

なんかこういう日々は久しぶり......
ちゃんと寝られて好きな物を食べられて。
連載の事だけ考えれば良い。いいな。やっぱり無事で一番だ。

来週から作画にいれる、そして追加仕事もそろそろ来るので
こういう余裕のペースも終わり。でもこの3日は楽しかった。

来月はコミックを出てくるので楽しみ~

2010/11/20

気持ちはスタート地点

今回の展開についで、読者の感想を読んだ。
ある程度、みんな分かっているね。
俺なら血統策を使わないくらい事。

今回のトリックはちょっと案外に普通だけど
俺は”気持ちだけで何かが変わる”と思えないタイプ。

気持ちはスタート地点と思う。
応じて手段がなければ、気持ちだけで問題を解決できないと思う。

もちろん、スタートがなければ何もならない。
だからそこも大事と思う。

他の国と自分の国

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89

アイスランドのWIKI


http://www.geocities.jp/ttovy42195km/newpage51.html

国民所得の計算


北ヨーロッパの国を探す時は、まず気づけたのは驚異な国民所得。
でもちょっと考えたら、俺はああいう金の意味を分かっていない。

恐らく、同じ仕事で多く金をもらえるではなく
あれら国は”価値を作る”を得意かもしれない。 
つまり、無駄が少なく効率なやり方を知っている事。

仕事して金さえ貰えばいい、という短絡な考えだけじゃいけない。
自分の仕事をどれだけ価値を生まれる、
そういう事を考えないといけない。
 
つまり金を貰っても、価値を作れない人は
実は駄目なんです。むしろ人の足を引っ張っている。
 
固定資本減耗を上回りほど仕事しないと、
結局は消耗しているだけ。

これからは、そういう事も含めて仕事しようかな。
今までは自分で精一杯と思うが、やっぱり違う。

国スケールで事を見れば、違う事を分かっているような気がする。

機甲盤古第83章です

http://www.comibook.com/cb3757

今回のエピソードは非常にに気に入たから
少しでも多く人を見せたいのでここもリンクを貼ります。

特に竜神の回想は好きだった。
本来、魏恩の出番もう殆ど無いけどストーリーの都合で追加できる
ここで描けるのは嬉しかった。

同時に妖怪の伏線も張れるから一粒で二度と美味しい。

そのエピソードだけで妖怪から神明になれるではないが
竜妖から竜神になる話が色んな意味がイメージが膨らめる。

2010/11/18

ルールのフラスコ

http://www.amazon.co.jp/Just-Six-Numbers-Forces-Universe/dp/0465036732/ref=cm_cr_pr_product_top

Just Six Numbers(6つ数値)

「宇宙でもっとも不可解なのは、宇宙が理解可能であることだ」とは、アインシュタインの有名なセリフである。人類は古代より宇宙を理解するための研究を積み重ね、そしてついに宇宙を支配する6つの数にたどり着いた。



その6つの数とは、物質間の相互作用の強さを表す「N」、原子の組み立てをつかさどる「ε」、宇宙崩壊の鍵を握る「Ω」、1998年に発見され大反響を呼んだ反重力「λ」、宇宙の構造を決める「Q」、そして我々の世界の次元を決定する「D」である。宇宙物理学は我々の存在がこの6つの数の微妙なバランスの上に成り立っていることを明らかにした。

 
..............ちょっと遠い話だけど
”ルール作り”というテーマは思い付いたのはこの本だけ。
 
世界(宇宙)のルールを、作れたのは神様
という前提で考えれば、
盤古の神々の試験では”ルール作り”も試験の内容になると思う。
 
5回目の試験内容はまだ白紙だが
これなら、いけそうかもしれない。
 
もちろん非常に難しそうテーマだが、
とりあえず俺はルールという意味を考えたい。
 
ルールの数値を変われば、ゲームのバランスは大きく変わる。
ルールも少し弄れば、全然違う世界になれる。
 
ルールの影響はこれほど大きいだから
普通の人間なら、大抵に大きなルールを決められないです。
 
どんな凄い人間でも国で数百万の人に
数十年の影響のルールを変わるのは精一杯です。
 
世界はそうするべき、という事を決める権利は誰もない。
自分の力で動かせるのは普通。
 
上の人間になるほど、ルール1つで変わる事が出来る。
 
だが、ルールは決めると同時に裏ルールや
ルールの隙間を作るだから、そこにも考えないといけない。
そしてルールを実行したから影響も考えるのは決め手の仕事。
 
こんな病んだ世界なんて滅んで作り直し、
こういう話はよく聞いてるけど
という考えは多分に神の発想ではない、俺はそう思う。
 
力を持つだけで、ごり押しは上位者になれない。
良いルールを決めるほど”見識”を持たないといけない。
 
神様はね、この世界をじっくり観ながら
ルールを修正や製作すると思う。
何も予想できるではなく、何を起こっても対応できるタイプだろう。
 
そして、これは恐らく一人の仕事ではないと思う。
複数な人を違うビジョンで一緒に考えるべき事と思う。
 
神ならともかく、人間をルールを作るなら
こういう姿勢で決める方が良いと思います。

普通描けるのは嬉しい.....

という訳でやっと通常スピードに戻った。

今回のネームは特に問題が無く
2ページ程度描き直すだけでOK貰いました。

今回の下書きは大幅にネームを拡大して
トレース台で修正する方法を採用......

でもさ、あくまでも勢いだけシーンしか通用しないため
使えるコマは限られている。
時間稼ぎでも3~4時間程度しかならない。

週刊の場合なら4時間も大切ですが
半月刊では有り難味はちょっと薄いかも......

でもやっていみょう。案外に価値があるかもしれない。

2010/11/17

我慢比べ

ちょっとこの1ヶ月の事を考えたら
マジで我慢比べだな...

病院で父さんの病気面倒する
普段なら親孝行はずなのに
うちの家庭事情で、かえって母さんに愚痴された。

でもまあ.....
母さんは愚痴しながら俺の辛さもわかって貰ってたから
愚痴くらいなら我慢してもいいと思った。

父さん入院した3週間
3つ上の姉さんは相変わらず
一銭も出ない上に父さんの面倒も1日もやってくれなかった。
暇がない、金もないと言いながら。

ムカつくだけどさ
ブチキレなんて、事態を悪化させるだけなので
やっていけません。

どころが、”我慢”という事の意味は
ちょっと考えてた。

結論まだ出ないけど
我慢を出来る人だけできる事があるかなっと。

楽しいだけではない、という人と付き合う時に
時々我慢が必要だろう。

恋人だってそうなんだ。

という意味では、深く関係で関わる人ほど
付き合う時は我慢が重要になるかなと思いました。

関係ない他人なら、我慢する必要がない。

2010/11/16

分配

ネームは進行中。

馬賢戦は3回戦初めて2回を続いたバトル。
今まで戦いは全て1回で決着いしたモノ。

意外に、まだ”この試合は長いな、いつまでも続くの?”
という感じはなかった。もう13回なのに。

ここからはそろそろクライマックスが来た。
ここまで、まだ飽きた気味が無いのはよかった。
このまま最後まで楽しめる試合になりそうです。

そして、全てキャラクターが出番はかなり分散されたから
心配したけど、最初は”あの人の出番はマダー?”
という感じも案外にそんなに強くない。

薛慶や黄雷くらいは少な目に感じるけど
他のキャラクターは大体バランスが悪くない。
黃亙の出番も少ないけど説明役に回したから
そこは何とか出やすかった。

殆どキャラクターはちゃんと2回分の活躍は与えたから
3回戦の感じが良いだ。

試験官の出番は少な目も難点だけど
そこは次回で与えましょうかな。

盤古のコミック状態

9  巻 ”仙試科挙の幕開け”   39~43章
10巻 ”虎親子”         44~49章
11巻 ”百仙戯‧筑字塔”     50~55章
12巻 ”百仙戯‧壁球戦”       56~61章
13巻 ”百仙戯終了”                62~67章+番外篇
14巻 ”莫高窟地下通路”              68~73章
15巻 ”倉頡迷宮‧一”      74~80章
16巻 ”倉頡迷宮‧二”      81~86章
17巻 ”倉頡迷宮‧三”      87~92章
18巻 ”倉頡迷宮‧四”      93~98章
19巻 ”月牙泉武舉‧一”              99~104章
20巻 ”月牙泉武舉‧二”              105~110章
21巻 ”月牙泉武舉‧三”    111~116章
22巻 ”月牙泉武舉‧四”    117~122章
23巻 ”混沌創世.上”           123~128章
24巻 ”混沌創世.下”          129~134章
25巻    ”魯泉與盤古”                 135~139章

2010/11/15

フルバトル

ネーム進行中。
今回も多分29ページ、しかもほぼ全回バトル。

基本的に”小技連続の駆け引き”だから見開きは無いが
何回も展開を逆転させて戦うスリルが素晴らしい一回だった。

盤古の戦いは豪快な大技ばかりだから
比べて魯泉戦に演出の華はやや劣るが
こういうアイデア勝負のバトルもなかなか新鮮です。

特に、単純に力比べ場合は貧弱な3人は
どうやって”条件”を揃って、劣勢から互角まで持ち上がって
後半はじわじわ優勢まで持って来る
そして最後は大逆転する”流れ”は今回の見所だった。

だがキャラクターやストーリーの点に関して
そんなに込める余地がないため、
ある意味は”ただのバトル回”かもしれない。

ここら辺は、読者にどう思われるでしょうか。

20日目

朝の電話が来た、父さんは退院できると聞きました。
いきなりだな。

でもよし。
予定より少し早めに戻れるのは何よりです。
回復ペースは速い。

これでようやく仕事をやれる。

ネームを続きます。

2010/11/14

資料など

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%A0
ミーム

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%AD
朱鷺

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%91%E3%81%AE%E5%9B%9E%E5%BB%8A
緑の回廊

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E5%AD%90%E3%81%A8%E4%B9%9E%E9%A3%9F
王子と乞食


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E6%84%9F%E8%A6%9A
共感覚



これは物語を作る時は非常に役に立つのテクニックと思う。

”数字”は”色”を置き換わる事というイメージして
簡単の例で言えば
”鳥”と”魚”を置き換われば
ファンタジーな風景を生まれる訳なんです。

モノだけ限らずに、”概念”を上手く置き換えれば
物語が鮮烈に何かが生まれ変わる。

もちろん書き手のセンスによるだが
星の王子さまやキノの旅ような
印象的な”国”を量産できる訳です。

キャラクターと同様、論理で世界観を作る方法が存在している。

全く違うモノを接点を探して
(陸で鳥、海で魚、鏡ような逆転”ポイント”を決める事など)
概念と絵要素としてうまく繋げれば
同時に良い演出とテーマに見つけられると思います。

理屈は簡単だが、膨大な素材量を用意しないと
中身ない安い作品になれるから
勉強を長く続く事が必要なんだ。

2010/11/13

信頼の効き目

「信頼は行動の集積」、という話があります。

信頼のは実に面白い事と思う。

信頼は習えるもの。

簡単で言えば、紙幣を流通できるのは
全て人が紙幣へ信頼があるこそだ。

我々はアメリカような銃を持たない理由は
アメリカ人の方が邪悪ではなく
普通、誰も銃を持たないから。

よぼと理由や犯罪者じゃないかぎり、
銃を持っている人は極端に少ない。
普通の生き方では、銃はそうそうに目に当たらない。


紙幣へ信頼があるこそ、買い物は成立できる。
そして、商店の商品へ信頼だからショップができる。
価格が一定の信頼があるだから、値切る必要もない。

当たり前な事に見えるけど
中国の旅行では少なく3つ目は当たり前ではなかった。
”観光客用値段”に騙される事は多かった。

みんなはどんな事を信頼するのは、
”全体的に出来る事”を変わるなんだ。

まあ、値切るのは値切るの楽しさがある!
という人があると思いますが、あくまでも例と思ってね。

ジャンプやサンデーは必ず毎週に出る、
連載作品はプッツリ消える事がまずがない
最低でも打ち切り、強引でも終わらせる、
こういう事は必ず叶えてくれるから、そこで信頼を作り出す。

当たり前に見えるけど、実は当たり前ではない。
(マイナー誌ならいきなり消えた連載がたくさん
必ず最終巻まで出てくれると限らないし。)


でも、必ず出来るこそ当たり前に感じさせるのだ。
そこで信頼を作る事ができる。

18日目

一応、パウチ洗い方は習いました。やっぱり臭い(笑
これで基本的な介護できるようになった。

まあ、今回来た介護さんは出来る人。
やっぱりこういう事は専門な人に頼らないとなぁ。

ようやくネームに専念できる。

本当、7割効率では今俺の仕事を完成できない。
今日から本当に毎日に家で寝られる.....。

2010/11/12

”もっとあってもいい”

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4088700910/ref=pd_lpo_k2_dp_sr_2?pf_rd_p=466449256&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_t=201&pf_rd_i=4088700546&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_r=13XRX57KK5GDMQ5HZ3RJ

賢い犬リリエンタール 4
これ、意外に人気があるんだね。

個人的に、ミステリーの話が大抵に外ればがりと思う
(心象風景の推理劇なんて難しいすぎるよ)

だがほのぼのギャグ系の話は良い、
特に紳士絡むエピソードは最強クラスと思う。

連載を全て読んだ、いい作品だった.......

今日は思い出した時にもっと違う感じがあった。

こういう作品は、この人でしか描けない。
もっとこういう作品があっても良いと思いました。



”今の読者がこんな作品が好きから作りましょう”
という考えから作り出せない漫画です。


かっと言って、読者に無視して独走した作品でもない。

どんなの漫画でも、ヒットさせるのは至難の業
予定通りある程度の長さを続く事も、なかなか出来ない。

特別な所があっても、生き残る事が非常に難しい。
漫画はこういうモノです。

でも逆に、短いだから作者の思い入れは凄く多くて
たくさん読者の好みを入れていたポピュラーなヒット作と違う
そこでしかできない味の密度が高いです。

だから、大切にこういう漫画を持って
瞬間の出会えを覚えておこう。

この作者の次回作を非常に期待します。

17日目

この前の介護は使えないから
明日から新しい人が来る、今日も病院で寝るー。

まあ作画は一段着落ので、とりあえずネームを考えます。
ネームは机がなくでもできるし
1日目は大体頭の中に膨らめるからいいや。

結局、今回の原稿は普段より5~6日遅くて
次回は挽回しないといけない。

84章もアクション回ので頑張らないと。
でも見開きはなさそう。

サンデーやジャンプを読みたい......
早く雑誌を手に入れたい。

2010/11/11

84章シナリオ

一応まず先のストーリーを考えます。

84章のポイントは”馬賢に勝てた”事。

要素を羅列するなら、

字カードのカラクリ
”与える”の攻防、この2つ部分。

ストーリーだけは簡単だけど
今回のイメージは何でしょう?

馬賢戦の特性は、
攻撃技はほとんど使えないまま勝ち取るの事。

本来、紙様のパワーが馬賢より劣るため
普通の攻防ならまず勝てないので
してだめなら引いてみろ、ような話と思います。

今回の話が弱い3人かかって強い敵を倒していく
こういうシチュエーションで
読者にカタルシスを与える事が重要だと思います。

ただその場から離れてた

火垂るの墓をもう一度を見た。
1回目を見た時はまだ小学生なのでよく覚えていない。

”清太が叔母さんの家から出た”
シーンを見たら、ちょっと昔の事を思い出した。

6年前、まだ連載を始めてた頃
借金を背負いながら所持金まだ少ない俺
生活面はちょっと厳しかった。

3つ年上の姉さんはその頃が
まだ仕事は無い、家ではオンラインゲームを遊んだ。

”アルバイトくらいしろよ。家賃まで払え言わないが、
せめて電話料金や電気代くらい手伝えよ”
と、時々は姉さんにそう言った。

姉さんは殆ど金がくれないまま
数ヶ月後に家から出た、そのまま戻っていない。
数年後戻った時は、結婚すると言った。

結局、姉さんは自分の家庭のために働けてくれなかった。

清太の事で昔事を思い出した。
一緒に働けて、家庭を支える事でさえ、嫌だったな。


嫌だから、ただその場から離れたの事。


姉さんは元々あんまり頼れない事が分かっていたが
まさか電気代でさえ出せてくれないほど頼れないと思えなかった。

今で思えば、
ただ”嫌だから何も言えずに離れてた”事は何回も経験した。

離れた者は責任から逃げられる(それで幸せになると限らないが)
残された者は、その分の仕事を耐えなければならない。


そんなに楽しくない事だって俺も分かるよ。

でも、もうちょっと一緒に頑張って働けてもいいじゃないか
と、思いました。

15日目

とうとう介護を雇った。

手術後は15日くらい退院できるという事を聞いたから
まだ10日かかると判明した。
さらに10日も病院にいるのは無理と思って.......

まあ、今日まで2週間も頑張りましたし
これ以上に仕事の支障を重ねたくないからね。

介護さん来た時、少し会話した
ちょっと違和感が感じると思った。

なんか、返事のタイミングは遅くて....
普段こっち慣れたスピードで話すのはちょっと付けていないかと。

必要事項のメモは書かないの、と聞いたら
相手は”字を書けないから”と返事した。

............え。

そういえば、あの人は中国から来た介護だから
台湾の漢字を書けないかもしれないけど

なんか違う。本当に字をあんまり書けないらしい。
相手から名刺を貰えると思ったら
電話番号しか書けていない。名前は書いていない。
その違和感はここなのか。

数字しか書けない、
そういう人は初めて会った。

盤古の主人公はまさにこういう人ですが
やっぱり字を書けないのはある程度に影響を出るのか。

字を読めないだからと言って頭が悪いと限らないが
でも”手段という幅”はどうしても狭くなる。

覚える事は比べて少なくて
実際に事務を繰り返すで覚えるしかない。

だから、”限られた事を信じるしかない”.......か。

教育の力は普段あんまり感じられないが
今日で初めて”字を読む”という力を分かった気がする。

”モノを知っている”だけで、
人間の背中に絶大な安堵感を与えるなのだ。

だとしたら、
字を殆ど書けない魯泉はあきれるほど”神を信じる”事は
現実なら辻褄は合うんだ。

2010/11/08

13日目

アシスタントUさんは背景を描く
助っ人Tさんのスピード線を練習中。

元々スピード線は得意の方なのですぐに使えるようになる
が、描き方はやや丁寧さを足りなかったので
慣れるまで何回もかかるだろう。

終わるのはまだ先、
とりあえず病院に戻れなければならない時間だ。

明日で2週なのか。(汗
この2週間、家で眠れるのはわずか2日。
マジで長いだった........

仕事の進度はじわじわ落後しまうので
これでロスが4日分まで溜まった。怖いよ......

2010/11/07

難アクション

今回のアクションは激しい。
通常バトルだけではなく、
回想でも相当にアクションシーンを含めている。

さらに、地下通路の背景も手ごわい。
しかもベタもかなり多い。

多分、蚩尤戦より難しい
3回戦では今まで最高難度かもしれない。
アシスタントが来てもそうそうに終わらない。

1時間後まだ病院に戻るので
続きはまだ明日にやってもらう。

2010/11/06

11日目

トレス台を病院に運びました。そこでペンいれ。
父さんは集中治療室から出たから介護は再開。

多分もうすぐに退院できると思うけど
まだ数日かかると思う。

病院にいる時は、作画は普段の六~七割くらい効率しかない。
明日からアシスタントが来るぞ。
もうそろそろ山場が来る。

こんな面倒な状態になるのはちょっと頭が痛い(汗

2010/11/05

通常ペース

やっと通常ペースに戻る。
頑張って抑えるつもりだが3日くらいのロスを喰われた。
結構大きい。普通の風邪くらいなら2日程度なのに。

そしてパソコンまだ直っていないから
いろんな事は出来ない。

ちょっと盤古の60章あたりからの感想やコメントを
読み返したら、凄いと思った。

連載は本当に普通に
毎回面白いで描かないといけないが、
本当に毎回面白いもんを描き出せると
読者の感想は読むだけで嬉しかった。

実はね、原稿を描く時点は精一杯で描くですが
次回になると先回の事(気持ち)は忘れていくから
いつのまにここまで来たのか、と驚くなのだ。

そういえばその時はワクワクで盤古の変身を描いてた
筑字塔は神回つもりで話を考えてた
紙様の伏線、みんなはきっとビックリするだろうなと思って
疫病神対地獄卒の展開はとても面白そう、
という感じて描き続けてた。

本当にいいな。
この先まだどのくらいこういう気持ちで描けるかな。

まだ途中なのにこの充実さ。
最終回はもっともっと嬉しい気持ちになるでしょう。

2010/11/04

独りは一人じゃない

古代の中国では”吾”は日本語の”私”と相当。

何故”吾”だろうと思った。
ありえないけど、まさか”五人”だからかな。

つまり”家庭単位”で人として見られる事かなって。

ちょっと前に考えてた事。

昔に、人間は”一人じゃ人ではない”
というイメージが持っている。

人間は最初の頃は集団。
個体の独立存在ではそんなに認められない。

独立の意識と思考でさえ、思ったより遅いに確立したもん。
そんなに考えなくでも、やるべき義務をやればいい。
仕事したら食べられる、子供を作れば種は続けられる。

通常定義の人間は独立な個体だが
一人じゃ上手く運転できない人が殆どです。

例えば教育程度が高い人思考は出来ても、
感情的に一人じゃ生けません。

もっと昔の教育レベルなら
本当に家庭単位じゃ絶対に生きられない。

個人的に考えてだが
自然の状態なら五人で一人なら
満足の教育でもせいぜい一人で半人前じゃないかなと思う。

一部の人が一人で一人になると思うけど
そんなの人じゃ、社会的にいらないかなと思った。

そんな人は他人を必要と思わないの同時、
必要されていないになりやすいじゃないかな。


大抵な人間は自分思ったような偉いじゃないと思う。
今まで数千年の遺産で、人間はやっと半人前になる所です。

ほん20世代の前に
我々はまだ”神の子民という集団の存在”だ。
一人単位の人間扱いはまだ普及していないです。

一人じゃまるで何でも言えない。
言い出せるのは”情報交換”です。思考ではありません。

思考したから出した言葉を言えるのは
せめて詩人くらいレベルじゃないと
文字通りに”話にならない”ようだ。

現代では簡単に大学に行っても、
基本的にあくまでも知識と技術を覚えるためです。
思考を言葉に変わる人は依然限られていると思う。

必要性が低いからね。そんなに難しに考えなくでも生きる。

古代の詩人は素晴らしい言葉を残した。
どんな時代でも、そんなの人が存在しています。


しかし、もしかして本当にずっと思考を続く必要の人は
ほん一握りじゃないかなと思う。

大抵の人は、自分の幸せのために
精一杯に頑張って仕事すればいいと思う。


おそらくこの先でも
人間はずっと感情的、何人を集めから初めて一人になるが
もしかしてこれはかなり合理的かもしれない。

だからさ、人間は啓蒙時代のお陰で
昔より賢くなった、みんなは独立に考えるほど偉くなる訳がない
(というか思考できる=偉いの事自体は違う気が.....)

産業革命のお陰で収入は格段に跳ね上がる、
一人で楽に一人の生活必要金額を稼げても
誰も立派な一人前になる訳じゃないと思う。

基本的に、独りじゃ一人になれない事。
この意味じゃ、昔のイメージが正しいかもしれない。

2010/11/03

8日目

無事で手術終了。
父さんは集中治療室に。

見た所は特に問題じゃなさそう。
目覚めを待つ、うまく回復すれば退院できるだろう。

ようやく今日から家に戻って寝ます。
おっとその前に下書きを続こう。

医者は特に言っていないけど
父さんの顔色は良いの方と思う。

父さん元々体は強いの方だし、
この時点で80歳超えでこの元気さ
多分このくらいは乗り越えるでしょうか。

2010/11/02

手術は明日

いきなり決まりました。
まあよし。あとは上手く行くと願いだけ。

手術自体は特に難しくないらしいが
父さんは80歳超えだから体力面が心配.........

こういう時でも原稿も描くなんて天罰されるじゃないかな。
でも仕方ないんだ....


......姉さん、手伝えてよ。(涙
丸1週の夜は俺が病院に残すのはちょっと......
1日くらい、父さんの側に居てあげてもいいじゃないか。

2010/11/01

6日目

父さん手術は必要ようだ。
いるかいらないかは良いとして
これを決めるだけで6日もかかったのか。

じゃこの先は一体何日かかるだろう。
普通に家に戻って寝られるのはいつ?

俺は独り子だから母さんは昼で俺と交代して
俺を仕事させるだけで精一杯
夜に病院に残すのは俺しかない。

休載を貰うのは体調を回復させるつもりなのに
これじゃ逆に普段より疲れるじゃねか。

ネームや下書き階段なら
まだ何とか病院に持ち込めて描けるけど
ペン入れになると作画さらに難しくなるし。

どうやら83章の原稿は多分病院で描くしかない。(汗
たまに漫画家が入院しながら原稿を描く話を聞いてたけど
俺のケースじゃさらにレアじゃないかな。
病院で親の介護しながら原稿を描くって.....


良い経験になる........のか(汗

2010/10/30

4日目

馬妖の描き難さが異常。(汗

父さん入院4日目。
何とか少しずつ良くなっているが、退院まだ少し先ようだ。

病院は机が無い、父さんを面倒見るの分
どうしても普段の作画スピードよりある程度に遅くなる。
まあ描けるだけでもマシだ。


83章の話内容は
”信じる価値があるかどうか”、”信頼できる相手なのか”
そういう次元じゃない。


”信じるしかない”の話。

厳しい環境で生きて来た人だけしか
出来ない考え方だ。

本来、そこまで厳しい環境で生きてた人は
普通なら利益最優先になりやすいと思うが
一部の人は考えるを諦めて、ただただ我慢で生きるようになる。

頭はそんなに良くない人なら
そうになるじゃないかなと思う。

別”それがいい”と思わないが、
やっぱり”今にいる幸せが当たり前”じゃないと思うから
手に持っている幸せを大切して

そして少しだけでもそれを糧として扱い
勇気を出して難関に向かうべきと思う。

2010/10/29

その間に

”努力すれば必ず実ると思うか?”
”いや、そうと思わない”

”努力は無駄と思うのか?”
”そうでもないだろう。”

”どちらも限らないでしょう。”
”じゃ、どんな時はどんな風になれると思う?”

”本は手離れれば地面に落ちるだろう。”
”どんな時に本は離れても地面に落ちなくて
逆に浮くと思う?”

”水面にある時さ。”

どのルールはどんな時に効く、それぞれなのだ。

二つ漢字に字と字の間に何かがある?
繋ぎがある。

ルールとルールの間に何かがある?
ルールを動かせる可能性。

星と星の間に何かがある?
線で星座を構成するなのだ。


見えるの二つ”ある”の間にいるのは”無い”ではないのだ。
”見えないの何かが”だ。


”努力しても無駄だ”と思うってしまうと
間の何かが”消えてしまう”かもしれない。
”増える”かもしれない。

何を消えたい、何を増えたいのは
人の信念次第。


その信念を、ハッキリ言えれば”何かが”現れる。
見えない何かが見えてくる。

言えない物が多いかもしれない。
心に置きたいものかもしれない。
見えないままの方が良いかもしれない。

でも、その間に何かがあるのは確かに。

”その間”を、考えて感じましょう。

2010/10/28

がう

うぐ、魏恩の出番は大幅に削られた。

確かにバランスとして今回は竜神回じゃないから
あくまでもサブとして描くべき、それは分かるけど
やっぱり俺的にこのエピソードが好きだから
思い切りに破格の9ページ回想を与えました。

..........結局はカットされて6ページになった。(涙

まあ他の2ページは確かに不要だが、
ラストの1ページの余韻だけ、本当に残して欲しかったよ。

2010/10/27

うーん、不運.......

マウス壊れたから新しいの買った後
パソコン壊れた、そして直す前に
父さん入院.......

ある意味、休載したからトラブルを起こったのはラッキー....
だったのか。(汗

オムツ換わりまでやなければならない、介護は大変だ。

こういう時は俺一人がキツイな。
3年前の悪夢が思い出した。(汗

面倒は俺でやってもいいけど
介護費用くらい姉さんか誰に助けてもらいたいなぁ。

ハッキリ言って、仕事しながら介護するのは無理です。

2010/10/26

最高速

83章ネームは3時間でコマ割とセリフ19ページ。
よし!

非常に手強いネームと思ったが
まさか後半の19ページが僅か3時間で内容決めた。

やっぱり後半は早いな。

2010/10/25

合わせる側

作家は基本的に合わせる側と思う。

儲かる作家は少し違うかもしれないけど、
基本的にどんなに売れる作家でも
最低は雑誌の方針そして締め切りを守るなのだ。

作家でも”仕事”として考えるべきだと思う。

そして本気に日本の条件を羨ましいなら
日本の作家と同等の仕事をしたから文句を言うべき。

そう、最低でも締め切りを守りながら
編集とちゃんと打ち合わせるようになったから文句を言え。

信じる事

立場を逆転させたら、
俺は嫌い人を信じる事を出来るかな。

この意味で考えたら、割と難しいと思ったね。
考えてみた。今まで嫌い人なら信じてみようと。

関わらないと始まらない。
関わると自然に信用できる所を確認すると思うが
やっぱり人と繋げる数が限られるから
関わりたくないではなく、”関わると時間が足りない”の事だ。

コレは普通だろうな。

まあ、漫画は極限状態で行く場合は多いから
”相手は嫌いでも信じなければならない”の事がある
現実はこういう事はあんまりない。


結局、こういう事はきっかけが重要だよね。
信じてもらって欲しいなら自分からきっかけを作らないといけない。
人を信じるなら、知らせる必要だってあるしね....

2010/10/24

逢魔ヶ刻動物園ストレート感想

まだ起死回生まで行かないが、この展開は正しいと思います!!
この作品は闘うの方が面白い!

表情もイキイキでよくなった、
前哨戦としてならコレが上出来し。


多分作者も知っているが、
あとはヒロインの見せ場を作る事。

多くなくでもかまわない。
印象を残りシーン1つさえあればいい。

蒼井はかなり可愛いですから出来るだけ早めに役に立たせないと。
園長も割りといけそうだけど、
この作品の初期生命線は蒼井と思う。

園長は好き嫌い分かれるタイプだが
蒼井は殆どの人が可愛いを認めるから大チャンスです。

俺は基本的にサービスを求めないが
代わりに本当に可愛くて良いヒロインが出るときがピンが来るのだ。

蒼井は絶対にこの作品のキーパーソンだ。
ケモノキャラは普通の読者にとってまだ少し分かり辛いので
初期は蒼井に頑張ってもらったら大きいと思う。

2日で

今週のコミックサービスはほぼ完成。
2日も使った。

少しネームや4コマとシナリオを大修正があるから
時間はそっちに喰われた。

こんなのマイペースで描くのはいつ以来だろう.........

でも終盤のシナリオ修正まだ終わっていない。
ラスボスを変わったため
追加したラスボスと機甲兵のキャラクターを考えないといけない。

終盤の話は大幅に変更する予定。
........でも意外にこういうがあるんだね。

科挙篇は予想以上に長くなったから
後段ストーリーになるほど、最初の予定は使えなくなる。

前半の百仙戯や倉頡迷宮は
初期シナリオより面白く描けたから、
最終戦は初期予定のままに描くと前半と比べてどうしても劣るになる。

だからシナリオを直せないとつまらない。
今で見れば、本当にインパクトが足りない。

前半はざんざん盤古変身とか筑字塔や霍安暴走など
イベントで盛り上がったから
最終戦は、”今までの全てを超える”つもりで描かないと
いけないです。


とりあえず、今日の仕事はネーム。

2010/10/23

このイメージで

........ちょっと考えた。

この曲でイメージにする
盤古の”ラストバトル”を考えれば.......

..............
終盤のシナリオは書き直す事になる。
元のシナリオは、この壮大感は出てません。

この曲に相応しいの戦いは、どんなの風だろう?

魔都上海篇のネタでここで使え切ればどうだろう。
妖怪の話は殆ど触っていなかったが
ここから伏線を張ればまだ間に合うかも。

本当にこの線を採用すれば、最終イベントのページ数は
1巻分を追加しなければならない。

もう理屈より、気持ちの問題と思う。
1つ名曲とこっちの覚悟を賭けてこういうラストバトルを描きたい。

ならば、テーマの問題に持ってくる。


テーマは、なんだ?

本来、妖怪と神明のテーマは”ルールとルールの挾間”だ。
だがそれはあくまでも魔都篇のテーマ
そのままにここで使うのは駄目だ。

ちょっとランクを下がって
ヨーセブの話も合わせて、妖怪立場の輪郭を描こう。

”意識体”の話になる可能性がある
なら盤古の”行方”も変わるかもしれない。

元々”文字”は人間の意識レベルを示すの道標なのだ。


上限は無いが、無限ではない。

誰かが”一人で大きな力を持つ”ではなく
”それぞれの力を合わせる”の方がこの世界を成り立ち方です。

 ムリヤリでも仕方なくでも好きでも嫌いでも関係ない。
俺らの気持ちと関わらずに、そうだったと思う。


とは言え、ルールを”歪む”妖怪 はここで出るのは
やっぱり難しいよなぁ.....。

科挙篇のシチュエーションは全面総攻撃に合わないし....
まあ、これは1日で考え出せるもんではない。

続きは、まだ別の日に考えましょう。

けっせん!ディアルガ!

http://www.nicovideo.jp/watch/sm12094437

単曲の感想。

ポケモン実は殆ど遊んでいないが、
この曲を初めて聴くと何故震えた。

なにこれ。子供向けのバトルBGMではないぞ。

壮大な”時と空間の流れ”というイメージが感じる。

ゲームのバトルBGMで
”時の流動の荘厳感”を感じるのは初めてと思った。

この曲を聞くだけで、
良いラストバトルのイメージが出てくるよ。
素晴らしい........この曲だけでも500円くらい出せて買いたい。

雑誌の部数を引き上げる

昨日はこの事を考えている。

大好きなサンデーは部数がガンガン減っている
ジャンプはほぼ現状維持くらい。
だが、あんまり増える事が出来ない。

どんなの作品が雑誌の部数を引き上げるだろう?
今ではネット連載しているけど、この事は応用できるかなと思った。

まあ普通の考えれば、ヒット作を出せば良いが
今はコミック派の人が多いため
1作品だけでは雑誌買うまでならないと思う。

ジャンプでさえ、ミリオン作品がいくつ持っているのに
なかなか部数は増えないね.....。
ジャンプのストレートな娯楽性があるこそここまでやれるんだ。

やっぱりただ面白いより別の何かが欲しい。
新参読者を探し続けるのは必要と思う。

この事はどんな凄い作家でも流石に一人は無理でしょうね。

最近の少年漫画は、ちょっと”今まで遺産に頼り”気味。

作品の特化は必要だが、ただ特化に頼るだけでは
一部の人しかに理解されない
普通の読者にとって読み辛いマイナー作品になりやすい。

特化しながら”誰も参加しやすい、読みやすい”の内容を
考えるべきだろうと思う。

この点で考えれば、いくつ線が可能だが
今まで見ました連載からすれば
担当と漫画家は同時に理解しなければならない
しかも実力が無いと出来ない。

今までの経験は、どんな説明しても、理解できない人は出来ない
新人は経験が無いの分、優秀な編集でカバーするしかない。
でも人は相性あるだから、結局出来る人は本当に限られてる。

道理で連載は”当たる”で説明の場合は多い。
条件揃うために、本当に苦労になる。

本当に”当たるの匂い”を分かる人が居ると思うが
条件を揃わないと難しい、さらに人間は変数だから
出来るものはパートナーを変わると出来なくなるのはよくある...

盤古で積み上げた経験は聖剣に
そのままの力を発揮する事すら、なかなか出来なかったし..。

2010/10/22

雖然很樸素不過..

越理解到自己身上擁有的珍貴東西是有多少從別人給予的,
就越懂得如何感謝別人。



雖說"這件事情從來沒有人做過",但仔細想想差不多每個新發明被做出來之前都是這樣...

83章シナリオ完成

..............え。

なにこれ。27や29ページじゃ全然足りない?
30ページ台が必要なの?

竜神の回想は結構別格、
今までの3、4ページような簡易回想は足りない。
7~8ページが必要だから多めになる。

同時に、馬賢のフラグも必要だから
色んな意味では25ページクラスの量は足りない。

ある意味今回は時間が少し余裕は持っているけど
スタートから無駄は出来ない。
明日はネームを描く、そこで何とか29ページに抑えてみる。

2010/10/21

人間関係

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E9%96%93%E9%96%A2%E4%BF%82

今日はちょっと考えてた。

漫画はキャラクターがポイント以上、
人間関係はほぼ最重要の要素と言い切れるはずだが
”人間関係”というテーマで描いた作品は......

あれ、無い?

人間ドラマという言葉はよく聞いてる
そして人間関係は誰も無視できない。

なのに、要素として最重要、ジャンルとしてまだ”無い”、
....という事は、よく考えるとちょっと変じゃない?と思った。

これ、案外に描ける価値があるテーマではないかな。

今まで誰も描いたモノなのに、
単独にテーマとして作品くらい作ってもいいじゃないか。

2010/10/20

水に流して

83章のストーリーは、竜神の”1つ目漢字”。

話の流れは

魏恩の回想
馬賢と魯泉の対話
馬賢はきれる、戦う開始
密かに紙様の戦い
魯泉の回想に”魏恩の昔話”
魯泉の”文字幻術”で反撃開始。

昔の出来事を、水に流して..........
という話は出来なかった竜神は忘れないまま神様になった。

暴れる妖怪だった魏恩は、
昔の自分を覚えながら乗り越えたから
今の達観を持ちながら確実な信念を信じて
嫌われることを怖くなく、人々へ”雨水”を与え続けてた。

”何も起こらない”のは、実は”無事”のもう一つ顔。
それが神様の一番の誇りと思っているでしょう。

83章は”何故俺を信じる?”という話になる。
神を信じるのはほぼ無条件と見えるのは不思議ですが

商店に置く商品は盗められない前提で売れる場合がある
(もちろん防犯センサーがある店が多いけど、無い店だってある)
こういう”信用”の範囲は色んな意味では面白いと思う。

人を信用しないのは、大抵傷付けられた経験があると思うけど
人を信じることは、学習で身に付けるものなんだ。

信仰は理屈だから、人間を裏切れない分
そこが案外に強いかもしれない。



という訳で83章以降の話も考えましょう。

とりあえず馬賢戦をクリアすると
盤古の話が1回を使って、
霍安の過去篇と霍安対呉氏親子戦は同時にやる。

えーと、地下通路戦はどのタイミングで行いましょうか.....

この線で考えれば
”地下通路戦”と”盤古と霍安VS呉鎮対呉錬”
も同時にやるの方は盛り上がるだろう。

正確で言えば、同時やるの地下通路戦は”魏恩VS韋大空”
ここがクライマックスだ。3回くらいかかる。

その後の”馬賢VS畢輔+趙牙”、"薛慶VS裘青"(瞬殺
と”黄雷と羅剛コンビ”はオマケ程度で3回戦終了。

メモ。ここのトリックは、薛慶が”息と析”
魏恩は”混沌”、韋大空は”窫窳”、
そして仙具”孟婆湯”。



後半の組み合うのは複雑だな.....上手く行けるかな。

大人と神様と金銭そして子供と妖怪とビー玉

http://www.gizmodo.jp/2008/05/post_3594.html

ビー玉迷路


神明と妖怪の話を考えるときは
ちょっと思い出したモノがあった。

......基本的に、子供と妖怪がセットで考える事が多い。
不思議と言えば不思議だが、
よく考えたら当たり前かも。

神明は秩序なら、妖怪は渾沌という意味が持つ。
丁度子供と大人ようか関係に似てる。

が、子供は大人に勝てず、と言う意味ではなく
それぞれ割役が持っているという事。

だが、と言っても基本的に対立する関係ですから
価値観が相違いからルールとルールの挟間という
関係になると思う。

......食物連鎖ような関係で平穏な関係ではないが
やっぱりそれなり必然性があるし...

でもちょっと違うかな。
食物連鎖でも子供と大人の関係、
どちらもなんか違う.......


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%92%E9%AD%82%E3%83%BB%E5%92%8C%E9%AD%82
荒魂と和魂

元々同じものの両面。


と、
”さえあれば”と”さえなければ”の話。

よく”力さえあれば”、”金さえあれば”という話を聞いてる
でも基本的にこういう事は無いと思う。

”人間さえなければ地球なんてもっとよくなる”
という理屈が似てる。

薬で不幸の人は”薬さえなければ”の話もある
こういう時間軸の後退願望(つまり今よりずっと前に状態)は
どれもなにもならない。

科学さえなければ、政治さえなければ
こういう願いは”昔の完璧”に戻りたい事。


だとすれば、霍安の昔の妖怪仲間を機甲兵でセットして
ラスボスとして出てくる方が良いかも。

.....なお、問題はただ1つ。
相応しい、強そうなラスボスを作る事。
それ、割と苦手だよ...(汗

ダウン手前

...........間に合わなかった。
昨日は体力の限界で、無理せずに寝ることになった。

これ以上に描くと体調は崩れる判断で
仕方なく編集長に相談した。

最近のペースじゃずっときつく。

今年は病気で倒れるのは2回。週単位で続いたタイプ。
ちょっとやばい。

何とか頑張りましょうという意地で続いたが、
ここからの仕事は今までと違う

”倒れるまで頑張る”ではなく”倒れちゃいけない”の性質なので
ここでこそ、”休み”を取ると言い出した。

遊びたい訳がなく、むしろ休載でも仕事するつもりだが
だからこそ一旦に体調の整理を行います。


ここから話が盛り上がる所なのになぁ。

82章辺りからは16巻収録の範囲。
シナリオを見ると凄いと思った。

この6話は恐らく竜神と疫病神、両方の過去話を触る
物語の全体から見ても相当に大きなイベントだ。

週刊誌の例から見れば
面白い作品の場合は大体20巻前後でピークに迎い
盤古は多分そのくらいの面白さを続けるはずだ。

まあ、とりあえずちゃんと体を休養させるから
ガンガンでクライマックスを描こう。

2010/10/19

うわああ朝に

残り6ページ........これは本当にヤバイだぞ。

ここからは原稿を仕上げるまで寝ないモードなので
苦しい展開になってきた。

あと6時間が欲しいなのに
もう朝なので質実にほぼタイムリミット。

................こういうのは一番辛い所だ。
もう間に合わないでも
”出来るだけ落後の幅を押させろ”という感じでやるべき。

やっぱりサインの時間の分が足りないだなこりゃ。

2010/10/18

弱さと向き合う

自分の弱さと向き合うことで打たれ強くなれる


.........という話があったが、これ難しい。

欠点を消すより長所を伸ばすの方がプラスになります
今まで経験はそうだったが
どうしても欠点のマイナスが大きい過ぎて
無視出来ない場合はある。

その分、乗り越えた時は大きいと思う。

欠点は”特性”上、場合によって
一転でプラスになれる事はよくあるけど

マイナスのままプラスになれないの場合なら
向き合う必要があると思う。
”プラスになれるように工夫”は考えないといけない。

ケースバイケースの事だからあんまりハッキリ言えないけど
とりあえず、人の話を聞くのは本当に大切だったね。

今回の事件で例をすれば
今まで自分の言い方は”人によって悪口と変わらない”の事。

編集長が言ってくれなければ、
多分まだ数年かかってでも気付けないと思います。

”自分の悪い所”を気付ければ
今まで”誰の悪口を言っている”という事実も気付けてる。

自分の価値観の歪みポイントも理解して
前より少し冷静的に事を見えるようになる。

それだけでも一歩前進ではないかと。

酷いケンカで友人離れになる前に気付けるのはマジでよかった。


みんなはそれぞれの弱さを持っている。
自分で何とかするしかない。

友人の事も似てるけど
”そこにいる弱さ”をとっくに知っているのに
どうかになれなかった。

何年間で何回も話し合ったのに乗り越えなかった。
力になりたいからケンカまでしましたが解決できなかった。

まあ、よく考えれば
俺のあの問題も多分5年以上に俺を困らせたが
なかなか”見つけなかった”。

真正面に弱さに振り向ける事はこれだけ難しいよね。
きっかけが無ければ、物凄く時間かかるのだ。

2010/10/17

厳しいまま

アシスタントUさんは8時間も働いて
背景を描いてくれた。

同時に、こっちは背景とサインイラストを描く
終わった頃やっぱり今日は既に半分過ぎ。

まあ午後は仮眠取ったから
今夜まだある程度に描けるけど、そんなに描けないでしょう。

6~7ページくらい描ければ上出来だと思う。
全ての勝負は明日だ。

1日の効果処理18ページ普段ならほぼ不可能だが
今回の半分は紙様のターンなので、作画は簡単の方。
出来るかもしれない。

策と運

盤古が始める前に実はある人が俺に
”玩具やアニメ向き、日本人じゃ描けなさそうテーマで
健全で子供向き、中国人に好かれそうな作品を考えてくれ”
言っている。

その時は
”そうか。いいよ、その事も含めて考えます”
くらい程度やっていましたが、特に気にしませんでした。

その人は後で何処で行ったから
結局盤古の構想は別の所で連載しました。

その言葉は連載の前半にあんまり関係ないけど
回数を重ねて、その意味はどんどん現れる.......

1年目の頃は全然目立てないが
後ろになるほど漢字のテーマとゲーム性は
段々力になって、この作品しか出来ないパワーを
発揮してくれた。

もちろん、作品自体は面白くないと話にならないが
色んな意味で序盤はそこを考えてたこそ
後半になると役に立つの方向性であった。

商売の世界に色んな事では運次第と思うが
対策が捻る、予備のネタを貯まる、価値観を受け入れるほど
運任せ比率が低いなっていく。


まあ、ケモノ要素で当たったのは完璧に運だったけど
その辺りは”好きだから”の力でしょう。

まさか”ケモノキャラは商業誌では殆ど誰も描いていない”
の事は、マイナスもプラスもなれると思わなかった。

それも必要だと思います。
それがないと、どの作品は似てるモノになってしまう。
計算じゃ出来ないモノは時に良い意味で意外性を誘う。

”好きな事”があるのは良いと思う。
だがどんなの事でも”一定の範囲と条件でしか効かない”から
そこには必ず気を付けないといけない。

これからまだまだ山積みの問題だけど
しっかり考えれば1つ1つ乗り越える事が出来るでしょう。

メイン仕事はサイン

助っ人はベタをやりながら
俺はキャラクター完成、そしてコミックのファンサービスを描く。

これは案外に時間かかります。
4時間かかって約半分.......これからさらに4時間が欲しい
しかも背景まだ2~3時間くらい必要。

これじゃ原稿の方は残り2日弱............

背景完成から必要時間は
1ページ1時間で計算すれば大体25時間くらい。
早くでも20時間......うーん、徹夜でも難しい。

今回アクション少ないのは救いが
やっぱりこの調子じゃ、あと半日くらい欲しいな..

2010/10/16

取り戻せー

今日は昨日の分を挽回したいから
18ページのペン入れを描きました。

まあ、それでも21ページまでしか描けないため
取り戻しても、まだ少し足りなかった。

でもこれは本当に週刊ペース........(汗
18ページは自己ベストだし。
しかも、これはコミックスのカラーカットも挟んだ.....(汗

午後1時から朝6時まで、
食事や休憩と仮眠時間は5~6時間くらいとして計算すると
約11~12時間で18ページとカラーカットを書き上げた。

うお、これは本当に良いペース...

なんか今年になると自己ベストをどんどん更新していく.....
ネームも下書きもペン入れも昔より一段より早くなった。

半月刊連載とダブル連載は良い修行になったな...。


...........あれ。
でもさ、これは一応必死に描いたつもりだけど、
結局.....実質は12時間も働けてなかったワケ?!

金鉱と炭鉱

http://twitter.com/FAUST_editor_J/status/27462674309#

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%AD%E9%89%B1

一応メモ。


人はそれぞれ才能が持っている。
だが、その才能は発揮できると限らない。

最近は、その才能を”誰か”が分かってもらって
そして”正しい場合に”使わせるからこそ輝くと分かった。

そう、自分を知っても分かってもらうと限らない
さらによくあるのは、自分の才能すら理解し切れない。


さらに、才能と言っても様々。
正確で言えば、全ての才能は”輝く”と限らない。

金鉱は、金を開採する事ができる。
金はキラキラして高価値、誰も欲しい物なのだ。
比べて開採技術も高くない、金鉱自体は光って見つけやすいし。

くらべて炭鉱は低価の炭を出產する。
そしてガス爆発や粉塵爆発、災害は割りと多い。

だが....
金は炭より高価、殆ど人は炭より金の方が好きですが、
”金鉱”は”炭鉱”より有価値と限らない。

需要や出產量で、条件を一転する事ができる。

炭の価値を知っている人は
炭鉱から素晴らしいものを掘り出せる。

それが、それぞれ才能と才能の使い方と思います。

2010/10/14

あと一息

下書き完成して。打ち合わせも終了。

ここまで来ると
プロットとネームは3日、下書き2日
ペン入れ2日、効果線3日とトーン1日
連載1回11~12日の体制はもう完成に近い。

あとは、2人目のアシスタントを確保すれば
ほぼ来年のスペシャル仕事を対応できる。

今年終わる前に、今まで”ヘルプ”の人をスキルアップさせ
”アシスタント”にクラスチェンジを完成しないといけない。

ふわあ。凄い事になったな.....

少し取り戻し

落ち込むからなんとか回復して
今日は進度挽回。

22ページまで描きました。
10時間で一気13ページを進んで、少し取り戻しました。
下書きは確かに昔より早くなっている。

ギリギリ2日で終わりそうな所まで来ましたが
まだ少し足りない。

まあ、慣れればジャスト2日で完成できるだろう。

明日の午前は最後の3ページを描けきれば
ペン入れスタートです。頑張りましょう。

2010/10/13

それぞれ2

そして眠れなくなった。

敵を作るのつもりは無かったけど
結局それは敵対状態を作るようなもんだ。

自分の心のバランスを取るため
色んな事を”それが悪い”と、勝手に決まりました。
今までずっと。

それを気付くと、全てが自分に跳ね返し。
苦しかった。

それに、これで問題は解決した訳ではない。
その苦しみを人を押し付けないようになったかもしれないけど
依然、自分で何とかしないといけない。


何処で描いても、大切な友人に認められたい。
この事はプロになったから難しくなっていた。

プロだからこそ今の作品を描ける。
本当に出来るだけ面白い漫画を描き続けたい。

でもプロじゃない時と、プロになったから
何人の友人に別の”標準”で見られたのは寂しかった。

もちろん、昔と変わらない人もあるが
たくさん理由で気まずい、遠くなって現実はあった。

もしかしていつかまだ一緒に、
あるいはあの人と縁が今まで続けただけでもよかった
とか、せめてこのくらい思って欲しい。

あいつらが悪い、ような考えもうやめて欲しいなんだ。
寂しさくらい自分で何とかしろ、の話だろうな。


これからも出来るだけ良い作品を描く。これ多分変わらない。

もし、あいつら今でも盤古を読んでるならいいな....と思う。

早くない.........

何とかここまで下書き9ページ......。
今日のペースはあんまり早くない。

せっかく先回はコツが掴んだが
今日は少しショックを受けたため、力はなかなか入れない....

これじゃ明日は16ページに残っている。
......うーん。難しい......

2010/10/12

それぞれ

前日に言った話は人と話しました。
.........ちょっときつい話だが勉強になりました。

とりあえずポイントは
”だから、あなたにとってそれは”事”かもしれないけど
その人にとって、
それは事と関わるじゃなく、人(彼自身)と関わる事ですよ。”


あ。ヤバイ。そういう事なのか。(汗

人のやり方はそれぞれ
距離感もそれぞれ。

それはずなのに、俺のやり方は
”すべて人の関わり方が一致させた”の事だぞ。

あんまり都合良いの言い方ですよ。

何があったら、いつも”俺はお前の事を言っていない”で言い訳で
別の形で文句を言うと等しいじゃないか。


”事に関わる”のは良い響きかもしれないけど

言い方を変われば
場合によって、それは”人と関わらない”という意味になるぞ。


所々に変と思うけど、まさかそういう話になるのは。
他人が変ではなく、俺は”個別性”を尊重していないだけだ。

俺は、”統一された正確の何かが”求めすぎる。

2010/10/11

コミックサインは1日かかる

だから今日はまだネームを修正していない......

今回も量が多くて難しく丸1日を使った。
面白い絵は多いけど、時間は食われたな.....

今夜は急いでネームを修正しないと。
確かに2時間くらいあれば済むだけどさ.....

コミックの仕事は頭を使って疲れた。
眠い........うわヤバイです。

環境と返事

”環境”のWIKI。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%92%B0%E5%A2%83
主体をどうとらえるか

より厳密に考えると、環境とは、あるものを主体にとった場合における、それを取り巻き、直接間接に関係を持つものすべてを指すものである。したがって、主体をどう取るかによってその内容が変化する。


たとえばある動物の種を主体に考えた場合、その種を取り巻く他種の生物との関係(食物連鎖や競争関係など)、それにその周囲の物理的・化学的条件が環境として挙げられる。しかし、その種の中の一個体を取り上げた場合、これに加えて種内の個体間の関係(個体群密度や家族など)を環境条件として考えなければならない。たとえばある個体群の増加率はその密度に依存する場合があり、これを密度効果と呼ぶ。



....今日は少し事を考えてた。
”別に嫌い訳ではないが、なんか会話しない”の事。

多分、話のテーマは興味ないだけではないかな。

少し前”環境と反応”の事を触りました
その時は確かに人間は”ある事を反応した”と認知した。

そういえば、同時に”スルー”も反応の一種だった。
別におかしくない。


だったら、問題は”人は、どんなの事を興味を持つ”になります。


いつもそう思うけど、漫画好きそして描いてる訳でしょう
じゃ何故俺の言っているテーマはスルーされるだろう。
構成とかアイデア発想とか、面白いじゃないか。

いつも”面白いから興味を持ってもいいじゃないか”
と言いながら、割と場合はノーリアクション。

会話と違って、BLOGで文章を書くのは
”ノーリアクション”こういう事はよくある。
これも別におかしくない。

今で考えれば”別にそれを興味がないです”というリアクション
が取られただけ。

正確的、”興味があるかもしれないけど反応はしないだけ”
と言うべきと思います。

人間は自分に返事する人と話したい、
だからそういう人間と好感度が上がり易い。

これは普通の事と思うけど、
やっぱり俺通常は”特定な人へ伝えたい事を言う訳じゃない”から
BLOGなど、”リアクション”をもらえ難い形で
自分話したい事を書く。


返事してくれたのは”そのテーマに興味がある”人と、
”俺と仲良くにやりたい”人と思う。

肝心な”伝えたい人”は、返事率はビックリするほど低い。

......”言いたい事があるなら、直接に私に言えばいいじゃない?”
という話は言われた事があるけど

やっぱり”君に”は重点ではなく、
”伝えた事の自体”がポイントだからいつもこういう言い方で、
と思うなんだ。


でも今までの経験からすれば
”(人として)仲良くするつもりは無いなら、こっちに話し掛けないで”
という事になりそうです。


そういえば、俺を使う方法は”作家や学者と人の対応”のやり方。
”友人と友人”のやり方ではなさそう。

でも、昔にバッサリに関係を切られた人の事を考えれば
”関わり”は無くなるポイントは微妙に納得できない。


.......もしかして、人間は例え”興味がある”のテーマでも、
”気にいた人と”しか話し合わないのか?


やっぱり、普通の人間にとって
”人として関わり”だけしか出来ない
”事として関わり”という話が難しすぎるのか?

2010/10/10

追い風

日本語の”追い風”という言葉は好き。

周り人と事を背中を押し付けてくれる時は
不思議な感じがする。

平行線ではなく交錯した瞬間
そういう感じは特別だ。

どんな頑張っているつもりでも
俺一人では出来る事は限られてる。
漫画を描く事以外、本当にあんまり力が持てなかった。

よく考えたら人々から助かれた事はいつもあった。
大抵な時は恩返しは出来なかった。


自分が大きくなる時に
どんな”風”でやっていくのか。

俺も、人の”追い風”になれるかな。

機甲盤古第82章ネーム完成...?

...........なんか今日は眠くて今やっとネームを完成。
凄くタイムロス。3時間で完成できる量はずなのに
結局倍の6時間もかかった。

一番気になるのは、ラスト手前の2ページ。
そこだけテンポやや速い。
もう少しゆっくり進めて緊張感を作りたい。

でもそうになると27ページになる。
それはそれで困ります......

まあ、とりあえず明日は他の仕事をやりながら待つ。


------------------------------
今回のネームは、少し所が直す。

ページ数だけ考えれば3ページ程度ですが
他のページにも影響を与えるから数の割りにややこしい。
明日もう少し打ち合わしたい。

今日も眠いな.........涼しいだから良く寝るね(汗

2010/10/09

2/3地点

ネームは大体の形が出来ました。
後半はセリフとコマ割りだけ描きました。

この13ページは4時間くらいで完成。
.........うわあ嬉しい。
絵を埋まっても合わせて7時間くらい済む。
これじゃ2日で1回を描ける事もそろそろ出来るじゃないか。

絵は後回しに内容とテンポだけ先に決めて
こういう描き方はどんどん定着する。

先回と比べて落ち着く内容だった。
.....まあ、疫病神のテンションを続けるのは無理だし

今回の半分くらいは魯泉のターン。
インパクトは劣るが、代わりに読むと凄く安心感がある。
心が温かい.......こういう話は絶対に欠けないだね。

”救い”のは、この物語にかなり重要なもの。

霍安の話がインパクトがあるけど案外にリスクがある。
何回にも続くと、作品自体を読むのは嫌になるんだ。

2010/10/08

良い事があるはず

てなわけで、年末のスペシャル仕事は決まり♪
これはなかなかすごい仕事、漫画家にとって嬉しい話。
上手くいけば、来年も楽しみです。

今の所は82章のネーム半分。12ページ。

盤古81章はいつもより上回りアクセス数を取っている........
疫病神は人気だ。

だが同時に、霍安を嫌い読者も多いから
今回の手は一回きりです。恐らくここからは許せない。


面白いのは
”霍安はやっぱり別格に強い!そこらの雑魚と大違い!”
のコメントが多い。

この漫画にパワーバランスがほぼ固定されたため
レベルアップやパワーアップのイベントは起これない。

本来、”病”部首の漢字は特に強いではなく
よくでも真ん中クラスの部首くらいしか入れない。

それを考えなくでも、
霍安は神官クラスにも特に強いではない
竜神より弱いイメージが持っているですし。


それでも、”強さの表現”は少年漫画の重要課題です。
演出で上手くカバーして
成功に霍安の強さを伝えてたのはよかった。

次は、呉錬はさらに強いを見せてなければならない。
この意味は良い勉強になる。

それぞれキャラのパワーも勝負の勝ち負けも
大体既に決まりから、
どうすれば元々勝てない闘うを勝たせるのは
バトル漫画の真髄だ。

2010/10/07

あっちとこっち

やっぱり色々は無くて出来ないな。
でも余裕があっても恐らく興味にしかやらない。

こういう意味では”欠ける”事は重要です。
欠けるこそ動ける。

よく”金持ちになったら何をする”とか
”満足に幸せになったら何をする”の事を聞いてるけど

本当に満足したら、やらない方が普通。

もちろん貧乏すぎるもやる気が出ませんが
”何処が足りない”くらい中途半端に状態こそ
やり易いです。

極端例なんて、参考にならない。
元々完璧になるまでやらない意味は、
”いつまでもやらない”と同じ意味ですから。

ですが、”やり易い”は”そうになる”と違う。

いくらやり易いでも、信じなくてやらない人なら
”そうになるのはまずありえない”事になる。

仕事は、やらないといけないです。

いくら条件を整えてても
やらない人に当たったら全てが無駄です。

大人なら仕事しない人はご飯を食べる資格がない、
コレは当たり前の事と思うけど
今の時代では意外に割りと結構な人はそうにならないだね。

金を払う側なら我侭くらい許せるけど
金を貰う側が我侭なんて、ああいう人は何を考えているだろう。

29だと...

今回のプロットを見る限り
内容はテーマがハッキリして良い感じと思う。

が、29ページになりそうで......これは困ります。
今回の話は4つパートで構成される。

殆どテーマの”信頼”と繋げているから
今回で一気に4つパートを描き切れる方がベスト。
ラストの引きも、そこでは効果絶大と思う。

でも今の状態じゃきついよ、29ページなんて.....
上手くやっても多分27ページになりそうで
それも難しい。

例えば今回はアクション回ではなくでも
13日で27ページを仕上げるのは容易じゃない。
むしろ冒険です。

.................まあ、とりあえずネームを始めるから考えよう。



ちなみに今日はアクセス数を見るとちょっとビックリ。
このBLOGは、このくらい人が読んでるのか。

まあそんない多くないが
こっそりに書いてるつもり日記の割りに多い。

ちょっと変な日本語で書いてたのに。(汗

大金持ち

..........そういえば、ここから呉錬のターンが来るけど
キャラ的に俺は呉錬をまだそんなに分かっていない。

正直、霍安と比べてやや安ぽい悪役だから
もう少し考えて欲しい。

で、大金持ちはどういう事だろう?

呉錬は実にさるお父さんでモデルなのだ。
その父さん若い頃に家産で金持ちだけど、
実は分相応の教育程度がない。

だから金を留まるテクニックは無くて
ギャンブルで全てを負けて、二度と立ち上がらない。

この意味では、呉錬はややマシだけど
俺のイメージはこうです。

台湾の一昔前の人は本当に実力でなく
時運の恵みで大金持ちになる訳。
そして、後半生はその金は基本で守り切って暮らせる訳。

でも、俺は金持ちの経験はありませんから
これはあくまでも想像でカバーするところが多い。

こういうマイナスイメージはいいとして、
呉錬の過去を考えましょうか。


呉錬は、最初は”戦いの神”になりたいだった。
でもやっぱり青年時期で金が無いと全てが上手くなれなくて
大人になる頃は金が大切と思っている。

多分、自分贔屓の軍隊は資金の問題で
仙具も武器も相手を負けてて、人々を死なせただろう。

そして呉錬は家業を継ぐ事になった。
戦いの夢を諦めて、家庭を作ってしっかりに
祖先の遺産を守りに行く、と思うだろう。

多分、呉錬は自分の頭が悪いくらい知っている。
金でたくさん人を雇う、できるだけそれをカバーしたいでしょう。
おそらく彼はそれが良い策ほど言わないくらい知っているだろう。

やり方は間違っても、それしか知らないだからやるしかない。
証拠隠滅のやり方を知っているほど賢くない。

だからこそ自分と大違い賢そう息子に大きいに期待して
自分の過ちや不足を繰り返したくないでしょう。


色々複雑だけど、彼の頭に
ただ1つ事しか回らない。


とにかく息子に幸せをあげて欲しい。



これしか考える余地を残っていないでしょう。
親バカというキャラだけは、俺はよく知っているからね。

”家業を継ぐ”という事は、
もう少し前に本当に当たり前の事です。

人間は個体として生きるのは、実はこの百年.......
いやこの数十年になったから許せる事と思う。

神と同じく、”たくさんの人”の生計に関わる時
多分そんな気楽に”自分なり生き方”を選べないだろう。

呉錬の頭はそんなによくないだからさ
呉鎮ような、巧く逃げ方を見つけなかったでしょう。

2010/10/06

機甲盤古82章シナリオ

(辞書読む中)

..............糸部は凄い.........

まさかここまで攻撃力が持っている部首と思わなかった。
これなら馬賢相手でも劣れずに互角に戦えそうだな。
心配する必要はないみたい。

という訳で、今回の黄雷の相手は多分残神に決定。
歹部もかなり凶暴だぞ、黄雷のレベルじゃ確かに打つ手なし。
まあ、元々”勝たせない勝負”だから、これ丁度いいと思う。

これで残りは馬賢と魯泉の会話のみ。
まあ、このくらいならネームで考えても大丈夫だろう。

よし。明日はネームを描きます!

カラー塗り

............という訳で、今日の仕事はカラー。

俺は仕上げの部分だけ描けだから
時間は出来るだけ縮む、1枚1時間以下はノルマになる。

基本的に背景塗り、1枚30分くらいは可能。
うーん、色んな意味では新鮮だけど
カラーやっぱり時間かかります。

これで今日終わり..........(汗

夜はシナリオ書かなくちゃ......

2010/10/05

仕事は考えること

http://www.comibook.com/cb3622

今回の81章は賭けを出せた。
疫病神の暴走を思い切りを描く。
作品が嫌われた覚悟で霍安をやらせた。

.......昨日でほぼ力尽くしで12時間も寝た。
今日はちゃんと休みを取る。

そして、”考える”時間です。

カラーの描き方も、効率の事をしっかり考えて
やり方を決まりましょう。具体的にそれは明日の仕事。

そして今日は、3週分ジャンプとサンデーの一気読む予定。

明日は82章のシナリオを考えます。

黄雷の出番はいくらでも少なさ過ぎて
この辺りに与えないといけないし、
そしてその回は次の戦いのスタートを描かないといけないし
さらに焦猛のフォローも含めて
一体何ページを必要のが、明日が考えます。

..........実は、こういう仕事というものは”考える”が重要。
やればやるほど実感した。

2010/10/04

進擊の巨人

勧められて読みました。

色んな意味で勉強になりました。

特にアクションの部分、”巨大感”と”パワー”を表現できる所は
本当に素晴らしい。
このポイントだけなら間違いなく世界級。

もちろん、話の部分も良い
アクションメインの作品なのにストーリーはサクサク進める
作者のネームは相当に上手い。

40ページでほぼ毎回ちゃんと話を進めるのは
構成として結構勉強になる。

漫画だから誤魔化す、
普段スルーされた細部はしっかり描いてるから
説得力はある。画力ではなく演出力が格段に良い。

次巻も期待します。

2010/10/03

あとスピード線.....

アシスタントUさんは5時間、助っ人は残ったベタを完成
残るのはほぼスピード線のみ。

........5~6時間くらい必要でしょう。
まだ間に合うけど風邪のせいで眠い........

今回の原稿はずっとこの調子。

2010/10/02

”本番に強い”の意味

ちょっと考えたけど、
”本番に強い”という事はなんでしょう?

大事な試験とか大きな試合の場合
普段通り、あるいは以上の実力を出てる人はどんな人だろう?

よく聞いたのは、リラックスして緊張しないの方
練習で身に付けた力そのまま出せるとか、
それもあるけど、なんかそれだけで説明を付かないの気がする。

それで、ある説明を見ました。

本番の実体は、タイミングのことなのです。

つまり、例えばイチロー選手がどんなにすごくても、
実際にすることはほんの一瞬自分の近くに来る球を打つだけです。
しかしながら、その一瞬に打てなければ、
イチロー選手の全生活は否定されてしまうのです。
 
その一瞬に打つだけで、イチロー選手は大金をもらえるのです。
それが家でできても意味がないのです。
つまり、人間はある一定のタイミングのときに
ある行動ができるかどうかが、評価を分けるのです。
 
このタイミングのことを、本番というのです。
人生のほとんどは何もしません、つまり本番ではないのですが、
ある一定の期間内にある一定の行動をしないと、
人間は生きていけないのです。
   
延々とプランを練り、すばらしいプレゼンをし、
それに従って開発をスタートする。
このあたりまでは、本から学んだ通りになることもあるが、
実際に開発が進み出すと、予想通り行かなくなるのが常だ。



どんなに沢山の情報があり、
それらから理想の開発方法を考え出しても、現実の環境は厳しい。
人、技術、予算から社会環境まで、
条件は微妙どころか大いに違う。

理想と現実の違いを知って、現実にどんどん合わせて行ける人が、
本番に強い人ではないだろうか。



 
........という訳で、そういう事らしい。
この2つは結構重要と思う。
 
本番はどうか分かりませんが、盤古の連載は確かに
この2つで助かれた事があります。
 
連載を始めると、きっと予想と現実の差を感じてくる。
そして良いタイミングで、修正を効かせれば
連載を良い方向に転ばせるのだ。
 
予想と現実の差で慌ててしまう人は半分その場で諦める。
残り半分は、出来るだけ早めに修正しても
タイミングや修正軌道を掴まらないまま終わってしまう。
 
そう、多く回数のチャンスと時間を与えれば誰も出来る事を
その一瞬に正しい判断を下す人は
”本番に強い”の事と思う。
 
だったら、練習はこういう意味ですね。
 
その”一瞬の判断”を0.5秒だけでも縮むために、
たくさん練習(下積)が必要なのだ。
 
..........よく考えたら
冗談抜きで俺の場合は殆どいつも本番だ。

ミスくらい許せるけど失敗を許せない。 
1回でも失敗したら、この仕事を続けることは出来なくなる。
もう、やり直しの時間が持っていないから。

少し休憩を取ってもう一度に条件を整えて、次の連載を......
など悠遠な事を考えられない。

せめて本番に弱くないくらい力に付けないと
既にもう何回も死んだ事かもしれない。

とりあえずサインを

助っ人来てベタ、俺は背景描くと効果線2ページ。
アシスタントUさんは背景5時間。

ついでにコミックイベントのサインも描いて
19冊クリア。

これだけで今日は終わり。早。

.......まあ、少なくでもあとは原稿だけだ。
2日があれば何とかになるだろう。

次回はさらに上回り仕事がある。
連載自体以外の仕事は増えている。

つまり、盤古は1回で12~13日で完成する必要は
これからも多分しばらく続く。大丈夫かな。(汗

2010/10/01

81章キャラペン入れ完成

風邪がたいぶにマシになって今日の仕事ペースは元通り。

背景は2時間くらいあれば終わる。
明日からアシスタントが来る.........

結局、1週間の風邪のせいで丸2日ロス。
ちょっとキツイぞこりゃ。

原稿だけならまだほぼ100%間に合うが、
コミックのサインの事も含めて考えたら厳しい......

それ、6時間くらい必要だから
徹夜1日分の事か........普段なら出来るかもしれないが
今の体調ではちょっと危ないかも。

神を信じる事

82章のシナリオは、魯泉対馬賢の戦いその1。

今回のテーマは”信頼”。
もう少し正確的に言えば、”神を信じる事”。

大昔に、まだまだ弱かった人間は
ほとんど無条件に神を信じました。

今では迷信として扱いに近いが、
出来ない事が出会えた時、まだ神頼り。

信仰は、まだ人間が弱かった時の支え。
だからこそたくさん人を助けたと思います。

逆に神の視点では、信じられる神こそ力が持つ
だから人間の信用を得ないといけない。

つまり、弱い部分は信じるしかない
強い部分は信用させる義務があると思う。

馬賢の場合は、信頼は多分いらないと思うが
それでも人間は牛頭馬頭を信じる心が持っています。

勝手に信じてくれる人はいくらでもある。
だったら義務は生まれる。多分、捨てる事は出来ない。

王様と同じ、どんなに綺麗なお城を住んでも
良い食事があっても、権利が大きいでも
好きなだけ勝手にやる事はもちろん無いが、
これを全てを捨ててただの市民になれる事もできない。

関わる人は多いから。
逃げたいでも、全てを処理しなければならない。


我々はなんで神を信じる事だろう。
自分はハッキリ言って神様がいない、の側ですが
あってもいい、必要があると思います。

”幸せ”青い鳥ような
誰もわかるようにの”何かが”信じさせないといけない。

弱いだからこそ、生まれてきた強さ。
それが信仰と思います。

2010/09/30

週刊コース

逢魔ヶ刻動物園、連載を読んでいます。

ケモノ漫画でメジャー雑誌を連載するのは少ないから
ちゃんと人の経験を見たく、できるだけ戦略を立ちたい。

もしかしていつか週刊連載が来る時に少しでも頑張りたい。
週刊連載は難しい、その上にジャンプはさらに厳しいな世界。

動物園VS水族館篇の辺りから
1つ感想は、やっぱりこの漫画は1話完結ほのぼの系より
明らかにバトル系に向いていると思う。

ほのぼの系で行きたいなら、
元々このキャラクターデザインが無理と思う。

動物を可愛いで売りたいなら
元々で”実際にある特性やデザイン”で描くほうが有利だから。

大体、動物園VS水族館は一番の利点は
”どんな戦いになるのは予想できない”事だ。

”現実に出来る事”を描くではなく
非現実な要素を描くの方、この作品にマッチしているのだ。

だから序盤のほのぼの話は、ややイマイチと思った。


でも週刊は本当に難しい。
俺の話では、一番ジャンプ向けのは盤古だが
今で最初の10話を見れば
どう見ても2冊で打ち切りコースだ。(汗

10話の中に、ほぼ全部”良い話”系統のストーリー
バトルもアクションもあんまりないし
キャラも最も地味な3人だけしか出ない。
打ち切られない方がおかしいくらい。

盤古の話は5巻辺りからじわじわ上がってくるのだ。
連載誌はジャンプでも週刊誌でもないから
そこで助かれたが、それだけ週刊連載が難しいなんだ。

もしかして盤古は週刊誌で生き残りたいなら
少なくでも1巻目で竜神、虎神と疫病神
この3人が全て出てないとインパクトが足りない。

でも、これは一体話をどう作ればいいのか...(汗

2010/09/29

資質と開花

http://252566.at.webry.info/200907/article_5.html

漫画はよくキャラの能力が一瞬に跳ね上がる事があるけど。
現実に才能があっても伸び方は違うと思う。


能力=資質ではなく、能力の向上するスピード=資質 


という説明は割と正しいと思う。
資質は”そこに見えない道が、誰より早めに見える”事と思います。

俺の経験では、ネームやシナリオと関わる事は
比較的に早めに習ったが

作画、パースやデッサンの能力は
どうしても絵が上手い人と比べれ伸び遅い。
同じ練習量でも、同じスピードでレベルアップしてくれない。

”道”がハッキリに見えないんだ。

言われてみれば、やっと見えるけど
資質がある人は言わなくでも何となく見えると思う。
自分で道を見つけ出すこと。

この前に、下書きを加速する描き方も
他の人と聞いたら、ああいう”動線から決まる”描き方は
アニメーターに割りと常識の事と分かった。

マスター早い人なら20代前半で習えるテクニックだろう。

確かに昔は時々”今回の下書きは早い、調子がいいかな”
の感じがあったが、だんだんそれは”調子”ではなく
特別な”描き方”が存在していると、無意識に感じ取れてくる。

たまにその描き方で描いたから効率が良くなる、
そして回数を重ねると、ようやく”道”を見えてきただけ。

その道を見えた途端、
”おそらく”は”確信”になった瞬間でレベル1つアップ。
レベルアップは、多分こういう感じだろう。

この描き方は、絵描きの資質がある人にとって
多分は基本技かもしれないけど
こういう経験は自分にとって貴重と思います。


考えれてみれば、シナリオやネームの資質に関わる事は
あると言えばあるかもしれないけど
俺は描いたネーム量は普通の人より数倍あったから
そこも大きいかもしれない.....

よく考えたら、
学生時代で1万ページのネームを描き出せる人は
多分あんまり無いだろう......

と言っても、ネームだけで勝負できるほど
漫画家は甘くないし。だからいつも悩んでるし.......

”花”が咲いてもさ、
花瓶に置くか、写真を撮るか

とにかく”正しいポイント”に置かないと
せっかく”資質”があっても”価値”に変われないし。

風邪は何とかして...

今回の風邪は症状が軽いけど、けっこう粘るな....
このくらいなら寝れば明日がよくなると思ったが
6日も繰り返す、治っていない.....(涙

下書き完成、ペン入れ開始。
だが風邪気味で、スピードの通常の2/3。
描けるのは描けるけど、効率が悪いな.......

明日まだこの調子だったら病院にいくしかない。
仕事を続けても、明後日はそろそろアシスタントが来るので
治せないといけない。

2010/09/28

ヤケクソ

昨日の描き方でやれば
盤古は23ページで12日を描き出せる確率が上がる。

今回は病気を挟んだが、
とりあえず25ページは14日で仕上げ。
そしてコミック発売のファンサービスも含めて.......

うわあ。何コレ。

...........聖剣の時と違ってネームを考えなくてもいいが
依然、キツイペースで仕事を続く。
10月は多分締め切りと戦いが続く。

今日の朝まで残り下書きを完成する。
........なんかもうヤケクソです。(汗

あと7~8ページくらいあるぞ。
昔なら1日近いの仕事だぞ.....


一応出来るだろう、と思うたらやるしかない。
気付くと何このハイペース。(汗

本当に、あんまり考えられない
悩む暇すらないから、逆にたくさん仕事をクリアできるだろう...